古い記事の紹介 ランナーズ 1983年11月号 の記事
  皇居・日曜日
  朝8時
  千代田走友会 
 ランナーなら一度は走ってみたい皇居の外周約5キロ。距離よし、信号なし、アップダウン適度、そして片側(皇居側)緑多し。平日は走る車の騒音、排気ガスに悩まされるが、日曜日・祭日のしかも早朝はウソのように静か、清澄。千代田走友会はそんな”皇居”をホームコースにして十年余。規則なし、会費なしのこの自由な雰囲気の中、何百人、いえ何千人が爽やかな汗を流していったことか。もし、あなたがまだこのコースを走ったことがなく、たまたま日曜日の朝、東京にいるチャンスを得たとしたら、地下鉄東西線・竹橋下車、「和気清麻呂公園」に行くといい。時刻は8時前。仲間の笑顔が待っている。

                      (文面は原文どうり)
若い頃の写真
左から 藤田豊吉(71)、夜久弘(38)、渡辺柾枝(47)、伊藤君夫(36)、太田隆司(48)、種田一登(40)
 皆さん1983年当時の年齢です。
 いや〜若いですね、夜久さん別人のよう、伊藤さんはどこかのお兄ちゃん、太田さんは元気バリバリ俳優さんみたい!渡辺さんはピチピチ、種田さん靴なんか脱いちゃってどうしたの?
 初めて見る人は驚きだし、当時を知る人達は懐かしいでしょうね。

 この年の9月11日、オレゴン州にあるヘイワード陸上競技場において「ナイキOTCマラソン大会」が開かれ、増田明美が2時間30分30秒の日本女子最高記録で優勝しました。
 また、「第1回世界陸上選手権マラソン」が開かれたのもこの年、場所はオーストラリアのヘルシンキ、初代王者となったのはド・キャステラ(豪州)、記録は2時間10分03秒