sumi-Cノート <excerpt> そばはそろそろ収穫の時期になるはずである。しかし、まだ花を咲かせていた。… 気になったので、車を止めて畑の
そば を見てみたのである。 … 続き
(43)今週の出来事 2016年 9月~12月
[収穫少し前のそば畑] '16.11.23
[すーすーするシャンプー3] '16.11.21
[すーすーするシャンプー2] '16.11.19
[すーすーするシャンプー1] '16.11.7
[片山晋呉] '16.10.25
[三芳町のそば畑] '16.10.17
[BOOK OFF へCDを売りに行く3] '16.9.23
[BOOK OFF へCDを売りに行く2] '16.9.19
[BOOK OFF へCDを売りに行く1] '16.9.8
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[収穫少し前のそば畑] '16.11.23
11月13日のことである。三芳町を車で通ることがあったので、あえて、そば畑のわきの道を選んで走った。
すると、すでに収穫されてしまっていた。そばの葉や茎が全部刈り取られていて、根っこの部分のみ残された畑は、土の畑になっていた。
… 実は、収穫間際のそば畑を写真に撮りたかったのだ。 … 残念!
収穫には少し早いタイミングのそば畑だったが、一応撮影しておいたので、UPしておくことにする。
[すーすーするシャンプー3] '16.11.21
少し前のことだが、日経新聞の電子版に「スーパーマイルドシャンプー」のことが書いてあった。忘れ去られたシャンプーだと思っていたので驚いたし、うれしくなったのだった。
詳しい内容は忘れたが、記者自身もこのシャンプーを使っていたのだろうか? 同じネーミングと内容の製品を長期にわたって提供しているメーカーと小売店を評価していた。… たしか「中年男によくみられる…」みたいな余計なことを書いていたが、… 新商品が出ても興味を示すことが出来ずらく、昔からの商品を愛着をもって使用しているユーザーがいる。
つまり、製造業や小売店は、老年人口の増大を、高齢化社会が表出する趣向を意識しなくてはならない。このシャンプーのことは、商品の開発、販売においてひとつのヒントになるのではないか? こんな主旨の記事だったように思う。
ぼくが思うには、… 高度経済成長が終わって、長い年月が経っている。そこで形成された日常生活の価値観は、若い世代にも染みついていて、『ものを大事にする』ことが満足感につながっている。… つまり、全世代が、長く製造販売されている商品をよしとする傾向にあると思うのである。
もうひとつ、ぼくが長いこと使っているものに、「花王石鹸ホワイト」がある。入浴で、普通のホワイト石鹸とローズの香りのホワイト石鹸を、この二つを代りばんこに使えば、飽きることがない。
この商品のホームページを見てみると、1970年新発売だそうだ。… すると、46年経っていることになる。スーパーマイルドシャンプーよりも上手が存在しているのだ。
[すーすーするシャンプー2] '16.11.19
シャンプーといえば、… ぼくがいつも使っているシャンプーのことが面白い。
資生堂の スーパーマイルドシャンプー というやつである。
パパと子どものおフロを応援! 純国産オーガニックハーブを配合。ノンシリコン処方、とうたっている。以下このシャンプーの説明を写し取ってみた。
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・純国産オーガニックハーブ配合エッセンス*1が髪を芯からサラサラなめらかに。
・髪と地肌のうるおいを守る弱酸性。
・シャンプーは、豊かな泡立ちで、やさしく洗い上げる洗浄成分AMT*2配合。
・自然のすがすがしい風を感じるような、グリーンフローラルの香り。
*1 毛髪保湿成分:カミツレ花エキス、ローズマリーエキス、DPG、ソルビトール、BG
*2 毛髪洗浄成分:ココイルメチルタウリンタウリンナトリウム
オーガニックハーブとは 完全な有機・無農薬栽培で、大切に育てられたハーブのこと。安心してお使いいただくために純国産にこだわりました。
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内容物がよいだけではない。容器もサトウキビつまり植物由来のプラスチックを使っていたりする。
説明でもわかるように、なかなかよいシャンプーみたいで、実際よくて、ちっとも飽きが来なかった。
ぼくが長年使っているこのシャンプー、なんと28年前に発売されたものである。 ― 1988年発売 。
ぼくが使い始めたのは28年前からではなく、10年前からだ。 2006年発売のスーパーマイルドシャンプー10代目からである。資生堂のホームページで調べてみたのだ。容器のデザインが変化しているので、いつからかはすぐにわかった。このシャンプー、2011年現在で12代目になっている。
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さすがに、というか、商品価値の限界が来てしまったようで、数年前からこのシャンプー、スーパーマーケットから消えてしまったのである。しばらくは詰め替え用の商品だけ残っていたのだが、それも無くなってしまった。
