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映画「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」

アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン
今度「ノルウェイの森」を監督するトラン・アン・ユンの最新作品「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン(公式サイト)」を早速観てきたんでその感想を書いてみます。
でいきなり余談になりますが、今回は外勤の合間に新潟の万代シティで観てきました。この万代シティは新潟一栄えている場所なので多少は混んでるかなと思っていたんですが、平日の夕食時だったせいか全く人がいませんでした。チケットを買ってから上映開始後10分くらいしまで映画館を完全独占状態で、お客さんのいないデパートに入ってしまったような気マズさでした。まぁ鑑賞する上では極上の環境だったので映画自体は十分楽しめたんですけどね。

でそろそろ内容を言及しますと、前宣伝で「男性アイドルの夢の共演」みたいなキャッチコピーを使っている通り、木村拓哉、イ・ビョンホン、ジョシュ・ハートネット、ショーン・ユーとカッコ良い男性ばかり出演している映画でした。お話は行方不明の製薬会社の御曹司シタオ(木村拓哉)を探す元刑事の探偵(ジョシュ・ハートネット)とその友人刑事(ショーン・ユー)、愛人をさらわれその過程でシタオを探す事になったマフィア(イ・ビョンホン)が絡んでくるという感じです。ただキャッチコピーの印象とは異なり、アイドルが活躍する要素は全くありませんでした。監督の嗜好を知っていればこれは想定できたんですが、暴力描写がどぎついのは想定外でしたね。前述のイケメン俳優達は例外なく裸で血だらけになり、またバットや金槌で殴る、手に釘を打つなど、監督はイケメン悶絶フェチなの?と思うくらい強烈な描写の連続でした。
そんな辛い映像には多分深遠なメッセージがあるんでしょうけど、ちゃんと理解できた気は全然しませんでした。他人の苦痛を引き受け続けるシタオのひたむきな姿に、関わった人達が影響を受けてはいくんですが、それが大きな救いに繋がる事はなく、正直消化不良でしたね。現実とはそういうものだというメッセージなのかもしれません。しかしこれでノルウェイの森は大丈夫なのか??と思ってしまいました。

あと最近MR.BRAIN(公式サイト…相変わらずジャニーズの写真はWebだと絵になっているのはすごいですね…)の木村拓哉が余りにもイタい感じなのでそれほど期待はしていなかったんですが、この作品に限って言えばそれほど悪くなかったです。ただイ・ビョンホンと比べると体の引き締まり度や演技面で低く見られているのか、明らかにセリフも脱衣シーンも少なかったですね。もう少し活躍シーンがあっても良いんじゃないかなとは思いました。

とりあえず絶対万人受けはしない映画でした。覚悟を決めて観にいかないと辛いですよ。