一覧へ戻る ちよだ No.3 昭和55年4月1日(1980)発行
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第4回 東三マラソン大会について 山田耕二
 3月2日豊橋で催されました東三マラソン大会に佐竹さん、伊藤キクイさんと参加しました。この大会は東三スポーツクラブ(石原次郎会長50名)が主催しフルマラソンにはめずらしく時間制限もない自由なふんいきが受けて地元でも人気がありました。それが今回は『ランナーズ』に紹介され全国から500名の参加があり(始めての人が大半の様でした)新聞社やお役所主催と違った手作り大会のユニークさがありますので、紹介したいと思います。
 まずコースは豊橋、新城両市の陸連公認の平坦なコースですが、係員が不足の為交通ルールの厳守の義務ずけがありました。全員完走を目標としていますので完走予定タイムによってスタート時間を分け(4時間以上は1時間前スタート)又走る人のペースの目安となる様クラス別にゼッケンに予想タイムを表示した案内ランナーを走らせました。スピードをおさえられない初心者にとって大事な事と思われます。救護車が無いので歩いても休んでも自分の足でゴールにたどりつかねばなりませんが、ゴールには各人の為にテープが用意してありました。ゴールの後は前後を走った仲間と記念撮影があり完走証をもらって近所の風呂屋に行きます。風呂屋には昼食のおにぎり、ビール、ジュース等が用意してあり有難く感激でした。最終ゴールの人は6時間42分との事。尚その後主催者側より記念写真、タイム表及び中日新聞の当大会の切り抜き等送って頂きました。来年からは1月1日〜1月31日まで先着200名で〆切るとの事。少人数のクラブ主催ではやむをえないでしょうが、福井マラソンも時間制限になった現在、この大会は貴重だと思います。

新年会料理の報告 渡瀬みつ子
 1月27日の千代田区体育館で行われました新年会は大変盛況で有益な意見も沢山出て楽しいひとときを過ごしました。
 私達女性軍は食事係を受け持ち、予算内でボリュームと味と楽しさを作るべく、智恵をしぼり合いましたが、結果は如何でしたでしょうか。
 おむすび3升分のご飯は近所の料理屋に朝炊いてもらいました。朝寝坊のオカミサンご苦労様でした。
 サンドウィッチ30斤はパン屋のオジサンが早朝切って車に積んでくれました。キャベツやハムやその他のこまごましたもののすべて近所の人々の協力ですぐ使えるようになって私の所に届きました。
 本当にうれしく思いながら現場に行きますと、またたく間に出来上がりました。男性も結構楽しんで作って居た様です。きっと良い夫であり、お父さんであり、又その予備軍なのでしょう。でも普段やらないから楽しんで居るのかもしれません。いずれにしても手順良く出来上がり、お味もなかなかなものだったと思います。次回はお味噌汁も出して見たいなどと話し合ってみましたが、いかがでしょうか。
 お料理屋でする会も楽しいけれど今回の様な手作りパーティも気楽で味わいあるものです。第一余分な費用もかからない…又やりましょう。
 料理は女性のものと考えず、男性もどしどし協力して造る楽しさ、作る楽しさ、食べる楽しさ、しゃべる楽しさを走る楽しさに併せて味わう日を時には持ちましょう。       終
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