大和vsアイオワもし戦わば/1
史上最大にして最強の攻撃力を持つ戦艦「大和」級と、戦艦進化の最終形態「アイオワ」級が戦ったらどちらが勝つと思いますか?
とりあえず、アイオワに一票です。(心情的には「大和」だけど)
大和の射程外からミサイル一撃です。
ただし波動砲と沖田艦長を考慮しなければいけません。
真田さんを忘れてもらっては困ります。
「こういうときのために・・・」
>1
平洋戦争時のアイオワって意味じゃないんですか?
太平洋戦争時の大和対アイオワだったら
大和の方が射程距離が長いのだから大和が勝つ!!
大和必勝に2万票
たしか数年前にそんなゲームがありましたね。今や昔のゲームの(不完全・バグ多数)移植版しか出さなくなったシステムソフトが販売していた「大海戦」ってヤツ。
もっともコレも洋ゲーの移植版だったけどね。
そのゲイムをやる限り、どっちも同じくらいだったような気が(笑
「やまと」に出てくるロボットの名前が
思い出せないにょ〜。
条件を忘れてましたが、太平洋戦争時のアイオワ対大和です。
んーなん現代のミズーリ(アイオワ級)だったら核ミサイルで終わりやん(爆)。
>竹内さん
甘いぜ。
光学射撃の大和が最長射程四万メートルでアイオワに命中させるには観測機を飛ばさなくてはいけません。
この距離になると敵艦は水平線の下に没していて艦橋からでは弾着を観測できませんから。
アイオワ級は射程距離が短いもののレーダー射撃があるのでそんな必要は無し。
また、夜戦でもアイオワ級の方が絶対有利でしょう。
昼間、しかも視界の利く快晴で、霧などが一切無く、観測機の飛ばせる制空圏下に限るなら大和にも勝機が有るかもしれないが・・・。
穴ライザー
>6 アナライザーとかいう分析好きのロボットでは(^.^;。
あ、それそれ〜。
思い出せなくて晩飯食べてる間、ずっと気になってたにょ〜。
>7
なにぃ
太平洋戦争時の練度みたいのも入れてよぉ
日本軍は夜間戦闘を重視して練習は常にしてたんでしょ?
小手先パワーでは大和は負けないと思う!!
大和必勝に上乗せ5万票
>7
たしか、南太平洋のほうで対レーダー射撃で日本艦が勝ったことあったんじゃ?
日本艦はサーチライト浴びせて射撃してたとか。
あ、もちろん近or中距離でだけどね。
>12
たしか、ソロモンの夜戦で、第2水雷戦隊の旗艦「神通」が
相手にサーチライトを浴びせて旗下の駆逐艦に攻撃目標を示したことが
あったように記憶しております。
駆逐艦は大活躍をしたようですが、「神通」は火達磨になり
夜の海に浮かび上がったとか・・・・・。
>12
たしかに、ソロモンの夜戦で第2水雷戦隊が
敵にサーチライト照らして戦ったことがありました。
しかし、サーチライト照らして、敵艦の位置を示した
旗艦「神通」は格好の目標となり
集中砲火を浴びました。
>7
サーチライトを照らすと逆に狙い撃ちされますね。
あっちはサーチライトを照らす必要がありませんから。
やっぱ偵察機を射出して吊光弾を投下して敵艦の背後からてらすのが一番無難かな。
これも制空圏下が前提だけど・・・・。
日本海軍の戦艦ってホント艦橋でっけーよなー・・
実際弾が良く当たる。
アイオワの40センチ砲弾では大和の装甲を貫通できないと聞いたが?
>アイオワの40センチ砲弾では大和の装甲を貫通できないと聞いたが?
それは集中防御の区画内の話です。
大和級は装甲重量の軽減のために艦の前後部の装甲は普通の厚さにしてあります。
もっとも、その分、主砲塔など重要部の装甲は45センチ砲でも貫けないようになっています。
また、副砲塔は重巡かなにかの主砲をそのまま流用しているので装甲が薄いままで、大和の弱点のひとつと言われています。
あと、ワシントンの海軍公園には40センチ砲弾で貫かれた主砲塔装甲が飾られています。
計算上は通常の砲戦では貫けないはずなので、かなりの至近距離から装甲に対して垂直に射撃して強引に貫いたものと思われます。
よほど、大和が世界最大最強の戦艦であったということをアメリカは認めたくないようですね。
こんな陰険な手を使うくらい・・・。
大和の46センチ砲弾はアイオワの装甲を貫通するのでは?
>副砲塔は重巡かなにかの主砲をそのまま流用
詳しく書くと、巡洋艦「最上」級の主砲を20センチ砲(連装)
に換装した時余った15.5センチ砲(3連装)です。
この砲と、防空駆逐艦「秋月」級、空母「大鳳」などに採用された
10センチ高角砲は、かなり優秀な砲でした。
>大和の46センチ砲弾はアイオワの装甲を貫通するのでは?
します。
ただ、なかなか当たるシチュエーションが無いのが惜しい。
当たってしまえば轟沈がねらえるのに・・・。
話は変わるが九三式徹甲弾(だったっけ?)は外しても水中を百メートル以上魚雷のように走って艦腹に命中するとのことだが、
仮想戦記のように実戦で喫水線下に命中した例は有るんだろうか?
