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大学病院って…

やっぱり大学に戻ってくると仕事がしんどいです。何が変わったかというと、病棟業務に加え外勤と外来が増えたのが一番痛いです。かといって下に研修医が付いたわけでもないので、純粋な仕事量は増えているわけです。つくづく、病棟業務だけやっていれば良かった研修医時代とは違うんだなぁと思った次第。仕事は早くやれるようになったけど帰るのはあまり早くなっていないのがつらいっす。

それはともかく、問題は自分がこれからどういう方向でいくかです。僕の場合大学に帰ってきた理由はまず学位をとることかなぁなんて考えていますが、学位自体にはそれほど興味はないんですね。ただ自分の教室がやっている研究には興味があるわけで、それをしっかりやるにはやはり大学院生にでもなった方が効率が良かろうと思うわけです。
でも実は臨床から離れたくないなと思う気持ちもかなり強いんですね。外勤先の高齢者専門の高度医療施設で仕事をさせてもらって感じたことの一つに、医者を始めて3年もするとそれなりに患者を診ることはできるようになりますが、本当にクオリティの高い高齢者医療を目指そうとすると、とても勉強が足りないなぁと感じたことがあります。たとえ高齢者医療はプライマリケア的な観点が重視されるとしても、本当にベストな医療を選択するには高齢者特有の知識に加えてむしろ臓器別の専門的な知識も必要だと思ったわけです。というのも大学で他の内科ローテーションをしていた頃「高齢だから」というあやふやな理由で全ての専門的な医療をやめてしまう事にとても納得がいかなかったんですね。でも3年目の外勤先で高齢者に特有の各臓器別の問題を勘案した上で「その人にとってベストの医療」をその都度考えていく医療、ってのを見てちょっと感動さえした事があり、やっぱり臨床をもっと学びたいと思ったわけです。

収入の面もあり、やっぱり院生はやめようかなとも思ったり。