雁坂峠越え秩父往還完走記
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2015年9月20-21日
  大竹 祐人
9/20〜9/21で153`のレースに無事完走いたしました。
このレースは甲府駅から雁坂峠を越え、秩父往還道から川越を目指す153`のレース。
制限時間は25時間!
25時間なら楽勝かと思われますが、40`〜60`辺りが完全な登山道のトレイルに!初のトレイルランです。スタートして50`の雁坂小屋まで登り道
足がボロボロになってから残りの100`を眠気と闘いゴールを目指します。
今回は晴天に恵まれウルトラ日和
久しぶりにゴールまで雨が降らない絶好のコンディションでした。
粟野さんがいないとだいたい晴れます(笑)
緊張 のスタートは、遅いのにもかかわらず先頭から3列目ぐらいからのスタート
早いランナーの集団の塊に引っ張られ35キロ地点までキロ6分のハイペースで突入一つ目のエイド、道の駅みとみで、そばとうどんを三杯いただきハイドレーションに水を補給ここから日本一長い避難抗6667mを抜けて登山道へ
先日の台風の影響でところどころ道が崩壊!
断崖絶壁の道を鎖につかまり、滑る丸田道をいくつも超えていきました。
しかし、木漏れ日の中を駆け抜けるのは意外と快適!
トレイルランにはまりそうに雁坂小屋に到着し、大谷さんとモリモリたちが荷揚げしてくれた飲み物を補給出来ました。ありがとうございます。
そこからは、登山道の下り道、滑る・滑る・道が悪いの連続で膝に疲労が・・
やっとの思いで国道140号に到着秩父の雄大な山々に魅せられながらの緩やかな下り。
快調に距離を稼ぐしばらくすると川の道のコースに到着
武甲温泉を越えた辺りから真っ暗に
ここからしばらくコンビニがありません!
今回のトラブル
予備の電池を持ちわすれ、ヘッドライトが暗い!
手持ちのライトでかろうじて足元を照らしながら自分と同じペースのランナーの背中を追っかけました。
正丸峠に突入!最後の登り、ここが110`地点!すでに足はボロボロ
未知のコースで不安になりハイドレーションにたっぷり入れた水が肩と腰に大ダメージ!でも気合を入れて前進!
CP7の吾野では、何といくら丼と豚汁がありました。もちろん完食 !かなり美味しかったです。
残りのコースは眠気との闘い!川の道でも経験した睡魔との闘い!
人は痛みより、眠気の方が上であることを改めて実感!
めちゃめちゃ痛いはずの身体より眠いことの方が辛いでも進まなきゃ間に合わない。
直線コースではかなり危険だが、目をつぶって走る
しかし、どんどんペースが落ちる。最後は気合!ゴールの事しか考えない!
一歩一歩踏みしめて走る!
空がうっすら明るくなると川越まであと3キロ表示が見えてきた。
嬉しかった!
150`も走ったんだとペースが上がる!
そして、スタッフが交差点ごと見えてきた。
ゴールは近くですよの言葉だけが最後の力ついにゴールが見えた!
涙が溢れる!感動の涙!
ゴール テープの先には、館山代表が笑顔で待っていた。
そして握手今回は1人での参加!
やっぱり千代田のメンバーがゴールにいなかったのは寂しい
次回は千代田のメンバーを誘おうと思った。
長くなりましたが、コースは素晴らしかったです。
また走りたい!そんなコースでした。

出走者256名 完走者148名 完走率57.81%私の成績  24時間14分54秒 107位
永久ゼッケン645番をゲット!
次は川の道520`に向けて頑張ります。
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