2004年アテネパラリンピック マラソン金メダリスト 高橋勇市さんの自叙伝 「かけはし」 が出版されました |
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「かけはし」は、私の日記や、家族・友人の記憶を元に書き上げた自伝です。音声ソフトをインストールしたパソコンで原稿を作成しました。執筆するに当たり、多くの皆様方に御協力頂きました。
出生から発病、失明、そして絶望した暗闇の中でマラソンとの出会い、光が差し込んでくるまでの長い道のりを年代順に書き上げました。
アテネに出発するまでの間、私は、オリンピックの応援ソングである、ゆずの「栄光の架け橋」を何度も聴いて、勇気付けられました。選手村に入ってからも、毎日、この歌を聴いていました。この歌を聴いているとなんだか自分のことを歌ってくれているような気がしてなりません。そしてなぜだか、自然に涙が溢れ出てきて、胸が熱くなります。金メダル獲得まで協力して下さった伴走者、ボランティアの方々、横手市民栄誉賞受賞、秋田県民栄誉章授章まで応援してくださった県民の方々、たくさんの人が栄光への架け橋となって下さいました。暗闇から、栄光の光に向かって駆け走る高橋勇市です。ここに至るまで「かけはし」と言う一言で表せるのではないでしょうか。そしてこの本の題名としても、一番ぴったりくるような気がします。
過疎化が進む秋田県ですが、この本が架け橋となり、多くの観光客が訪れ、秋田県の町おこしの架け橋となれば光栄です。また、同じ境遇で苦しんでいる視覚障害者の方々にとって、希望に向けての架け橋となればとも思います。障害があっても夢をあきらめずに頑張れば、輝かしい未来があることを沢山の人に知ってもらいたいのです。
あきらめかけた夢はありませんか?
夢に向かって努力していますか?
目標に向かって駆けて行く私の姿を御一読下さい。
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