関西・歌舞伎を愛する会・芝居の里バスツアー

              関西は、お芝居ゆかりの地の宝庫です。私たちが生活や仕事をしている周囲には、
               お芝居にゆかりのある歴史的な建物や記念の碑などがあります。
               バスツアーを実施し、お芝居との関わりについて解説を受けるとともに、文化や歴史
               などについても理解を深めようという行事です。

       

           道成寺釣鐘、420年ぶりの歴史的な、お里帰り
    
            
和歌山県日高郡川辺町にある「道成寺」は、天台宗の和歌山県最古の寺であり、
             安珍・清姫の伝説で有名です。歌舞伎舞踊では、白拍子「花子」が踊る「京鹿子娘
             道成寺」が最も有名ですが、この道成寺には、鐘がありません。豊臣秀吉の紀州
             征伐の時、京都に持ち帰り、妙満寺(左京区岩倉)に納めました。以来、道成寺には、
             鐘がありませんでした。
              420年ぶりに釣鐘にお里帰りをしていただこうという、極めて有意義な行事を企画し
             主催されたのは、日高地方活性化協議会(玉置俊久会長)です。玉置俊久会長は、
             7月大歌舞伎公演の開催中に、真っ先に、関西・歌舞伎を愛する会に対し趣旨説明
             と各種相談に来られました。愛する会として、積極的な協力を約束するとともに、バス
             ツアーで行事に参加する事などについて、打ち合わせをしました。

        
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厳かに、お見送り鐘供養
                 2004年10月2日(土) 京都・妙満寺

            
妙満寺において、420年ぶりに道成寺にお里帰りする釣鐘を、お見送りする鐘供養が
             厳かに営まれましたので、関西・歌舞伎を愛する会として参列してきました。
             供養の後、先斗町芸妓衆による奉納舞がおこなわれ、お見送り行列がありました。

             


 

           
京都市左京区岩倉の妙満寺で、お里帰り記念法要が厳かに営まれました。

 

 
              先斗町芸妓衆による奉納舞のあと、盛大に釣鐘をお見送りしました。

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特別企画・第15回、芝居の里バスツアー
        
道成寺
釣鐘、420年ぶりのお里帰り行事に参加
           芳沢あやめ、井原西鶴の生誕地、中津村も訪問。 


        
   平成16年10月3日(日) 和歌山県日高郡、道成寺へ

              10月3日(日)に、420年ぶりに道成寺の釣鐘がお里帰りをし、中村富十郎さんも出
             席されて、歴史的な行事が開催されました。関西・歌舞伎を愛する会、は、バスツアー
             を実施し多くの方々にご参加いただきました。
              車内では、これまでお芝居探検隊の隊長をお願いしている、愛する会の河内厚郎
             世話人から道成寺について、またお芝居探検隊のガイドなどでお世話になっている、
             杉下賢三さんより、芳沢あやめについて詳しい解説がありました。
              釣鐘は、中村富十郎さんや3,000人が待つ道成寺本堂に安置され、式典の後、お
             里帰り鐘供養が厳かに営まれました。愛する会の参加者も法要に出席させていただ
             きました。
              その後、中津村へ移動し日本一の女方と言われた「芳沢あやめ」と文豪「井原西鶴」
             の生誕地を訪問するなど、有意義なバスツアーとなりました。
                
                  9時5分・・・大阪出発
                  10時35分・・道成寺到着
                          (昼食) 
                  11時30分・・・釣鐘行列見学
                            釣鐘、道成寺本堂に安置
                             木村和歌山県知事、中村富十郎さん、牧瀬里穂さん、
                             須賀貴匡さんら挨拶
                  12時30分・・・宝物館拝観
                  13時00分・・・本堂で、お里帰り鐘供養に参列
                  14時15分・・・行事終了後、バスで中津村へ移動。
                  15時00分・・・中津村、芳沢あやめ、井原西鶴の生誕地を見学 
                  16時00分・・・中津村出発
                  18時25分・・・大阪帰着 

              

 

      土生(はぶ)八幡神社を出発した釣鐘は、宮子姫の時代行列とともに、道成寺までパレードされました。  


 

