グルメ

芦花公園のアイバンラーメン

仕事帰りにラーメンを食べたくなる事が多いので吉祥寺周辺のラーメン屋さんに寄ってばかりいましたが、最近仕事が終わった後に都心に行く用事があり甲州街道を東へ走る機会があったので、かなり昔から気になっていた芦花公園のアイバンラーメン(公式サイト)に行ってきました。そもそも芦花公園周辺のラーメン屋さんは赤坂ラーメンとか天下一品とかしか行ったことがなく、特に最近はこっち方面はご無沙汰だったので何だか懐かしい感じでした。ちなみに公式サイトによるとアイバンラーメンPlusというメニューの違うお店が経堂にあるそうなので、こっちもいつか行ってみたいですね。

アイバンラーメンの入り口
お店は京王線芦花公園駅の近く、旧甲州街道沿いにあります。芦花公園の駅から北側に進み旧甲州街道に出て左折、しばらく歩くと「丸美ストアー」という古びた商店街が見えるその曲がり角にあります。旧甲州街道沿いに100円パーキングがいくつかあるので今回のように車で行っても駐車場には不自由はしませんでした。
入口は丸美ストアー側にあり、L字型のカウンターのみ10席程度しかありません。当然並ぶことが多いようで、外で待てるようにベンチが用意されていたりします。券売機で食べたいメニューを予め決めるスタイルで、麺は通常のラーメンとつけ麺から選べ、スープは塩、醤油に加えてスパイシーレッドチリやローストガーリックなどかなりバリエーションがあります。さらにトッピングも選べるので何を食べようかかなり迷いましたが、初めてのお店ではなるべく塩を食べてみるという自分ルールに従って今回もスープは塩、ただお腹が空いてたのでトッピング多めの特製塩ラーメンにしてみました。
店内に案内される時にチケットを店員さんに手渡してカウンター席で待つこと数分、ちゃぶ屋みたいな浅い皿と深い器の2段になった特製塩ラーメンがやってきました。

アイバンラーメンの特製塩ラーメン
スープに色はついていませんでしたがやや濁りが強くてトロッとしており、その中にやはりトロトロの厚手チャーシューと味付け玉子、白髪ネギ、極細の麺が入っていました。レンゲにスープをすくってまず香りを嗅いでみると、結構魚系の香りが強いですがネギの効果か臭みはありません。そのまま飲んでみると、う、旨い、出汁がかなりしっかりしてて旨みが濃い感じです。案外オイリーなのですが全然ギトギトした感じはなく、脂というより油な感じのコクがありました。極細麺は硬め好きの自分にとっては若干柔らかいかな?という気がしないでもなかったですが、今まで食べた非博多系ラーメン屋さんの極細麺の中ではコシがある方だと思いました。

という事で久しぶりにスープを全部飲み干したくなるくらいの旨みでした。系統で言うと吉祥寺の黄金の塩らぁ麺Ayumi(もう潰れましたが…)などと似た方向性でしたが、こっちの方コクと雑味がしっかりしてて旨みが強い感じなので好みでした。
土曜日の昼に行ってもそこそこ空いてましたし、夜も比較的遅くまで営業しているお店のようなので、またこっち方面に用事がある時に行ってみたいですね。

荻窪の二葉で燕三条系ラーメンを食べてみた。

当直明けに学会に顔を出す用事があり、荻窪のなごみの湯(公式サイト:いわゆるスーパー銭湯)でひと風呂浴びてからお昼ごはんを食べようと思い立った事がありました。荻窪というとテレビなどでラーメンの聖地的な扱いをされていた記憶があったんですが実際にラーメンを食べに来たことはなく、ちょっとググってみたところなごみの湯から近いのは二葉(上荻店)太陽のトマト麺らあめん花月くらいしかありませんでした。らあめん花月は吉祥寺にもありますしそもそもあんまり良い噂を聞かないところなので最初に候補から脱落し、燕三条系ラーメンが食べられる二葉と後輩に美味いっすよと勧められてた太陽のトマト麺でかなり迷ったんですが、この日の気分がガッツリ系だったので二葉に行くことにしました。ちなみに二葉の天沼店というのも荻窪駅の北口方向にあるんですが、こっちは古典的な荻窪ラーメンを出すお店のようです。これはこれでまた次の機会に行ってみよっと。

