■3月16日

キュウハチと言うと最近ではWindows98を指す言葉になってしまいましたが、今回のお話はそちらのキュウハチではなく、NECが世界に誇る(誇っていた?)純国産パソコン、PC98x1のお話をしたいと思います。なんでまた今時PC98x1の話かと言うと、先日友人からPC9821Ce2なるものを譲り受けたからなんですね。このパソコンがまたCPU:i486sxの25MHz、HDD:170Mbと時代遅れもここまでくると救いようが無いという低性能ぶりなんですが、ここのところ話題のLinuxは何とか動きそうと言う事で、その学習用に譲ってもらったと言うわけです。
とは言ってもそのままではやはり実用には耐えないので、秋葉原で見つけたジャンク品のQuantum社製IDE接続HDD(540Mb:\2000)とAlliedTelesis社製のCバス接続ネットワークカード(10BASE-T:\3980)を足しました。また、ディストリビューションにはPC98で動くようにPlamoLinux(SoftwareDesign7月号付録:\1180)を使ってみました。

で実際にLinuxをインストールしようとしたんですが、これがなかなか上手く行かなかったです。確かに日本語化されたウィザードは親切で、CD-ROM内のドキュメントを参照しながら行えば迷う事はほとんど無いんですが、肝心のウィザードが最後の方で停止してしまいブートローダを手動で導入しなければなりませんでした。それでも一応インストールには成功したので、今はCUIに慣れるべくいろんなコマンドを試しているところです。将来的にはftpとhttpのサーバを移行させたいと思っているのですが、CUIというとDOSくらいしか知らない僕にそんな事ができるのか心配です。

と言う事で、本日から医師国家試験のお手伝いが本格的に始まります。次回はその様子なんかをレポートできたら良いかななんて思っています。

■3月13日

雪山から帰ってきました。前回書いたようにNM207(以下携帯電話)で雪山から更新しようと思っていたのですが、合宿(の飲み会)が意外に忙しく結局【割烹よしを】を更新することはできませんでした。一応携帯電話経由でのメール送受信はしていたんですが、肝心の文章を書く時間が無かったので更新できなかったと言うわけです。
で、山奥から携帯電話経由で接続してみた感想なんですが、回線の不安定さ(プチプチ切れることがあり)と認証の遅さ(2分以上かかる事あり)が不満だった以外ではおおむね満足でした。ただ、同行した部員の持っていた他のキャリア(IDO等)の携帯電話でも通話圏内だった事を考えると、敢えてNTT Docomoでありつづける理由も無いかなという気もしてきました。

話は変わってNOKIAの携帯電話といえば、帰京してニュースサイトを眺めていたところNM502iなるものが発表されたみたいです(非公式ニュースリリースを参照)。実は以前友人からその話は聞いていたんですが、思ったより早く発売されそうな感じです。僕にi-modeは必要なのか?と考えると、そうでもない気もするんですが、先日メールの確認を怠ったばっかりに待ち合わせをしくじったこともあり、ちょっと欲しいかなという気もします。というか多分物欲に負けて買いますね。ええ。

■3月3日

ようやく再試験が終わりました。自己採点では合格ラインに届いていたようなので、何とか無事に6年生になれそうです。いやひとまずホッとしました。
それでめでたく春休みに突入という事になるんですが、今年もなかなかやる事が多いです。恒例のスキー部の合宿に加えて今年は国家試験のお手伝いをさせていただく事になってますし、ぼちぼち自分の就職先も探さなければなりません。もちろん割烹よしをも更新したいですし、試験でお預けになっていた読書や映画鑑賞なんかもしたいですね。という事で、うまく時間を使ってやりたい事全部やるぞ、と心に誓ってみたりしました。

それと僕は明日からスキー合宿に行く事になります。今回はデジカメ+携帯電話+ノートPCを持っていこうと思っていますんで、雪山からの更新をご期待ください(そんな余裕はないかもしれませんが…)。

