川の道フットレース2016
一覧へ戻る
2016年5月9日
  大竹 祐人
川の道フットレース2016 日本横断ステージ 520`の部に参戦してきました。

ウルトラマラソンを始めるきっかけになったに2012年の猪苗代湖1週65`から4年
その時を振り返ると今の自分を想像することも出来ません。

もともと足が遅く、肥満だった私ですが、初めて走ったフルマラソンで千代田のみんながとても褒めていただいたのを憶えてます。

走ることが好きな私ですが、スピードを出すのが苦手!ハーフ、フルは短くてすぐに終わってしまう。
ウルトラはずっと走っていられる!みんなが褒めてくれる!嬉しい!楽しい!

そして100`の大会に何度も参加をするようになって、さらに距離の長い大会がある事を知りました。
しかもその大会には、千代田のレジェンド大谷さん、森岡さんが参加し完走しているではありませんか。

「やってみたい」この思い1つで2年前に川の道ハーフ255`に参戦するも102`地点でリタイア、原因は、寒さと足裏の痛みで心が折れてしまった。
悔しかった・・・悔しくて泣いた。きっとまだ走れた。
自分の弱さを克服するために、また次回に向けて走り続けた。

昨年の川の道255`(後半ハーフ)に参加申し込みをすることが出来た。もう諦めない!この思いで日本海を目指す。
最終CPの日本海が見えたときは涙が溢れた。昨年の自分を超えられた!
そして手に入れた「川の道フットレース520`参加権」を!!!最高の喜びだった。
全てはこの大会のために練習を重ね、ついに当日を迎えた。


川の道フットレースは、今回で12回目開催

荒川を太平洋から上流へとさかのぼり、信濃川沿いに日本海へと続く道を「川の道」と呼びます。
「川の道」は荒川と信濃川のほぼ総延長にあたる520kmの世界最長のレース(ステージレースを除く)です。
ハーフでもボロボロだった私がフルで完走が出来るのか?夜通し走り続けて平気なのか?沢山の不安もありましたが、このレースに参加が出来る喜びの方が大きく、期待に夢を膨らませてスタートを待った。


(1) 4月30日 9:00 葛西臨海公園からスタート 参加者はフル121名 後半ハーフ40名
スタート前の記念撮影。土曜日ということもあり参加選手より応援に来ていた人の方が多く感じた。

週間予報では5月4日のみ雨マーク。途中前線の通過で風が強くなることが心配でしたが初日は好天に恵まれました。
スタートから延々と続く荒川土手は80キロほどあり、コンビニもありません。
しかし、名だたる千代田走友会の応援&応援ランのおかげで荒川の土手を軽快に進むことが出来た。
最後のお別れ時には、若林さん、りずみさん主導のもとエールもいただき力をいただきました。
一緒に走っていただいた皆さまありがとうございました。
この40`地点で森岡さんの足の具合が悪く辛そうに。「先に行って!追いかけるから」の言葉で先に進んだ。心配だった


(2) 熊谷市・熊谷警察交差点 CP5
80`手前で大谷さんが睡魔に襲われ仮眠のため一時離脱。ここから一人で進む。荒川ジャーニーランで3度経験したコースだから地図を見ないでもグングン距離を稼ぐ。小江戸大江戸で失敗した突っ込み走法も封印足に負担を掛けないよう一歩一歩確実に走る。それから夜中の3時ごろメールの着信音が深夜の夜に響きだした。
誰だろう?見てみると板倉さんからのメールだった。
「おーい起きているか〜?寝ながら走ってると危ないぞ〜!目覚ましビームを送ったぞ〜!頑張れー」
思わず笑った。そしてその目覚ましビームに打たれた私は一気に目が覚めた!板倉さんありがとうございます!


