奈良近郊歩きの記
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2016年5月27日
  池田 義久
学生時代から ほぼ50年ぶりに行ってきました

一日目
 5月17日朝 東京駅発 名古屋から 関西本線 亀山乗換え笠置まで 亀山から奈良までは非電化区間で
JR西のローカル用 キハ120形 気動車で 鈴鹿を超えて柘植駅 ここいらから甲賀市一帯 甲賀流忍者の地
続いて 伊賀流 伊賀上野駅 日本三大仇討ち ご存知荒木股衛門 鍵屋の辻 横目で通過 12時28分笠置着 歩き開始 笠置寺経て 柳生の里へ
柳生家菩提寺 芳徳寺 家老屋敷 陣屋跡 石舟斉が天狗と戦い切ったのが大石で 見事に二つに割れている 一刀石  
山裾のアップダウンの道が続き 沢山の石仏と出会い 好天の中大汗、 田んぼからは 蛙の合唱、上からは鶯の鳴き声の途切れることなく・・
" 奈良までのほぼ中間の忍辱山(にんにくせん)
円成寺まで約9kmの「剣豪の里コース終了 奈良までは滝坂の道となるが ここで酒屋の主人が  "
最終バスが来るよ・・17:21分発で 奈良駅前ビジネスホテル宿泊、歩いた距離は10km程だが 山裾 石畳のアップダウンは
結構疲れた 天然泉の大浴場はありがたかった


二日目
 バスにて浄瑠璃寺へ ローカルバス乗り継ぎ 岩船寺へ この地は県境越え京都府、今回一番楽しみにして来た地域
岩船寺から下り基調の山裾を石仏巡りで 浄瑠璃寺へ 本堂と池を挟んで向い合う五重塔は朱色が映え、逆さ富士ならぬ逆さ五重塔
門前でビールと蕎麦を バスで東大寺まで戻り 第六十次式年造替中の春日大社お参りしました、後 修学旅行生等で賑う東大寺
右手の二月堂参道経て 二月堂 三月堂 四月堂をお参り 二月堂下の瓦と壁土の塀越しに見る二月堂は一幅の絵 正倉院経由県庁前へ バスにて天理市ビジネスホテルへ


三日目
山の辺道を 桜井へ向かう 天理駅後の 写真2枚は天理教本殿 スタートの石上神宮(いそのかみじんぐう)にて 山の辺道 通行手形拝領
長岳寺 黒塚古墳 桧原神社 幾つかの天皇稜を経て 大神神社へ三輪明神ともいい、背後の三輪山を御神体  ここで頂いた三輪素麺は良かった
 金屋の石仏 桜井駅に近付き 仏教伝来の地の碑 石仏沢山、変化のある古の16kmでした  桜井駅前ペンション泊まり

四日目
桜井駅から近鉄で一駅 長谷寺駅 ここは池田家の菩提寺 谷中 長久院、真言宗豊山派の本山で 高野山と同じく弘法大師によります
牡丹も見ごろを過ぎ 少しでした ご開帳のご本尊おまいり、再び近鉄で室生口大野 駅近くの大野寺 磨崖仏参拝して名古屋経由帰宅
中々 楽しい古道歩きでした 天気がよすぎて 良く日に焼けました、秋には 熊野古道へ 高野山から 熊野大社までの 小辺路 約70km予定しています
今回ほぼ半分の距離でしたが 1週間ぐらいで行けるかな 標高も1000〜1200mの山道だから ワクワク楽しみだ!

お付き合いありがとうございました、写真は スライドショーで30分ぐらい予定ください。

時間のあるときにゆっくり観てください(要合言葉) アルバムを見る(418枚) count: カウンター