水平線下はレーダーでも見えないのは同じ。
>伝七
状況をもっと細かく決めた方が良いかもしれない
昼か夜か天候はどうか練度は高いかとか・・・
>22
じゃあこうしましょう。
「天気晴朗なれども波高し。」
錬度は同等に「高め」とする。
飛行機の存在の無い世界。(観測機除く)
決戦海面は太平洋のど真ん中で山など遮蔽物が無いところ。
武蔵・大和vsアイオワ・ミズーリのチーム戦。
索敵前から試合開始。
先に相手側の一隻を沈めた方が勝ち。
ってなかんじで。
かなり、大和側に有利な設定・・・。
http://www.skypoint.com/members/jbp/baddest.htm
で考察している結果が、(くやしいけれど)だいたい当たっていると思いますよ。
アイオワは回避行動取りながら射撃できる火気管制システムもっています。(初期の電子計算機使用)
また、ダメージ・コントロールでも、大和より優れています。
この二つは大きいです。
ただ、砲戦開始10分で「火薬庫に直撃弾」という「ビスマルク対フッド」の例もあるので...
(あのころの命中精度からするとまったくの偶然!としか思えない)
6:4でアイオワ有利、あとは「運命の女神」のいたずら次第、といったところで、いかが?
大和の弁護ね(汗
アイオワって船体の設計がかなり無茶だったらしいです。
排水量が大和より全然少ないのに全長が大和より長いという・・・。
嵐かなんかであっさり損傷したいう例が有るらしいです。
そこらへんに脆さを感じます。
それにアイオワが武蔵のように魚雷二十発食らっても四時間浮いていられるとはわしにはどうしても思えんわ。
しかし、ダメコン全然駄目なのに大和級は本当に粘り腰だよな・・・・。
砲戦距離にも寄ると思います
例えば、三万?以上だと、ほぼ真上から砲弾が落下するため、
アイオワに関しては、主砲天蓋、艦橋中央部に命中したら、
即昇天の可能性も・・・・・。
確かに、大和は集中防御方式を取っているため、
艦首が弱いと聴きました。
それに、アイオワの主砲も、砲身が長いため、
初速がかなり速い為に、貫通能力に関しては大和より優れていたようです。
現在の造船能力じゃあ、大和は作れなくなったと聴きましたが、
本当なんでしようか?。
特に、46センチ砲に関しては、職人の神業と、経験で作っていたために、
現在では鋳造は不可能と聴きました。
大和の主砲の口径は18インチでアイオワの口径は16インチ、是だけを比
べると大和が史上最強。ただし砲身の長さは大和が45 アイオワ50と逆
転する、砲身の長さは命中精度、威力に直結し口径が小さい方が単位時
間あたりの発射回数が向上するから両者の威力は、ほぼ等しいと見て間
違いない。
次に、運動性能であるが最高速度が 大和27ノットに対しアイオワ33ノット
出力排水量比(排水量1トンあたりに使える機関出力)大和2.3に対し
アイオワ4.4と大和が著しく低くなってしまう
よって、純粋に兵器を工業製品ととらえ どちらが最良の戦艦であるかを
判断すると、アイオワに軍配が上がると考えられる
(日本兵器の比較研究 三野正洋著 より要約)
>鋳造は不可能
鍛造じゃないですか?最近は。
1対1で戦う環境は、まずないので水雷戦隊のちからで大和の勝ち
↑訂正します。1対1ではなく、戦艦対戦艦
>29
米軍の駆逐戦隊・巡洋艦部隊も、かなり優秀ではないですか?
酸素魚雷と、初期の不発多発した米軍魚雷の比較はともかく、
前哨戦を問題にしたら、潜水艦の優劣は、明白ですから、
日本有利とはいいきれないのでは?
駆逐艦や巡洋艦の性能は、単純に魚雷の能力だけで決めると
日本の方が勝ちますが、レーダー、装甲、ダメコン等の総合
能力を加味すると亜米利加の勝ちですね!
特に日本の重巡の装甲は、紙装甲ですから・・・・
日本に人間魚雷あり! これで勝負あった!
ども、はじめまして。
伝七さんが20で発言されてますが、
大和型は近弾の水中弾を1発でも当てれば勝てると思います。
2発以上なら瞬殺です。
喫水線下だからダメコンのしようがありません。
あっというまに横転、弾薬庫に引火、轟沈です。
もっとも、史実でこれをやられたのは大和のほうですが。
両舷に攻撃を散らしてしまい長時間浮かせてしまった対武蔵を戦訓に、
アメさんは、次の大和は片舷に攻撃を集中し、
大和は短時間で転覆に追いやられました・・・。
大和の主砲から打ち出される弾で、海に着弾した後、
魚雷のように海中を一定距離進み、敵艦を攻撃する
ってのがあったと聞いてますけど、これ、実践投入
されたんでしょうか?
大和って敵艦相手に主砲ぶっぱなしたことあったっけ。
レイテでぶっぱなしたかなあ。
九一式徹甲弾だっけ?
確か全戦艦に搭載していたはずなので実戦に投入はされてます。
但し、敵艦に向けて発射されたことはほとんど無いのでは?
第3次ソロモン海戦で霧島と比叡が敵艦に向けて発射したはずだし
レイテ沖で改造空母に向けて発射したぐらいでは?