(3) 寄居町波久礼駅前T字路 CP6
最初のレストステーション173キロにある「こまどり荘」を目指して夜道を進む。やはり、夜間走の練習は大切だった。
ペンライトを持った走り方、眠気対策、どれも本番に貢献した。自分とペースが近い人の後姿を追っかけて距離を稼いでいく。
森岡さんが熊谷のファミレスで休んでいるとの情報が入り、足が動かないとの事。ここでリタイアを決断。
大谷さんと私に完走を託された。しっかりやらねば!!
そして初日の夜が明けていった。


(4) 秩父市上野町交差点 CP7
どうやらここから133`〜243`地点の間は、説明会によるとコンビニが無いらしい。
一番初めに見つけたサンクスに入り店員さんに一応確認してみる。「ここから先はしばらくコンビニは無いとの事」その言葉を信じ水と食料を多めに買い込みリュックに詰める。ズシリ肩と腰に負荷がかかった。それから少し走ると「あれ!コンビニがあるじゃないか?」それから3`ほど走るとまたコンビニを発見!店員さんを信じて買い込んだ食料の重みが私の身体を痛めつける。悔しい。自分の下調べ不足だった。
緩やかな登り道を駆け上がると大きな橋が見えてきた。「ループ橋だ!」遠くから見えてもデカいが近くから見るとさらにデカいし高い!
高所が苦手な私には少し怖かった。車の振動で崩れるのではないか心配だった。壮大な景色を我慢し、ひたすら足元を見て登ると終着地に私設エイドがあった。助かった。ここで飲み物と軽食をいただき、ワセリンも分けていただいたので足に塗りたくる。
今回の完走出来たポイントの一つが「こまめな足のケアを実施した事」定期的に足裏やふくらはぎをマッサージして疲労を軽減させた。
だけど166`も走ると疲労が隠せない。CP8の中津川分岐点からの登りは、歩く走るマッサージの繰り返しだった。
日が暮れかかる17時頃にようやく第1レストポイントのこまどり荘に到着した。173`地点だった。

(5) 「秩父市 こまどり荘」 CP9

森岡さんが待っていた!嬉しかった!1日に数本しかバスがなく便の悪いこまどり荘まで応援に駆け付けてくれた!嬉しい。
走るには難しいが、歩くのは何とか大丈夫そうだった。森岡さんに案内されお風呂と食事をいただく。食事が終わると大谷さんが到着した。まだバリバリ元気そう。寝る部屋が同じだったので起きる時間を合わせ就寝した。この時の睡眠は3時間ほど寝不足ではあるが起きると意外にスッキリしていて、筋肉痛も無かった。まだ行ける!まだ頑張れる!
5月1日22時44分 こまどり荘をスタートし第二レストポイント 小諸グランドキャッスルホテルを目指す。
ここからは大会初めてのコース八丁峠と十石峠を越えなければいけない。不安な夜間走だったが気合を入れて走り出した。
同じような曲道、時折吹く強風、山が唸る。不安が募る。眠気もぶり返してきたけど、ここからレジェンド大谷さんと一緒。どんな不安もすぐになくなった。そばにいるだけで安心が出来た。
1247mまで駆け上がった八丁峠から440mまで長い下りを抜けると夜が明けてきた。
本命の十石峠アタックが始まる。1351mまで登らなければ行けない。峠の手前に道の駅らしきところがあった。早朝でまた開店していない。自動販売機だけが光っていた。水も食料もまだある。さあ登ろう!気合を込める。細い道をバイクと車が行き交う。ドライバーには最高のコースなのだろう。
先の長い我々にとって頂上が待ち遠しかった。なかなか着かない。今まで2回経験している大谷さんがブドウ峠と三国峠の方が楽だったと言う。今回のコースの方が厳しいと経験者は誰もが言っていた。案の定、ここでリタイアが続出したらしい。
やっとこさ頂上に到着すると私設エイドがあった。助かった。水が尽きかけていたのだ。ペットボトルに水を分けていただくお手製のスープと特性ドリンクで満たされた。エイドを出してくれた二人の笑顔も素敵だった。ずっといてくれているらしい。
そこで、手作りの切符をいただいた。切符のような紙に 葛西臨海公園→新潟ホンマ健康ランドと印刷してある。完走祈願で作成されたらしい。暖かい心遣いに元気が出た。
ここから2キロ先がCP。展望台と駐車場とトイレが見えた。トイレに行くとこの水は飲めませんとの表示が!私はある程度の水を持っていた補給もしてもらえた。ここで水が飲めないとなると、この峠はかなり過酷と感じた。水のありがたみを再認識した。
この後は長い下りと長いストレートを進み暑さと眠気と闘っていた。そんな中、前方からサンタクロースがやってきた。どうやら応援ランらしい。大谷さんの知り合いのサンタクロースさん。握手とハグをしていただいたが酒臭いw 飲んでいるようだがかなりのスピードで駆けている。不思議な光景に目が覚めた。


