バンクーバマラソン&カナデアンロッキー  旅の記録
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2009/4/30〜5/9
バンクーバマラソン&カナデアンロッキー旅の記録 町谷芳郎、幸子
2009.6.3

 出発前々日から、突如巻き起こった豚インフルエンザ(その後豚⇒新と変わったが)ネーミングも悪いし、タイミングも悪い、マスク2人分×10日分を買い込んで(使わないだろうと思いつつも念のため)ともかく出発。
2009/4/30(木)
14:00 箱崎ターミナル⇒ リムジンバスにて成田へ

19:15 エアーカナダ AC004便でバンクーバへ

   -------日付変更線越え--------
   時差16H(サマータイム時間を含み)

2009/4/30 日本出発日と同日に現地へ
12:05(昼)バンクーバ着: 出迎えのガイドさんと出会いホテルへ向う。いつものことだが、ぎりぎりで申し込むので、今回もツアー本体からはみ出し“の先行2人旅!
チェクイン時間に間があるので、・・とガイドさんの好意で途中寄り道観光。
ブリティッシュ・コロンビア大学の構内へ、ここは一般の人も入れる憩いの場所ということで、芝生に寝転んで本を読んでいる人、ゆったりと散歩を楽しんでいる人がちらほらと・・・・。

この近くには、この地で客死した新渡戸(旧5000円札の肖像)さんの記念館があったが、ここは入らず横を通過する。この先でイングリッシユ湾に面したジェリコ・ビーチ公園ではまだちょっと肌寒い砂浜でビーチバレーに興じている人たちが・・そしてそのはるか向こうに、これから行くダウンタウンのビル群が見えた。 夕方ホテル着:部屋は25F窓からはダウンタウンのビル、入り江の海面、そしてノース・バンクーバの街並みが夕日に映えて」

   
あとでわかったことだが、二人だけの夫婦で先着してのチェクインだったため、他のツアーメンバーとは別に高層階の展望の良い部屋が取れたらしい。
 (翌日、現地ガイドさんから部屋のこと、他の人には内緒にね!・・と、ささやかれた)
5/1(金) 
**  朝食:昨夜スーパーで買ったパン・ローストビーフ・チーズにコーヒー・・。
 今日は14:00に、ツアー本体が来てロビー集合なのでそれまでの時間、スタンレー公園へ散歩&写生に出かけることに。


両足がしっかりとある人魚姫
ホテルから公園入り口までおよそ1Km、途中八重桜の並木が満開できれいだった。公園は一周約10kmといわれている海辺に沿ってほぼ一周を散策。
時間を告げるのに使われたという大砲やトーテムポール広場に立ち寄り、途中写生も1時間ほどして暖かい日差しの中、半日を十分に楽しみ昼過ぎホテルに帰着。

5/2(土)
6:30 モーニングラン;ガイドさんの案内でスタンレー公園を7〜8kmほどをジョギング。
今日走ったところは、レースコースの一部になっているとのこと、昨日散歩したところなので、様子はわかった・・ここがレースの中間点ちょっと前になるらしい。

本日の観光:レース後にカナディアン・ロッキー観光があるので、今日は自分の足でゆっくり観光したいというと・・・・・ガイドさんと現地観光会社の社長さんたちがお薦めの場所として、“バンデュセン植物庭園”を薦められた。
お勧めならば・・と、そこへ行くことに決定。   * これもお薦めの“バスのDayパスを”
   (シニア料金)で購入。  いざ出発!!


落ち着いた雰囲気の静かな庭園でした。

名前のわからない花から、チューリップのように見慣れた花までいろんな花が咲いていました。広い庭園はほとんど私たちの貸し切り状態のよう!
お昼は、入場口近くにある売店で買ったホットドックとコーヒー野外の休憩所で・・。                   
昼食後、池のほとりで記念の写生会をすることに、池を挟んで対岸でお互いに気に入ったところでスケッチ。後方がなんとなく騒がしい・・横をふと見ると花嫁さんの写真撮影。
名前も知らないカップルさん、ご結婚おめでとう! お幸せに!
充分に楽しんだ庭園をあと、まだ時間はたっぷりあるので次なる目的地として、ダウンタウンの(カナダプレス)が有る”波止場に行ってみることにした。
* そこには、今朝モーニングランのときに沖にいた豪華客船が2艘停泊していた。

