デジタル

新VAIO Pがやってきた。

ちょっとWebをご無沙汰している間にデジタル環境にいろいろ異変がありました。今年になってPhotoshop Elementsでポスターサイズの画像ファイルをいじるようになったところ、普段持ち歩いているDellのInspiron mini 9だと処理落ちがひどく、そこがボトルネックになって仕事が進まないことが増えてきました。メモリ不足でスワップが発生しているのが原因とみてメモリを1GB→2GBに増設をしたところ、今度は16GBのSSDにサスペンド領域を確保できなくなり、やむを得ず16GBのSDカードを常時挿しといてそこにマイドキュメントを移したところ今度はSDカードの作業ファイルを読み込むのがボトルネックになってどうにも作業を快適にする事ができません。他にもPDFファイルで論文を見ながらMS-Officeファイルを編集する事が増え、狭いキーボードと解像度にも不満が出てきました。
実はdynabook SS RX1(公式サイト)というハイスペックモバイルノートを使わせてもらえる状態だったのでしばらくはこれで何とかしようとも考えたんですが、これはこれでCPUファンが故障して熱暴走→ブルースクリーンエラーが出るという事件を毎年繰り返しており、持ち出して壊れるといろいろアレなので代替機にはできませんでした。

ということでちょっとハイスペックなモバイルノートを買うのを決意したのが数か月前の話です。処理速度がそこそこで液晶の解像度は大きいけどなるべく軽くてフットプリントが小さいという無茶な条件を満たすのは、新型のVAIO P(公式サイト)、LOOX U(公式サイト)、レッツノートR9(公式サイト)、HP Mini 5102(公式サイト)あたりでしたが、実際店頭でキーボードを打ってみたところレッツノートR9とLOOX Uはキーピッチが狭すぎて脱落し、横に2つのウィンドウを並べて作業するならVAIO Pの変態解像度はむしろ適切じゃね?という物欲の声に従い、結局ソニースタイルでVAIO P(Atom Z560 2.13GHz+US15Xチップセット+SSD128GB+WiMAX+Windows7 Pro)をポチりました。

VAIO P到着
Atom Z560 2.13GHzの供給が遅れてたせいで数か月待つ事になりましたが、ついこの間ようやく届きました。さすがに液晶の解像度、本体の軽さ、長時間バッテリ駆動、キーピッチは文句なしに最強ですが、Windows7はさすがに重いらしくInspiron mini 9に比べても明らかにモッサリ動作なのが気になりました。一瞬XP化しようかとも思いましたが、動画再生支援チップのドライバやら何やらが未対応というウワサを聞いたので今回はWindows7のままでどこまでやれるか試してみようと思います。この辺はまた次回という事で。

VAIOのSSD化計画

実家にVAIO VGN-FS20(PCG-791N:製品情報)というパソコンがあったんですが、殆ど使われず転がっているのに気がつきました。いじってみると、バッテリは完全にお亡くなりになっていましたが、メモリも目一杯の2GB(動作保証外)まで増設してあり、15.4型ワイドWXGA液晶と大きめのキーボード、光学ドライブという構成を考えると、まだまだ現役で使えそうなスペックです。ただHDDを読みに行くと急に動作が遅くなる時があり、HDDが動作速度のボトルネックになっているようでした。何とか改善できないかなーとWebで探してみたところ、1.8インチP-ATA(IDE)のSSDに換装可能との事。この時点でVAIOのSSD化計画を発動する事にしました。

SHD-NPUM64GとVGN-FS20
まず換装するSSDの選定です。幾つかの製品が候補に上がりましたが、結局BUFFALOのSHD-NPUMシリーズにする事にしました。競合製品に比べると値段が数千円高い傾向がありますが、環境移行アプリが付属している事を考えるとこれが一番トラブルが少なかろうというのが選択理由です。容量は元HDDが80GBという中途半端な容量だったので、64GB(約22000円)にするか128GB(約40000円)にするか迷いましたが、付属のユーティリティでパーティションをいじれそうなので、節約して64GBにしました。

SHD-NPUM64Gと説明書
それで早速製品を開封してみたところ、説明書にいきなり「SHD-NPUMシリーズに付属するAcronis Migrate Easyでは元のHDDより容量の小さいSSDに移行はできない」と書いてあり、早くも失敗か!?と一瞬焦りましたが、EASEUS Partition Master(窓の杜のページ)を使って、元HDDのパーティションを64GB以下に減らす事で乗り切れました。その上で説明書に従ってAcronis Migrate Easyにで元HDD内容をSSDにコピーすれば問題なく移行できます。ちなみに容量がSSD>HDDであれば、コピー時にAcronis Migrate Easyの方でパーティション内の空き容量を引き伸ばして目一杯使いきれるので、元HDDのパーティションをぴったり64GBにしなくても良いのがなかなか親切でしたね。