(6) 佐久穂町 千曲病院入口交差点 CP11
久しぶりのコンビニローソンを発見!およそ100`ぶりのコンビニだった。迷わず食料と水を補給し、食事はそこの駐車場でいただいた。生きかえる。
次のレストポイントまであと22`ひたすら足を運ぶ。
長土呂を過ぎると小諸は近い、日が落ちてきたが、坂道は少ないのでマイペースで歩を進める。


(7) 小諸グランドキャッスルホテル CP13  265`地点
後半のスタート地点に到着した。先に食事をすませ。ホテルの大風呂にサッと入り、大部屋の仮眠室で空いている布団で久しぶりの就寝。
あまりゆっくりもしていられなかったので3時間寝て出発した。次は133`ほど先にある3番目のレストステーション「鹿渡館」を目指す。
明日は雨予報!装備は万全に夜間の長野県を走り始めた。過去に2度走った事にあるコースなので地図は見ないで行ける。
いつもは11時スタートなのだが、今回は1時に出た。去年よりも10時間も早い。昼夜逆転しているコースに真新しさも感じた。
上田城跡手前で夜が明けた。


(8) 長野市 善光寺 CP16
順調に距離を進め長野善光寺へ、到着が13時ごろだったので観光客で賑わっている。
場違いの格好なのだろうみんなの視線が集まるが気にしない。
時刻を記入してすぐに次のCPを向かった。次の浅野交差点までひたすら真っ直ぐ進む。ここはアップルラインと呼ばれ周りにはリンゴの木がたくさんある。
そこを走っていると喉が渇き、自動販売機で飲み物を購入しているとマツダのロードースターが横付けしてきた。「頑張ってね!」みかんをくれた。ありがたい!
貴重なビタミンを美味しくいただいた。


(9) 長野市 浅野交差点 CP17
浅野交差点を右折しここから国道117号線に入る。いつもならここにエイドがあるのだが、今回は無い!どうやら後半の人だけらしい!その後のセブンイレブンに入ると4回目の夜がやってきた。次のチェックポイント飯山駅まで17キロ、上り下りあり曲がりくねっている。ひたすら進んだ。


(10) 飯山市 飯山駅 CP18
新幹線の駅が出来た影響で、新しいお店が目についた。去年までは無かったのに!暗い飯山市のイメージが一新した。真新しい光景をみながら駅に着くと雨が降り始めてきた。
飯山駅で雨天走行用に着替える。夜間の準備も再確認。出発したところで雨が止んでいた。どうやらここだけ雨雲が切れているようだ。こんなところでも雨男ぶりを発揮した。千曲川を渡る常盤大橋まで河川敷を進むが8キロほどあり結構長く感じるのだが、今回は前線の影響もあって強風が吹き荒れる!まるで台風!雨でなくてよかった!
しかし、あまりの強風と眠さで道の駅で仮眠をとった。ベンチをより集め即席のベットを作り、大谷さんと寝る。20分ほど仮眠をとって外を見ると風はまだ収まっていない。
いつまでも待っていられないので、歩を進めた。この先は飯山線と信濃川に沿って進むが、ゆるい上り下りが続き、気温は下がらず暖かった。レインウエアが暑い。このころまた私も大谷さんも睡魔に襲われた。小学校と農家の車庫で風が当たらない場所で仮眠をとった。眠気の戦い!この時が一番厳しかったかもしれません。
そんな眠気を吹き飛ばすように雨が本格的に降り始めた。ここから次の鹿渡館まで約20`雨に打たれ靴がびしょ濡れになりながら走り続けた。気力が限界!眠たい!辛い!
リタイアをよぎった。そんな時には、必ず大谷さんが支えてくれた。「祐人!頑張ろう!」話す一言一言が力になった。
時間が刻々と過ぎていく、ダラダラしてもいられず気合を入れてスパートをかけた。やけくそだった。足が壊れてもいいやと思った。
やっと津南町が見えてくる。でもここから8キロ先がレストポイントだ!
やけくそダッシュがスピードを上げ、何人かを抜き去ってレストポイントに到着することが出来た。心と身体がボロボロでびしょ濡れだった。


