sumi-Cノート <excerpt> 大坂なおみについて、どこに関心を持ったかといえば、… 彼女の目つきである。もしかすると、生まれつきの形質なのかも知れないが、… (
あれ? 彼女、半眼をつくっているのかな? )と思ったのだ。 … 続き
(49) 今週の出来事 2018年9月~12月
[自転車のチューブバルブのキャップ] '18.12.29
[マイケルきよし] '18.11.21
[帯状疱疹3] '18.11.17
[帯状疱疹2] '18.11.8
[築地と豊洲] '18.11.2
[帯状疱疹1] '18.10.30
[大坂なおみについて] '18.10.22
[今年の夏のビールの味] '18.9.4
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[自転車のチューブバルブのキャップ] '18.12.29
今年になって一番精神を集中したのではないかと思われる出来事が、最近あった。
ぼくの家の庭には、砕石が敷き詰めてある。この庭には玉砂利が似合うのだが、あまりセレブ感を出してしまうのは、かえって品がない。そこであえて敷石に砕石を使っている。
また、庭には欅(けやき)が植えてある。かなり大きくなっていて、多量の落ち葉を落とす。
夕方から近所に出かけることがあった。車ではなく自転車を使うことにしたのである。
しばらく乗っていなかったので、空気圧をみてみた。… やはり甘くなっている。庭で空気を入れることにしたのだ。
もちろん「空気入れ」を使って、― 前輪の空気を入れる。それが終わると後輪に取り掛かった。
バルブ金具(空気注入口)のキャップを外して左手で持った。そのときである。キャップが指先からすっと離れたのだ。
スタンドを立てると自由に回転する後輪のこともあり、バルブ金具の位置は地面に一番近いところにある。地面から20センチ程度の距離だ。そのときの左手の位置は地面から30センチと離れていなかっただろう。そこからゴム製の黒色のキャップが地面に落ちたのだ。
(おっと、いけない。)と思いながら、落としたキャップを拾おうとしたのである。 … ?
ない。
嫌な予感がした。
バルブ金具の真下を中心に半径30センチを探してみたのだが、ないのである。たしかに地面は複雑な形状をしている。その上、落ち葉を敷き詰めたようになっている。しかしながら、見つからないはずはなかった。
すぐに頭に浮かんだのは「現状の保存」だった。
落ち葉を丁寧に取り除くのはよいとしても、石を手で転がすように掃いて動かしてしまってはいけない!それでも見つからなかったときは、もうあきらめざるを得なくなってしまうから。
あくまでも、地面にあるものを動かさないで探さなくてはならないのだ。
捜索範囲をだんだん広げていく。
キャップより石の方が大きいので、キャップは石の陰になっているはずである。そこで東西南北から同じところを走査しなければならなかった。
ゴム製のキャップがそのような複雑な形状の地面に落ちたときに、どのような弾み方をするのか? 想像がつかなかった。そこで、前輪のキャップをはずして、同じ状況を再現してみた。
… 何と言うこともない。真下にちゃんと落ちて、特べつ弾むこともなく静止している。遠くへジャンプして飛んでいくようなことはなかった。
探し物をしている今のぼくを客観的にみてみると、… 警察の、テレビドラマによく出てくる鑑識官に酷似していると思ったのだ。鑑識官は、犯行現場とか事故現場とかで、指紋を取ったり髪の毛を拾ったり、タイヤ痕や車の微小な破損部品などを回収する。… 気分的には自転車の周囲に、「立ち入り禁止 KEEP OUT」と書いた黄色いテープが張ってあったのだ。
あらゆる手を尽くしたのだが、キャップは発見できなかった。
(まさか!? 消えた。… 瞬間移動。)
空海は、… 中国の港にいたとき、三鈷杵を海の方へ放ると、それは高野山へ向かって飛んで行ったというのだ。ぼくの自転車のキャップも瞬間移動的にどこかへ飛んでいってしまったのかもしれない。
ぼくの自転車のキャップには目的を与えていないので、どこへ飛んで行ったかは、定かではないが、
… ぼくの自転車はママチャリである。この自転車の寿命が来て、次の自転車選びには入ったとき、… そのときは、ぼくはセレブになっているはずで、… 10万円以上するドロップハンドルの自転車を購入するのである。
自転車のショップに入ると、やけに気になる自転車が展示されている。自分が乗るべき自転車だと確信した。すると、そのタイヤの下に、消えたキャップが落ちていた。… などという展開になるかもしれない。
気がつくと、だいぶ陽が傾いていた。捜索に掛ける時間はあまりなかった。日没が近いのである。… ひどい焦燥感に襲われる。
また、自転車に空気を入れていたのは、出かけるからそうしていた訳で、つまり、そちらの時間もせまっていたのである。
(しかたない。)
ついに捜索はあきらめて出かけることにした。… スタンドの位置はちゃんとマーキングしたのは言うまでもない。
さて、翌日である。
あった! あっけなく、あった。
ほとんどスタンド位置の真下だった。石と石にぴったりと挟まれて、その黒いゴム製のキャップはあったのだ。
昨日、なんで見つからなかったのだろうか? 『もう見つからないだろう』というパイアスがかかっていたのかもしれない。いかんせん、複雑な形状をした砕石と、落ち葉が多量に落ちていたのだ。
この場合、今度は、脳科学や心理学の観点から、捜索方法についての反省をしなくてはならないだろう。… 見えるものを見えなくさせる心理的作用があったのかもしれないのだ。
[マイケルきよし] '18.11.21
先日のことだ。仕事をしながらラジオを聞いていると、アナウンサーが出演者を紹介している。
『のちほど、演歌歌手のマイケルきよしさんが電話に出てくれます』 と言うのである。
( … ? 誰だ? 知らない。マイケルきよし?)