      420年ぶりに、道成寺本堂に安置。式典では、中村富十郎さんらが挨拶されました。
             芳沢あやめの生誕地、中津村を訪問。笹 朝一村長から歓迎の挨拶をいただきました。

 

     芳沢あやめ顕彰碑の前で、説明を受けるとともに、その後、紀州井原家宗家屋敷跡に建つ、西鶴記念
     交流館を見学。入口付近に井原西鶴、徳川吉宗が産湯に使ったと伝えられる井戸がありました。



      
  道成寺釣鐘、お里帰り行事に参加して
                          


         
 安珍、清姫の伝説で知られ、歌舞伎舞踊を代表する「京鹿子娘道成寺」の舞台
         となった道成寺。その釣鐘が秀吉の時代、紀州征伐の戦勝品として没収され、京
         都岩倉の妙満寺に奉納されていたという事。その鐘が実に420年を経て、道成寺
         に里帰りするという。実に興味深いことです。そして、またお里帰り行事には「娘道
         成寺」を家の芸とする、人間国宝の中村富十郎丈や、映画「道成寺、蛇炎の恋」に
         出演の牧瀬里穂さんや、須賀貴匡さんも参加するということで記者会見や報道もさ
         れ、日高の町おこしにとどまらない評判を呼んでいると聞きました。
         10月3日、関西・歌舞伎を愛する会の皆さんと一緒にバスで大阪を出発しました
         が、世話人、河内厚郎氏の道成寺についての話、杉下賢三氏の芳沢あやめの話
         の間に「京鹿子娘道成寺」のビデオ上映もあり、またたくまの2時間で道成寺に到
         着しました、早目の昼食後、釣鐘行列を待つ内、川辺町土生八幡神社を出発した
         時代行列に牧瀬さんらが先導となり、長い石段を無事かつぎあげて、道成寺に到
         着です。本堂では富十郎さんや住職の出迎えを受け鐘は安置されました。口から
         蛇炎をはく大蛇が本堂を一周するハプニングもあり、境内は大変な賑い。お祭り気
         分も最高潮の中、富十郎さんや牧瀬さんらのお話やインタビューもあり、大勢の人
         だかりで、鐘も驚いているのではと思ったくらいです。道成寺の拝観も出来、1時
         からの鐘供養に私達も参加させていただきました。式は妙満寺、能楽、松竹、川
         辺町関係者、富十郎さんらが揃い厳粛な雰囲気で私達まで焼香をさせていただき
         感動しました。この後11月27日まで鐘は道成寺本堂に安置されるとの事です。
          私達はその後、日高川に添って中津村へバスで移動、芳沢あやめの生誕地、井
         原西鶴記念交流館まで見学し、地元関係者の方々の懇切な案内に感謝しつつ、
         夕刻和歌山を後にしました。大変有意義な一日だったと思います。
       


      
第15回、芝居の里バスツアー
       (道成寺ニ代目釣鐘お里帰り記念行事)に参加して

                                         


          10月3日(日)午前9時大阪駅前を曇天の中、ほぼ満席の観光バスが紀州道成寺
        を目指して出発した。
         車中、事務局手製のとても詳しいA4サイズで見やすい資料の解説があった。まず、
        河内厚郎先生が道成寺についてと午後から訪問する紀州のヒーロー井原西鶴の紹介
        をされた。次に杉下賢三先生が「娘道成寺」で五代目を襲名した中村富十郎丈の祖、
        初代芳沢あやめの人と芸のお話をされた。川辺町の道成寺に着く頃は晴天となり、42
        0年ぶりの里帰りとなる二代目釣鐘の到着を待った。1585年(天正16年)に豊臣秀吉
        の紀州征伐で没収され京都の妙満寺に奉納された釣鐘は、高さ1.2メートル、重さ250
        キロで予想していたよりも小振りだった。厳かに本堂に安置され我々も法要に参加し、
        和歌山県最古のお寺の歴史ロマンに酔いしれた。
         今全国で映画《娘道成寺-蛇炎の恋》(主演・中村福助)が上演されている。たまたま
        昨年7月20日に高野山での撮影現場に遭遇し、雨の中無理を言って福助丈とツーショ
        ットさせて頂いたのを思い浮かべていた。眼を開けると目と鼻の先に人間国宝の富十
        郎丈がおられたのでこれもご縁と、厚かましくツーショットに納まった。いやはや御本尊
        の千手観音菩薩様(国宝)のご利益か?(小生・ネズミ年生まれ)楽しいこと尽くめのバ
        スツアーであった。
         道成寺では来年3月26日〜4月27日迄、33年に一度の北面秘仏御開帳がある。会
        員の皆様一度お訪ねになってみてはいかがでしょうか!      
         
