sumi-Cノート <excerpt> [足が短くなってしまった!?1] 品を手に取り店員さんの前にいきズボンの裾上げを頼んだのである。すると、コロナ禍なので、自分で裾上げの位置を決めてくれと言われてしまった。 … 続き

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(57) Today's note 2022年1月~4月

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[ウクライナ侵攻メモ11] '22.4.30
[ウクライナ侵攻メモ10] '22.4.25
[ウクライナ侵攻メモ9-2] '22.4.23
[ウクライナ侵攻メモ9] '22.4.19
[ウクライナ侵攻メモ8] '22.4.17
[ウクライナ侵攻メモ7-2] '22.4.16
[ウクライナ侵攻メモ7] '22.4.15
[ウクライナ侵攻メモ6] '22.4.14
[ウクライナ侵攻メモ5] '22.4.13
[ウクライナ侵攻メモ4] '22.4.4
[ウクライナ侵攻メモ3] '22.4.2
[ウクライナ侵攻メモ2] '22.3.31
[ウクライナ侵攻メモ1] '22.2.28
[今冬の気候について] '22.2.27
[足が短くなってしまった!2] '22.2.1
[足が短くなってしまった!?1] '22.1.26

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[ウクライナ侵攻メモ11] '22.4.30

核保有国の指導者が核を使うときの話がぞくっとしてしまう。

たとえば米国、米国から先に核兵器を使用することは想像できないが、米国が普及させている価値観や秩序が、反米国から脅(おびや)かされたとき、… 米国および米国以外のどこかの国、とりわけ同盟国に対して、反米国が、核兵器を使用して侵略まがいのことをしたときは、米国は、米国大統領は、反撃のために核兵器を使用するか、しないか、判断を迫られるわけである。… これは、一刻を争う判断になるはずである。


戦略軍の管轄だろうか? 核ミサイルを管理する部隊は、いつでもミサイルを発射できる体制を整えている。たとえば、ICBMのサイトにいてICBMの発射キーをもつ発射要員は、おそらく2人づついるだろう。あるいは、原潜にいてSLBMの発射キーを持つ発射要員は、おそらくこちらも2人づついるだろう。彼らは、軍の最高司令官、つまり大統領の命令をずっと待っているわけである。

大統領にはいつもフットボールと呼ばれるカバンを持った軍人が付いている。ご存じのとおり、このカバンを開けると、核兵器の使用の手続きができるのである。… まずは、攻撃命令を出そうとしているのが本物の大統領なのか? その確認から始めることになるだろう。戦略核、戦術核と選択肢はあるが、どんなミサイルをどのように使うのか?それらは戦略軍の司令官から説明を受けることになる。


テレビで軍事専門家が言っていたのだが、… どのような条件がそろえば、大統領は核ミサイルのボタンを押せるのか? チェックシートのようなものがあって、すべての項目にチェックが入ると命令が出せる、… そのようなものは無いというのである。あくまで、大統領自身の、そのときの考えや感情で決断されるというのである。



[ウクライナ侵攻メモ10] '22.4.25

以前このCノートに書いたような気がするが、ゴルフをする子供たちのことである。グリーン上でのパッティングの話だ。グリーン上は平ではない。… パッティングをするとき、ボールからカップ(ホール)までのライン、軌道が白っぽい線になって見える、そんな子供がいるというのである。そして、そのとおり打てば、入る。

上記のことは、子供たちの、まだ経験の浅い、まだ怖さを知らない、夢と現実との境界が曖昧なときの、脳細胞の働きによって見られる現象だと思う。


さて、ゴルフの話題から離れる。上記の「白い線」のことだが、芝の上ではなく、人の発言にも現れるのである。… この「人の発言にも現れる」のほうは、発言した本人に見えるのではなくて、聞いている者に見える、ということである。

… 少なくともぼくには見えるのだ。では、その「白い線」を発言の中に引ける人は誰なのか?子供だけとは限らない、大人にも引ける人がいる。


簡単に言えば、設定した目的地にたどり着くのに、どのような気持ちで、どのような手段と考え方を持って行動するのか? それがわかりやすく、すっきりしている、そのような発言が、ぼくに見える「白い線」なのだ。


