ガトリングガンの疑問
質問させていただきます。
バルカンやアベンジャーなどの、いわゆる電動ガトリンクガンは
射撃時に銃身が回転しますが、弾が遠心力で外にそれないんでしょうか?
以前、GUN誌の掲示板で似たような質問がありましたが、イマイチ結論が出なかったので
書き込みます。
アレって、タマが出る瞬間は回転が止まってるんじゃないの?
一発発射したらクルっと回転して、次の砲身を発射位置にセット。
そして次の一発が発射されるとか? 想像ですけど・・・・
あの手の銃は銃身の数と同じだけ機関部(装弾部)があります。
そうでないと多砲身の意味無いし。発火部は一個所で(電気発火)
銃身を回す事によって連続発射します。 という話ですよ。
先細りになってるという噂も。
バレルとチャンバー が一緒になったのが数本あって
弾丸が発射される位置は常に1箇所のみです。
ライフルたばにしてぐるぐる まわして 上にきたときだけ
引き金引く そんな 感じです。
たしか ちょんちょん 引き金ひいてると 発射されないまま
のたまが残って排出される ときいたような
銃身そのものでなく、銃身の束ね方がです。
銃身の束ね方が先細りなのは、
回転半径を小さくすれば遠心力を下げられるのだが、
機関部の辺りは構造上細く束ねられないので、
銃口部分だけ細く束ねている、という事だと思う。
回転数が一定ならば遠心力も一定なので、着弾は散らない。
遠心力で弾道がずれた分はサイトで修正、
あるいは設計時に計算済みかも。
航空機搭載用のバルカン M61A1 は銃身は同一円心の同一円周上に
なるように配置されていて、
対空用のバルカンの銃身は同一円心ながら微妙に配置をずらせていて
着弾点がひろがり、弾幕をはれるようになっています。
ふと思っただけなので、てんで勘違いだと思うんだけど、
バレルをただまっすぐ束ねるんじゃなくて、ライフリング状に
たばねれば、回転したとき弾がまっすぐ飛ぶんじゃない?
でも、そうすると、発射時に銃身にものすごいストレスがかかりませんかね?
なんかガトリングガンて重そうだし、弾がいくらあってもたりなさそう
ですね。そういえば映画プレデターでシュワちゃんの部下がガトリング
ガンを装備してゲリラ戦をしていましたよね。ガトリングガンだと不向
きだとおもうんだけれども。
そうそう。回転といっても実際は間欠運動してる。
機関部は一つだからそうでないと発射できない。
ちなみに発明者のガトリング氏は特許が有効だった当時は
どこも採用してくれなくて金にならなかった。
(南北戦争当時)
銃身が間欠運動なんて事はありません。それじゃ高速発射など出来ませんから。
他の人も書いてますが、機関部は銃身の数だけあります。(6銃身なら6個)。
要するに、本体の一個所に発火用端子が固定されてて、回転する銃身がここを
通過する順に次々と発射されるわけです。発射の終った機関部は次に発火用端子に
いくまでの間に排莢、装填を終えて、サイクルが繰り返されるわけです。
機関部は一個。
なぜ多銃身かというと過熱を防ぐ為。
歩兵用の機関銃も常に予備を持っていて、派手に撃ちまくる時は
時々銃身を交換して撃ってる。
93年8月号のカレイドスコープという連載コーナーに、
M61バルカンの割と詳しい解説が載ってます。
構造的には、3、5、13さんの言うとおりの多銃身、多機関部です。
そもそも機関部が複数あるなら、なんで銃身を回転させる必要が
あるわけ?
給弾部と発火部は一個所ですからね。連続発射出来なきゃ意味有りませんから。
大雑把な言い方すると銃身の回転は普通の銃のボルト往復運動にあたります。
機関部がたとえ複数あるとします
装弾のための装置も複数必要ですね。
弾倉も複数ひつようですね。
あともろもろ・・
となると、重量増、機会の複雑、大型化と
でめりっとがでてきますね。
武器はなるべく小型軽量で構造がかんたんなものが望ましいでしょ?
「ガトリングガン」って名前からして威力ありそうですね。
給弾・発火・排莢する部分を機関部と呼ぶのでは
ないのですか?
いえ、ここで言う機関部というのは普通の銃で言うボルト部の事です。
これがこれが銃身と同じ数だけグルッと並んでます。
チェーンガンとどう違うのでしょう?
あと弾は何?ですか?
AH64用のことだったら、専用の単砲身30mm機関砲のことでしょ。
チェインガンのチャインは自転車とかバイクに用いるようなチェーンのこと。
要するにチェーン駆動式機関砲ってこと。
問題は専用機関砲なので、連射性から弾の重さがAFV用に比べてかなり軽い。
当然だけど威力の絶対値は低い。
同じ電動式でも単銃身です。発射速度も600発/分位と遅めです。
「ガトリンクガン」はモデル名ではなく総称なので何mmとは言えませんが、
M61、M197等が20MM、GAU−12/Uが25MM、
GAU−8/A、GAU−13、XM188等が30MM、
あとライフル弾使用のM134が7.62MM、XM214が5.56MMです。
ちなみにチェーンガンは30MMです。別口径の物もあった様な気もしますが
イマイチあやふやです。
あのタイプの機関銃は銃身を冷やさなくてもええのでせうか?
昔の機関銃には水冷とかあったような気がしますけど?
そもそも、なんで銃身を冷やさなければならないのかがわかりません
真っ赤に焼けていたとしてもそんなに歪むとは思えないんですけど・・
何発か(何秒だったかも)撃つごとに1分程休ませる、と言う様な決まりごとが
あるようです。射撃を休ませて冷やすのは歪み云々よりも、銃身の過熱による
コックオフ(熱によって薬室に入ったカートリッジが自然に発火する現象)を防ぐ、という
意味合いが大きいと思います。
アギ……
ge
1の答えを書いてほしいな。構造云々はいいから。
弾速に比べたら回転速度はほとんど問題にならない、とか。
んなバカな?
>26さん
それ、米軍のTOP(Test Operations Procedure) に一般的な射撃方法
に関する記述があったような記憶があります。私が読んだことがある
のは確か機関砲の砲身寿命の検査に用いられる、標準的な戦闘射撃手
順に基づいて設定された射撃頻度だったかな。
ちょっと資料が手元にありませんが、ウォーム射撃=>休憩30秒=>60秒
射撃=>休憩30秒…といった感じだと記憶しています。
>30さん
案外その辺が正解かも知れません。要はミルスペックの要求する精度を
満たしていればOKな訳ですからね。ちなみにM61バルカンの20mm弾の初速は
約1030m/秒だそうです。音速の3倍ですね。
>31さん
なるほど、参考になりました。ありがとうございます。
なーるほど、そっかぁ
熱くなるのは薬室ですもんねぇ銃身もだけど
しかし、撃つ間隔って人間が加減するんですか、自動にしてもいいよな感じ
すが・・・
パニクッたらずっと引き金引きっぱなしになりそう