■2月21日

暖冬といわれた今年の冬ですが、今朝(日付的には昨日の朝)僕の住んでいる多摩東部では雪が降りました。それに伴って気温もかなり下がり、北国出身者としては「冬はこうでなくっちゃねぇ〜」などと、朝から妙な感慨にふけってしまったわけです。

そんな感慨を持ちつつ「今日も再試のお勉強〜♪」なんて思っていたところ、一つ困ったことに気がつきました。それは「勉強するにはやや寒過ぎる」という事です。と言うのも以前【主人のお作り】に書いたように、エアコンが壊れてから我が家の暖房設備は小さな電気ヒーターとコタツ1つでいこうと考えていたわけで、こんな寒さは想定外だったわけなんですね。一応、厚着+コタツと工夫してみたりしたんですが、どうにも勉強に適した温度環境にはなりません。しかも今日は日曜日なので、学校の図書館は休業日です(なんとかしてください>K林大学)。結局、気が進まないにもかかわらずファミリーレストラン(以下ファミレス)にて勉強する事にしました。
まあ普段ファミレスで勉強する事が多いので、それ自体は嫌ではなかったんですが、日曜日のしかも昼となると少し事情が違ってくるんですね。それというのも休日は小さな子供連れのお客さんが多く、非常にうるさくなりがちでまた混雑するので長居もしづらいんですよ。果たして今日のファミレスもそうだったわけです(涙)。しかし我が家の環境よりはマシと、子供が走り回る中でヘッドフォンを付けコーヒーだけでふてぶてしく長居してしまいました(デ○ーズの店員さんスミマセン…)。

そんな感じで再試験まであとわずかになってしまいました。再試が終了するまでは更新はキツイと思いますので、しばしの間お別れとなります。

■2月14日

音楽には非常に疎い僕ですが、今回はフュージョンの生演奏を聴きに行ったお話を書こうと思います。

そもそも音符さえ読むのが危うい僕がなぜ生演奏を聴きに行くことになったかと言うと、友人の知人の人でライブを演るという話があり、一緒に聴きに行こうと誘われたからなんですね。クラシックやロックの生演奏を聴いたことはあったんですが、フュージョンというジャンルに関しては、その名前くらいしか知らなかったわけで、かなり興味をそそられてしまったわけです。

それで渋谷区神宮にあるブラジル料理店(そこが会場)まで足をのばしたわけですが、いやなかなか良かったです。音楽に疎い僕が感想と言うのもおこがましいんですが、ロック系の生演奏とはまた違った「熱気」を感じる事ができました。とくにサックスの音がカッコ良くて、自分もあんな風に吹けたら良いなぁなどと妄想を膨らませてしまいました。
という事で、フュージョンやジャズ系の生演奏も結構良いものです。今回は都合上食事とお酒を楽しむ余裕がありませんでしたが、次回は美味しい食事とお酒でも飲みながらゆっくりと聴きたいなぁなどと思いました。

という事で、本日を持ちまして割烹よしをも2周年を迎えました。今年度はアクセス数もだいぶ増えまして、ますます多くの方々に見ていただいてるかと思うと嬉しい限りです。見に来てくださった方々、それにメールくださった方々、本当にありがとうございます。最近更新が滞っていますが、今後とも自炊コンテンツの充実に努めたいと思いますです。ハイ。

■2月6日

市の水道局の人から「水漏れしてますよ」と指摘を受けて、トイレを修理をしたのが約1ヶ月前の事でした。確かに数年前からトイレの貯水槽のゴム栓が壊れており、流す度にチョロチョロと水漏れしていたんですが、実用的な問題は無かったのでずっと放置していました。
しかしまあ他人に指摘されたこともあり、大家さんに相談したところ敷金の中から修理代が出るとの事で早速修理をしてもらったわけです。