はじめてみた(肉眼で)豪華客船は持っていたイメージとまったく違い、各部屋の海側のバルコニーはテーブルと2客の椅子がしつらえられている固有の空間になっていた。

* クルーザの旅は参加すると病みつきになる!
と言われるのも納得。
観ただけで本当に行きたくなってきた。
・・・ので、事後調査した。
※ 夏のバンクーバからのアラスカクルーズ(9日)は45万円/1人だった。
またまた夢が増えた

5/3 (日)バンクーバマラソン大会当日      
 4:30 モーニングコール・・・だが! その前に起きていた。:食事
 5:40 フロントに集合 :45 スタート地点へバスで移動。
* スタート地点に着いたとき、“フル・(マラソン)ウオーク”(全コース走る以外に歩く(制限タイム6H以上かかる)人がフルマラソンの1H前にスタートをしたところだった。
* スタート風景はどこでも同じ、仮設トイレの前は長蛇の列、ただちょっと違うのは7:00スタートのハーフマラソンの部のスタートコール始まっているのに、ハーフゼッケンをつけた人が何人も平然と並んでいること、そしてスタートが切られたにもかかわらず何事もないかの様子でまだ悠然と・・・、あの人たちどうしちゃったんでしょうか?
* 7:30 スタート前:ツアーのメンバー記念撮影
スタート前風景

最初の折り返しランナーと後続ランナーのすれ違い・ やがて市街地、中華街などを通りダウンタウン 北部海岸沿いをスタンレー公園へと向かう。
♪の応援はコース各所に スタンレー公園内の走路!

海岸風景を楽しみながら

走ると中間地点になる→
(公園入り口から2kmちょっと)
公園中央を通りビーチに出る、ここが25km地点、もう少し先29km(おりかえしで39から40に相当する場所)がこのコースの最高地点である登りがあるはず、
 このときは大会ガイドの読み間違いで、大会案内パンフには距離はkm、高さはフイートで表示されていたのだが、距離がmなら高さもmのはずと勝手思い込んだためかなり上り坂と覚悟していた。100ft=30mということで案ずることも無く無事通過。
33km過ぎで折り返す3kmほどの距離でのすれ違いは、見知らぬもの同士でも、 お互いに“激の交換”!ゴールを目指す。橋のたもとの公園を半周して、橋(最後の坂)を越えるとゴールは目前・・・・
・・・・。
ゴール:42.2km(42.195とはかかれていません、大会案内、記録書全て42.2kmです)
*ゴールタイム4H55M45S 着順 2434 Yukiko/M
*ゴールタイム4H55M45S 着順 2435 Yoshio/M

        ゴール後ツアーのテント前にて→

* 完走メダルと、お土産をたくさん貰い、ツアーの車でホテルまで送ってもらう。
夜の完走パーティで、予想申告タイム(5H:00)
との差:約5分ということで、ツアー中6位、ポロシャツとTシャツをゲット。

5/4(月) OPツアー カナデアンロッキーの旅
10:00 エアーカナダ AC208便にて カルガリーへ
12:30 カルガリー着 同行:千葉の女性2人と(添乗員)さんの5名の行動となる。
カルガリー:以前冬季オリンピックの開かれた場所、来年はバンクーバで再び冬季オリンピックが行われると言うことで、いろんなとこにロゴマークが!

ここからは、添乗員(兼現地ガイド)さんの借りたレンタカーでの移動となる。
最初の目的地レイク・ルイーズへ向かう。
*  レイク・ルイーズ:
湖はまだ氷に閉ざされ、ポスターのようなエメラルドグリーンの湖面は見られなかったが、氷上が雪に覆われた湖面の向こうには雪を頂いた山々が・・
   
これはこれですばらしい景観でした
雪が解けて、緑色の湖面が見られるときはバックの山もまた違った表情でしょう。

湖から歩いて10分ほどの所に在る今宵のわれらの宿“ディアロッジ(DEER LODGE)”へしゃれた外観のこのロッジには野天のジャクジ風呂がありこのロッキーの山を眺めながらの入浴は時間の経つのも忘れてしまう
(実際に1時間ほど入っていた)

夕食:アルバータ牛のステーキ、ピザ、野牛のステーキなど、みんなが、いろんなものを注文、お互いに分け合って賞味、野牛も思ったほど硬くなく、それなりにおいしかった。・・・・・・和牛ステーキとは一緒にはならないが、・・というところ。
<レイク・ルイーズ泊>