>第3次ソロモン海戦で霧島と比叡が敵艦に向けて発射したはずだし
確かに主砲を撃ちましたが、その時使われた砲弾は飛行場攻撃用の
三式弾でした。もし九一式徹甲弾を使っていれば、戦艦サウスダコタを
撃沈できたかも知れません。ちょっと残念。
ソロモンの初回の海戦で沈没した比叡はともかく
翌々日(だったかな?)米戦艦と撃ちあった霧島が
徹甲弾を一発も撃っていないとは思えないんですが?
戦艦が通常弾(三式弾含む)しか積んでないことはないはずです
うろ覚えになりますが、通常弾と徹甲弾の割合がいつもの時は
2:8ぐらいだったのをガダルカナル砲撃の為に
8:2ぐらいの割合に変更してたとどこかで見たような気がします。
(うろ覚えなので間違っていたらごめんね)
>戦艦サウスダコタを撃沈できたかも知れません。ちょっと残念。
確かに残念だが、40cmクラスの戦艦対36cmクラスの戦艦では
やはり分が悪かったのではないかな?
>38
おっしゃるとおり、霧島は、徹甲弾も当然持っていたけど、
飛行場砲撃用の三式弾を装填していたため、これをもって
砲戦したのではなかったでしたっけ?
>確かに残念だが、40cmクラスの戦艦対36cmクラスの戦艦では
>やはり分が悪かったのではないかな?
そうでしょうね。霧島って巡洋戦艦でしたっけ。
>おっしゃるとおり、霧島は、徹甲弾も当然持っていたけど、
>飛行場砲撃用の三式弾を装填していたため、これをもって
>砲戦したのではなかったでしたっけ?
最初の数発は三式弾だったと思いますが、弾薬庫から徹甲弾を
砲塔に上げるのにそんなに時間はかからなかったと思います
(証拠ナシで自分が思っているだけ)
霧島は建造時は巡洋戦艦ですが、昭和2年5月から5年4月の
第一次改装後6年6月1日付けで戦艦に艦種変更されていますので
沈没時は戦艦です。
(金剛型は全部同じように改装して戦艦になっています)
三式弾て何?徹甲弾とはどこが違うの?
>42.初心者さん
「三式弾」というのは地対空戦闘用の親子砲弾の一種で、親の中に数十〜数百発(砲弾の径による)の黄燐弾が
入っており、時限信管で親が爆発すると、子の黄燐弾が飛び散り、敵機に付着して火災を起こさせるというもの。
ガタルカナルのヘンダーソン飛行場攻撃で使用され戦果を挙げました。
ただ、実際の「対空戦闘」では、イギリスの対空射撃管制システム(敵機への距離を自動算定して時限信管の時間
を設定)や、アメリカのVT信管(小型レーダー付き信管。敵機の近くに来ると爆発)の方が、役に立ったようで
す...(あせ
なるほど、打ち上げ花火の親玉みたいですね
上空で爆発して周りに火の玉が飛び散ると思っていいんですね。
太平洋戦争のときの砲弾は3種類ありまして
・91式徹甲弾(艦船用)
・零式榴弾弾(対地攻撃用)
・三式弾(対空攻撃用)
となってマス
91式徹甲弾は水中に入ると砲弾の上についているカバーが外れて
水中を突き進む という特徴が有り
カバーが外れる前は装甲を貫通してから爆発します
(これは普通の徹甲弾の特徴)
零式はいわゆる通常爆弾と同じに接触と同時する榴弾で
もっぱら陣地攻撃目的に使われます
三式はつまるところ超特大のショットガンで
大和用の場合、1000発の焼夷榴散弾をまき散らす一種のエリアウエポン
で、対空攻撃に開発されたが、対地攻撃にも有効だったのは有名な話です
大和vsアイオワがもし一対一で対決した場合
天気が良くて光学照準が可能になる2万まで接近出来た場合
大和の圧勝
天候が悪かったり巧みな操艦でそこまで接近させなかった場合
ジワジワと命中弾を増やしていってアイオワの勝ち
になるかと思われます
まぁ、一対一で戦艦同士が対決 という条件を作り出すのが
かなり大変だとは思うけど(汗
懐かしのスレッドage
大和に決まってるだろーが、バカ共!
長すぎます。。 >それに、アイオワの主砲も、砲身が長いため、
>初速がかなり速い為に、貫通能力に関しては大和より優れていたようです
これは間違いだよ。
初速は大和が速い。つまり、砲身の長さは大和が長い。(長い砲は初速が速いとされるからね)
口径というのは砲の直径と方針の長さの比率だけど、これはアイオワが上。つまり、命中率は高いとされる。
貫通力はしたがって大和が上。
アイオワが優勢なのは@命中率が高いA発射速度(これは砲弾の速さ=初速とは違うよ=1分あたりの砲弾の発射数)で上BレーダーがあるCダメコンがいいD船の速度が速い
とされる。
こうした理由からアイオワに軍配を上げる「専門家」(マニア)が最近多くなっているが、これは多分に大和神話を批判することに価値を見出す気分がある。
米国流の考えだね。
レイテ戦の頃になると、日本海軍の兵員の錬度(乗り組みは交代させられる)や士気といった面でマイナスが多いが、ガダルカナル戦あたりで遭遇すれば、私は間違いなく大和がアイオワを圧倒したと確信する。
ちなみに大和の優越している点は、
@砲弾重量、炸薬量(弾を撃つための炸薬と勘違いしているバカなマニアがいるので注意)A装甲の厚さ
砲撃戦で優越を語るにはこれだけで十分。
なにしろ、そのための戦艦設計であったのだから
なお、大和の装甲が艦前後の無防御区画が大きかったのを欠点とする人がいるが、これはまったくの誤解。
大和の設計があえてそうしているのである。だからこそ、砲戦の防御に強いのだ。
水線下以下の魚雷を多数受けた場合の欠点は生じるが、砲戦による決定的ダメージは中央部のぶあつい装甲で確立を少なくする。
設計思想を知らないか、無視した議論をする人は、それをあげつらうが、お門違い。
そもそも、戦艦の設計にああした状況は想定されていない(多数の魚雷を受ける)。
これはアイオワも同じ。
アイオワの設計はサウスダコタが元。ダコタはノースカロライナを受け継いでいる。その欠点は大戦中に指摘され、魚雷を受けたら相当の被害をこうむったはず。
アイオワもダコタも魚雷を受けてないから欠点が露呈しなかっただけ。
大和が沈んだことを持って露呈した欠点をあげつらっているのがいまの専門家(マニア)。
日本が負けたから日本の悪口を言う連中と心理構造は変わらないのかな。
ま、これは、余計なことだった。
射撃装置のことを考えると 歯車式演算機は、
着弾の振動で壊れるし、第一動きながらだと正確に撃てないと思います
だから アイオワだ!!