それでついこの間先月〜今月の水道料金の請求書が来たんですが、これが見てビックリ!。なんと先々月分の約4分の1になってるんですよ。つまり今まで約4倍の水道料金を払っていたことになるわけです。ああなんてもったいない…。
思いなおして過去の請求書を見てみると、ここ数年は最大\6,000/月程度かかっていたんですが、今月の請求は\1500/月でした。仮に3年間そうだったとすると、\162.000の損になります。16万ですよ16万!!。なんだかもう死にたい気分です。

と言う事で、これを期に電気やガス料金も見なおしてみようと思った週末でした(涙)。

■1月28日

どうも最近のソフトウェア(とくにMicrosoft製のオフィス系製品等)はやたらにリソースを食うものが多く、同時に多くのソフトを立ちあげているとすぐにマシンがハングアップしたり、一般保護法のエラーが出たりして非常に面倒くさかったりします。まあマシンパワーが不足しているといってしまえばそれまでですが、我がMebiusノートは造設が容易でない、というか不可能なので、なるべく一つのソフトで済ますか、もしくはなるべくメモリを食わないようなソフト(いわゆるネットウェアや旧バージョンの物なんか)を多く使っていました。

で、ふとタスクトレイ(タスクバーの時計の横)を見ると結構不要な常駐ソフトがあるんですね。ひょっとしたら、これらがリソース不足の原因なんじゃないか?!とWindowsが起動するたびにわざわざ常駐ソフトを終了させていたのですが、それも面倒なのでスタートアップに登録されているものはどんどん削除する事にしてました。

がしかし、そこで問題が発生したんですね。確かに常駐ソフトを削除するとリソースに余裕が出てくるらしくWindowsは安定するのですが、それら常駐ソフトの中には例えばインターネット接続時に必ず起動させる接続料金測定ソフトや、ICQ等のページャーが入っていたので、今度はインターネットに接続するたびにそれらを別個に起動しなくてはなりません。それも非常に面倒くさいわけです。
また、インターネットに継がないときはそれらの常駐ソフトは不要なんですが、今度は音楽を聴こうとするとエフェクターソフトが必要になり、モバイル時にはバッテリーマネージャとかが必要になったりします。で結局、パソコンの使用状況なんか必要な常駐ソフトが変わってきてしまうわけで、それらをいちいち別個に立ちあげるのは面倒くさいわけです。

で、いろいろ悩んだのですが、結局MS-DOSのバッチファイルを使って目的別にソフトをまとめて立ちあげる事にしました。具体的にはどういう事をしたのかというと、例えばインターネットに使うソフト群、音楽鑑賞時に使うソフト群というように、目的に合った複数のソフトがある場合、それらをまとめて起動するような目的別の子バッチファイルを作成します。で、それとは別に親バッチファイルを作り、そこで簡単な分岐プログラム(と言う程の物でもないですが)を組んで、例えば「モバイルしますかY/N」みたいな質問形式で目的別バッチファイルを立ちあげるようにします。それでこの分岐プログラムの入った親バッチファイルをスタートアップに登録しておけば、Windowsの起動と同時に質問に答える事で自動的に目的に合った環境に常駐ソフトを起動させる事ができるわけです。

で、最近はこのシステムが結構気に入っており。質問も普通に「モバイルしますかY/N」を「移動弁公(モバイルの意)?」と中国語で書いてみたりして自己満足に浸ったりしています。常駐ソフトに限らずいろいろな目的に使えるし、わりと簡単に作る事ができる方法なので、特に時間にせっかちな人は試してみましょう。かなりオススメな技です。

■1月22日

秋口からバレンタインデーにかけてお菓子業界はチョコレートに力を注ぐようで、今日ふと立ち寄ったコンビニにも新しいチョコ製品が並んでいました。根っからの自炊人間な僕はそういうお菓子なんか食べないだろうと思われがちですが、実はお菓子大好き人間だったりもするので、思わずそれらの新製品を全部買ってきてしまいました。
買ってきたのは、明治製菓の出している「Fran」と江崎グリコの「ムースポッキー」(4箱の写真)で、どちらも含気の多いチョコがウリのポッキーです。2種類ともにホワイトチョコとブラックチョコの2バージョンがあり、両者1箱に3袋入ってるところや値段が\148と共通点が多く、明らかに対抗商品という感じでした。

