1月23日 ☆ 病院日和 !?
今日は手続きで必要な書類を書いてもらうために、実家の最寄の病院へ行った。
ここは、いつも待たされるから、一年に一度の更新の時期にしかこない。来ると3〜4時間は待つ覚悟で居ないと駄目なの。
だから、ついつい面倒で、足が遠のいてしまうのです。
天気予報では今日はメチャ寒いって何日か前から言っている。ふぇーーっ、やだよおー。
朝、目覚めると、やっぱ、寒いっ。今日はやめようかなあー?だけど、今日ゆくから、って、病院の
近所に住んでる中学校の時の後輩と、会う約束しちゃってるから、どんなに面倒でも、行かなきゃ!
グズグズしてて三宮駅から電車に乗ったのが、10時すぎ。乗りこむ時に声を掛けてくれた女の人と
並んで席に座る。なかなか感じの良い女の人でした。
地震の時以来、特別な時じゃなくても、周りの風景や街
を写真に撮るようになったって、話をしたの。
そしたら、その女の人は西宮に居て、知り合いの人も何人か亡くなったんだって。
そんなに重くしんみりしすぎないテンションで「あの時はいろいろ思ったね」とか、って話をした。
その人は、あたしをバス停まで送ってくれて、自分の乗るバス停へと去って行った。
バス停でたたずんでいると、横に立ってたおばさんたちが「10分も待ってられへんやん」と、
タクシーを呼んだらしい。そして、側に居たおばあさんに「市民病院まで行くけど、乗っていかはらへん?」と
声を掛けた。「途中までだからええわ」とおばあさんは断ってた。「そうか、寒いで」と言いながら、
おばさんたちはタクシーで去って行った。あ、あれ?おばさんたち、あたしには声かけてくれないのお?
・・でも、ま、いいか。おばさんの一人はメチャ咳してたから・・風邪うつりたくないもんねーっ。
結局、晴れてるけど、寒い風が吹きすさぶ中、じっと15分も待ってた。次のバスの時間がわかって、
時間のつぶせる所を知っていたら、暖かく待てたんだけどね。
病院に着いたのは11時前。受付あたりに居た病院の職員さんらしき人が声を掛けてくれて、
受付の手続きをしてくれて、眼科の前で待つ。いつもより少しは人の気配が少ない気がして、
聞いてみたら、「今日は寒いからねー」との答え。そっかあ、んじゃ、友達と会う約束して、絶対に
今日、来るようにしてて正解ねっ。
それでも、呼ばれるまでに1時間以上待ち、顔見知りになった検査技師のお姉さんが迎えに来てくれて、
診察室に入っても、まだまだ待たされる。時計を見ると、1時前。友達に「何時までかかるかわからないから、
一度、一時ぐらいに電話入れるね」と言ってたのに、もう1時をすぎている。
「今日はねー、まだ患者さん少ない方なのよー」「そーなんですか?」「そうっ。うちは、お年寄りが
多いから、うーんと寒い日か、雨の日は、患者さん少ないの。だから、そういう日においでね」って、
顔見知りの看護婦さんが言った。ははは、「病院日和」なのね、
いくつかの検査も済んで、診察も終え、あとは書類を書いてもらったのを受け取るだけ。
とりあえず、友達に電話したら、まだ寝てたっ!?
中学の時の後輩と病院の食堂で遅いお昼を食べ、それから、また駅に向かうバスに乗る。
駅まで戻り、いつも行ってる開業医の目医者さんに向かう。ここが、予想に反して、案外、時間が
掛かり、おまけにお役所の人が書類を入れ忘れたらしく、本来の目的は果たせず。でも、ついでにアレルギーの
目薬を出してもらった。
さて、外はもう暗くなっている。今、帰っても、電車こんでるよねー。
うーん、このまま帰るのもなんかつまんないっ。あ、そうだあー、お気に入りになってるちぢみ屋さんに行こうっ。
(2003年ちさちゃん日記の「11月25日 ☆ ちぢみ屋さん♪」を参照にっ。)
「あ、こんにちわっ」 店の近くに行くと、お店の人が気がついて声を掛けてくれる。そうそう、
この人が、何だか良い感じの人で、「そっだ、ちょっくら寄ってみるべ」と言う気にさせてくれるの。)
何を注文しようかと迷ってたら、常連のお客さんらしい、おじさんが、できてるチヂミを適当に
見繕いながら買っていた。あたしは、「豆腐ちぢみ」っていうのに、少し心ひかれてたら、その常連の
おじさんが「豆腐ちぢみも美味しいよ」と教えてくれた。「ちなみに常連さんは一番、何が好きですか?」と、
全く初対面のお客さんに聞いたら「うちは家族みんなバラバラだけど・・私は海鮮ちぢみが好きだなあ」と
教えてくれた。うーん、あたし実は海鮮ちぢみか豆腐ちぢみかを迷ってたのねー。どーしよー、って、
思ってたらお店の人が「豆腐キムチちぢみも美味しいですよ」とのコメント。それで、きまりっ♪
豆腐キムチちぢみを目の前で焼いてもらいながら、いろいろお喋りする。
「そーいえば、前に「チヂミ屋さんから聞きました」ってメールが届いたよ。まだお返事出せてないんだけど」って、
言ったら、「ああ、その人ね、大阪の結構、大きいボランティアのグループで頑張ってる人らしいですよ。」とちぢみ屋さん。
「チヂミ屋さんに聞いて、あたしのHP見てくれたらしく、あたしの事、かっこいいって書いてくれてたよ」
「返事かいてあげてくださいよ」「うん、そのままになってるお返事ださなきゃいけないのが山ほどあるから、
まとめて書いて行かなきゃいけないんだー。」とあたし。
今日は病院でたあーくさん待たされると思ってたから、時間つぶすために、てんてんを持ってきてたの。
今年は歌詞を書いてみようと思ってて、病院待ちで、ほんの少しだけ書いたよ。
なので、話のネタに、チヂミ屋さんに、てんてんと、そして、スティービーと写した写真を見せてあげたの。
「すごいですねーっ!!」と、感心され、やがて、できあがったちぢみとともに、退場するあたし。
チヂミ屋さんと話すと、何だかこっちまで元気になるの♪良い気分になって、ついでに実家に
立ち寄ることにした。珍しく父が帰っていて、「豆腐キムチちぢみ」を気に入ったようで、あたしや
弟よりも多く食べてた。まっ、いいか。たまには親孝行のつもりで、ね。
病院待ちは退屈で面倒くさいけど、それキッカケに楽しい人に会えたらそれは、それで良いか、ってね。