二葉上荻店
で駅から西方向に青梅街道を歩いて行くと、三井住友銀行が入ったビルの角を左に曲がったところの1階に店舗を発見しました。結構地味なのでちょっとわかりにくかったです。お店はラーメン屋さんというか居酒屋さん的な雰囲気で、カウンター以外には奥にテーブル席が数個とこじんまりしていました。土曜日のお昼過ぎでもそこそこお客さんは入っており、外で並ぶための椅子が置いてあったりすることから食事時は結構混みそうな感じです。食べたいラーメンを券売機で選んで買うシステムで、つけめんなども含めるとかなりたくさんの中から選ぶ事になりますが、今回は燕三条系ラーメン狙いだったので迷うことなくチケットを購入して店員さんに渡します。
背脂煮干ラーメンのうんちく
カウンター席には背脂煮干(=燕三条系)ラーメンに関するうんちくがかかれたラミネート紙が置いてあり、読んでると気分が盛り上がるなぁと思う反面、できれば券売機でメニュー選ぶ前に読みたかったという気もしたりします…と、よくよく考えてみると燕三条系ラーメンを現地で食べたことないのに気が付きました。5年くらい前に「新潟で見つけた 煮干背脂系醤油ラーメン」というエースコックのカップ麺を食べたのが最初最後で、背脂チャッチャ系+煮干しだしの超コッテリだったかなぁ?という曖昧な記憶しかありません。新潟県人でラーメン好きなのにこれは完全に見逃してました…。

背脂煮干ラーメンのお姿
なんて事をとりとめもなく考えている間に麺を茹でる5〜6分が経過してしまったようで、背脂が大量に浮いたトロッとした白っぽいスープに、みじん切り風の玉ねぎが大量に入ってるラーメンがやってきました。見るからにこってりしたスープをレンゲですくって味見して見たところ、案外ギトギトした感じはなくまた煮干しの魚臭さも目立ちませんでした。麺はきしめんより厚手で不均一な感じの平打ち麺で、これがとろっとしたスープに良く絡んでとても美味しかったです。チャーシューや海苔もスープと良く合っていて違和感なく食べられましたが、玉ねぎの切り方が若干荒いせいか麺をすすっていると時々鼻がツンとすることがあるのがちょっと辛かったです。煮干しの臭みをスープの油が中和し、その油っぽさを玉ねぎが中和することでこの味の調和を作り出してるんだとは思いますが、結構な量の生玉ねぎを咀嚼することになるのでかなり好き嫌いが分かれそうなバランスでした。

という事で人生初めてお店で食べた燕三条系ラーメンは、かなり個性的な逸品でした。玉ねぎの強烈さも含めジャンク度はかなり高いので、あまりしょっちゅうではないにしろ時々食べたくなる中毒性はありそうです。いつか実際に燕三条で食べて味の違いを比べてみたいなぁと思っております。

BBQ HOKKAIDOのカレーは選ぶのを間違えるとかなり味が違う。

吉祥寺の無印良品の裏辺り、昔七井の月という居酒屋があった場所に新しく北海道料理屋さんができました。北海道料理と言ってもピンと来ないので具体的に書くと、お昼はカレーで夜はバーベキューをやっているお店です。最近仕事帰りに寄れるカレー屋さんないかなぁ?何て探してたところだったので、早速寄ってみることにしました。お店の詳細な情報は公式サイト、もしくはTwitterを参照のこと。

BBQ HOKKAIDOの外見
以前営業していた七井の月のほぼ居抜きで入ってるようで、お店の入口横の道路に面したところにオープンエアな席が幾つかあり、中はテーブル席が10席ほどにカウンターという構造になっています。店内は明るい色の木材をたくさん使っており、カウンターには黒いフライパンやダッチオーブンがたくさんならんでたりもして実にログハウス的な雰囲気です。こういうお店に来ると、素材を生かした味づくりを勝手に期待してしまいますね。
テーブル席に通されると卓上にはディナー、ランチのメニューが置いてありました。北海道のカレーといえばスープカレーですが、他に普通のカレー、数種類のおかずを載せたBBQプレート、グリル料理と御飯のセット、さらにはラーメンサラダがランチでは選べるようになっていました。ちなみにまだ行ったことはありませんが夜のメニューはバーベキューという事で串焼きやダッチオーブン、グリル料理がたくさん並んでいました。これもかなり気になるので是非次の機会に食べてみたいところ…職場の忘年会とかで使ってくれないかなぁ。