国家を代表する政治家の発言を聞いていると、「白い線」が見える人物とそうでない人物がいる。「白い線」が見えると、その政治家を支持したくなるのだ。

最近では、NATO加入の検討を表明しているフィンランドのサンナ・マリン首相である。4月13日、スウェーデンのストックホルムで、マグダレナ・アンデション首相と共同記者会見をしたのが印象的だった。コロナの対応ではオーストラリアのスコット・モリソン首相がはっきりものを言っていたのを思い出す。発生源をはっきりさせない中国へ制裁を恐れずに文句を言ったことや、テニスのオーストラリアOP でも決定したことを覆さなかった。最近来日もしているが、ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相も過去にわかりやすい会見をしていた。… あと、忘れてはいけない人物がいる。モルドバのマイア・サンドゥ大統領である。彼女の発言も共感できるし、好ましい表現を使っていた。… ぼくには、彼らが「白い線」をつくっているように見えるのだ。



[ウクライナ侵攻メモ9-2] '22.4.23

前回、『テレビは、ミヤンマーの最近の情報をちっとも伝えていない。』と書いたが、誤解のようだった。NHKが伝えていた。再放送だが、4月21日午前1:10 NHKスペシャル「忘れられゆく戦場~ミャンマー 泥沼の内戦~」。 4月22日午後11:45 国際報道、このニュース番組では、国境付近でタイが避難民を受け入れているのをやっていた。避難民は少なくないのだが、ミヤンマー人の苦悩をレポートしていた。



[ウクライナ侵攻メモ9] '22.4.19

[ウクライナ侵攻メモ7]、それに[7-2]でスターリンクやツイッターのことを書いたが、再びインターネット、通信、 sns のことを書く。

sns については、それによって政治体制を変えることが出来ることを経験している。市民が独裁政権を打倒してしまえるのである。アラブの春がそれである。まあ、そのあとアラブの冬が到来したというが、

ロシアのウクライナ侵攻では、ウクライナ国内の戦場の様子が膨大な映像を持って伝えられている。もちろん、ウクライナ政府は情報統制はしているだろう。戦闘に不利になることは発信していないはずだ。とにかく、世界中が注視せざるを得なくなっている。… 多く市民が見て感情を持つと、選挙のある国では、政府は動かざるを得なくなるはずである。ただ、この戦争に関しては、即座にウクライナを救うことができていない。

つい最近のことである。ミヤンマーで、軍のクーデターがあって市民がひどい迫害を受けた、いや、受けている。このときも市民がスマホを使って、縦長の画面で暴力を受けている映像を送り続けた。 軍の力による国内の支配とか、国どうしの戦争とか、その紛争で受ける市民の被害を世界中で見ることができるようになった。人道に反していれば世界を敵に回すことになる。… そういえば、テレビは、ミヤンマーの最近の情報をちっとも伝えていない。… とにかく、ミヤンマーの軍のクーデター、この辺りから戦争が「かわった」と感じる。… 戦いを仕掛ける方も仕掛けられる方も、インターネットが作戦の中に加わったのだ。



[ウクライナ侵攻メモ8] '22.4.17

オバマ、トランプ、バイデン、この辺の大統領の治世のとき、つまり近年だが、米国は衰退の道を歩んでいるように見えた。オバマ大統領の「戦略的忍耐」もひどかったし、トランプ大統領の、多くの国際的組織からの離脱もひどかった。最近では、バイデン大統領が無計画にアフガニスタンから軍を撤退してしまったのもひどかった。これらは米国が衰退して保護主義に、内向きになってしまった証左に違いない。