謎の演歌歌手が電話口に出て話し始めると、すぐに誰だかわかった。前川清さんだった。
(考えてみれば、苗字がなく、ファーストネームが二つ続く名前など、あまり無い。)
聞き間違い。ぼくの耳の老化だった。… 最近、耳鳴りはするし、
加齢が帯状疱疹の原因にもなる、とも言われるが、(罹るわなあ)と思ったのだ。
耳、目、この辺の老化はなかなか防げないかも知れない。しかし、身体の方は、まだ鍛えることができる。せめて、可能な限りスポーツ等で筋力は維持しようと思ったのだ。
[帯状疱疹3] '18.11.17
出来立ての水膨れはかなり硬い。
この疾患は終息までに段階を踏む。その硬い水膨れが破れてただれる時期がある。そのときは、水膨れの内容物、つまり … 汁?体液?なんと呼ぶのかわからないが、ともかくそこから液が出てくるのである。それが済むと、かさぶた状態になる。かさぶたがとれると、治ったということになる。しかし、しばらく瘢痕(はんこん)が残る。
上記で、水膨れが破れてただれる時期があると書いたが、
そうなると、そこから出て来る内容液で下着が汚れてしまうのである。白い丸首のシャツを着た場合などは、黄色というか、茶色というか、ごく薄い色の染みが、広範囲に、露骨に付いてしまう。洗濯しないで放置しておくと、その染みが酸化して色が濃くなってこわばり、以後着用することは困難になってしまうだろう。その染みには、当然ウイルスも含まれているのだ。
さすがに、家族の洗濯物と一緒に洗濯するわけにはいかなかった。丸首シャツや、じかに着るポロシャツ、Tシャツなどは、バケツを使って自分で洗ったのだった。まあ、3~4日のあいだだったが、
もちろん、このとき着たシャツ類は、新しいものではない。捨ててもよいように着古した物である。だから、最初から薄汚れていることもあるが、洗濯すると、この染みは、わからないくらいに落ちてくれた。
ところで、何でぼくは、帯状疱疹になってしまったのだろうか? 推測するに、エアコンが壊れてしまったことで、夏場、まずいビールを飲み続けてしまったのだ。それがストレスになって、免疫低下を起こしたに違いない!