どんなアクシデントが起きるか分からないのが戦闘中。
50の言っているのは武蔵の話だろう。
アイオワは戦後最近になって砲塔が爆発したぞ。
こんな船を信用していいのか?
武蔵、大和ともアイオワにはなかった多大な被害を対戦を通じてこうむった。
それで思わぬ支障がいたるところに現れた。
それをいいがかりめいて指摘してるのではないか。
>初速は大和が速い。つまり、砲身の長さは大和が長い。(長い砲は初速が速いとされるからね)
>口径というのは砲の直径と方針の長さの比率だけど、これはアイオワが上。つまり、命中率は高いとされる。
アイオワの初速が遅いのは弾重のせいです。アメリカの新戦艦の砲弾は
、コロラド級の16インチ砲弾1016kgに対して対して1225kg弾を使用し
て、3万m付近での大落角を狙っているのです。甲板装甲に対する貫徹力は
最大射程付近で最大になりますから、「当てられる距離」という事を考え
ると弾重とライフリングのピッチで調整した方が近距離でも長距離でも有
利になります。
ちなみに長門は1020kg弾で785m/s、射程38400m。アイオワは1225
kg弾で762m/s、射程は38720m。大和は1460kgで785m/s、射程は
42030mです。
大和もアイオワも30000m以上で交戦する能力があるが、30000m
以上での耐弾能力は相手の方の砲の能力を下回る。したがって、300
00m以上ではレーダー測距の行えるアイオワが有利、それ以下なら
大和が有利だと思います。
そして、その距離を維持できる能力という点ではアイオワが有利
というのが結論ではないでしょうか。
>53
その点を指摘していうなら、アイオワじゃなくてもいいでしょう。
インデアナ級でも。
大落角への防御はどのみち同じだから。
そうなると「戦艦」の強さというより「海軍」総体の強さの比較になる。
大和型は二隻しかないけど、アイオワ級は四隻。
やっぱ不利だな。
>50
アイオワも大和も当時一般的な方位盤射撃システムを採用しており、射撃
諸元の計算には機械式計算機が用いられていて、これは欧米も当時の日本
の戦艦も原理は皆殆ど一緒です。
ただし欧米敵艦では方位/距離の測定にレーダーが活用出来ますが、これは
方位や距離の入力パラメータを得る手段が異なるだけで、それ以外の砲撃
照準のメカニズムでは日米共に大差はありません。
もっとも精密機械の信頼性や耐久度で日本製機器が欧米に劣るのは事実で
すから、大口径砲弾の殴り合いで初期の被弾時に機能障害を起こす可能性
は日本側の方が高いとは言えます。
>方位や距離の入力パラメータを得る手段が異なるだけで、それ以外の砲撃
>照準のメカニズムでは日米共に大差はありません。
日本と他国の射撃指揮装置の最大の違いは、ジャイロスタビライズの有無
だと思います。動揺修正を目と手で遣っているのですから、長期間の砲戦で
は影響が大きいでしょう。
やまとはしゅほうをしょうめんからまよこにむけるのによんじゅうごびょうもかかるぞ。
あいおわはなんびょうだ?
>58
せんしゃせんとちがうのだから、そんなじかんはたいしたもんだいではない。
大和の主砲に関しては散布界について悪い噂があって、大遠距離での射撃
訓練時(3万5千m)に散布界が800〜1@`000mに達したとの話しがあって、こ
れが事実なら大問題だと思います。
初めての3連装砲塔だったので工作精度に問題があって砲塔に若干の歪みが
あったとか言われていますが、この問題について詳細をご存じの方は御教授
下さい。
ところで大和の檣楼トップにある15m測距儀ってローリングに対してスタビ
ライズされていませんでしたっけ?(勘違いかもしれない)
詳細は失念しましたがアイオワも散布界が広く、命中率には問題があった
とする資料も有ります。
それは斉射時に一砲塔三門のうち、まん中のがしょんべんダマになる件では?