それで早速食べ比べてみたわけですが、さすが対抗製品だけあってか両者にはあまり差が無かったです。強いて言えばホワイト、ブラックともに「ムースポッキー」の方がカカオ感が強い感じがして僕好みでした。
とここでふと考えてみたら、年が明けてからは実家から持ちかえった大量のチョコ(こんなに大量)を食べ、今日はポッキーの新製品を食べ比べたりと最近チョコ三昧だったわけです。そりゃ体脂肪率が5%も増えるわけだ、と一人納得する今日この頃でした。

■1月16日

ここ数日の間、我が家に2匹のハムスターが居候していました。名前は2匹あわせて「ハムコスター(見た目はこんな感じ)」というんですが、外見上2匹の区別がついてない上に、「ハムコ+スター」なのか「ハム+コスター」なのかも分からないので、区別がついても未だに名前呼べなかったりします。

でまあどうしてその「ハムコスター」が我が家に居候する羽目になったかといいますと、実はペット禁止のマンションで彼等を飼っている友人がいまして、その家で定期点検があって見つかるとマズイということでしばらく預かってたんですね。この時期極寒の世界と化す我が家にハムスターを預けるというのもかなり無謀な気がするんですが、まあ小さいヒーターもあるし、デスクトップ機は常に起動中で熱を出しているので、大丈夫だろうということで預かる事にしたわけです。
ちなみに僕のアパートもペット禁止だったりするんですが、同棲禁止にもかかわらず家族連れとか住んでますし、仮に見つかってもハムスターの2匹くらいならOKそうな雰囲気なので、勝手に問題無しと判断して引き受けちゃいました。

それで飼ってみて初めて知ったんですが、ハムスターの生活サイクルってすごい短いんですよ。我が家では数時間おきに寝たり起きたりしました。あと、ハムスターっていうと輪っかの中で1日中回っているのかと思っていたんですが、実はそうでもないみたいです。確かに回っている時もあるんですが、僕が見ていた限りではカゴの下に敷いてあるオガクズを掘っている時間が多かったですね。どうも穴掘りが好きみたいです。
という事でもう本当の主人もとに帰ってしまったんですが、なかなかかわいい来客のあった数日間でした。

■1月11日

昨日のうちにやるべき事をほとんどやってしまったので、今日は「この森で、天使はバスを降りた(原題:THE SPITFIRE GRILL)」という映画を見ました。それで結構面白い映画だったので、今回は久々にビデオ映画の話でも書いてみたいと思います。

ストーリーは、刑務所を出たばかりの少女パーシーが、山奥の町の小さな食堂「SPITFIRE GRILL」で一からやり直そうとする、という所から始まります。最初は、町の人の偏見やそれに対する反発が原因でなかなかうまく溶け込む事ができないのですが、次第に町に打ち解けていきます。しかしそこで事件が起きて…、という感じで話は進みます。

でまあ感想なんですが、最初のほうはなかなか打ち解けられないパーシーがもどかしいです。町の人の対応は結構冷たいので、感情移入する人だとつらいかもしれません。まあその分打ち解けてくると、観ているほうも嬉しくなってしまうんですが…。
話の展開的には、彼女の過去や食堂「SPITFIRE GRILL」の秘密などが明かされていく過程が結構面白かったですね。話の内容自体は結構陳腐なんですが、わりと楽しめました。ただ最後の方の展開に関しては納得の行かないところがかなり多かったです。ネタばれになるので明言は避けますが、どうしてそうなるかなぁという点がかなりあり、ちょっと無理矢理に終わらしてないかい?という気がして、少々辟易しました。

