No.265の記事

レバレッジ人脈術

レバレッジ人脈術
最近はまりつつあるレバレッジシリーズの人脈編である「レバレッジ人脈術」を読んだので自分なりに内容をまとめてみました。

人脈術というタイトルの通り人脈を作り活用する方法論が書いてあるわけですが、このシリーズらしくシンプルにまとまっています。
キーワードはコントリビューション(貢献)で、人脈を作る初期においてはリターンを期待せずにひたすら自分が貢献する事を考える、という主張のようです。この貢献を続ける事で、やがて然るべき相手が自分に対して貢献をしてくれるという発想のようです。効率を重視するにもかかわらず性善説な考え方が面白いです。

内容としては第1章が人脈に関する考え方、第2章はアプローチ、第3章コミュニケーション、第4章でその人間関係の継続方法、第5章では人脈をレバレッジネットワークへ昇華させるという構成になっております。
レバレッジシリーズに共通した特徴として効率を重視してはいますが、反面一度人脈を作ろうと決めたら下準備はトコトンやるというスタンスで、怪しいHowToものとは異なった信頼性を感じました。それだけに実行には心理的ハードルが高いとも言えるんですけどね。

ふと自分の周りの人を眺てみても人と人を繋ぐHUB的な人は、特に見返りを期待する素振りもなく周囲に貢献しようとしている気がします。自分はそこまで人間ができていないですが、意識する事なく周囲に貢献しようとする人の周囲には人が集まって来ているのは事実だと思います。こういった現象を明文化しただけでも凄い事なんではないでしょうか?。このあたりにちょっと感動しました。

投資というとちょっとあざとい感じですが、人間関係の啓蒙書として面白い内容でした。他のレバレッジシリーズとは違ってかなり新鮮な内容だったので、古本屋に売らず本棚に置いて時折見返してみようかと思います。