5月 5日 ☆ GW最終日 ♪
毎年、子供の日に神戸のハーバーランドで行われているジャズフェスティバルがある。今年で6回目をを
迎えたこのジャズフェスである。ジャズを習ってるアマチュアの人は、なかなか発表の場が少ないということで
ジャズピアニストの小曽根実さんが主催するようになったらしい。ジャズを習ってる、例えばピアノや、
サックスやボーカルなどの人は、なかなか他の楽器の人と演奏したり発表したりすることが少ない。なので
ラッキーならプロでジャズをしている人とセッションできるのだ。こんなチャンスはめったにないっ。
ただこのイベント、全くリハなし、練習なしなのだ。応募の時に自分が演奏したい曲名を書いて、
当日、出番の順番もわからないし、誰と演奏するかも本番になるまでわからず、ステージにあがったら、もう
せーのーで演奏しなければならないのだ。
実を言うと、あたしは今年このイベントに出ようかと3月に入って思いたった。去年のお盆明けから
始めたボイトレのレッスンの第一日目に「いずれはそのイベントに出たいし」と言ったら、先生は、
「いずれ、とか言わずに来年いこー」と言ってたの。それを3月ぐらいに思い出し、先生に言ったら、すっかり忘れていたみたいだけどねぇー。
とりあえず、あたしはこの何年か「歌いたいっ♪」と言い続けていて、
去年からボイトレも始め、なのにまだ何も形になっていない。多分、まだ本格的には歌えないだろうけどね。
だけど歌おうと思えば歌えるはずっ。下手糞でも良いからイベントとかで自ら「歌うっ!!」と言い出せないのは、経験が今までなかったからだろう。
だから、一度はじをかくとか、しくじっておかなければ、今の状態じゃ、進めないっ。そんな風に
思ったあたしは度胸をつけるために応募しようかと思ったのだ。
生バンドで歌ったことがないあたしが、ジャズなんて歌の最高峰だと
思ってるし、英語なんて全然だめで、それでもってリハなしの練習なしのセッションではじをかいてしまえば、
もう何にも怖くないでしょー?(笑)
そんな考えでボイトレは3月下旬から急いでジャズの英語の歌も
やり始めた。今までボイトレで本格的に歌に掛かってなかったので、やりがいもあるし、先生が厳しくなってきてワクワク
練習に励んでいたのであった。
結局、あたしは閉めきりがすぎていたので、応募はできなかったのですが、弟が出たのでみに行きました。
あの人ごみの中、白杖もって一人で突っ込むあたしって、エライよなあー、と自分でつくづく思います。
あんな人ごみ、親切な人は期待できないだろうと思いながら覚悟を決めて突っ込んで行くのです!!
2年前も昨日も、そんな沢山の人の中にも一人や二人、親切な人は居るらしいです。2年前は人ごみが壁のようになってて、モザイクの現場まで行くのに大変で、「すみませーんっ」と誰かに声かけても
聞く耳もつモノなんてなかなか捕まえられなかったのです。それでも親切なおばさんは一人だけ見つけられたけどねっ。
昨日は、2年前ほどの人壁でもなかったけど、久々なので行き方を思い出すのに少し時間がかかった。
おそるおそる歩いていると、おばちゃんが、声をかけてくれた。この人波であたしに気づいてくれるとは、このおばちゃんは良い人っ。そのおばちゃんが、
ダイエーとかの角から直線の道まで数メートル連れて言ってくれて、そこから、また一人で歩き出した。
やっぱ、見えなくなると、もう目では目印だったものが見つけられないから不便である。人波は流れていくので、
とりあえず、その気配に付いていく。渡り廊下を通り、モザイクの入り口に辿り着いたが、そこから、「海の広場」に
行く方法が思い出せない。一度、右へ進んで、元のところまで戻ってきて、それから、左へ進んで・・。
うろうろするのだが、よくわからない。こんな祭日の日にはみんなウキウキ自分のことだけで、こんなあたしに気づいてくれる人なんていないだろうなあー。
どうしよう・・と途方にくれかけた時に「大丈夫ですか?」と男の人の声がした。不審な動きのあたしに
気づいてくれるとは、きっと、お店の人か係りの人だろう。そう思って「ジャズフェスの会場に行きたいですけど」と
お願いしたら、その人は実は家族ずれのお父さんだったみたいだ。「へぇー、こんなトコでこんなの
やってたんだ」とそのお父さんは呟き、あたしをその会場の側まで連れて言ってくれた。感謝感謝ですっ。
んでもって、イベント見ている人ごみにまぎれ、4時間ぐらい一人で頑張ってましたですっ。
来年こそは、恥かいてみようかしらん?
5月 4日 ☆ んん?