BBQ HOKKAIDOのラーメンサラダトマトソース
仕事帰りにお店に訪れた時はエライ暑くてカレーを食べたい気分ではなかったので、最初はラーメンサラダを注文してみました。和風とトマトソースの二種類から選べたのでトマトソースを選んでみたところ、やってきたのは写真のようなお皿です。レタスと荒く切ったプチトマトが縮れ麺に添えてあり、さっぱりしたドレッシングがよく絡んで美味しかったです。量が少なめなのが若干惜しいところですが、夏場にさっぱりしたラーメンを食べられるお店は他にないので、また食べに来たくなりそうな感じでした。

次に夫婦で来た時はカレーを食べることで意見が一致していたので、それぞれスープカレーと、普通のカレーを食べてお互い味見してみる事にしました(というか夫婦で行くと別のものを注文してシェアするのがデフォルトだったりします)。
BBQスープカレー
僕が頼んだのは「BBQスープカレー〜鶏肉」で、大きな厚手の鉄鍋にスープ状のカレールーとオーブン焼きしたパプリカや玉ねぎ、じゃがいもに鶏肉が入っていました。スープカレーのルーはサラサラしてて辛味も弱いのでちょっと薄いかな?という気がしましたが、一緒についてきた雑穀米を取り皿に分けてそこにルーをかけて食べてると雑穀のうま味と合わさってなかなか美味しく食べる事ができました。ちなみに野菜はかなり大きく切ってあるのでそのままかじるか切って食べる必要があり、アウトドア的な雰囲気は十分出ていましたが正直言うとちょっと食べにくかったです…野菜そのものはとても美味しかったんですけどね。
知床鶏の薫製ダッチカレー
で妻が注文したのはいわゆる普通のカレーで、「知床鶏の薫製ダッチカレー」というものでした。ルーがスープ状でないので、やや浅めの鉄鍋にオーブン焼きした野菜と雑穀米、カレーのルーが入ってました。それでこのルーを少しもらってみたんですが…ん?これはあんまり美味しくないぞ。味付けが甘いわりにうま味がひどく薄いので、味はそれなりにするけどやたら平板な感じなんです。雑穀米や野菜はスープカレーと同じなのでとても美味しそうに見えるんですが、それと合わせて食べるにしてもこのルーだけはいただけない。一口食べてもうイイやと思っていたところ、妻も全く同じ感想だったようです。もしかしたらこの日だけ特別に味付けを失敗していた可能性は否定できませんが、スープカレーのルーも薄めだったことを考えるとこういう味付けなのかもしれません。

という事で、ウッディで広い店内の雰囲気はなかなか良いですし、夜は串焼きにお酒もたくさんあるようなので飲み会には使いやすそうですが、どうもこのカレーのちぐはぐ感だけはいただけなかったです。とりあえず食べに行くならスープカレーにしとくのが良さそうです。

上品なヤムウンセンを食べる。

暑い時期になるとスパイシーなエスニック系の料理が恋しくなります。吉祥寺はエスニック系料理屋さんが山ほどあるので夏になると食べに行くのですが、今年新しく開店したお店のうちOriental Spice 703というお店がとても気に入ったのでその感想でも書いてみようと思います。お店の詳細はぐるなびの記事が詳しいですが、公式ブログTwitterのアカウントもあるので、最新情報などはこちらでチェックすると良いみたいです。

Oriental Spice 703入り口
場所は吉祥寺駅から井の頭通りを西に行って右手、ちょうどビレッジバンガードダイナーのすぐ隣りの地下にあります。
エスニック系というと極彩色でワサワサした感じの内装のお店が多いですが、ここは入り口からして濃い茶系の木目を基調にしたシンプルなデザインになってます。扉をくぐって中に入ると冷房がきっちりきいており、少しダウンライトな広い空間に結構たくさんテーブル席が並んでいます。メニューは600円〜1000円くらいの一品料理が主体で、いつも夫婦で行くので2人で何皿か頼んでシェアする感じになります。飲み物はアジア各国のビールやオリジナルカクテルを中心にかなりたくさん選べますが、残念ながら車でしか行ったことがないのでトロピカルドリンクやお茶にしかトライできていません。うーん、これは何か別の機会に期待するしか無いようです。

Oriental Spice 703のヤムウンセンOriental Spice 703のカレー
んで初めて行った時にヤムウンセンという海鮮春雨サラダを食べたんですが、これがなかなかの絶品だったんですね。エスニック料理にしては味がマイルドで上品にまとまってるのが特徴で、他の吉祥寺のお店ではなかなか味わえないタイプの味にはまって行く度に注文するようになってしまいました。他の料理も同じ傾向があって、例えばトムヤンクンなんかはきちんとスパイスは利いているものの魚介系の出汁とココナッツミルクの味もしっかり感じられるようになってたりします。時にナンプラーの臭みが若干気になる料理はあるものの、おおよそ味の方向性は好みに近いみたいです。