VAIO VGN-FS20開腹
続いてSSDの換装です。VAIO type Fは筐体が大きいせいか、HDDやメモリへのアクセスが容易に作ってあり、本体を裏返してパームレストのちょうど裏側にあたるところに、HDDへのアクセスが出来る蓋があります。ネジ一本をはずすとHDDが出てくるので、中で固定しているネジ4本を取るとHDDが外せるようになります。IDEの接続部が水平方向に生えているので、HDDをパソコンの側面方向に斜め上方向に引き抜く必要があり、コネクタを壊さないように注意する必要があります。HDDのマウンタのネジを外してSSDに付け替え、後は来た道を引き返せば換装完了です。

その後Windowsを起動させてみましたが、これが実に爆速でした。元のHDDがかなり遅かったせいもあると思いますが、実用上問題ない、というより今持っている他のパソコンの中でも上位にはいる動作速度でした。予想通りプチフリが発生するようになりましたが、BUFFALOの公式サイトで入手できるTurboSSDを入れれば発生を抑えられるので、実に快適に使えています(OSシャットダウンにかかる時間は伸びましたが…)。バッテリは全く使えないので設置環境は選ばないといけませんが、大画面で入力しやすいキーボードを考慮すると、置きノートとしてはかなり使えるパソコンになりそうです。

iPhone3GSでカーナビゲーション

車を買い換えたときインパネ周りのデザインの統一感を生かすため、敢えてビルトインのカーナビを買いませんでした。しかし時々車で遠出することを考えると全くカーナビがないのも不便なわけで、後付けの小さなカーナビについて検討してみました。
条件としては、固定台を含めて取り外しができ買い替えの際に跡を残さない事、可能であれば音楽プレイヤーとして使える事などです。で候補に上がったのは今持っているauのW61Sの助手席ナビ、ソニーのnav-uシリーズ、PSP、iPhone3GSです。なので最初は投資額が最も安いW61Sの助手席ナビを使ってみる事にしました。これだと月間使用料315円だけで試用ができるんですね。ところが実際使ってみると目的地検索をしてルート案内を始めるまでに何度もキーを押さないといけない、しばらく操作していないとバックライトがオフになる、電池が数時間しか持たない、動作がもっさりしていて使いにくい等々不満が噴出し、結局他のカーナビを採用してみようという事になりました。

で、次に初期投資が安いiPhone3GSを試してみることにしました。iPhone3GSはGPSや電子コンパスが内蔵されているため、カーナビアプリケーションを導入すれば活用できると言うのがメリットです。候補はゼンリンの「いつもNAVI(1800〜2800円/年)」とユビークリンクの「全力案内!ナビ(900円/年)」がありましたが、Web上の評価と値段を勘案して「全力案内!ナビ for iPhone 3G」を導入して使ってみました。

全力案内!ナビ for iPhone 3G
機能は実にシンプルで、住所や地点名から目的地を検索し案内してくれるだけです。一応渋滞情報は参考にしてくれますし、地点はブックマークに登録もできるので、最低限の付加機能はついている感じです。またリルートも含め動作は結構速く、画面も大きくタッチパネルなので操作性もそこそこ良かったです。あとバックライトも自動消灯をキャンセルできますし、結構電池の持ちも良いので、正直なところ助手席ナビに戻る気はしなくなりました。
ただ、やっぱり専用機に比べるといくつかの弱点がありました。まずGPSの精度があんまり良くありません。都市部の細い道に入ると、auの助手席ナビに比べても自車位置がズレることが結構多かったです。あと長いトンネルなどでGPSを見失って電波が圏外になると手も足も出なくなります。加速度センサーもついているんでしょうけど、さすがに専用機にはかなわないところですね。

iPhone 3Gをダッシュボードに固定
まぁ不満点はありますが致命的ではないし、何せインパネとのデザイン的調和もあるので、今はパワーサポートの「SUCKERスタンド for iPhone 3G/iPhone 3G S」で車載してカーナビとして活用中です。今の車のダッシュボードは結構深いシボ加工がされていますが、このスタンドの吸盤はかなり強力なのでしっかり押し付けて固定すれば多少荒く運転しても外れることはありませんでした。うーん。なかなか満足っす。

