制空戦闘の現状と展望、及びその関連な感じ
F−15問題のとこで盛り上がったんですけど、
本論とちょっと違うかなと。
新参者が勝手してすみませんが、本論に軌道修正して打ち切ってしまう
には惜しい!と思いましてこんなんしてみました。
宜しかったら続けたいんですけど・・・。
今までこんな感じで話がすすんでましたー。参考までに
発言りったあ
ども、はじめまして。
数年前まで、F−15は陸の多目的戦闘機の最上位機種だったと思います。
(海のそれはF/A−18ね)
ドグファイトではともかく、電子戦/要撃能力でF−16は15に一歩譲ると思います。
しきりにミサイルのことをおっしゃってる方がいらっしゃいますが、
IRならチャフが、レーダーならECMが、
最後にはドライバーの練度によるマニューバもあります、絶対当たる訳ではありません。
59 名前: ? 投稿日: 1999/07/08(木) 13:27
りったぁさん:
>IRならチャフが、レーダーならECMが、
>最後にはドライバーの練度によるマニューバもあります、絶対当たる訳ではありません。
これは、ちょっと厳しいのではないでしょうか?
特に最新の技術を鑑みれば、、、ですが。
・IRにチャフ
チャフは確かに有効でしたが、現在の技術ではチャフをキャンセル
させる技術があるようですよ。
最新のシーカーでは加熱した機体温度とエンジン温度情報の積を用
いて追尾可能になるそうです。当然ながらIR画像追尾ではチャフ
はまったく効果ありません。
・レーダーならECM
レーダーにECMという話ですが、これもちょっと…でしょう。当
然ながらカウンタ技術としてECCMと言うのもありますし (攻撃
側にはそのカウンタ技術としてECCCMとか、、きり無いな) そ
れ以前にアメリカのミサイルをジャミングできたという話はついぞ
聞きませんね。
・ドライバーの練度によるマニューバ
これは高G起動によるミサイル本体の破壊もしくはシーカーのサー
チエリア外への移動によるロックミスを誘う事だと思いますが、最
新のサイドワインダの耐G強度と、センサの強化によるサーチ周波
数の高速度化(点センサから線センサ等)によって陳腐化しつつあり
ます。
昔は、例えばスパローなんかですと、速度を上げて突っ込んで行け
ば直撃しない限り大丈夫と言われていましたが、それもはるか昔の
話です。最近の近接信管は正確無比で爆発するまでのタイムラグは
ほとんどありません。
(爆発開始まで数マイクロ秒、破片飛散開始まで十数マイクロ秒)。
61 名前: >59 投稿日: 1999/07/08(木) 15:58
○マニューバについて
ミサイルの機動性能は固体ロケットモーターの能力に
依存している以上万能ではなく、ゆえに、戦闘機の
加速・上昇・機動性能の優劣はミサイルの命中確率を決定的に
左右する可能性があると思います。また、陸地上空なら
地形遮蔽やグラウンドクラッターの利用が有効な可能性も
排除できないです。ミサイルの必中エンベロープ内に
敵機を収めるのも、そこから逃げるのも戦闘機の性能一つ
なので軽視できようはずもないと思います。
○光学/電子戦について
技術の進歩を前提にすれば状況はいつでも変わりうると思います。
現状アメリカの一人勝ちなのは認めますが先は分かりません。
アビオニクスを何か積もうとすればすぐラクダのコブのお世話に
ならなければならないF16よりはF15の方が環境の変化に対応しや
すいということは言えると思います。
62 名前: ? 投稿日: 1999/07/08(木) 16:27
61番さん:
>敵機を収めるのも、そこから逃げるのも戦闘機の性能一つ
>なので軽視できようはずもないと思います。
軽視はしませんよ。しかし、最近の技術ではそのエンベロブが拡大
の一途にあり、追われる側にしてみれば極限のマニューバ技量を必
要とされるということです。
そしてその極限のマニューバ技量を発揮させるためのパイロットに
投資される費用+時間に対するその効果を考えると、一言で逃げら
れると単純に言い切れるのか?と思っています。
>技術の進歩を前提にすれば状況はいつでも変わりうると思います。