食べ終わるとお茶が出ます
ちなみに行くとだいたい調理からサーブまでシェフ一人でやってる事がほとんどです。今のところ平日の夕方に行ってばかりなのであまり混むことはなく、ゆっくり食べてる分にはサーブの速度もちょうど良くて料理の説明も丁寧にしてもらえるので非常に快適に過ごせます。あと食事が終わった後に冷たいおしぼりとお茶を出してもらえるのも結構好きだったりします。
個人的には暑いオープンエアなお店で汗をダラダラかきながらガツガツとスパイシー料理を食べるもの好きなんですが、このお店に来てからはまったり系な雰囲気の中でエスニック料理を食べるのも悪くないなぁなんて思ったりもしました。まぁこれは歳をとったせいなのかもしれませんけどね。

という事でまたリピートしてみようかと思っています。

肉いせやに挑戦

最近吉祥寺の新しいお店に食べに行く機会がなくてグルメカテゴリの更新が滞っていましたが、今回は久しぶりに新しいお店にいけたので更新してみました。行ってきたのは焼き鳥で超有名ないせやが始めたすきやき&しゃぶしゃぶ屋さん「肉いせや」(公式サイト)です。新しくなったいせや吉祥寺ビルの地下1階に半年くらい前にできて、できた当初は結構混んでましたが最近はそうでもないという情報を入手したのであまり混んでそうにない平日の夜に行ってきました。ちなみにお店に行ったあとで知りましたが、肉と書いて「すきやき」と読ませるらしく、読み方としては「すきやきいせや」が正しいそうです…どう頑張ってもそうは読めんって…。

肉いせや入口付近肉いせや入口付近
いせや自体はかなり有名なので必要ないかもしれませんが、一応場所を説明すると吉祥寺駅の南西側、ちょうど吉祥寺通りと井の頭通りの交差点から少し南に歩くとお店があります。まぁ営業時間中は煙がモウモウしてるのですぐ見つかります。肉いせやへの階段はお店の南側にこっそりあり、夜間であれば看板が光ってて見つけやすいものの日中だとちょっと気づきにくいかもしれません。今回は一応予約の電話を入れて行きましたが、行った日の店内はがらがらで、もしかしたら福島原発の関連で牛肉を食べる人が減っていたせいかもしれません。
夕食の場合メニューは基本的にコースのみで、すきやき、しゃぶしゃぶは通常の4500円と上の6500円が選べ、ステーキは7000円のコースのみでした。店員さんに聞いてみたところ、並はA3ランクで上はA5ランクの肉を使っているということらしいので、脂に弱くなってしまった中年夫婦としてはしゃぶしゃぶ並4500円を注文してみました。

前菜達肉いせやのしゃぶしゃぶ
前菜をつまんだ後、店員さんが掘りごたつ席の真ん中のIHに金属のしゃぶしゃぶ鍋をのせてくれます。肉はA3でも十分過ぎるほど脂が乗っており、また薄いことは薄いですがかなり大きめに切ってあるので、2人前で6枚程度しか来ませんでしたが1枚1枚のボリュームはかなりありました。最初の1枚だけ店員さんがしゃぶしゃぶしてくれるので、あとは自分のペースで肉と野菜をしゃぶしゃぶしていきます。サシが十分に入った肉を湯がくとサッパリ系のポン酢だれとよく合いましたが案外ゴマだれとの相性も良く、1枚1枚を違うたれでゆっくり味わいながら食べることができました。最初に出てきた肉を食べきったところでちょっと足りないかなぁと思って牛肉と野菜を1人前だけ追加しましたが、案外ボリュームがあったのできしめんとデザートを食べ終わることにはお腹いっぱいになってしまいました。
今回は禁煙席を指定したところ掘りごたつのシックな席に通され、雰囲気的にも地上階のいせやとは全く違って高級路線まっしぐらな印象でした。脂の多い牛肉が苦手なので今回は並で食べましたが、並の豪勢な味わいを考慮するとこのお店の上であれば案外さっぱりしてるのかも?と無茶な期待さえしてしまう高級さでしたね。この辺りは腹具合を見ながら次回チャレンジしたいと思っています。メニューによるとリーズナブルな値段のランチもやっているらしいので、これはこれで食べてみたいですね。

という事で実にいせやっぽくないお店でした。吉祥寺ではあまり多くないタイプのお店なので、案外人気出るかもですね。