No.327の記事

前頭葉を鍛えられないかなぁ…

小中学生の頃から部活動や体育祭などに参加する事が多く、そういう経験からなるべく守ろうと思っている信条があります。当たり前の事かもしれませんが、何らかの集団に所属する時はその集団の幸せ(利益と言っても良いかもしれません)を極大にしたいという事です。現在も大学病院の医局で中堅医師として働いており、自分が所属する家族、医局、病院(に所属する人達)の利益を極大化したいなと思っているわけです。
長年柔道をしていた経験から、恐怖や怒りや悔しさみたいな感情で判断を誤って誰かに迷惑をかけることは減ってきた気がします。まぁルールの中での格闘ですし不可逆的な損傷を負った事がないので、本質的にはたいした怒りや悔しさを味わったことがないのかもしれませんけどね。

ただ仕事やプライベートでは努力だけでは解決できない問題もあり、特に疲れたときや心理的に不安定なときは後から振り返ってみても意味の分からない衝動に流されてしまい、自分や自分が所属する集団にとって最終的には不利益のある行動を選択してしまう事も多い気がします。たとえどんな理由があったとしても、自ら不幸を選択するのは愚か者だと常々自分を戒めきたつもりなんですが、時々自ら望んで不幸な選択をしている気がするのは何故なんでしょうね?。30年も生きてきて情けない話です。

最近読んでる本に「大脳の様々な所で起っている意思決定プロセスが、前頭前野で分別されて実行される」という仮説が書いてあって、それに沿って考えると、自分の前頭前野がイマイチな時に最適でない行動(本当はそうしたくないorそうすべきでないと思っている)をしてしまうんでしょうね。不要な衝動をおさえて常に最適解を選択するために前頭前野を鍛えたいんですが、医学的に根拠のありそうな方法はまだ発見されていないみたいです。

病気を治す医療も面白いんですけど、健常人の脳をもっと有効に活用する方法を研究できたら面白いかもしれません。何かマッドサイエンティストみたいですけどね。