>現状アメリカの一人勝ちなのは認めますが先は分かりません。
確かに先はわかりませんが、日本でF15が現役でいる間は状況に
変化がないのではと思いますよ。
先の書き込みは確かに時間的には先の話が含まれていますが、F15
が現役でいる間に確実に実現できるであろう技術も含みますし、現
状の技術の話もしています。
63 名前: >62 投稿日: 1999/07/08(木) 19:12
?さん:
>軽視はしませんよ。しかし、最近の技術ではそのエンベロブが拡大の一途にあり、追われる側にしてみれば
>極限のマニューバ技量を必要とされるということです。
アーチャーや最新鋭のサイドワインダー等を使用する近接戦闘では確かに驚異的な進歩があり、59でおっしゃ
っている通りであると思いますが、BVR戦となるといささか違ってくるかと。というのは、ミサイルを無力化
しうる時間と空間がふんだんに存在するからです。極端な例を挙げれば、対進状態から単に上昇反転するだけで
ミサイルの射程は激減しますよね。この点はアムラームや、名前は失念しましたが3次元翼をもつロシアの中距
離AAMでももれなく当てはまる訳で、固体ロケットモーターに依存しているからうんぬんというのは主にこの
点の事を言っています。アムラームが極めて命中率の高い必殺兵器だと言われているようですが(確かに70年
代のスパローと比べたらウソのように当たるのでしょうね)、モーターのエネルギー(と双方の位置、機動)が
決定するエンベロープの中に占位した上で発射して初めて必殺と呼べる(ほどの性能を発揮する)わけで、そう
なると必中を期する場合の射程は長くて15マイルといったところなのでは(この辺りほとんど無根拠で歯がゆ
いのですが)と考えるわけです。となるとBVR戦は会敵の際の機動がかなり重要な位置を占めるのではと。
特に双方多数の、規模の大きな空戦になれば中距離ミサイルをかいくぐることができる機会が少なからずあると
考えています。まあこの辺りは兵器の性能を踏まえた運用の問題になると思いますので、機動性能さえあれば高
性能ミサイルなど要らないとまでは言えないのは無論として、しかし近接戦以上に戦闘機の性能が勝敗を左右す
る状況にはなっていると思いますが、どう思われますか?
66 名前: ? 投稿日: 1999/07/09(金) 00:38
63番さん:
必中限界は私も知りません(笑)。多分、限界の維持機動G、ミサイル重量、そして推
力が判れば、それなりの予測が可能でしょうけど。
確かに推力は有限です。ですが、有限なため逆に誘導機構の発達が促進されたと思っ
て良いのではないのでしょうか?例えばAMRAAMの場合は、
>極端な例を挙げれば、対進状態から単に上昇反転するだけで
>ミサイルの射程は激減しますよね。
こういった機動すら凌駕しようとしています。詳しくは教えてくれませんでしたが、
相手の初期エネルギ状態から相手の機動を先読み出来るようにもなっているとの事で
す。この辺は総て本当とは思えませんけどね。まぁ、売り文句でしょ(笑)。
総てにおいて完璧ではありませんが、確実にマニューバが幅を利かせる領域が減って
きています。より正確にはより肉体的限界に迫る機動が多くなる傾向かな。
それはそうと、ちょっと戦闘機の性能という言葉一つで括られると、今一つハッキリ
しないのですが、これは今までの話の筋から行くと機動性(運動性)と言うことで良い
のでしょうか?これはちょっと確認を兼ねて。
67 名前: りったあ 投稿日: 1999/07/09(金) 02:58
すみません、私の不用意な発言から大問題に発展してしまったようで。
「撃たれちゃった後」は、もはや殆ど抵抗できないのは判りました。
つまり、これからは、よりその前のポジショニングが重要になるわけですね?。
「撃たれる前に撃つ」ってことで、ウェポンの機動性能、航続/滞空性能、
目標の可能行動と予測行動を弾きながら
当たるか(届くか)外れるかぎりぎりのところで勝負をかける、と。
つまり、早く「撃てる(届く)」位置につく為の、
キャリアのスペックとマニューバのスキルが重要になるわけですね。
