No.352の記事

年賀状を作ろうとするとパソコンが壊れるのはなぜ?

例年年末になるとパソコンが壊れるようで、今年もひどい目にあいました。備忘録的に事の顛末を書いてみたいと思います。

事の起こりはバックアップ用S-ATAのHDDが一台が読み出せなくなった事から始まりました。突然10GB近いMP3が消失し、サルベージを試みたにもかかわらず数GBのMP3ファイルが失われました。そのバックアップ作業もありIO-DATAのNASであるHDL4-G2.0をフル稼働させていたところ、今度は熱暴走でRAID5のHDDが一台読出し不可能になってしまいました。まぁこれはテレビラックの下の狭い空間にHDL4-G2.0を置いていたのが自分が悪いんですけどね。
これだけならまだ良かったんですが、なぜかこの頃からパソコンの挙動もおかしくなり、起動時のBIOS画面が正常に描出できず、Windowsの起動画面以降が表示できないトラブルが出現しました。キーボード操作は正常に受け付けていることと再現性が100%でない事からマザーボード(MSI製RS482M4-ILD)の内蔵グラフィクスチップの異常が考えられましたが、原因が確定できていないこともありPCI-Express接続の安価なグラフィックスボードを玄人志向のRH3450-LE256HD/HSを買って取り付けてみました。さいわい画面は正常に描出できるようになり一段落したんですが、今度は何故かHotsyncマネージャが強制終了するようになりました。ここまで不幸が続くと結構本気で泣けます。

とりあえずHDDはHDI-SA500H7というHDL4-G2.0用のHDDを1万円程度で購入し、サルベージできたデータを内蔵IDE-RAIDとHDL4-G2.0に数日かけてコピーし何とか修復できました。しかしHotsyncマネージャだけはどうにもならず、マザーボードやグラフィックボードのドライバ、PalmDesktopの再インストールをしたりしましたがどうにも直りません。残る不具合はHotsyncだけなんですが、PalmCentroとパソコンとの同期は生活と仕事上欠かすことができないので、やむを得ずWindowsの再インストールが必要か?というところまで追い詰められてしまいました。

ところが、年賀状を作ろうとした時事態が変わりました。
去年からPalmDesktopアドインのPPCardを使って宛名印刷をしていたんですが、今年同じ事をしようとすると宛名に読み仮名がくっついてしまうんですね。考えてみたら今年TungstenCからCentroに買い換えた時PalmDesktopも4.1から6.2にバージョンアップしてたんで、それが関係しているみたいなんですよ。いろいろ触った感じではアドイン自体は正常に動作しているので、PalmDesktop6.2のContactデータベースの構造が変わってしまったのが原因のようです。
かと言ってPalmDesktopから読み仮名を手動で削除するのも面倒くさいですし、Agendus for Windowsでは読み仮名は正常に認識されるので読み仮名が無くなってしまうのも不便です。いろいろ考えた結果、どうせPalmDesktop6.2のHotsyncマネージャが強制終了して困っているので、PalmDesktopを読み仮名に対応している4.1にダウングレードすれば良いんじゃないかという結論に至りました。

そこで比較的安定していそうなPalmDesktop4.1SP03をWWWから探し出し、S.P.Cで公開されている日本語化パッチを当ててみました。
結果的にはこれが大成功で、Hotsyncマネージャは強制終了しなくなりました。PPCardを普通にインストールしただけだとPalmDesktopの「Tool」→「Addin」に表示が出てこないので焦りましたが、開発元のサイトを参考にコマンドプロンプトで「regsvr32 PPCard.dll」を行い無事PalmDesktopでPPcardが使えるようになりました。
…で現在年賀状の宛先の印刷を始めたところだったりします。
palmDesktop4.1SP3でPPCard動作中

古いPalmDesktopにバージョンダウンした影響として、Centroで撮った写真などを入れておくMediaフォルダの同期はできなくなりましたが、その代わりHotsyncが何倍も高速になりデータの破損も少なくなりました。Centroは良いデバイスですが、使いなおしてみるとPalmDesktopの完成度は昔の4.1系の方が良いみたいです。今のところPalmDesktop6.2はWindows Vistaで動作する以外にメリットを見出せないので、現在の製作元のACCESSはもう少し頑張ってほしいですね。