今日はいつものように「ブリキのおもちゃ」の生放送を終え、ゲストさんとワシントンホテル1階ににある「エスプリ」でお昼ご飯。
ここは結構、お気に入りっ。ランチが680円でドリンク付き。店内にはハーレーというバイクがかざってあるらしい。
それから、3時半に梅田で待ち合わせて、6月発行のフリーペーパーのインタビューを受けた。
もう一人インタビューされている人がいて、その人が喋ってる時はあたしは静かに聞いていた。
話す仕事って、自分が喋っている時よりも人が話してるのを観察してるほうが勉強になるし参考になるものなのだ。
大阪から帰り、友達の居るお店に少し顔を出し、家路へと向かった。帰りすれちがった人が何メートル後ろで「こんにちわ」という
おばさんの声がして「ん?」と立ち止まると「前にご一緒したことあるんです。」との声。「あー、
そうなんですかあ?ども。」と答えた。「さっそうと歩きはりますねぇ?」と言われ、「そうですかあ?」と答える。
何せ、いつもの帰り道だもん。そりゃー、慣れてるさっ、なーんてことを心の中で呟いたあたしである。
そしたら、おばちゃんはまだモゴモゴと何か言ってはるから、「何ですか?」と、聞いてみた。
「あんた美人やから」「はあ?そうですか?ありがとうございます」とりあえず、礼を言ってみたが、
なんだろ?唐突なおばちゃんだ。「キレイやから胸はっていなさいね」「はあ・・・」「頑張ってね」「はあ・・・・・」
んん?キレイかどうかはわからんが、「胸はって」って・・・ごめん、あたし可愛い帽子かぶって、
短いジーンズのパンツはいてて、いつもより3センチか5センチぐらいヒールがある靴はいてて・・
十分すぎるほど、胸はって歩いてると思うんだけどなあー。これ以上、胸はって頑張って歩くとコンクリートの壁だって体当たりで粉砕してしまいそうじゃない?ヤバイでしょー??
いつも思うんだけど、街で出会う人の中に時々、「でも・・・あんたキレイや」とか言う人がいる。
その言い方が、まるで付けたしか、なぐさめのようなニュアンスなのは何故でしょー?「でも」って、何かを否定してるわけじゃん?
一応、誉めてくれてるらしいけど、いつも何か心にひっかかって、その言葉を素直に受け取れないのは何故なのでしょうね?
何だかふに落ちない気分で歩き出し、あまり大きくない信号の所で立ち止まる。平行して走っている道路の車が止まったから、きっと
あたしが渡ろうとしている信号は赤のはずっ。なのに・・あれ?渡ってくる人がいるじゃん??あれ?とか思ってたら、そのおばちゃん、
「今、赤よ。」と教えてくれた。でも、おばちゃん、その赤信号でわたってきたのは、あんたなんだけど?
そう心の中で呟くあたしに、通りすぎたおばちゃんは、またわざわざ戻ってきて、「気をつけてね」といって、
また去っていった。・・いやいや、おばちゃんも気ぃつけてくだされっ。まあ、悪い人ではなさそうなんだけどねー。
今日は何だか「んん??」と思うおばちゃんによく出会う日であったっ。
5月 3日 ☆ テレビっ子 ♪
この頃、毎週土曜日はお昼の12時から2時まで、必ず見るドラマの再放送がある。
えと・・タイトルは確か、「ごくせん」だっけかなあ?新任の女先生のおうちはヤのつく家業で、
この先生がピンとずれてるけど、いざとなったら一生懸命でめっぽう強いっ!!結構はまってしまって、
最近ではこの時間はどこにも出かけず、おうちでテレビに釘付け!!今まで見逃したのは2話分ぐらいかなあ?
だけどね、だけどねー、どうやら、今日で最終回らしい。えー、せっかくのあたしの楽しみがあー。
ちなみに声だけ聞いてわかった役者さん。お父さん役は宇津井健さん?主役の女先生ヤンクミは、
1話を見た時「ほら、この喋り方・・聞いたことあるよ。このクセのあるのは・・・えーとえと。
そうっ、「トリック」ってドラマの主役の女の子役の人っ!!」とテレビの前で一人叫んでたあたしです。あの人、
名前なんてのー?
今日はなかったけど、最近、不思議な現象。盛んに番組宣伝してる「伝説のマダム」ってドラマ。
本放送を多分、何曜日かの夜にしてるらしいのに、土曜の2時からも再放送してるのは何故っ!?テレビ局に
よっぽど予算がないのか?それとも、ドラマの中のスポンサーがよっぽど金持ちで、昼枠の時間帯も
買っているのか??あー、こんな推測をしてしまうテレビっ子って、やっぱひねてるかしらん?
5月 2日 ☆ 行ってみたいっ!!
深夜、寝ようと思いつつもテレビのチャンネルを回していると、映画らしきものがやっていた。
だいぶ前に浜村淳おじさんが話していた「ビリケンさん」とか言う映画みたいだ。何気なく回したのに
結局、最後まで見てしまって寝たのは明け方4時前。
映画は大阪の通天閣をめぐっての人々の人間模様とビリケンさんという神さんの物語。どんな俳優さんが出てるかは、
わからなかったのだが、浜村淳さんが悪もののボスっぽい役でチラッと出てたのは声でわかった。
たとえ、顔が見えなくても個性が強い人や特徴のある声や喋り方の人はわかるのだ。
映画を見ていて何だか本物のビリケンさんに会いたくなった。足の裏をかいてお願い事をしたら
良いらしいというビリケンさん。いつか会いに行くからねっ☆