68 名前: (61`63) 投稿日: 1999/07/09(金) 12:23
?さんレスありがとうございます。
りったあさん、割り込みしちゃって恐縮です。
BVR戦の際の機動力というのは主に加速能力と考えています。F−16が誇るような
ハイG維持旋回の能力もあるいは重宝するかもしれませんが副次的なものだと思います。
位置・速度エネルギーがあればあるほどミサイルの有効射程=機動可能時間は延びるので、
最初の交戦時の戦果にかなり影響するのではと。
しかし戦闘機のパイロットがこの種の戦術状況を正確に判断するのは至難の技なのは想像に
難くなく、空中・地上管制がない状況で戦えば、その時点で負けたも同然だといえるでしょうね。
あとミサイルのプログラムも、相対状況によって、位置エネルギー確保<->最短経路で飛行
をスイッチするようになっていれば、そうでないものとはかなり威力が違うと思います。
で、安心して発言します。
近い将来、若しくは既に、ミサイル万能な感じなんでしょうか?。
ガンファイトなぞする余地なし、みたいな。
銃剣が無くならないのと一緒で、機銃も無くならないと思います。
根拠は有りません、私が思っただけです。
但し、戦闘機のメインウエポンは当然ミサイルじゃないですか。
あまり平凡な考えですいません。
基本的にはBVRミサイルの打ち合いになると思います。
スウェーデン空軍みたいにBVRミサイルを打ったら後は逃げろ
みたいな考え方をする空軍ありますし。
GUNの存在価値は益々減っていくと思います。
ベトナム戦でGUNが見直されたのは、当時はIFFとミサイル
の信頼性が低く、有視界での戦闘が多かったからです。
ミサイルが額面通りの性能を発揮するようになったフォークランド
以降はGUNによる戦果というのは殆どないと記憶してます。
湾岸でも空中戦による撃墜はF-15のAIM−7が主でGUNによる
戦果はありません。(A−10の30ミリ砲を使った未公認記録
はあるみたいですが)
米軍のフライト・マニュアルにおいても、GUNの使用はFODの
可能性があるので勧めていませんし、事実、GUNを使った空対空
訓練自体もあまりやってないようです。
ただGUNを無くすのは最後の自衛手段の確保ということで、
パイロットは反対するでしょう。
個人的にはかつての空対空ロケットのようなものが見直されると思って
ましたが、技本ではそのような研究が進められているようです。
目標の付近でフレシット状に爆発するものらしいです。
ステルス化が進むとBVRミサイルの価値も下がる、だからIR誘導
の空対空ミサイルも重要なんだと力説していた某2佐殿の言葉も
思い出しました。
なんか長文になってすいません。
なるなる。ガンの役目はもはやパイロットのメンタル・ケアですか。
となると、バルカンみたいな大掛かりなガンは無くなって、
浮いたペイロードぶん1ぽんでも多くミサイルを積む、と。
まさにウェポン・キャリアですねえ。
戦闘機、というより空とぶミサイルランチャ。
>ステルス尾崎さん
銃剣が無くならないのと一緒で、機銃も無くならないと思います。
今でも機銃を装備しているのは、
むかしはそれで戦っていた名残りですって、
将来、今では単なる慣習ですって感じですね。
「教官!ガンなんてまず使わないし格闘戦だってありえないのに
何故装備と訓練は存在するんですか!?」
「おめえそりゃ、戦闘機にはつきもんだからよ」
でも、今でもTOP GUN ってあるんでは?
お〜、いいスレッドができましたですね。
ガンですが、戦闘機の目標は戦闘機だけではない場合があるので、状況によっては
非常に有用な場合があり得ます。また空戦の際も、効果的ではないにしろ装備の在る
無しは大きいものがあるかもしれません。というか、使える状況なら使うもんです
よね。というのは、ベトナム戦争後の空戦はワンサイドゲームの色彩が濃く、
同レベルの空軍同士の総力戦も同様の状況になると考えるにはちと条件が違いすぎる
可能性も在るのではと思うからです。銃剣に続いて、たとえを挙げれば戦車砲の同軸
機銃のようなもんでしょうか。
低空飛行してる戦闘機には、いちおう実弾も有効なんでしょ?