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       秋晴れの中、お見送り鐘供養
         
650年ぶりに、お兄さん鐘と再開し、妙満寺へ出発しました。  
 
         10月3日(日)に、420年ぶりにお里帰りをした釣鐘は、2ヶ月間、道成寺の本堂に安置
        され、期間中約7万人という多くの方々が参拝されました。11月27日(土)にお見送り鐘供
        養が開催されましたので、参列しました。釣鐘は途中、光源寺にあるお兄さん鐘と650年
        ぶりに再開し、お兄さん鐘の音を聞きながら京都の妙満寺へ帰っていきました。 
        
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お見送り鐘供養の後、秋晴れの中、地元の美山太鼓が披露されました。

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つづいて、あやめ踊り、天音太鼓が演じられ、釣鐘が出発しました。

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途中、光源寺にあるお兄さん鐘と650年ぶりに再開するとともに、お兄さん鐘の
          美しい音を聞きながら京都、妙満寺へ出発しました。
 
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        お帰り鐘供養
           
2月のお里帰りをした釣鐘が、妙満寺に帰ってきました。
 
          2ヶ月間のお里帰りをした釣鐘は、10月28日(日)に、京都、妙満寺へ帰ってきました。
         420年ぶりという、長い歴史のロマンを感じさせられる、道成寺の釣鐘お里帰り行事は、
         多くの方に感動を与え、大成功に終わりました。
          妙満寺では、人間国宝の中村富十郎さんも出席され、お帰り鐘供養が厳かに営まれ
         るとともに、島田総務の手によって釣鐘が撞かれ、重厚で美しい音色が響きました。




          紅葉が美しい中、多くの方々の出迎えを受け、釣鐘が妙満寺へ帰ってきました。




          お帰り鐘供養のあと、妙満寺・島田幸晴総務の手によって釣鐘が撞かれました。

               
ここをクリックすると、釣鐘の音を聞く事が出来ます

 
(釣鐘の映像について、妙満寺・島田幸晴総務、和歌山県日高地方活性化協議会、玉置俊久会長にご協力をいただきました)
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         妙満寺に返納された釣鐘
                                   

 
        日高の里「道成寺」に里帰りしていた釣鐘が二ヶ月を経て、京都市左京区岩倉      
        にある「妙満寺」に帰る日が来ました。 
          十一月二十八日は青天に紅葉の照り映える美しい日で、京の山々を借景にし
        た庭が美事な顕本法華宗総本山妙満寺で一時半から「ご返納鐘供養」が始まり
        ました。
          道成寺から付き添った住職はじめ関係者、鐘の荷い手が本堂に到着、特別参加
        の人間国宝、中村富十郎夫妻、妙満寺関係者が出迎え鐘が無事本堂に安置され
        ました。「もうこちらに帰ってくるのはイヤだと戻ってこないのではと大変心配した」と
        の当寺住職の出迎えの挨拶があり、参列者一同厳粛(げんしゅく)な中にも和やか
        に式が進行し、富十郎丈は道成寺と妙満寺両方の式に参列出来た意義深さと感動、
        この鐘の不思議な功徳を語られました。その後、顔見世の舞台稽古の為退出されま
        したが、金剛流能楽の奉納舞があり、最後にめったに搗(つ)かれた事のない鐘の音
        を、拝聴出来る事になりました。一同心と耳を澄ませて正座し、厳そかでどこかやさし
        げな美しい鐘の音色に聴きほれたことです。
          そして寺院と歌舞伎という二つの違った世界を、紀州と京という二つの場所をこの
        鐘がつないでいるような気がしてなりませんでした。

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    平成17年3月26日(土)から4月27日(水)まで、道成寺の
      秘仏が33日間、御開帳されます。

       
 多数の方々のご参拝を、お願いします。   

                
            

                    (チラシをクリックすると拡大します)