重巡とかの連装砲塔でもおきてえらいことになったようです。
要は干渉してただけなので、発砲遅延装置入れてかなりマシになったとか。
違ってたらすまんです。
速力、射撃管制システム、兵員の士気など、大和設計の理念からすると、自覚的であった(速力)か想定外(士気)、範疇外(レーダー管制)の問題で、それをもって優劣を指摘されるのはいささか心外の側面無きにしも非ず。
そういうことを言っても、さて、実戦となるとそれを無視しては議論が出来ない、として短所を指摘するのもまた一理ある。
ならば、実戦的には次の要素も入れなければならない。
大和の秘匿性。
むろん、アイオワクラスの秘匿もあったが、大和の46センチ主砲は米軍には確実に伝わってなかった。
可能性として考慮していただけである。
作戦海域において、アイオワが(そうなると優位となるという)自分の射程を保持するために、大和から逃げ回ることで戦術目的を達せられるものだろうか。
遭遇戦の場合そんなことはありえないだろう。
大和は敵正面を向いて前進し、有効射程を確保すべく日夜訓練を続けていた。
主砲の前面装甲がアイオワよりも遥かに厚いということも考慮せねばなりますまい。
確かそう。特に妙高型重巡の20・3センチ連装砲塔で問題となった。
そこで、発射時期を百分の三秒ずらして打つ「九八式発射遅延装置」が
開発された。以後、すべての巡洋艦や戦艦にはこれが搭載されたはず。
軍艦の一気討ちってのはどうか、はともかく。
みんな大和を過大評価してるような、逆にアイオワについてはマトモな
ような。大和は「なかなか沈まなかった」のように言われてるけど、あれだけ
大きいから。むしろダメージを受けた後のコントロールは大和は劣ってるので
はないでしょうか?たとえ前面装甲が固くても。
海軍の錬度が高かったのがプラスになったのは初期の話で、末期では技
術(電探)や「トータルでの海戦の戦術」で負けていると思う。
主砲が「カタログスペックでの命中精度が悪い」というのは言いつくされてい
るけど、ついでに三式弾(だっけ?対空砲弾)もまるで使えないはずだぞ。
メリケン側は女性工員の発案のVT信管がバリバリ使えたのにねえ。
というわけで、私としてはスレッドには反する意見だけど、
「トータルとして末期の海軍は、物量がトータルだとしても日本の負け」
大和は砲身がすり減るって言う理由で射撃訓練が余り行われなかったとなんかで読みましたが。
従って命中率には少し疑問が・・・
日本海軍の選りすぐりの乗員の技量と朝鮮人参パワーで大和の勝ち!
アナログパワーはアメ公のデジタル技術をも駆逐するのだ!
強い精神力があるにも関わらず、精神力に頼らないアメリカ人の
乗組員はすばらしいでし。
なんだ〜!貴様それでも日本人かー!!
修正してやる!!!ゲシ!!!!
そうです。大きいことは、残存性が高いということです。
立派なアドバンテージでしょう。
どうしてこれを軽視するのでしょうか。
>大和は敵正面を向いて前進し、有効射程を確保すべく日夜訓練を続けていた。
>主砲の前面装甲がアイオワよりも遥かに厚いということも考慮せねばなりますまい。
簡単にいうと、距離(20000m以上)が有ると弾は上から落ちてくる
と言う事です。側面装甲の面積が長さ*3m程度なのに対して、上面装甲
は長さ*平均幅なのですから、一定の距離以上では上面に当る確率が高く
なります。そして、その距離以上、最大射程までは砲弾の落下角は大き
くなり続けますから、貫徹力は増大し続けます。
大和の場合、要求段階では20000mから35000mの安全距離が要求され
ていましたが、結局20000m〜30000mで完成しました。30000m以上で
は46cm砲弾を受けると危険だと言うことです。そして、アイオワの砲
弾は重量的には日本の41cm弾と46cm弾の中間にあり、30000mで水
平装甲に対する効果が200mmを越えるのです。
砲塔天蓋は貫通できませんから、一発轟沈とは行きませんし、アイオ
ワの砲塔天蓋は46cm砲で簡単に貫通されますから、まぐれ当りがあれ
ば、逆転もあり得ます。しかし、距離がリアルタイムで正確に測れる方
は、回避がある程度は自由に行えますから、この点でも不利です。
23のレスにあった前提条件(非現実的だが)の下では、大和圧勝でしょう。
以下理由
アメちゃんの観測機など、格闘戦にも定評のあるゼロ観がたちどころにぶち落としてしまう。
あとは、一方的に観測機を伴った大和側がアイオワをタコ殴り。
>70
#どうしてこれを軽視するのでしょうか。
大きい事だけでは残存性の高さにつながらないからです。
これは鋼鉄の船が水上に浮かんでいられる理屈を考えれば分かる筈です。
大事なのは船の大きさよりも、その船が持っている予備浮力の大きさの
方で(喫水線以上の区画で持っている浮力の事です、理論的に浸水量が
予備浮力の大きさを超えるとその船は沈みます)、この値が小さい船は
大きさの割には沈みやすい船と言えます。
それで「大和」なんですが、排水量65@`200tに対して予備浮力は57@`450tと
非常に大きく、これは「長門」の排水量43@`383t、予備浮力29@`292tと比べ
れば分かると思います、この点だけなら「大和」は沈みにくい船と言えます。
ただし、問題は被害時に予備浮力の損失をどれだけ抑えられるかにもよります。
たとえ大きな予備浮力があってもそれを少々の被害で早期に失えば艦は脆くも
沈みます(「信濃」が良い例です)
「大和」の場合、非装甲区画の水防区画の数が艦の大きさの割に長門と大差
なく(こっちは数値を忘れました^^;)、非装甲区間の被害で予備浮力を失い
やすい構造の為、この点は防御上不利な面があります。
(この欠点は「武蔵」喪失の一因でもあります)
例えとして、
・アメリカ本土と日本から等距離の太平洋上(ハワイその他島嶼は考えない)
・天候等、両者同条件
・戦闘は、両者とも相手方からの命中弾を同数、艦体中央部から長さにして
前後20%以内の範囲に受けるものとする
・戦闘後、本土まで他艦の支援無しに帰還する必要がある
こんな感じの条件をつけたら、私はアイオワの方が残るように思う。
なんというかダメコンも含めた総合力という意味で。
なんかもう、全く意味のない比較になってませんか?
