京都マラソン 報告
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2015年2月15日
  吉田 道生

この大会、なぜかクジ運の悪い小生が、初回より連続当選、連続出場しております。
というわけで、今年も走ってきました。

・記録は以下の通り。
ネット 3:22:20 総合順位 1101/11691人中 種目別順位 108位/11691位

  当方の順位はさておき、コース紹介と見どころに関して。

 スタートは西京極競技場。高校駅伝や都道府県別駅伝で有名です。所謂、京都陸上界のメッカです。
NHK取材
京都ウエア 防寒対策
冬の鴨川
  きれいな競技場です。ここを出て、ひたすら、桂川の方向へ走ります。桂川の土手で丁度5Kくらい、これを遡り、嵐山・渡月橋の手前まで直進、これを右折、大覚寺、苔寺、拝観している時間はありませんが、所謂嵐山エリアを北へ向かい、仁和寺の正面で丁度11Kくらい、1−3回大会までは、仁和寺の僧正たちが総勢60人余り、山門から念仏を唱え応援してくれました。ここは痺れるポイントです。いわば、超強力パワースポットみたいなもんです。今年は生憎の悪天候、僧侶はまばらでした。そのせいか、急に失速しました。
 その後、駅伝コースで有名な北大路通りをひたすら北上します。緩やかなのぼりがジワジワ脚にきます。
 これを過ぎると、北山・岩倉町あたり、宝が池の国際会議場脇へ出ます。去年までは、ここから更に、狐坂という長い長い坂とトンネルをくぐり、つきあたりで折り返し、下りはぐんぐん行くというジェットコースターのようなコースだったのですが、今回からコース変更で、このコースは無くなりました(当方は、ここが大好きで、なんと第一回大会では、ネット 2:59:45 サブ3達成 奇しくも当日3/10 満50歳の誕生日を迎え、年代別7位でした。表彰は6位まででした....)。

 もとに戻ります。ここでハーフです。比叡山を真正面に見ながら、冷たい冷たい比叡おろしを、まともに感じながら来た道を引き返すと、上賀茂神社の横に出ます。ここから何故かコースは、暫く、鴨川河川敷を下流に向かって凡そ5キロ走ります。土の道、ところどころ、固いコンクリート、時々段差ありで、注意力散漫だと、躓いてこけることになります。時々道幅も極端に狭くなります。雨や雪の時は、ぬかるんでドロドロです。当方のように早めのタイムで通過するとそれほど路面は傷んでおりませんが、時間が経てば経つほど、液状化が進み、まるで、田んぼの中を走っているようです。

 これを過ぎて、三条大橋手前で上に上がり、御所の横を抜け、京都市役所まで行きます。いちおう、京都の中心地を走ることになりますから、ギャラリー多数、まあまあいい感じです。おたべ食べ放題のエイドも、今回は、市役所にありました。ここで、つかめるだけのおたべをつかむのがコツです。ここでおたべを沢山確保すると、お土産代の節約にもなります。但し、まだ、33Kくらいなので、きちんと保管しながら走らねば、おたべの劣化がいっきに進むので要注意です。事前BOXの準備が必要です???。

 ここから、三条大橋を渡り、京都大学や吉田神社のある百万遍をのぼります。長い長いだらだらしたのぼりが続きます。35Kを過ぎ、38Kの折り返しまで、こんな感じで、ホンマに、足がつりそうになります。
 京都大学は入学試験も最難関ですが、この上りもそれに匹敵します。いわば、京都マラソンの中でも、最難関エリア 偏差値でいうと 75くらいの箇所です。

 折り返しを過ぎると後は下り、再び、京都大学の横を通り、ゴールを目指します。途中、京都大学のチアガールや、その他運動部らしき女学生が随分応援してくれます。結構元気をもらうことができます。
 そして、平安神宮の大鳥居の手前がゴール。現京都市長の門川市長が羽織はかまの正装で、ゴールしたランナーを握手で迎えてくれます。なかなか感動するものがあります。



走り終わって三輪さんと遭遇

 以上簡単ですが、京都マラソンの紹介とさせて下さい。冒頭申し上げましたが、当方は、このコース大好きです。
 京都という世界でも五指に入る文化の都を、3時間走りながら満喫できる こんなマラソンはなかなかありません。

 そう考えると、これまで毎年走らせて頂いている当方は幸せ者だと思います。
 是非、みなさん、走って下さい。

 以上
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