ぼくはもう、西側の民主主義国家はダメになってしまって、立ち直れないかもしれないと思ったのだった。しかし、ロシアのウクライナ侵攻を見ていて、少し考えが変わった。

… ぼくは急に恐竜のことが頭に浮かんできたのである。ジュラ紀あたり、恐竜は大繁栄をしていたのだが、次の白亜紀の終わりに突然、地球規模で絶滅してしまった。

先に書いた西側の民主主義国家がちょうど恐竜とそっくりではないか? と思えたのである。大量絶滅。… と、思えたのだが、違っていた。幸運にも恐竜には羽毛があった。おそらく骨格なども軽量に出来ていたのだろう。恐竜は鳥へと進化したのだった。… イーロンマスク氏と彼が率いるテスラ、スペースXなどの企業が鳥に思えてきたのだ。ちなみにスターリンクはスペースX社製である。

つまり、西側の民主主義国家は、回りまわって武力にもなるような力を民間に移していった。ガーファムにテスラ、スペースX、これらの企業が鳥類に思えてきたのである。← 賞賛するわけではないが、

権威主義国家も肉食で巨大な恐竜である。さて、権威主義や独裁主義が次の進化の芽をつくれるだろうか?

肝心の日本は、… ? … 羽毛が生えていない種類かもしれない。骨の密度も高くて、飛ぶために進化するには重すぎるかもしれない。 



[ウクライナ侵攻メモ7-2] '22.4.16

[ウクライナ侵攻メモ7] で、マスク氏のツイッターにフョードロフ副首相が書き込みをしたとしても、膨大な投稿がされているのでマスク氏は発見できないのではないか? という疑問を書いた。

あとになって、かなりの確率で大丈夫なことに気が付いたのである。おそらく、『マスクさんのツイッターにフョードロフ副首相から投稿がありましたね。スターリンクをウクライナで使えるようにしてください。』『マスクさん助けてやって、 お願い!』 こんな投稿が数多く投稿されるはずである。マスク氏は、おのずとすぐに気づくことになる。



[ウクライナ侵攻メモ7] '22.4.15

スターリンクという人工衛星の話がよく出てくる。ロシアのウクライナ侵攻以降に初めて知った人工衛星の名前だった。テレビでは丸い地球の上を、ドミノ倒しが出来そうな感じで、幾つもの衛星が一列に並んで浮かんでいるのが映っていた。

いったい幾つの人工衛星でシステムをつくっているのだろうか? ネットで調べてみたが、よくわからなかった。775基とも、2042機とも書いてあり、よくわからなかったのだ。


話は変わるが、ウクライナのフョードロフ副首相兼デジタル転換相が、ツイッターでスターリンクを使わせてくれと、イーロンマスク氏に頼んだという。すると、マスク氏はわずか10時間後に「ウクライナでスターリンクのサービスを開始した」と応じたというのである。

ぼくはsnsをやっていない。そのせいで、ツイッターに関する疑問が出てくる。マスク氏の開設しているツイッターには毎日膨大な数の投稿があるはずである。その中にフョードロフ副首相の書き込みがあったとしても、マスク氏がそれを簡単に見つけることが出来るとは、とうてい思えないのである。フョードロフ副首相の書き込みを発見したのが1ケ月後だった、などという具合になりそうではないか?

ウクライナの官僚あたりが、『副首相がマスク氏のツイッターに書き込みをします』と伝えておかないと、目に留まるのは難しいような気がするのである。… ツイッターってその辺どうなっているのだろうか?



[ウクライナ侵攻メモ6] '22.4.14

[ウクライナ侵攻メモ5]で、ウクライナは「内戦」を続けていたと書いたが、内戦というよりも、ロシアによる占領計画と戦ってきた、と言ったほうが良いかもしれない。ロシアは、国籍はともかく、ほぼロシア人を多く住まわせて独立運動をさせる。独立運動を阻止しようとウクライナ政府が動くと、親ロシア派住民が迫害を受けているとしてロシアは軍を入れる。クリミア半島がその成功例で、今度はドンバス地方で同じ手法を使おうとしたのである。とうてい容認できないが、ロシアからすれば「解放」のための正義の戦いをしている、という主張になる。



[ウクライナ侵攻メモ5] '22.4.13

ウクライナに平和な日々が続いていて、そこにロシア軍が残虐性をもって入ってきた。このようにイメージすると、少し客観性が無くなってしまうかもしれない。ウクライナは内戦をずっと続けていたのだ。