(11) 津南町 鹿渡館 CP19
久しぶりの暖かい風呂に食事に布団。生きかえった。みんなからたくさんの応援メッセージも見てはいたが返信の余力もなく睡眠を優先した。
都度いただくメッセージは、本当に力になった。ここで3時間の睡眠をいただく、準備が終わり出発しようと玄関にいたら「祐人くん!」女性の声が、片山夫妻が応援に駆け付けてくれた。嬉しかったよりも驚きと感動があった。こんな遠方まで来てくれたのだ!ありがたい!
栄養ドリンクと笹ご飯をいただく!美味しい!写真撮影をして!いざ最終ゴール地点に向けて出発した!
身体の調子は、疲労こそあるものもまだ走れる状態。やはり布団での睡眠はかなり回復する。大谷さんと軽快に進めた。そして最後の夜が訪れた。


(12) 小千谷市 三仏生(和田邸) CP21
今回から正式CPになった和田邸 エイドステーションだがお酒がある。ビールがある。ラーメンおにぎり。仮眠所と盛りだくさんだ。ここで長い人は8時間もいるらしい。納得だ!すごく快適な場所だから!誘惑に負けず、栄養補給をしてすぐに出発をした。仮眠場所が空いていれば寝たかったのだが、すでにいっぱいだった。
足に肉刺(まめ)が出来始めた。痛い!辛い!それでも睡魔は襲ってくる。昨年の経験を頼りに風よけがあるバス停で仮眠をとった。30分くらいだろうか。
やはり身体は冷え切る。温めるために痛い足を引きづり小走りで長いストレートを走り続けた。しばらく行くと雨がパラついてきた。やばい!
近くにコンビニが見えた!慌てて駆け込む!他のランナーもいた。30分くらい大雨が降りそうとの事。ここでやり過ごすか!レインウエアを着るか迷ったけど、歩を進めるため、レインウエアを濡らさないために傘を買った。レインウエアを乾かすのが面倒だったからだ!
降り始めた雨に飛び込みしばらくするとコインランドリーを発見!雨がかなり強くなった。少しでやり過ごせるなら仮眠をしようとなり、ここで仮眠をとった。そして、起きたら止んでいた。幸運だった。


(13) 長岡市 大手通り交差点
交差点についたころは2時半、繁華街があり酔っぱらった若者やおじさまが楽しそうに行き交う。せっかく買った傘だったけど、持っていくにも荷物になるので、通りすがりのおじさんにプレゼントしたら快く受け取ってくれた。のちに考えれば、杖じゃなくて傘でもよかったかなーと今は思います。
ここから三条市三条大橋に向けて長いストレートが待っている。ここでまた睡魔に襲われた。大谷さんは元気だ!どうしても眠気が取れず。地下道の入り口で仮眠をとった。足の疲労もピークだ!残り50`が果てしなく遠い!辛い!痛い!でも諦めない!そんな思いで心が崩壊しかけた。
これじゃいけない!ゴールした自分を思い浮かべる!涙が出た!ゴールしていないのに!この感動を実際に味わいたい!アドレナリンをフルに活用した。