自宅の浴室にあるシャンプーの液量がごく少なくなって来ていて、『よわったな』と思っていたのである。近所のスーパーマーケットを数件あたってみても、やはり無かったし、
… ところがである。街の繁華街を歩いているとき、たまたまドラックストアに入ってみると、『あった』のだ。詰め替え用のシャンプーが、棚の一番下の端っこに、… 買ったのはいうまでもない。奇跡が起こったと思った。
そのドラックストアは、「サンドラック」だった。
[すーすーするシャンプー1] '16.11.7
継続は力なり。
行きつけの美容室がある。初めて行ったのは 2006年だった。そのときカードを渡された。そのカードの裏には升目があって、入店するたびにそこにチェックを入れてくれていた。そのマス目がいっぱいになった。
カードには『30点になったら素敵なグッズをプレゼントします』と書いてある。― そして、店主から素敵なプレゼントをもらったのだ。
高級そうなシャンプーだった。
シャンプーには COOL ORANGE と書いてある。― さわやかな天然オレンジの香り。 ― 爽快成分配合ですっきりとした使用感。ハッカ油(ペパーミントオイル・メントール)。― ヘアサロン専売品。
いつものシャンプーがちょうど切れたところだった。そこで、この高級そうなシャンプーを使ってみたのである。すると、頭皮が痛くなるくらいすーすーとした刺激があった。… たしかに爽快な気分になる! … しかし、
しかし、これから使用するとなると、… 冬である。厳寒期にこのシャンプーを使わなくてはならない。
暖房の入っていない風呂場で、ぶるぶる震えながらすーすーするシャンプーを使うことになるのだ。… う~む。何か、この冬は精神と肉体を鍛えられそうである。
[片山晋呉] '16.10.25
10月13日(木)から16日(日)まで、狭山ゴルフクラブで「日本オープンゴルフ選手権」が行われた。
土曜日の昼過ぎにテレビをつけると、早い時間からライブ中継をやっていた。絶好の天気でコースの芝の青がひどくきれいだった。… とは言っても、フェアウエーの幅は狭く、ラフが思いっきり長くカットしてある。
ライブを見つづけたかったが、この日は仕事だったので、後ろ髪を引かれる思いでテレビを消して部屋を出た。… 日曜日も仕事だった。日曜日、つまり最終日は録画した。
さて、メジャー大会の4日間が終わって優勝したのは、松山英樹プロだった。競技の場を米国におき、しかも、世界ランクは10位、実力の差を見せつけての優勝だった。
松山プロもだが、ぼくが注目したのは片山晋呉プロだった。おそらく4日間を通してだろうが、ドライバーをバックから抜いて出場したというのである。しかも結果は5位だった。… かっこいいと思った。片山プロは42歳。永久シード保持者である。
[三芳町のそば畑] '16.10.17
先日、用事があって三芳町の方へ行った。―埼玉県三芳町―。
車で走ると必ず そば畑 が目に入るのである。… そばを栽培している農家がある。… そばはそろそろ収穫の時期になるはずである。しかし、まだ花を咲かせていた。… 気になったので、車を止めて畑の
そば を見てみたのである。
よく見ると花の下には実があって、だいぶ膨らんでいた。黒くなった実もあるが、まだ葉っぱと同じ色の実が多くあった。これから一ヶ月足らずで黒い実だけの茶色の植物体になって、収穫されるはずである。… そば を食したくなったが、この日は時間がなかった。
三芳町には三富新田(さんとめしんでん)の中の上富(かみとめ)地区がある。ご存知の通り、川越藩主になった柳沢吉保がこれらの地域を開拓した。開拓した当初はひどくやせた土地だった。開拓民たちは雑木を植え、林をつくり、そこから堆肥を生産して、徐々に肥沃な土地にしていった。
水の確保が難しい土地でもあった。開拓民たちはやせた土地とで、二重の苦労があったのだ。
開拓初期には、アワやヒエなどの雑穀ぐらいしか収穫できなかったと聞く。「そば」がそのころから栽培されていたかはわからない。サツマイモがあまりにも有名なために そば の話は出て来ないのである。ともかく、最近は広大な そば畑 が目に入るのだ。
正確に言うと、そば畑を目にしたのは三芳町上富(かみとめ)ではなく、隣の三芳町北永井というところである。「みよしそばの里 直売所(三芳町北永井30-3)」という店があって、この店の周辺でそば畑は見られる。
[BOOK OFF へCDを売りに行く3] '16.9.23
BOOK OFF へは19枚の音楽CDを持って行った。事前に手続きのことは調べておいたのだが、量にもよるが、店内で少し待つだけでその場で決済してくれるという。
また、手続きでよかったのは、BOOK OFF の会員になることを強要されたりはしなかったことである。住所とか一般的なことを記入し、身分証明を求められただけだった。
ぼくの音楽センスからして、高額で買い取ってもらえる作品ばかりのはずである。そして、…
そして、店から提示された金額は、なんと、
500円以下だった。
1枚あたりではない、全部でだ! 店員に話すことはなかったが、一瞬声を失ってしまった。
佐野元春=30円、アディエマス=50円、エンヤ=5円。ショックだったのが R.E.M. のモンスターである。この作品は米国やカナダでその筋の部門でNo.1になっているやつだ。それが10円。
一番高く売れたのが、チェロ演奏家のパブロ・カザルスの小品集だった。100円。(やったーぁ!)