>74
よく意味が分からないのですが、両艦に同数の砲弾が命中するのなら考えるまで
もなく最後に浮いているのは大和の方だと思いますが・・・
(何発命中弾がある事にするのか不明ですが)
又、戦闘後帰還するとの事ですが、戦艦同士が殴り合えば、少なくとも片方は無
事にはすまないですよ。
沈むまでやると言う事であれば、アイオワは大和の戦闘力を奪うのが困難=
主砲装甲を貫けないため。
91式砲弾で水線下への命中が見込める=沈めるためには重要
以上2点で大和有利とみますが。
>76
そうだね。そもそも、アイオワが順当に命中弾を与えて大和の戦闘力
を奪うか、大和の一発まぐれ当たりがあるかという話だったのでは。
ああ、すまん。
ある程度両者に平均的な条件を作って、被害もラッキーヒットを考慮
しないようにして・・・と思ったのだが、逆にそうなると設計性能の
差ということになっちゃうのかな。
ただ、なんとなく大和のダメコンに不安を感じてしまう。
>91式砲弾で水線下への命中
本当にそんな事あるんでしょうか・・・?
>79
ん?、91式徹甲弾の水中弾効果(話せば長い)を知らないで聞いてます?
(もし知ってて「効果に疑問がある」って話しならゴメン)
それで一応説明します。
91式徹甲弾は平弾頭の上に尖った飛帽を被せた構造で、ある程度の距離、
角度で水面に落着すると水中をごく浅い角度で進む様になっています。
(魚雷の様に水平に進む訳では無いです、それから進む距離は砲弾直径の
200倍と言われていますので46cm砲弾なら90m程度です)
ただし距離や角度に条件があって全射程で水中弾効果が得られる訳では
ないし、実戦でこれが有効になった例も聞きません、効果は未知数です。
それから91式徹甲弾の特殊な構造は本来の徹甲弾としての能力を下げて
いるとの指摘もあります。
ソロモン方面での海戦の被害を調査したアメリカ側は「日本側の徹甲弾
の能力は低い」と評価しています。
どうも、戦後になっていろいろと出された逸話から(訓練中、大和の主砲弾道がゆがんでいた等々)いろいろな欠点が挙げられていますが、はっきりいって難癖でしょう。
設計の目的と、それが達成されたか否かと言う明確な論拠は戦例をみるしかありません。アイオワはトラック急襲の際、にげまくる日本駆逐艦を遠距離から一方的に撃ちつづけ、狭叉はしたものの、命中は得られませんでした。これはアイオワの難点というよりも遠距離砲戦の難しさを指摘して余りあります。
>71
「まぐれ当りがあれば逆転もありうる」という言い方は、おかしいでしょう。
遠距離砲戦の命中自体もまぐれ当たりに近いのですから。
大和のドクトリンは、彼我の敵弾薬庫(ないしバイタルパート)を貫通するというところに重要なポイントがありました。
これを「まぐれ当り」でおさめてしまう論自体に問題があります。
結局、戦例では、そのような場面がなく、航空魚雷で沈められるという、別の要素が艦の評価に影響してきたということです。
ところで、71さんの意見とは関係ありませんが、大和アイオワの対決にこの要素を無定見に絡めるのは、間違いに等しいと私は思います。水中防御の考え方と砲戦防御の考え方を一律に扱ってはいけません。不用意なそうした意見が多いのは、嘆かわしいところです。
>73
艦の大きさというのは、その予備浮力のことを言ったつもりです。前の人の発言を受けた形だったので。
だから、前段はあなたと同じ意見。
ただし、長門と比べるのでなくアイオワとも比べてください。大和はそれも凌いでいます。
後段については、誤解があります。
「非装甲区画の水防区画の数が艦の大きさの割に長門と大差ない」と言うのは、誰かのタメにするような本の内容が元になって流布し、それが口々に言われているような気がします。
ちなみに水防区画ですが、注排水区画(水防区画と同じ機能がある)を含めた数は大和のほうがはっきり多いですよ。
艦の長さに対する数の比率も大きい。体積的には比率は同じくらいになるかもしれませんが、まあ、こんなことを比べても、意味はないでしょう。
@長門を馬鹿にしてはいけません。長門の水中防御は少なくともノースカロライナと同等かもしかすると上だったかもしれない。
A水中防御の思想は当時、砲戦に対するダメージが重視され、魚雷に対するものは必ずしも第一義とは言えなかった、ということを考慮すべき。
もっとも、この点は、サウスダコタ以後の米国は進んでいたかもしれない。
Bしたがって、水中防御システムと大和アイオワの砲戦シミュレーションはある程度分けて考える必要がある。
ちなみに大和の設計では、魚雷は3本まで受けることしか想定されていません。
3本受けると戦線を離脱する。それが、水中防御の基本的考えとされていました。
ですから、あのような多大な被害は設計想定の中になく、浸水の度合いが進んだのも当然といえましょう。
それも欠点には違いありませんが、アイオワとの対戦を語るにおいては、一段控えさせるのがベターと思います。
アイオワと大和の戦艦としての総合的な価値ということになれば、速力の問題や管制、水中防御(対魚雷)を含めたものとして、また別の議論になります。
米国人のマニアで、なんとサウスダコタをアイオワよりも高く評価し世界ナンバーワンに評価している人もいるくらいですから
↑82も70が書いたものです。
ところで、ついでに言っておきたいのは、SF戦記(大和が大活躍する)を非難するために、「専門的」な知識でそれを否定することが流行り、そのために、極度に大和を矮小化する別の偏見が生まれていることに最近、懸念を覚えます。
>82
そうですか、失礼しました。
(それでアイオワの予備浮力をご存じでしたらお教え願えませんか?)