いろいろ問題点はありますが、総評としてはたまにはこういうのも良いかなぁという感じの映画でした。ちょっと泣ける話が観たいアナタ、ぜひ観てみましょう。

■1月10日

成人の日が変わったために3連休になってしまったこの週末、みなさんはどのようにお過ごしでしょうか?。世間では旅行へ行く人が増えて旅行産業が潤っているらしいですが、僕はいたって平凡な週末を過ごしています。実に今日までの2日間、正月にできなかった買い物や掃除をしたりレポート書いたりと雑用に追われていました。

それで今日(日付的には昨日)はその雑用の一つで、お茶の水で医学書を買ってきました。実は3月に再試験がありまして、そのために国家試験用の問題集をそろえようかと思っていたんですが、原価で買うと約\40,000とかなりの値段になってしまうんですね。確かに学内の書店では1割引で買えるんですが、品揃えが少なくて比較検討できない事からとりあえず新宿の紀伊国屋やお茶の水の三省堂などで立ち読みしてみようと思っていたわけです。
ところが先日、「お茶の水に1割引で販売する医学書店がある」という情報を実習の班員から聞きつけていたので、今日はまずそこに行ってみました。場所はお茶の水駅のお茶の水橋口(聖橋口じゃない方)を出て、角に交番のある一方通行の道(川に平行に走っている)を西へ向かってすぐなんですが、これが非常に分かりずらい。バーガーキングのあるビルの3階なんですが、看板が非常に小さく実際店頭に行くまではその存在を疑ってしまうような書店でした。
で肝心の品揃えはどうだったかと言いますと、うーん…、学内の書店とそんなに変わらなかったですね。日曜日も営業している事や三省堂が近いので比較検討後すぐに購入できる事、路上駐車ができるので交通費はかからない事が僕にとってはメリットなんですが、うちの大学の場合は学内の書店の方がメリット多いかもしれません。あ、でも問題集はここで買いましたけどね。

という事で、わりと暇な週末のお話でした。明日は何をしようかなっと…。

■1月4日

仕事始めが実習始めという事で、実家での正月も早々に切り上げて上京したのですが、さすがに東京は暖かいです。特に今日(日付的には昨日)は最高気温が16度と暖かかったみたいで、久しぶりにセーターなしで生活することができました。

と言うのも、実は我がアパートのエアコンが昇天されて室温=外気温という状態が夏から続いていたので、正月明けに東京に帰ってきたら寒くて生活できないんじゃないかという不安があったんですね。結果は前述のとおり、暖房はおろか厚着もしなくて良かったわけです。実は寒くなった場合のために小型の暖房器具(¥2000相当…)を購入してそれにコタツを併用することで乗り切ろうと思っていたのですけど、どうもそんな必要さえ無さそうな雰囲気のする陽気です。

で、今日はそんな陽気に刺激されて部屋の整理をしたんですが、久しぶりに目にする文庫本や新書を読みふけるばかりでさっぱり進みませんでした。明日からは実習が始まるというのにどうもイマイチ緊張感が無いありさまです。こんなんで実習できるんでしょうかねぇ?。そう言えば米も炊いていないし、なんかたるんでます。頑張らなければ…。

■2000年1月1日

あけましておめでとうございます。なんとなく2000年になってしまいましたが、皆さん2000年問題の方はどうだったでしょうか?。とりあえず僕が今居る新潟市では特に問題になるような事は起きておらず、TVのニュースを見ている限りでも、国内ではそれほどの混乱は無かったみたいです。しかし専門家と呼ばれる人の中には、これから年度末にかけて日付の狂いが少しづつ露見してくるという意見もあるそうなので、あんまり気が抜いてはいけないらしいです。

で、実家で過ごす年末は結構暇だったので、久しぶりに活字を読みたくなって大量に本を買ってきてしまいました。以下買った本の紹介をしたいと思います。
いわゆる普通の文庫本では、角川文庫の永井明の「僕が医者をやめた理由」の普通編と青春編を買いました。あ、でも別に医者をやめて料理人を目指そうと思ったわけではなく、ただ単に内容が面白そうだからなのであしからず、です。それから興味本位的好奇心満足用に、講談社現代新書の「介護保険・何がどう変わるか」「軽症うつ病」「時間を哲学する」などを買いました。現代新書では「構造主義入門」とか「犯罪学入門」にも心を奪われそうになったのですが、こういうのにハマるとしばらく出てこれないタイプの人間なので、本業(医学)をほっぽり出さないためにも断念してきました。うむ残念。