(14) 三条市 三条大橋 CP23
ここからが最大の正念場だった。足が痛い!左ひざの裏辺りが痛い!走れない!残り25キロ!耐えられるか心配だったが!その心配が現実味を帯びてきた。曲がらない。激痛!もうだめだ!本気で諦めかけた!
「祐人!大丈夫!」大谷さんの言葉が背中を押す!「まだ時間はある一歩一歩行こう」泣きそうになった。
このまま時間が過ぎる。どう考えても厳しい!大谷さんに先に行ってくださいと伝えるが、「大丈夫だ!最後まで一緒だ!」と言ってくれた。
でも迷惑はかけられない!自分が出来る最大限をしようと考え!ドラックストアを発見し 膝サポーターと杖を購入した。痛みを軽減させ少しでも早く歩を進めたかったからだ!
初めての杖!杖の使い方を大谷さんから教わった。痛みが和らいだ。これならいける。
しかし、大野大橋までの10キロは生半可な場所ではなかった。横から強風が吹き荒れたのだ!帽子は飛ぶ!身体はガードレールに叩きつけられる。でも進まなきゃ。大谷さんは後ろから見守ってくれた。私を置いていかないために。このペースだとギリギリ間に合わない。もう一生走れなくてもいいから、折れてもいいから、今やらなきゃ!
気持ちだけで進んだ。
ようやく大野大橋が見えてきた。


(15) 大野大橋 CP24
やっと到着するも足が限界を超えていた。痛い!気力だけで立っている。
ここで大谷さんに最後のお願いをした。「先に行ってください。大谷さんが間に合わなかったら。自分が一生後悔します。」「俺は必ず完走しますから心配しないでください」と力いっぱい伝えた。
大谷さんは「祐人が完走するというなら最後までいる」と言ってくれた。何も言えなかった。信じてくれていたからだ!
ここから風が弱まるも暑い日差しに体力が奪われる。前方には、自分よりも辛そうなランナーがちらほら!みんなキツイんだ!頑張らなきゃ!
最後の土手に着いた。ホンマ健康ランドが見えている!もうすぐだ!一歩ずつ確実に進んだ


(16) 川の道岬 CP25
信濃川の河口 日本海が見えてきた。遠い人影、よく見るとセーラー服を着た森岡さん!ここまで駆け付けてくれた!
「頑張ったね」の言葉に涙が溢れてきた。「祐人!まだゴールしてないよ!」必死にこらえる。

ついに!ついに!たどり着いた!日本海! やったーーー!
自分の足でここまできたのだ! しかし、一人の力では到底無理! 応援してくれた全ての人の力が足を動かしてくれた!心を強くしてくれた!
今までに味わったことの無い感動がこみ上げる。辛かった分!感動は計り知れない!
いつまでもここには居られない!ゴールは先なのだ!写真を撮って3.7キロさきのホンマ健康ランドを目指す!
ここからは森岡さんも一緒だ!
少し安心したのか、気持ちが切れかかったのかここから足が重くなる。対岸の河川敷を上流方向へ最後の力を振り絞る。


(17) ホンマ健康ランド
ついに見えたゴールテープ、ウインドウブレーカーを外し、杖を外し、ナンバーが見えるように整えゴールテープへ! 涙が溢れた!感動した!嬉しかった!
大谷さんと同時にゴールを切った!尊敬する師匠と一緒にゴールが出来た。
一生の宝物だ!
この日をこの時間を忘れない!

ゴール(519.7キロ 5月5日17:49:56)
記録 128時間49分56秒
完走 121人中53位

大会前、大会中とたくさんの方からメールなどで応援いただきました。皆さまの応援があってのゴールだと思っております。
このレースを完走するために必要な事の一つは「強い心」ですが、自分ひとりの気持ちでは到底成し得ません。本当にありがとうございました。

主な通過地
葛西臨海公園→戸田彩湖→鴻巣→熊谷→寄居→秩父→十石峠→佐久市→小諸→上田市→長野市→飯山市→小千谷市→長岡市→三条市→新潟市


最後に
一緒に走ってくれた大谷さん
 
いつも励ましてくれてありがとうございました。
「祐人、大丈夫か?」
「祐人、頑張ろう!」
「祐人、もうすぐだ!」
「祐人、パンを半分こにしてあげる」
「祐人、この花は踊子草っていうんだよ。」
「祐人、この木は・・・・」
「祐人、、、、、、」
「祐人、、、」
必ず「祐人」と呼び掛けてくれた大谷さん

辛くて苦しくて相槌しかできなかったときでもずっと励ましていただきありがとうございました。
感謝しても感謝しきれません。
これからもずっとレジェンド大谷さんの背中を追っていきます。
健康で長生きしてください。

千代田走友会 大竹 祐人
count: カウンター