ゼレンスキー大統領が戦争に慣れていない指導者だ、とすると誤りになりそうである。

ウクライナの南東部、ドネツク州とルガンスク州を合わせた地域が「ドンバス地方」で、親ロシア派が過激な独立運動(=ロシアへの編入を求める)をしていたのである。ウクライナ政府はそれを阻止するために武力を行使していた。ゼレンスキー大統領になってからも武力行使をしていて、最近、ウクライナ軍はトルコ製攻撃ドローンを使ってドンバス地域を攻撃した、などのニュースがあった。



[ウクライナ侵攻メモ4] '22.4.4

マスコミが、元米国政府関係者の話として伝えている。 このプーチン大統領の暴挙は、… ロシアを再び偉大にしようとして、NATOを再び偉大にしてしまった。冷戦以降、NATOがこれほど結束したことはない、と。



[ウクライナ侵攻メモ3] '22.4.2

4月に入るとマスコミは、キエフをキーウと言い換えはじめた。日本政府がこれまでロシア読みだったものをウクライナ読みにすると発表したからだ。

外務省は31日、ウクライナの首都キエフの日本語呼称について、ウクライナ語「Kyiv」に基づく「キーウ」に変更すると発表した。「キエフ」はロシア語「Kiev」に由来するため、ウクライナ政府の意向を確認した上で、変更を決めた。【読売新聞オンライン04/01】 ← KievからKyivへだ。



[ウクライナ侵攻メモ2] '22.3.31

3月16日、テレビをつけるとナンシー・ペロシ下院議長が壇上でゼレンスキー大統領を紹介していた。ゼレンスキー大統領が米国議会で演説するところだった。もちろんオンラインで、である。

見ずにはいられなかった。うまい演説だった。立ち会った下院議員たちは感銘を受けただろう。

真珠湾攻撃、9.11、またキング牧師の名言、これら米国の歴史に触れながら協力を訴えたのだ。ウクライナ上空を飛行禁止区域にするよう要求した。また、バイデン大統領により強い対応を促したのだった。

ウォロディミル・ゼレンスキー、キエフにある大統領府から、彼は自撮りで「私はここにいる」とロシアに徹底抗戦を宣言した。… 軍事専門家に言わせれば、これは死を覚悟しているからこそ出来る行為である。

ゼレンスキー大統領というより、歴史に登場する指導者が、稀に、置かれた極限の状況で別人のようになる。そんな逸話を聞くことがある。よく「化ける」と表現されるが、… 彼がそれを体現しているのだろうか。


ウクライナは小国である。大国?ロシア軍に侵攻されれば、ウクライナは即座に戦意を喪失してしまうだろう。ところがそうはならなかった。ゼレンスキー効果だろうか? 軍隊は、また国民は、逆に奮い立ってしまった。

テレビで軍事専門家が言っていたが、ウクライナ兵士の士気が高くなかったら欧米の兵器、情報の援助はなかっただろうと、その通りだ。



[ウクライナ侵攻メモ1] '22.2.28

昨年秋のことだ。この Cノートに、最新の地図帳を手に入れたことを書いた。そして、最初に開いたページがクリミア半島だったと、そのようにも書いた。… 国境を見たかったのだが、クリミア半島はウクライナになっていて、安心したのを覚えている。

… なんということだ。

ロシアがウクライナ侵攻に踏み切ってしまった。ヨーロッパの時間で 2月24日の未明のことである。ちょうどこの日の午後、テレビをつけていたのだが、キエフの街から北方を撮った映像だろうか、暗闇の中で何かが発光し、煙を伴って破片が飛び散るのを、テレビのワイドショーは映し出していた。出演者が驚いていた。

それまでロシアは、侵攻はしないと言いながら、ウクライナとの国境で大規模な軍事演習をやっていたのだが、… 数日前からきな臭くなっていた。ロシアはドネツク、ルガンスクを国家承認すると表明した。同時に、プーチン大統領は国防省に対して両地域での平和維持活動を行うよう指示した。

近年のウクライナとロシアの関係を理解するには、2014年の「ミンスク合意」を知らなくてはならない。もちろん、この Cノートでは解説しないが、… よくわからないし。ちなみに、ミンスクはベラルーシの首都である。




[今冬の気候について] '22.2.27

2022年2月22日(火)現在、今週の土曜日あたりから日中の気温が春のものになる、と予報が出た。そこで、忘れないうちに「今冬」の気候のことについて書いておこうと思う。


最初は、気候とは関係のなさそうな話からになるが、… 昨年の晩秋の頃から腹が減ってしようがなかった。?