歌詞カードへの書き込みについて、『ああ、このくらいならまったく問題ないですよ! 中古としての買い取りですから、』と店員に言われたが、なるほど、この買い取り価格なら問題なさそうである。
現実はあまくない! ぼくの夢見る晩酌が、… 陶酔へといざなってくれる高級赤ワインが、チーズ、生ハム、ナッツが、露と消えてしまった。
[BOOK OFF へCDを売りに行く2] '16.9.19
音楽メディアがレコードやカセットテープからCDに代わったころには、すでに、ぼくの部屋にはオーディオ装置は無かったが、しかし、車にはCDプレーヤーが付いていていたので、車内では、ある程度の音質で音楽を楽しめたのである。
複数の音楽CDの、好みの楽曲を、好みの順番でCD-Rに録音していき、ひとつの音楽コレクションをつくる。それを車で聴くと、気分の良い満たされた時間が得られるのである。
CDの楽曲を新しい空のCD-Rへ録音するに、意外と、演奏時間が気になるわけである。… にもかかわらず、音楽CDには歌詞カードが付属しているが、その歌詞カードに演奏時間が記載されていない作品があるのである。
… 自分で手に入れた音楽CDを売却することになるとは、想像すらできなかったので、… 手放すつもりなどまったくなかったので、その歌詞カードへ平気で手書きで演奏時間を書き込んだのだった。… パソコンのライティングソフトには演奏時間が表示されるので、演奏時間は簡単に入手できた。
上記のことなどあったが、BOOK OFF へ音楽CDを買い取ってもらいに行ったのである。
いざ、売却するためにCDを整理すると、自分で書き込んだ歌詞カードがけっこう出て来た。
… 仕方ない、査定が下がっても、… まさか、買い取ってくれる店をだますようにして売るわけにもいかない。そこで、書き込んであるCDには、ケースのなかに紙切れを入れて分かるようにしておき、店に告げることにしたのである。
さて、 BOOK OFF へ行って、店員さんに上記の書き込みのことを説明をすると、『ああ、このくらいならまったく問題ないですよ! 中古としての買い取りですから、』こんな風に答えてくれたのだった。… 安心したのである。
[BOOK OFF へCDを売りに行く1] '16.9.8
我が家でつくる野菜は葉物なので夏場が苦手である。品質は悪くなるし、価格もぱっとしなくなる。
ということは、収入も減るということなのだ。あまりにも長く「ひもじい」思いをしたので、さすがに限界が来て、ここいらで贅沢をしたくなったのである。
具体的には、高級赤ワインを買って来て飲みたくなったのである。質のよいチーズや生ハム、ナッツなどをつまみに添えて晩酌をしたくなったのだ。
ぼくには「財産」があった。… 音楽CDである。
自分のコレクションから外してもよい音楽CDもけっこうあって、それを処分しようと考えたのである。それを、近所にある「BOOK OFF」へ売りに行こうと、
… ぼくの音楽センスからして、きっと高額で取引されるのに違いない。… そう考えたのだ。
さっそく、初期の音楽CDから、取っておく必要のないものを選び出す作業を開始した。
初期の音楽CDには8cmシングル盤もあったが、その中には処分したいものはなかった。
さて、君は、『スパークジョイ』という言葉を知っているだろうか? むしろ海外でカリスマ的に有名になった「コンマリ」の著書の中にある言葉である。
スパークジョイとは「ときめき」の意味である。… このスパークジョイ(spark joy)は、英語の翻訳家、平野キャシーさんが、言葉を組み合わせて造ったものだという。
もちろん、コンマリとは近藤麻理恵さんのことだ。整理整頓に関する専門家。
特に衣服など、取っておくべきか、処分すべきかを迷うとき、未だに「ときめき」を感じるものを取っておく。ときめきを感じないものは捨てる。こんなメソッドをコンマリは提案しているのである。
加えてコンマリが薦めるのは、『物を捨てるとき、その物を手に取って、その物に感謝の気持ちを伝えてから捨てて下さい』だった。… 物に感情移入するという東洋的?いや、日本的習慣は、その習慣のない西洋人にヒットしたのである。
ぼくも、そのようにして処分すべき音楽CDを選んでいったのだった。