気休めにはなるんじゃないのかな。
あと、将来、もっと有力な実弾兵器が実用化された時にも、
機銃を積むノウハウが残ってる方がいいからとか。
米国のCCV実験機では機銃の有効性が証明されていましたよね。
CCVだからという前提ですが。
確か目標の未来位置に機体軸だけを傾けて(進行方向とイコールではない)
機銃を撃つことによってクルーズミサイルだったかな?その程度は撃墜出
来たとかという話です。
ただ、その機動に人間が耐えられる(感覚的に)かどうかは分かりませんが、
CCVが一般化した場合は、その機動方法を用いた近接戦闘の可能性によ
る戦法の変化、、例えば機銃の性能強化という考え方は起こりうるといま
す。ここまで行くと保険(mrc)の保険(cc)の保険(gun)って感じですが。
それはそれとして、中距離戦だろうが近接戦闘だろうが、最終的には彼
我の初期エネルギ差によって有効に戦闘を進められるかどうかは決まる
わけですよね?やはりエネルギ戦からは逃れられないとは思う。
相手よりも常に高い余剰推力を保ち続ける。
EMの基本ですね。
DACTをやると2対4でもあっという間にけりがつく
F−4とF−15の決定的な差がこれです。
でも機銃の強化に向かうとの予想はどうでしょうか。
何しろ機関砲の弾はまっすぐにしか飛びません。
F−15のAUTOGUNモードのように高度な管制計算が
行われていても、弾がそのとおりに飛ぶとは限りませんし。
AAM−3とかのオフボアサイト能力が高いミサイルを持っていれば
相手を捉えられる可能性は遥かに高いでしょう。
開発中のXAAM−5やAIM−9XのようにTVC(推力操舵機能)
付のミサイルであればさらに有利です。
結局、M61A1に変わる機関砲というのは出てこないのでは。
F−22に積んだものみたいにの細かい改良は別にして。
皆さん、ミサイル妨害等に勘違いがあるようなので一言。
サイドワインダーのような赤外線(IR)追尾ミサイルは、ご存知のように
航空機のエンジンの排気部や空力加熱部から発生する赤外線を感知して追尾
するミサイルですから「チャフ」で妨害(誤魔化す)することは出来ません。
IRミサイルの妨害は「フレアー」と呼ばれるマグネシュウムを主体とした
合成物に着火して放出します。
フレアーは、機体加熱部が発生する赤外線とほぼ同じ波長の赤外線を多量に
放出し、これにIRミサイルが食らい付いてしまうわけです。
チャフはレーダー(もちろんレーダー誘導のミサイルも)を妨害するもので
レーダー電波の波長の1/2の長さに切った金属箔を多量に放出し、レーダ
ーに対して大きな反射を返し、母機はその陰に隠れてしまうわけです。
また、ECMは「対電子対策」といわれ、かなり広義な定義で、上記のチャ
フもその中に入りますが、皆さんの話題では妨害電波発射機器を指している
ようですね。
ECMにも色々な方法がありまして、雑音状の電波を発射してレーダーを無
力にしたり、目標からの反射に見せかけた電波を発射してレーダーの狙いを
外したりする方法があります。
いずれにしろ、これ等のECM、その対抗のECCMは電子戦(EW)と呼
ばれ、ここでは説明しきれないほど奥が深く、いまだに多くが秘密のベール
に包まれています。
例えば、話題になっているF−15を例に取れば、航自のF−15の垂直尾
翼の上は単なる整流ポッドが付いているだけですが、米軍のF−15の左垂
直尾翼の上には、何らかの電子戦機器を納めたと思われる太いポッドが付い
ています。
あれは一体どんな機能を持っているんでしょう?
全部読んでから発言した方が良いと思う
あうあうあ
>IRにはチャフが・・・
だー何いってんだ!!>おれ
そーですフレアですああはじいぃぃ。
ご指摘どーも。ついでに、
WWって、まだ運用されてるんでしょーか?
プラウラーとかレイヴンとか。
確か、(古くてすみません)リビア強襲んとき、
バレッジJAMでリビアの防空網を黙らせて、イントルーダーとかの
2線級の機体で悠々と爆撃してのけて、
電子兵装はモンキーぢゃない、って
東西格差で大騒ぎになったこと、ありましたよねえ。
WWの正式機はFー4G以後フォローされていないのでは?