それから、
#SF戦記(大和が大活躍する)を非難するために、「専門的」な知識で
#それを否定することが流行り、そのために、極度に大和を矮小化する別の
#偏見が生まれていることに最近、懸念を覚えます。(改行位置変更)
私は逆なんですけど。
火葬戦記での活躍で「大和」を盲目的に過大評価する傾向がある様に見えて
そっちに懸念を覚えています。
「大和」は決して脆い船でない事は実戦で証明されていますが、同時に
不沈艦でない事も実戦で証明されています。
そこらへんをバランスとって欲しいと思います。
>82
>>米国人のマニアで、なんとサウスダコタをアイオワよりも高く評価し世界ナンバーワンに
>>評価している人もいるくらいですから
確かにアイオワ級はその要求速力(33kt)とパナマ運河通過の条件を両立させる為に
かなり無理な船体設計をしていますから、私もバランスだけで言えばサウスダコダ級
の方が良い戦艦だと思っています。
(ただしアイオワ級の33ktの戦術的な価値を無視した場合の話しです)
ついでに時期的には大和級のライバルはサウスダコダ級の方が妥当だと思いますけど?
ご存じの方もいると思いますが。
http://www.skypoint.com/members/jbp/baddest.htm
海外での評価の一例です。
数値データだけでの比較で、あまり権威ある評価って訳でもないのですが
海外での評価の参考として。
大和級が仏リシュリー級に負ける事に納得がいかない人は多いでしょう(笑)
予備浮力については、乾舷の高さ(喫水線から上)自体が大和が相当大きく(約8対6)、船体全体の体積から考えて、大であると考えるのが常識でしょう。アイオワの細かい数字は手元にありません。
これは確かに大和の利点ではあります。
ただ、誤解されないように付言しますと、予備浮力の大きさは、被害を受け、注排水すると当然減少しますので、水密区画内への浸水を防ぎ、拡大させない能力が重要となり、必ずしもこれが艦の残存性をただちに決定づけるとはいい切れません。また、アイオワも水防区画の数という点だけなら、フランスの戦艦と似て、船体方向の隔壁を中央部では原則省いていますので、相対少なくなっています。これは左右不均等な浸水を防ぎ横傾斜を避けるための措置といわれます。したがって、こうした区画数あるいは予備浮力の大きさそのものを単に比較するだけでは意味はないでしょう。
だが、アイオワのような水防区画が果たして、大和や武蔵のような多大な被害=被弾したあとにさらに被弾すると、所期の水中防御システムは破壊される=を受けた場合、想定どおりの機能を発揮するか、逆にあだになる(中央部水浸しの状態で予備浮力を一気に失う)可能性もなきにしもあらずです。これは難癖でしょうが、とにかく、艦船の被害は設計当時想定されてなかったアクシデントが起きるのはつき物といわれています。
副砲防御など多く指摘された大和の欠点も爾後発覚したものや、想定の範囲なので、どうせ空想戦なら、そういう面も考慮してみてはいかがでしょう。
あれは、「自分が使うのだったらどれが便利か」を言っているのじゃありませんか?
>大和のドクトリンは、彼我の敵弾薬庫(ないしバイタルパート)を貫通するというところに重要なポイントがありました。
>これを「まぐれ当り」でおさめてしまう論自体に問題があります。
バイタルパートの主な部分は(30000m以上なら)弾薬庫上面も含めて両
者とも貫通できます。主砲塔天蓋への命中、しかも光学測距を使った射撃で
というのは「まぐれ」でしょう。30000mだと水面が見えないので弾着観測
の遠近の把握が困難になります。勿論、航空観測が使えればマシになりますが。
>にげまくる日本駆逐艦を遠距離から一方的に撃ちつづけ、狭叉はしたものの、命中は得られませんでした。
駆逐艦に戦艦が遠距離で射撃するとまず当りません。理由は面積の違い
です。大落角砲弾の殆どが上面に当ると言うことは上面の面積=被弾確率
という事になります。10*120と39*260では8倍以上違うのが分かる筈です
。戦艦に対する命中率が5%だとすると、0.6%以下に下がる訳です。
散布界に占める船体のシルエットの割合と言った方が分かり易いでしょ
うか。
舞風が、サンベルナルジノ海峡では野分が戦艦主砲によって撃沈されてなかった?
