No.355の記事

カメラ考〜W61Sはサイバーショットになれた!

W61SとOptioA30
常用するデジカメをCyber-shot(TM)ケータイW61Sにしてから今まで使っていたOptioA30は出番がありません。画素や動画の記録などやや劣る所もあるんですが、使っててあまり差を意識する事もないんですね。W61Sにデジカメとしてない機能というと、トイデジカメのような味のある絵は作れない事と、デジタル一眼レフのような大型撮像素子は積んでいない事くらいです。そうするといわゆるコンパクトデジカメの出番ってないんですよね。そんなW61Sはどのくらいサイバーショットだったのか、使い勝手を書いてみようと思います。

W61Sをコンパクトデジカメとして使う場合、横に持ってシャッターボタンの横にあるカメラ起動ボタンを押せばサイバーショットのロゴが出て、7秒くらいで撮影ができるようにります。このシャッターボタン部には全部で3つのボタンがあり、左から順番にアルバム、カメラ起動、シャッターというふうに機能が割り振られています。シャッターボタンは出っ張っているせいか誤作動を防ぐためカメラが起動したときだけ有効になるようで、普段は押しても全く反応しません。これは案外悪くないんですが、アルバムボタンはやや出っ張っているせいかよく誤作動しています。キーロックすれば良いんですが、キーロック中はカメラ起動ボタンも反応しなくなるのでさっと撮りたいときには若干面倒です。
写真そのものは携帯電話付属のデジカメとしては結構鮮明で、3倍までの光学ズームが使える上にマクロに関してはかなり秀逸な絵が撮れます。もちろんデジタル一眼レフカメラには遠く及びませんが、色の鮮やかさをのぞけばOptioA30とそう大差ない印象です。全自動お任せモードで撮影すると白っぽくぼやけた絵になってしまうので、the quiz cat blogというサイトを参考にホワイトバランス=太陽光、フラッシュ=発光禁止、露出を下限まで下げる、手ぶれと顔検出はOFF、シングルAF、平均測光に設定するとなかなか良い絵になります。他にbluetoothや赤外線やメールを使って撮影した写真をパソコンや携帯電話、PDAなどに送れる点を考慮すると、「主人のお造り」更新をするにはコンパクトデジカメよりも向いているとさえ思えました。
ただしコンパクトデジカメに劣っている部分として、撮影後のメモリ書込み、特に外部メモリに保存した場合ちょっと待たされる感じがあります。あとKCP+搭載機のせいか、カメラのメニュー操作がW44Tを上回るもっさりなのがいただけませんでした。携帯電話としての操作も相当なもっさりなので、これは自分的には大減点なところです(PalmOSの方が何倍か動作が速いです→PalmOSの携帯電話出してくれ〜)。他には多機能デジタルガジェットの宿命としてバッテリの持ちがかなり悪く、そしてぶ厚いのも難点ですね。後発のEXILIMケータイW63CAは光学ズームを省いて結構薄くなっているので、ズーム部分が厚さの原因なんじゃないかと思われます。

まぁそんな癖のある機種でしたが、コンパクトデジカメを完全に駆逐してしまったのは事実です。サイバーショットの称号は伊達じゃなかったです。実際次にカメラを買うんだったら、撮像素子の大きなデジタル一眼レフ以外に選択枝はないって感じでした。