[帯状疱疹2] '18.11.8
まだ帯状疱疹を経験していない君に、… もしかすると、明日にも発症するかも知れないので、? … 少し、この疾患のことを書いておいてあげようと思う。… もちろん、ぼくに医師の資格があるわけではないので、そのつもりで読んでほしいが、
帯状疱疹(たいじょうほうしん)はウイルスによって引き起こされる。
そのウイルスは「水疱瘡(水ぼうそう)」も引き起こすウイルスだそうだ。ヘルペスウイルスの一種。「水痘・帯状疱疹ウイルス」と呼ぶらしい。
このウイルスに初めて罹った(かかった)人は水ぼうそうとして発症する。それに罹って治った人の、体内のウイルスは、不活化することなく体内に潜伏する。いわゆる水痘・帯状ほうしんウイルスのキャリアーになる。
帯状疱疹は、ひどく痛い。ぼくは安静にしているとそれほど痛くはなく、夜もよく眠れたのだが、… 話を聞くと、体の芯から痛いという人もいる。
そのはずで、神経の奥にある「神経節」というところに普段は眠っていて、… 発症のきっかけは、加齢、疲労、ストレスなどで、免疫力が低下したときだそうだが、… 神経節に眠っていたウイルスが、免疫の低下で再び活動を始める。そして神経を伝わって皮膚に出てくる。… いかにも痛そうではないか。ウイルスが神経を移動経路に使うのである。
上記で、「初めて罹った人は水ぼうそうとして発症する」と書いたが、だから、帯状疱疹の罹患者(りかんしゃ)は、まだ罹っていない乳幼児、子供などには接触しない方がよいというのだ。
このひどい痛みを、ぼくは、みんなと共有したいと思った。? … しかし、残念ながら、帯状疱疹は人にはうつらないそうである。
しかし、先にも書いたが、子供にはうつしてしまう、水ぼうそうとして。感染の仕方は、接触感染だそうだ。ときに飛沫感染、つまりウイルスが付着した物品を通じて感染させてしまう可能性もあるらしい。
ぼくの関心は感染の仕方の詳細にあったのだが、皮膚科からもらった小冊子や Wikipedia で調べてみても、あまり詳しくは載っていなかった。
もうひとつ、いやな情報がある。治ったあとも痛みが続くことがあるというのである。つまり後遺症だ。「帯状疱疹後神経痛」と呼ぶらしい。
ぼくの場合はというと、一部に、治ってからしばらくかゆみが続いた。しかし今は、ほぼ消えている。あとは「瘢痕(はんこん)」が消えればよいだけだ。
前回UPした写真から1ヶ月半経った写真。
[築地と豊洲] '18.11.2
我が家の農産物がときに、仲買業者によって築地市場へ運ばれ、競り(せり)にかけられる。
築地市場が豊洲市場へ移設されることに関しては、ぼくも遠回しの関係者ということになる。そこで、簡単に記録しておくことにする。
農業新聞には「青果市況」が出ている。10月7日の新聞に前日の市況が載っているのだが、それが築地市場最後の競りだった。つまり、6日が最後だった。
そして、10月11日(木)から豊洲市場の競りが始まる。もちろん、11日の情報は翌日12日の新聞に載る。
[帯状疱疹1] '18.10.30
秋口に奇病に罹ってしまった。
胸のすぐ下になるが、腹部から背中にかけて、にひどい発疹が出来てしまったのである。その発疹は、水疱を伴っている。そして、衣服がすれると痛痒い。トラクターや軽トラに乗ると、その振動で、痛みが倍加する。とにかく痛いのである。
すぐに病院へ行きたかった。しかし、
ちょうど台風24号があって、進路は日本海側へ行きそうだったのだが、勢力が巨大で、ぼくの住んでいる関東地方も影響が出そうだった。その風の予想がはんっぱないのだ。関東でも50mになっている。
栽培している野菜に強風対策をしない訳にはいかなかった。そんなことで、すぐに病院へは行けなかったのである。
この奇病は、日ごとに、発疹の範囲を広げていく。
10月1日 月曜日。 台風は朝までに通り過ぎて行ってくれた。農作物の被害はどーやら最小限で済んだようだった。そこで、わき目もふらずに、という感じで皮膚科に行ったのだった。運転しながら見える街路樹の落ち葉は、葉っぱの形を留めておらず、細かく粉砕されて落ちていた。もちろん、太めの枝も落ちている。
以前、ぼくの足が、白癬菌に冒されてしまったとき、… 水虫のことだが、… 治療してもらった皮膚科へ行くことにした。村をいくつか越えたところにある。
繁華街を歩くと、ネオン管で囲まれたお魚の看板が出てくる。カワハギ皮フ科とポップな感じで文字も書かれている。今は昼間だが、夜に来たいものである。その医院は小さいビルの二階にある。中に入ると、
『 いらっしゃいませ~ 』
看護助師の若い女の子が複数人で、元気よく出迎えてくれた。 薄いピンクの、丈の短いナース服を着ている。
↑ … これはぼくの妄想である! こんな感じの皮膚科なら、この痛みも和らぐだろうと思ったのだ。
診てくれた先生は、今回は、ぼくより若い男の先生だった。そして、その先生が下した診断は、「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」だった。特別、血液検査などするわけではなかった。先生は見ただけで即断した。… 奇病と書いたが、どーやら、一般的な皮膚疾患だったようである。
[大坂なおみについて] '18.10.22
さて、この書き込みを読んでもらうには、9月の初め頃に、時間を戻してもらわなければならない。
プロテニスプレーヤーの大坂なおみが、セリーナ・ウィリアムズを破って全米オープンに優勝した。現地時間9月8日のことである。… 日本国籍を持つ20歳の女性の快挙だった。
日本にそのニュースが伝わると、マスコミはこぞって話題にした。ただ、大坂なおみについて、ぼくが関心を持っていることについて、テレビ局などでは取り上げてくれなかったので、ここで書くことにした。
ぼくが、大坂なおみについて、どこに関心を持ったかといえば、… 彼女の目つきである。もしかすると、生まれつきの形質なのかも知れないが、… ( あれ?