命中せずとも至近弾で致命傷、という事も十分ありうるわけだね。グッ!
反論の意図がわかりません。
バイタルパートへの命中がまぐれでなく、主砲天蓋への命中ならまぐれだなどと、どうしていえるのでしょうか?
駆逐艦の話で「平面面積」を言うなら、千巻の主砲天蓋の平面面積の大きさをもういちどとくとお確かめ下さい。
ネグレクトできる狭さではないでしょう。
3万以上の射程だと、レーダー射撃でも簡単にあたるものではない、という議論から発展していることをお忘れなく。
どちらも、先に司令部がやられた方が終わりだな
ここの強度はどちらも大差ない。
>93
装甲されてるとは言え司令塔(中でも昼戦艦橋)に指揮機能が集中
してる日本軍艦と、船体奥深くに指揮所がある米艦とじゃ結構差
があるんでないかな。
俺は大和とアイオワじゃ完全に大和のほうが「戦艦」としての性
能は勝ってると思うけど(砲、装甲で圧倒)、「戦闘艦」としては
どうにも頼りなく感じるのはこのあたりだな、というか戦闘力維
持に関する考え方そのものが。
どう考えても1対1なら大和の勝率高そうなのに、トータルバラ
ンス考えると何とも言えなくなるのは少々情けない。
>バイタルパートへの命中がまぐれでなく、主砲天蓋への命中ならまぐれだなどと、どうしていえるのでしょうか?
光学測距だと100m単位で誤差が出ますが、30000mだとソレを修正する為に
航空観測が必要に成るから、まず当らない。大和が30000mで当てる事自体が「
まぐれ」だと言っているわけです。
>駆逐艦の話で「平面面積」を言うなら、千巻の主砲天蓋の平面面積の大きさをもういちどとくとお確かめ下さい。
砲塔天蓋の面積ですが、弾火薬庫まで落ちる可能性という意味では、ローラー
パス直径ですから、240平方m位でしょうか。バイタルパート全体の面積は少なく
見積もっても4000平方m有りますから、バイタルパートの命中の内、水平防御へ
の命中が90%として、全命中弾の5%以下でしょう。
勿論、駆逐艦の方は全長100m、幅9mとしても900平方m位は有るのでは?
有難うございます。
たしかに、天蓋下の弾薬庫貫通の可能性を、そのように考えれば大変に低い数値になると思います
ただ、「まぐれ」という言葉は、謙遜して言うときと、軽蔑して言うときとがある。
「あれはまぐれでした」とホームランを打った選手が謙遜する。「あれはまぐれだよ」と打たれた投手が負け惜しみを言う。
人間の感情がこもっています。
戦艦を設計した人間、あるいは運用する人間を考えたとき、あまり好きな言葉じゃないですね。
ところで、その距離で主砲天蓋への命中をいうなら、アイオワ(又はサウスダコタ)とて「まぐれ」の数字に近いでしょうね。当時のレーダー解像度を高く評価しても大和の決戦距離30000メートル以上での命中率はよくて5%くらいでしょう。
それからすると5%×2.5%=0.125%。
1000発打って当たるかなという数字です。
100斉射です。所要時間1時間以上。
じっとしていれば、10分以内に大和は自身の戦闘距離に進入して来ます。
アイオワ(又はサウスダコタ)は、のべつ大和から遠ざかろうとし、大和は逆に前進する。
米側は作戦海域から離脱するということになり、劣速の大和が逆に主導権を握っている状況ともいえます。こういう戦闘行動は現実的といえるのでしょうか。
>95
>>アイオワ(又はサウスダコタ)は、のべつ大和から遠ざかろうとし、大和は逆に前進する。
それは互いに相手の詳細スペックを熟知している場合の話しです。(ここで
論じあってる人達の様に)
実際には当時のアメリカ側は日本の新戦艦の主砲を16インチと思っていた
ぐらいだし、詳しい装甲厚や相手の主砲の貫通力の詳細などは予測だけで
詳しいスペックなど知りようもなかったのだから(これは日本側も同じです)
互いに相手の弱点を見越した行動なんて取れないでしょう。
当時のアメリカ側の情報量ならアイオワが大和と戦場で出会って優速を利用
してこれから遠ざかる理由はないと思います。
艦長の資質によりますけどレーダ射撃等を積極的に駆使して戦うと思います。
>97
ひょっとして、誰が指揮をとるかも考慮しないといけない?
米軍の艦長が英国魂を持った男なら大和勝利とか。(笑)
逆にアイオワに栗田が乗艦して、大和がハルゼーだったら
アイオワ勝利?
(えっハルゼーは空母。じゃオルテンドルフでもいいや)
という冗談は置いといて、菊水作戦時に大和の始末を、相手
がいなくて腐っているオルテンドルフにやらせようとしてた
位なので、大和の主砲から逃げ回る作戦をとるとは思えませ
んな、97さんの言うとおり。
誰でしたっけ、
海軍軍人になったからには戦艦の艦長…
なんて言ってましたよね。
どうも米軍/英軍の提督@`艦長は、いかにも海軍軍人らしくて好感(?)が有ります。
イタ公はさておき、帝国海軍の提督は今一つ外れが多いような気がします。
敢闘精神が足りないと言うか…
特に栗田殺す。
>98
スプルーアンスがよけいな事しなければ、大和の本当の実力が
分かったのに・・・