チャレンジ富士五湖制限時間外ゴール反省記
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2011/4/30
  鈴木康之 2011.5.8

 昨年のチャレンジ富士五湖からアッという間の1年が経った。第3関門で収容されてかのリベンジ。リベンジに向けての練習昨年の夏は暑かった。普段の練習はもっぱらナイトラン、父親が在宅介護なので夜9時に水分補給オムツのチェックをしてから、1時間前後の練習。お盆休みに入り、午前中練習から帰り父親を椅子からベットに移すとき、腰に痛みが走った。痛みが時間が経つにつれ増していき、自分がベットに横になった時には寝返りも苦しい状態だった。翌日救急外来に受診に行くのも一苦労だった。数週間コルセットのお世話になった。腰の状態も落ち着き3週間もしない内、経験もした事のない目眩におそわれた。2ヶ月続けての救急外来への駆け込み「発作性頭位目眩症」との診断4日間船酔い状態が続いた。4日間で口にしたものは、白湯のみ他は点滴が2回、体重も3キロ落ちた。元の体重に戻るのに2ヶ月弱かかった。約3ヶ月程、通院投薬が続いた。体調を崩す前にハーフ2レース、つくばエントリー済み、富士五湖のエントリーは、つくばの結果で決めた。とても100キロは無理と思った。

 その後2月に背中の腫瘍「神経線維腫症」をとる手術も決まっていた。

 富士五湖まで2ヶ月回復するかの不安があった。口実になってしまうが、72キロ下方修正でエントリーした。術後の抜糸まで約10日間ほとんど練習はしていない。その後風邪をひき、当時まで堰が止まらない状態が続いた。半年以上体調不良の波があった。

スタート前
 そして、当日のチャレンジ富士五湖72キロの部8時スタート、目の前の富士山が綺麗だ。富士山頭の上には一つ雲がかかっている。こうゆう時は、風が強く吹くと言われた。猫ひろしのカウントダウンでいよいよスタート。72キロは山中湖をショートカット、途中100キロ組と合流すると、歩道が混雑状態。河口湖大橋では千代田の応援組がいるのが見えてくる。西浜小学校の関門を通過すると上り坂、ここは歩いての通過、坂を登り切り野鳥の森公園手前あたりで2月に手術をした場所でなく4年前の古傷が痛み出す。堰も出続けダブルの苦しみだった。うどんを食べた後、片山さんに長いぞ鈴木さんとムチを打たれ、再スタート去年は國貞さんにムチを打たれていた。次は精進湖に向かう長い下り逆、帰りは歩きポイントと決めていた。歩道は狭く横から出ている枝で走りにくい。そういえば富士山はどこにあったんだろう???全く目に入っていなかった。精進湖を周り本栖湖関門駐車場に到着し、預けてあった補給食をウエストポーチにいれ、早々と折り返す。
野鳥の森公園前
うどんを食べている梅ちゃんと
去年はここでリタイ ア。しばらく走ると施設エイドがありコーラをいただく。話を聞くと飯塚直美さんの友達との事。そして、歩きポイントと決めた所で右足がつってしまった。しばらくセルフマッサージを続けたしかし時間がもったいないと思い歩く事にした。回復したのは、国道から野鳥の森公園に入る場所あたり。西浜小学校までは下りなので楽だった。西湖公民館関門では30分の貯金があったが、厳しい状態。河口湖ではペースメーカーを見つけ走り続ける。最終関門では、信号の落とし穴が待っていた。タイミングをみて走らないと引っかかってしまう。関門手前では、スタッフが時間が無いから急いで、と猛ダッシュで走ってくる。と、言われてもなかなか厳しい状態。最終関門を通過したのは制限時間40分残し、とても残り5キロイーブン8分は無理だった。最後の坂を上る頃は、日没あたりは真っ暗、足下も暗い、ナイトランには慣れているがここまで暗いのは初めて。たまにくる車のヘッドライトが怖く感じる。暗闇でスタッフがサイリウムを配っていたので1本もらい照らしながらの走行、やっと競技場のライトが見えて来たときにはホットした。
長い11時間オーバーの72キロだった。残念ながら時間内でゴールは出来なかった。スタッフが掛けてくれたバスタオルが暖かった。

  今回、ウエストポーチに入れて
失敗した物。
 デジカメ、途中重みを感じ捨てたくなった。分かっていたけど、入れてしまった。
逆に良かった物
 1:iPod「後半気晴らしになった」
 2:手のひらに入るくらい小さなボトル後でほしかった物日没だったので、当然懐中電灯。

やらなくて失敗した事。
 1:大谷さん書き込みのエイドごとの屈伸運動、また忘れてしまった。
 2:ゼッケンに反射板シールを貼り忘れた。日没ゴールする私には必要。

やって良かった事
 1:沿道応援者のありがとうと言う応援返し。
 2:子供とのハイタッチ。
最後に反省点
 1:フル+30キロなんとかなるだろうと思ったが甘かった。
 2:体調管理
 3:練習不足、1回30キロ以上の練習をしていない。
 4:エイドでの無駄な時間使い。
来年は、体調を整え万全な状態で参加したと思います。半年以上の体調不良の波は辛かった。「口実ですね?」
 来年も改めて72キロの部で時間内完走リベンジします。
 
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