彼女、半眼をつくっているのかな? )と思ったのだ。
半眼。
お寺で座禅を組むときなどに、それは求められる。もちろん、ヨガの瞑想などでも「半眼」は必要とされる。… ぼくが思うに、… 半眼をつくって意識を集中させると、脳の活動を左脳から右脳へシフトさせることができるのではないかと思っている。
仏像のことを考えてみよう。釈迦如来像などは、半眼になるようにつくられている。「覚者」の表情である。覚者がつくる半眼は、脳細胞の働きが超越的で、フルスペックの状態であることを象徴している。そこで関与するのは、高次元に制御される右脳なのではないだろうか。
右脳のことだが、… 普段は、人間の活動の邪魔ばかりする。人前で緊張させたり、行動に不安を与えたりする。計算などは左脳でするのだが、右脳はその仕事を阻害したりもする。… 余計な感情を湧き出させる。
左脳に比べて、右脳は、スイッチが入っていないときと、入っているときでは、かなりの落差があるようである。
脳を研究したことのないぼくの、勝手な想像だが、… 人間は、左脳をメインに使う者と、右脳をメインに使う者と、2種類に分かれるような気がするのだ。
左脳をよく使える者の例をあげれば、トップ大学を卒業して官僚になる人や、トップアスリートたちである。非常にIQが高い。目力があり、目がいつもキラキラしている。逆に、右脳をよく使える者というと、なかなか思い当たらないのである。彼らの目つきは、どちらかというと、どろーんとしている。 … ともかく、人間の中でも最高峰に位置する人たちが含まれていそうである。アインシュタイン? ホーキング博士? スティーブ・ジョブズ? … この流れで行くと、アインシュタイン、ホーキング博士、スティーブ・ジョブズが、思考するとき半眼になっていれば理想なのだが、
左脳は常時安定して働かせることができるが、右脳は、どーやら、普段は眠ってしまっているようなのである。何らかのきっかけでスイッチが入って、目が覚めることになる。つまり、覚醒する。いったん覚醒すると、常人のレベルを遙かに越えることもあり得る。
さて、大坂なおみである。
… 全米オープンが終わってからのインタヴューで、彼女は『眠たい』と言っていた。身体的に疲れていて、そう言ったのだろうが、… もしかすると、試合中は覚醒しているが、それ以外のときは『私の脳と身体は眠っている状態ですよ』と言っているようにも聞こえたのである。… 右脳をメインに使う者、その可能性。
若干20歳の大坂なおみ選手が、スイッチが入ると脳と身体をフルに使える素質があって、覚者的な、誰も目撃したことのないプレーを、これから観せてくれるのではないかと期待しているのである。
[今年の夏のビールの味] '18.9.4
今年の夏は太ってしまった!
猛暑、酷暑のつづくときにエアコンが壊れてしまったわけで、7月から8月は、日中は35度以上、夜は32度以上の温度の中で生活していたのである。
やっていられなかった。
そこで、つい、夕方仕事が終わると、35度以上ある部屋で、早くからビールを飲み始めてしまったのだ。… 特別つまみなどはなかったのだが、太ってしまった。やはり、ビールは太るようである。
部屋に換気扇がないので、
まず扇風機を窓の外に置いた。
部屋の温度36度、外気温は33度。
それからビールを飲み始める。
扇風機の右上で光っているのは
小刻みに動くUFOだ。
撮影にちょっと邪魔だった。
暑さのために、ビールを欲してしまったのだが、
決してうまくはなかった。… 一杯目は咽にうまいと感じたのだが、二杯目からは、あれ? ぬるい。と感じて、ちっともうまくなかったのだ。
初めての経験だった、二杯目からぬるくなってしまうビールを飲むのは。 冷蔵庫からビールを取り出して部屋へ持って行くまでに温まってしまったのだろう。350ccの缶では足りないだろうと、500cc缶を買い込んだりしたので、余計まずいビールを飲むことになってしまった。
このような高温の中でビールを楽しむには、やはり、ボールに入れた氷水を用意しておいて、その中でビールを冷やしておいて、すぐに飲む。このような、手間が必要だったようである。… 仕事終わりに、そんな厄介なことはできるはずがなかった!
それに、毎日のように熱中症に罹っていたのかもしれない。ビールを少し飲んだだけで頭が痛くなってしまった。だから、気持ちよく酔えなかったのである。