ARMやJAMの性能が良くなってWW専用機でなくても運用出来るようになったからですかね。
昔WWの宣伝ビデオがあって、「First in Last out」なんてギターの伴奏で歌っていた歌はどうなっちゃてるのかな?
age
フレア>最近のIR誘導のミサイルは、カメラと計算機が賢くなって
いるので逃げられません。
ECM>AMRAAM(比較的新しいレーダー誘導空対空ミサイル)
は、ECM食らうと「ECMを出している方向を選ぶ」モードにな
って、ECM(いわゆるジャミング)は対して役にたちません。
電子兵装:最近軍事予算の低減で、古い戦闘機の一部を改良して使
いまわすというのがありますが、メインは電子兵装の強化です。
イスラエルが、Mig用のアップグレードキット作ったけど、輸出
するらしいけどあんたらの国の敵側に渡るんじゃねーのとか思う。
まあメンテナンスとかもあるからそう簡単にいかないけど。
質問:無人戦闘機の開発は進んでいるのでしょうか?
私が子供のころ人間のパイロットに代わってコンピューターが
空戦をするようになるだろう。という話を聞いたことがあります。
ですが最近は全く聞かなくなりました。戦闘機の運動性の向上、
人名尊重、費用対効果、そしてなによりも恐怖を感じない等の
点からいい事ずくめのような気がするのですが・・・
> 18
偵察目的ではすすんでいるようです。
イスラエルなんかでも。
http://www.fas.org/irp/program/collect/uav.htm
こっちは戦闘しませんが。(^^;
http://www.mpt.go.jp/pressrelease/japanese/denki/990804j601.html
>18
フィクションで良かっらたハヤカワの「戦闘妖精・雪風」あたりを
どーぞ。
自分としては無人戦闘機はアリだと思う。
冷戦終了後、あんまり兵器に金かけられなくなったけど、通常の戦
闘機を無人化するキット、とかそのうち出るかも。
一番の問題は技術よりも、通信できなくなった時に、どこまで機械に
判断させるかとかってことになるかも。
落ちそうだから上げ
NATOがMig-29を撃墜できたのは
1@`AMRAAM
2@`F-16
3@`パイロットの練度、能力
4@`制空権(+SAM AAAを事前に叩いていた。AWACSがいたから)
どれが一番重要なのでしょうか?
F-16とMig-29、どちらが優れているかの答えになりえるでしょうか?
この場合1が正解だと思う、ミグがAA−12を持っていれば正解が
違うのだろうが・・・ところでAAAって対空砲こと?
そです。古いっすか?
>22
>>F-16とMig-29、どちらが優れているかの答えになりえるでしょうか?
厳密に空戦時の状況をしらないと断定は出来ませんが、Mig29を墜とした
のは1から4全部の力ではないでしょうか?
F-16単体の能力差だけで墜とせたとは言えないと思いますよ。
Mig-29上がったのは、いいけどジャミングでレーダーが使えず
なにもできずにパイロットが目を回しているうちにキルされて
しまった。
なんてコトもありえるわけですよね。低レベルで申し訳ないん
ですけど、あの時ドイツ空軍のMig-29が、CAPをしていて、、、
なんてコトになっても結果は、変わらないんでしょうね。
っと、DACTのときにAAMの性能は、影響するんでしょうか?
たとえば、F-4EJ改(一応8SQ)AAM-3 VS F-1(3SQ)AIM-9L
デブリーティングでF-1のパイロットが、「ファントム、
AAM-3じゃなければあのときキルされなかったのにな〜」
なんてことは、あるんでしょうか?
操縦士の腕次第じゃないんでしょうか。
というか、個々のプラットフォームの性能差って現代の戦域では、さほど
重要ではないのではないかと。
最終的には要撃管制が優秀かとか、陸海も含めた航空優勢下にあるかとか
言うことの方が勝敗の要件だと思います。
>っと、DACTのときにAAMの性能は、影響するんでしょうか?
AAM-3の方が交戦エンベロープがより広がっているし、オフボア・サイト
能力も向上し、且つIRCCM能力も高い筈だから若干は違うかなと。
立川の第三研究所にダミー弾が飾ってあって、立川行ったときはよく眺めて
ました。前翼の形がユニークですね、試行錯誤の結果だそうです。
でもAIM-9Lも凄いですよ。
むかしの話ですが、NPT-IR-1という曳航標的に打ったら、ミサイルの前翼
で標的が真っ二つに割れたそうです。
ちなみにパイロットが赤外線誘導空対空ミサイルを打てるのは平均して
2年に一回程度だとか。
>>前翼の形がユニークですね
(栓抜きか何かに使えそうな)一種の前進翼なんですかね?