まあそんなこんなで2000年も割烹よしををよろしくお願いします。

■12月27日

Six Senseという映画を観ました。もう劇場公開が終るらしいと誘われて久しぶりに映画館まで観に行ってきたのですが、これが結構楽しめたんですよ。という事で今回はSix senseのお話です。

ストーリーの概略は、ブルースウィリス扮する小児専門の精神科医が、過去に治療を失敗した患者とそっくりな子供に、その失敗を繰り返したくないがために頑張って治療をしようとする、というものでした。まあ要するに、ええ話やなぁ〜系ストーリーという事です。
それでどこが楽しめたかと言いますと、実はストーリーより伏線探しでした。映画の冒頭に「映画を見終わった後に秘密を周囲の人に口外しないでください」というテロップが出るように、実は映画中にある秘密が隠されています。それで最後にそれが明かされることによって「そうだったのか…」的な展開が起こるんですが、その秘密の伏線を探すのが結構楽しかったわけです。しかも伏線探しについてはWWW上でも討論できるように公式サイト(http://www.six-sense.com/ってそのまんまですが)も設けられており、映画を見た後でもさらに楽しめるつくりになっています。

ちなみにその秘密以外のところはどうだったかと言いますと、正直言ってイマイチかなという感じでした。話自体は結構泣かせるんですが、中途半端かつ陳腐な演出(特に観客を怖がらせようという所)などが鼻について、せっかくの良い話がウソ臭くなってしまっているのが残念でした。厳しい事を書けば、最後のオチのために作った映画、という感じは否めませんでした。
ただ批判的に書き始めると、秘密や伏線に関する部分も、適当に事象を並べてその解答を示さないだけではないか?、という気がしてきます。多くの伏線らしき描写を残しつつその解答を示さないという点では、庵野監督の新世紀エヴァンゲリオンなんかと比較できますが、そうするとなおさら厳しい事を書かなくてはならないような気がするので、批判はこの辺でやめる事にします。ええ。

という事で、謎好きの方におすすめの映画です。そもそも第六感を示す「Sixth Sense」ではなく「Six Sense(何故か単数形)」という題名という点からして、気になってきませんか?。気になった方は何度も観返せるようにビデオレンタルが始まったら観てみましょう。と言っても観たからと言ってその謎が解けるわけではありませんが…(ただの間違いと言ううわさもあるし)。

■12月23日

Linde(リンデ)というドイツパンのお店が吉祥寺にあるんですが、ここのパンがとても僕好みで、数あるパン屋の中でもお気に入りのお店なんですね。日曜日に営業していない事が玉に傷なんですが、買ったパンをお店の2Fで食べることができるので、吉祥寺で食事をする時にも重宝してました。2Fではパンと一緒にコーヒーやミネラルウォーターを注文する事ができますし、お昼時でもそんなに混む事はないので、静かに本でもを読みながらランチしたい時にうってつけだったりします。ただ場所が吉祥寺という事もあり、ふと思い立って行くにはちょっと遠いのが難点でした。

ところが先日自転車で吉祥寺に向かっていると、道の途中に新しく分店がオープンしてたんですね。このお店も吉祥寺店と同じく、中でコーヒーを飲みながらパンを食べたりできるように席が設けられていて、イイ感じのつくりでした。小さいながらも駐車場もあるので、車で行くこともできますし、今度からこっちのお店でパンを買おうかなと思ってしまったわけです。

詳しい場所や扱っているパンについては公式サイトにかなり詳しく掲載されていますので、興味を持った方は見てみましょう。特に、穀物のしっかりとした味がするパンが好みの方にはおすすめのお店です。ただしお値段は高めなので、日常的に食べるには少しきついのであしからず…。

