No.55の記事

イノセンス封切り

イノセンスという映画が封切りになりました。押井守/士郎正宗原作の攻殻機動隊という漫画をもとにした、昔で言うところのジャパニメーションってな感じのハイクオリティなアニメ作品で、詳しいストーリーとかは公式サイト:イノセンス参照のこと。
この作品は随分お金がかかっているようで、さまざまなメディアが公開前の特集をやっているせいか最近テレビで目にすることがやたら多いです。特に日本テレビでは攻殻機動隊(公式サイト:STANDALONECOMPLEX参照)のテレビ放映なんかもしていて気合が入っているようです。
もともと攻殻機動隊好きな自分としては、かなり気になっていましたが、そんな折週末に時間が空いたのでさっそく見に行ってきました。

いつもどおり混まなそうなオールナイトを狙っていったんですが、さすがに公開されたばかりとあって結構混んでいました。客層はさすがに男性が多いですが、意外にカップルなんかもいて一般化してきたのかなぁと思う次第でした。

そして肝心の感想です。とりあえず僕は面白かったと思いました。しかし原作を全く知らない人が見たら楽しめるかというと…うーん、正直意味わからんかもなぁ。一番大きなところはこの作品は素子(ネタバレしたくないのであんまり書きません)の説明が全くなされていないんですよ。お話が攻殻機動隊の漫画もしくはGhost in the Shellの後日談なわけで、それらを観ていた人はバトーや素子の過去を知っているので良いんですが、そうでない人にとっては話の展開が意味不明になります。プロモーションを行うにしても、「STANDALONECOMPLEX」を放映するんではなく、「Ghost in the shell」をテレビで放映したほうが良かったんではないかと思うわけです。
もちろん作画や音楽なんかのクオリティはかなり高く、十分観るに値する内容です。DVDだとノイズで潰れてしまうくらい細かい絵だったので、そのためだけに映画館に足を運ぶ価値はあると思いました。

そんなわけで、攻殻機動隊は知らないけど興味がある人は、少なくとも前作「Ghost in the shell」を観てから観ましょう。絶対それからの方が面白いです。