>>標的が真っ二つに割れたそうです。
たしかに9Lの黒くて刃物のような前翼なら、何でも切れそうです。
>>パイロットが赤外線誘導空対空ミサイルを打てるのは平均して
>>2年に一回程度
ロシアや北朝鮮よりは、訓練が充実してるとは、いえ想像以上に
少ないんですね。ミサイル演習は、G空域でしたっけ?
UF-104の後継機も必要ですね。
(サソリマークが付くのはF-1/T-2でしょうか?F-4は、、)
理解しているつもりです。
アメリカには、かなわないと言うことですね。
ただ日米共同訓練時のDACT、AGRの巡回教導や戦技競技会などで
異なったプラットフォームの優越を見ることができるとができる
気がするのですが、、、
そうですねぇ、端で見ているかんじでは「実戦での教訓を常にupdateして
いる米軍からノウハウを教わる」という感覚が強いのではないかと思います。
そのあたりは妙な反感ではなく、(使ってる機体も一緒なんだし)ありがたく
頂いておけば良いのではないか、とも思います。
試験的にでもSu-27とか2@`3機導入して、それなりのパイロットをロシアから
まねいて同様にノウハウを教わるってのも悪くないんじゃないかなぁ、と
時々思います。
空自仕様のフランカ−とかみたいなぁ。
電子機器換装してもF16より安いと思うんだけどなぁ。
いや、エンジン換装も必要だぞ。
やっぱ素のヴァイパー買ったほうが安いって。
いやいやスーパーホーネットが理想的でしょう。しかしF15が採用されF2が
できてしまった以上ホーネットの入る余地はないでしょう・・・
しかしなぜ空幕はああまで海軍機を嫌がるんだろう?一度聞いてみたい。
>35
うんうん、それ是非一度きいてみたい。
F-15の後継は、間違いなくF/A-18で制空/支援の両方能力持ってるから
「空飛ぶun-control」F-1も早期退役に持ち込んでパイロットも万歳、と
思ってたんですけどねぇ。
大体、空幕って今まで「双発じゃないと方肺が」とか言っていたのに
それを覆してまでF-16なんて旧式機ベースのバカ高い機体を持ってきた
理由は何なんでしょうか。
いまさらながら謎は深まるばかり。
海軍機を買うとすぐに空母と関連づけたがるバカがいるからでしょう。
あ、なるほど。
確かにF-4の時もエラい騒ぎが持ち上がりましたもんね。
そうか、失念してました。
なるほど了解です。
F-2がF-16ベースになったのは空幕の希望ではないと思うぞ・・・
そういえば海の人さん(というよび方でよろしいですかね?)が言って
いたようなフランカーを研究用に自衛隊が数奇購入する話を昔ラジオで
聞いたような覚えがあったんですけど、これってどうなったんでしょうか?
かなり画期的で、日本の軍需産業にも良い勉強になると思って期待
してたのですが、続報が・・・
合同救難訓練ができるなら、日露共同演習でDACTでも
すればいいじゃん。
ホーネット、ライセンス生産よりたとえ16そっくりでも
F-2共同開発の方が、人が育つと思う。
岐阜で欠陥が見つかったということは、それだけ新規開発
のオリジナルが多いというコトだと思う。
T-2CCVなんかのフィードバックも多々あるはずだ。
ロッキードマーチンのF-16ラインで製造されているF-2パーツ
の写真を見ると、正直いい気がしない。
それでも名古屋のアプローチでデカイ、
「ファイティングファルコン」を見るのは悪い気がしない。
>41
なんだか「さん」と呼ばれてみると照れますね:-)
制式装備とすることは、以前追加@海さんがおっしゃっていた通り
蓋然性があんまりないことだとしても、数機買ってみるくらいは良い
のではないかなぁ、とか(空自関係は素人同然ですけど)思うことは
あります。
以前、空自の整備関係の人と話をしたときも、どちらかといえば
論理的な理由(追加@海さんが仰っていたような)というよりも、ロシア
製だから、という感情的な部分がおおかったような(^_^;
・・って、海自の人が論理的な説明できて何で空自の整備員が論理的
に説明できないんだよっ(笑)
>42
いいですねぇ、でも同じ27でも「Mig-27」が飛んできたらヤだな(笑)
>43
ニックネーム復活で「戦鷹」とか(笑)
F-2共同開発で育った人間が、今後能力を発揮できる部隊があるのかと
言うと、とても疑問に思う部分が多いわけで、そういう意味で、むしろ
骨の髄まで利用できるような契約ができるものの方が良さそうだなぁ
と思うのでした。
コンピュータのコードを日本で1から書き直したというのは、今一つ
納得行かないF-2採用の中では、すばらしい事だと思います。
>30
>(栓抜きか何かに使えそうな)一種の前進翼なんですかね?