5/5(火)今日の観光のメイン:アサバスカ氷河
氷河へ行く前の腹ごしらえ

この昼食:昨夜のステーキを凌駕する厚さ2cm超えのステーキに、はみ出し最中ならぬ“はみ出しパイ”のデザート付だったので昼にして満腹となる

 コロンビア大氷原から流れ出しているいくつかの氷河のうちアサバスカ氷河というところに向かうのだが、一般の車は入れず、専用のバスで乗り入れ雪上車に乗り継いで行く。

* 氷河と氷の違い:氷は水が凍って出来たもの、氷河は降り積もった雪が雪自体の重さで圧縮され氷となったもの、その過程は30mの積雪で下部の30cmが氷に成るという。そして、ここの氷河の厚さは300mに及び大氷原中央では350mもあるという。
その氷河の先端が年々後退していて、以前はここまで氷河があったというポールから現在の位置は数100mも彼方にある。
地球の温暖化を目の辺りに見た感じだ!
この時期バスの外に10分と居られないと言う猛烈な地吹雪に、でも断続的に吹き止み、今日は暖かいほうというガイドさんの話もあり時間いっぱい(20分くらい)大いにはしゃぐ。

雪上車:キャタピラのついた10人乗り位で雪上を走るものというイメージだったが、ここのものは想像と違いバスの形で巨大なタイヤを履いたものだった特注品で世界に23台しかなく、ここにそのうちの22台があり、残る1台は南極のアメリカの基地で使われているという。

雪上の乾杯:某女性の思い入れ、コロンビア氷河の氷でバーボンウイスキーのオンザロックを飲んでみたい・・・・。実行に移すべく昨夜来こっそりと準備を!
 でも、カナダでは屋外の公衆の場所での飲酒は禁止だそうです。
 密かに! 吹雪の中で見ているのは、吹き付ける雪と私たちだけ、“乾杯”実行!!

氷河をあとに、ジャスパーへ向かう途中
岩肌を削るようにして流れる急流や、一転静かな川面に岸の木の影が写る、湖を思わせるように穏やかに流れる川など、見ていて飽きることの無い景観を楽しみながら・・・・
 
ジャスパーの街に入る。
夜8:30になっているのにまだ日暮れ前!ともかく1日が長い。
夕暮れにはまだ遠いそんな感じのジャスパーの街の風景です。

<今日もジャクジで旅の疲れを癒しました>       

<ジャスパ−泊>


5/6(水)
湖面に氷がまだ残る、ピラミッドレイク、パトリシアレイクなど湖めぐりの後、今度はジャスパ・トラムウエイ(ゴンドラ)でウィスラーズ山へ、山頂駅の周りはまだすっかり雪に覆われていているが、展望台の外側は数100mほどの距離を木道で一周できるようになっている。しかし、木道の外へは・・・
(警告!枠の外へは自己責任で・・・)の看板が!
警告に従い、ちょっぴりだけ雪上と、山頂の岩の感触を確
かめながら記念撮影。
    夜10時過ぎの夜景
山頂からの眺望を楽しんだ後、ジャスパーの街に別れを告げ
昨日来た道“ルート93”をバンフへと向かう。
途中:山・雪・氷河・川・滝・それに野生の動物など、飽きることのない道中を楽しみながらバンフの街へ。
                       
今日は、ジャクジ(お風呂)ではなく温泉へ
バンフの街はずれ、ボウ川を渡ったところにある、大温泉浴場へ(15〜20m位の小判型のプールといったと感じです)湯温:40°水(湯)深Max,1.2mといったところ。
混浴です、ただし水着着用。65歳超えはシニア割引あります($1割引)


5/7(木)   ** 旅も大詰、今日が最後の観光日
“聖なる湖” ”TWOジャックレイク“ ”ジョンソンレイク“と三つの湖を回る。そして再びリフトに乗ってサルファー山からの眺望を・・・と、たくさんの湖、山、川を観光、そのそれぞれの、名前を記憶することはとても出来なかったが、カナダという大自然なかで過ごした10日間忘れることの無い思い出です。
 写真:ただやたらに取りまくっただけなので総数は700枚に及びとても整理できず、記録も、纏め切れません。
5/8(金)
一路カルガリー空港へ。
バンクーバーで乗り継ぎ成田へ
カルガリーへ向かう途中
山から一転観渡す限りの大草原に!
     
日付け変更線を越えることで往路1日借りた日付けを返して、5/9(土曜)となる。
成田空港着5/9(土)
16:00過ぎ着陸 ニュースでは承知していたものの、一気に現実の世界に!
座席に座ったまま、新型インフルエンザ検閲を受け機体から降りる許可が出るまでおよそ一時間 (なんとなくバイキン扱いされているように感じてしまった)
でも、大ごとにならず無事通過・・10日ぶりに我が家へ。
今回も、非常に充実した旅でした・・・明日から又次の計画を

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