■12月17日

2000年問題が世間で取り沙汰されていますが、皆さん何か対策をしてるでしょうか?。先日ふと考えてみたところ、僕は何の対策もしていなかった事に気がついたんですね。まあ水や食料は普段から備蓄があるし、携帯ガスコンロや寝袋もあるので生きていくことはできると思うのですが、パソコンに関してはまったく気にしていなかったわけです。そういうわけで、年明けにレポートやMP3が消えてしまったらあまりにももったいない!!と急に2000年問題が恐ろしくなった僕は、試験が終わってから数日の間自分なりに2000年問題対策をやってみました。

でとりあえずデスクトップ機(以下FMV)のOSをWindows95からWindows98sp1(Microsoftいわく2000年問題対応との事…)に差し替える事にしました。それでHDDの中のデータをバックアップしようと思ったんですが、MP3がものすごい量なんですよ。FMVのHDDの容量が8.4Gあるんですが、実に3GはMP3だったわけです。これだと今までのようにZIPDisk(一枚100M)に小分けにしたりMebiusのHDD(3.2G)に退避したりしても収まりそうにないんですね。
そこで思いついたのがCD-Rです。最近はATAPI接続のドライブでも安く入手でき、また以前のように失敗が多いわけでもないという話なので、早速秋葉に行って購入してきました。

で、ここ数日間はCD-RとCD-RWを焼きつづけたわけですが、このCD-Rってのが非常に調子が良いんですね。ATAPI接続のR(書き込み)速度が6倍速で2万円くらいの普及価格帯のドライブだったんですが、CD-R7枚にCD-R/Wを1枚焼いて一度も失敗しませんでした。うーん、これはみんなハマルわけです。というわけでこれからも調子に乗ってMP3を増やしていこうかなどと思ってしまいました。

まあそんなわけで、OSも無事にWindows98sp1に入れ替えることができ、何とか2000年を迎えられそうな環境になりました。これで何も起こらないといいのですが…。

■12月11日

試験の直前だというのに、藤沢までラーメンを食べに行ってしまいました。なんでまたそんな遠くまでラーメンを食べに行ったのかと言いますと、実は後輩の家がラーメン店を始めたそうで、部活のメンバーでそこに食べに行く事になったからなんですね。

で、まずそのお店について簡単に説明しますと、場所は神奈川県の藤沢本町駅のそばで、名は「どら一」というところです。詳細はもらってきた案内の紙を参照してみてくださいな。行って見ると分かるのですが、最近のラーメン店らしくこぎれいで明るい店構えで、見た目からしてすでに期待できそうな感じのところです。また品揃えは3種類スープ(醤油、味噌)のラーメンがメインなんですが、その他に自家製のチャーシュウを使ったチャーシュウ握りやチャーシュウご飯などの珍しいメニューがありました。

僕らは大人数で行った事もあり、全てのメニューを堪能させてもらいましたので、それらの感想を書いてみたいと思います。
まずラーメンの方なんですが、基本的にはそれほどこってりした味わいではなく、特に塩味のものはかなりすっきり味でした。そういうわけで、最近流行りのこってりトンコツ味を期待して食べると「かなり薄い」という印象を受けるかもしれません。この辺りは趣味の分かれるところところですね。
またチャーシュウ握りとチャーシュウご飯は、先入観で敬遠せずにまず食べて見る事をお勧めします。食べる前は僕もチャーシュウ握りの味が想像できなくて敬遠気味だったのですが、実際食べてみるとタレが非常に美味しくてかなりイケてました。また、実はチャーシュウにこだわっているそうで、燻製のもも肉とばら肉の2種類のチャーシュウがあった事も面白かったですね。

という事で、ラーメンはやや荒削りなところがある味作りでしたが、一度食べる価値はあるお店でした。ご近所の方はぜひ一度行ってみてくださいな。