AAM-3の前翼がなぜあんな形をしているのかというのを防衛技術ジャーナル
で読んだ記憶があるのですが、残念ながらその記事の号が見当たりません。
この板をご覧の名誘の方がおりましたら解説してくれませんか?
>ミサイル演習は、G空域でしたっけ?
R-141ですか。あのレンジはAAMよりもASMやGBで係わりました。
小松の6空の装備隊の武装小隊はJ/AQM-1が扱えますからね。
>UF-104の後継機も必要ですね。
検討はしてるみたいですが朝日にあれだけ叩かれましたからねぇ。
名古屋さんを儲けさせただけではないかなんてね。
一度小牧のハンガーで見たことがあるのですが、何処に遠隔操縦装置
があるのか結局分からなかった。
もし後継機を作らないなら、硫黄島の施設がもったいないですね。
>UF-104の後継機も必要ですね。
中国からMig-19(F-?)を安く買いたたいて標的機にするとか?
(塗装は中国空軍のまま^^;)
沢山あるから当分は供給源に困らない気もします。
6空の装備隊は、特別なんですね。
(ダートターゲットも武装小隊が担当なんでしょうか?)
あそこは、いろいろとミサイルに縁があるところだから、、、
トラコーのQF-4なんかより金かかってそう>UF-104J
>46:ちゃんと飛ばすための整備に一苦労、中国空軍の稼働率は5割切
ってたような。
あと、艦載機は基本的に構造が違うので高くつきます。いままで空軍
戦闘機と艦載の戦闘機を一緒にしようという試みはほとんど失敗しま
した。F-4ぐらいが成功例では?
空軍と海軍、という分け方でなく陸上機と艦載機、という分け方で考えれば
転用、両用はさして珍しい事例ではありませんよ。
たいていが艦載機→陸上機、という形ですが(運用の制約は艦載機のほう
が厳しいですからね)
たしかに艦載機のほうが色々と「厄介」なところはありますが、数打ちの利
点は遙かに勝ることが多いわけですし、構造云々もあるでしょうがもやはり
セクショナリズムが最大の壁となっていることは間違いのないところでしょう。
オーストラリア空軍とスイス空軍がホーネット採用しているはず・・・
それこそ米海兵隊だってF-18使ってますしね。
F-8なんかも陸上運用されたたようですしF-14なども実際に輸入
したイランや購入を検討していた日本も当然空母運用など考えて
るわけもなく...
古くは零戦なども(笑)
やっぱり共用するには....というよりも共用はしたくない
>49:すまん、私の思いこみだったんですね。例外はF4だけだと思って
ました。
ちなみに「共用は難しい」というのは戦闘機です(ヘリはなし)
>50:ホーネットですか、、、空母で運用しないのならコスト的に不利だ
と思ってたのですが、空軍で使ってる所あるんですね。
>52
戦闘機以外の固定翼機もいっぱい採用されてますよ、海陸双方で。
A-4やA-7、S.エタンダール。最初から海陸で共用するつもりの機体として
はラファールなんかもそうですし...
探せばまだまだあると思います、一連の発言がきっかけでちょっと調べて
みましたが双方での採用に至る経緯なども面白いのでもう少し色々見て
みます^^
コストに関しては意外と「空母で使うからかかるコスト」って少ないんですよ
ね。
海の上で使うからという防蝕措置や高い整備性、短距離離着陸性能、頑
丈な脚などはいずれも陸上運用時も生きてきます。
たしかに余計な場合も(過剰品質というか)はありますがたくさん
作ってたくさん売ることで(軍としては買うことで)コストの面は相殺
に近づきます。
日本以外にも、イスラエルや台湾なんかで陸上基地で運用してますね。
そういえばS-2トラッカーなんかもアリですね。