個別表示

TOKYO!という映画

TOKYO!
とある休日。妻がエステに行っている間時間を潰さなくてはならず、マニアックそうな映画を観に行くことにしました。でWebをさまよっていたところ、ちょうどマイナーで面白そうな映画が公開されていました。「TOKYO!」というオムニバス映画で、監督はフランス人だったり韓国人だったりするんですが、舞台と役者は日本人が多いという作品です。レオス・カラックスとかは結構有名な監督だった気がするんですが、観に行く頃には東京だとほぼ短館上映みたいな状態になっており、公開終了直前に渋谷のシネマライズという小さい映画館で観てきました。一応公式サイトはここ

オムニバス映画なので以下の3つの小さなお話で構成されています。
「インテリアデザイン」
映画監督を目指して上京してきた男(加瀬亮)とその彼女(藤谷文子)が、東京の友人(伊藤歩)の家に寝泊りしながら東京で生活をしていこうとするお話。世慣れない若者のコミカルなお話だと思って観ていると、途中からちょっとメルヘンな展開になっていきます。ミュージックビデオを手がけている監督と言うことですが、加瀬亮と彼女の掛け合いとか伊藤歩とその彼氏(妻夫木聡)の話を見ているとごく普通に日本のマイナー映画みたいな印象でした。公式サイトのプロダクションノートを信じるならば、ミシェルゴンドリーは編集であって、実際の演出は出演者たちのアドリブで持っているようなのでそんな印象を受けたのかもしれません。

「メルド」
緑色のスーツ?を着た奇妙な言葉を喋る怪人メルドが、突如都心に現れ人のタバコを取ったり手榴弾をばら撒いたりするというお話。緑の怪人はぶっ飛んでましたがストーリー自体はそれほど奇抜ではなく、メルドを崇める人が出てきたりメルドグッズが売れたりする展開は、昔深夜番組で見たような印象でした。そう言えばメルド君の話す(ポポスってよく言う)言葉と前歯やほっぺたを叩く仕草って、どっかで見たことあるんですよね。どうしても思い出せないんですが、元になった作品でもあるんでしょうか…。
それともう一つ気になったのは、メルド君が捕まってしまうシーンで思いっきりお○ん○ん出てました。これって日本の映画館で上映して良い内容なんでしょうか?。海外の映画をWebで観たりすることはあるのであんまり違和感はないんですが、さすがにおち○ち○丸出しは初めてでした。DVD化が心配です。

「シェイキング東京」
これは最も不条理なお話でした。いわばセカイ系みたいな感じでした。
10年間引きこもりを続けた男(香川照之)の前に、電源ボタンのついたピザ配達の女の子(青井優)が現れます。この女の子が引きこもりになったということを聞き、男は彼女に会いに行くため10年ぶりに外出を試みます。と、実は日本は引きこもりだらけになっており、謎の地震は頻発するわピザの宅配もロボットがするようになっていたりとかするわけです。設定だけみると短編SFみたいな感じですが、蒼井優の存在が主で世界設定に関しての回答が全くでないところがもう完璧にセカイ系です。韓国の監督さんのようですが、日本の漫画文化の影響受けまくりな感じでしたね。

いずれも敢えて映画館に観に行かなくてはならないような作品ではありませんでしたが、自分的には結構楽しめました。たまにはこういう脱力な映画を観るのも面白いもんです。