iPhoneで個人情報管理が出来るか?。

Palmを使っていた頃はWebログイン用のパスワード等をSplashIDというアプリケーションで管理していました。これはPalm上でパスワードロックがかけられるアプリケーションで、HotsyncのたびにSplashID Desktopと同期してくれるので、出先でもパソコンでもパスワードの参照と入力ができる強力な機能を持っていました。しかし最近PDAをiPhoneに切り替えたため、これでパスワード管理ができるアプリケーションを探さなければならなくなってしまいました。条件としては、デスクトップとの同期かバックアップができる事、iPhoneアプリとデスクトップアプリで起動時にパスワードを設定出来る事、できればパスワードを保存したファイル自体も暗号化されている事などです。

SplashID Desktop
んでWebで探してみたんですが、Windows版デスクトップアプリが存在するという段階でほぼiPhone版のSplashIDしかありませんでした。なので早速デスクトップ版とともにインストールしてみる事にしました。
まずiPhoneアプリの方ですが、1200円もしただけあって設定項目も豊富でアイコンも充実しており、アプリ単体としてはかなり高性能でした。旧バージョンで日本語データが化けることがあったようですが、今回使ったver5.1ではそれもなく実用上も全く問題ありませんでした。
で、次にデスクトップアプリを導入してみました。こっちはちょっと癖がありますが、チュートリアルに沿ってiPhoneと同期すると実に軽快にでした。しかしここで問題が発生!。どうも日本語が正常に表示できないようです。確かにデスクトップ版は一覧表示の時化けるものの詳細表示ではちゃんと表示されるんですが、いざ同期をするとiPhone側で化けてしまいます。逆にiPhoneで日本語入力してもデスクトップアプリでは文字化けしてしまいます(こっちはiPhoneでは正常に表示)。多分同期時の文字コードの扱いに問題があるんでしょうけど、表示フォントやどういじっても解決できませんでした。シンクロは高速で使い勝手は良さそうなんですけど、これでは当初の目的を達成出来そうにありません。

アップデートをしばらく待っていましたが結局日本語対応がされる気配がないので、今はLockboxのPro版を買ってパソコンからデータをインポートして使ってみようかと画策中です。しかし海外のアプリケーションを使おうとして日本語でコケるなんてのは、海外版のPalmを初めて買った時以来です。面倒くさい反面、イジリ倒してやろうという気合が入ってしまうのはガジェットマニアのさがなんでしょうね。

iPhone3GSのヘッドホン考

PIMの移行も完全に終わり仕事プライベートも問わずにiPhone3GSを持ち歩くようになりました。なので最近はMP3ファイルのライブラリをiTuneに読み込ませてマルチメディアプレイヤーとして機能を拡張中です。3GSになってbluetoothのA2DPに正式対応したので、最初はモトローラのS9(製品情報)を無線で繋いで快適にMP3やpodcastを聴いていたんですが、しばらくして電源が入らなくなるトラブルが頻発するようになり使い物にならなくなってしまいました。
仕方が無いのでiPhone付属のイヤホンを使い始めたんですが、これが耳の形に合わずスピーカー部が右耳から落っこちてしまいます。スポンジを付けたりして工夫してみましたが、結局どうにもならないのでこのイヤホンを使うのは諦める事にしました。

AUDIOBONE+iPhone3GS
他に何か音の聞けるものあったかな〜?とデジタルガジェット入れをごそごそやっていると、昔買った骨導ヘッドホン、AUDIOBONE(製品情報)を見つけました。以前も紹介した事のある、ちょっとクセものの製品なんですが、新しい発見なんかもあったりして結論からいうとこれがとても良かったです。
まず骨導式なので耳の形とは無関係に使えます(当たり前)。以前使ってた時はこめかみへの密着度がイマイチ低いなぁなんて思っていましたが、改めて使い始めると耳当て部が前後方向に動く事が分かり、より密着させたりできる上に耳の穴の上に持ってきて普通のヘッドホン的に使えることがわかりました。今まで音漏れが気になってただけに、これは良かったです。
もう一つ意外に良かったのは、ヘッドホンから出ているコードがかなり短い点です。iPhone付属のヘッドホンはコードが長くて邪魔だったんですが、AUDIOBONEは必要に応じて付属の延長コードを使うようになっており、非常にスマートに運用できます。

という事で今はすっかりAUDIOBONEばかり使っています。クセのある製品ですが、かなりカスタマイズ性が高く、コストより使い勝手を優先している開発姿勢にちょっと感動してしまいました。