現在はようやく空腹感は収まってきたのだが、… おそらくこの空腹感は寒さが原因である。寒さを防ぐために身体が連日多量の熱をつくっていたのだ。仕事等での運動量は例年と変わっていないのに、それでも腹がすくということは、身体が、食べた食物を熱に、つまり冷えてしまう身体の体温を一定にするために熱をつくっていたのである。… 「食欲の秋」とはこのことを言っているのだと思う。夏場は熱を使わないで済んでいたのだが、寒さを感じる季節になると急に熱量が必要になってくる。

ぼくの主食の、1日の摂取量は、ご飯3杯、食パン2枚である。ところが、今冬はご飯が4杯になってしまっていたのである。体重は変わらなかった。

今考えると、多くの日が寒かったように思う。たとえば夜である。寝るに布団の中がどことなく寒くて、何度も寝返りをするようだった。最終的にはまるでマンジュウムシのように丸くなって寝るようだったのである。

そして、朝、布団の中で目が覚めると身体がやけに熱かったのだ。だから寒くはなかった。しかし、布団の中から這い出すためには大変な気力、勇気、決断力を必要とした。… とにかく睡眠中、身体は相当熱をつくっていたに違いない。


テレビの番組で、脳の活動も大変なエネルギーを消費する、と脳科学者が言っていた。ぼくが連日腹が減っていたのは、もしかすると、脳細胞を酷使したせいかも知れない。そのように考えたが、… 思い当たるふしはなかった。やはり、空腹は冬の寒さが原因だろう。

上記のことからも、間違いなく今冬は寒かったということだと思う。他の例を挙げれば、我が家には業務用の冷蔵庫があるが、日中でも冷蔵庫の中のほうが暖かかった。そんな日が何日もあったのである。

低かったのは平均気温である。早朝など極端に気温が下がったことはなかった。たとえば、-5°、-6°、それ以下になるようなことはなかった。だから、寝室の天井からツララが下がるようなことはなかったし、村じゅうの水道管が破裂して水道屋さんが忙しくなった、などという世間話もなかったのだ。


ラニーニャについて。

昨年の秋口に、お昼のワイドショーで、気象予報士がラニーニャが発生していると言っていた。しかし、年が新しくなったころにはその話題を上げなくなっていた。そこで、ラニーニャがどうなっているのか、気象庁のホームページを見てみたのである。

『ラニーニャ現象が続いているとみられる。今後、春の間にラニーニャ現象が終息し、平常の状態になる可能性が高い(70%)。』だった。

ラニーニャは続いていたのである。今冬の寒さは、この現象が関係していたのかもしれない。


追記をしておかなくてはならない。

上記は、寒い冬だった、ということを書いたのだが、もうひとつ付け加えたい記述があった。それは、ぼくの住んでいる関東平野は「平和」な寒い冬だった、という感想である。… ようやく現行の寒波は抜けたとニュースでやっていたが、北海道はじめ北日本は、あるいは日本海側は、長期間大雪に悩まされたようである。被害にあわれた地域にお見舞い申し上げたい。



[足が短くなってしまった!2] '22.2.1

苦労して裾上げ位置を決定した。そして、レジのあるところへ行って裾上げを頼んだのだった。仕上がりは後日だった。

今後のこともあり、一応、ズボンの股下が何センチになっているか、店員さんに尋ねてみた。店員さんはすぐにメジャーで測ってくれた。この作業ズボンは以前から同じものを使っていたのだが、さすがに股下の長さは測っていなかったのである。

ただ、ぼくの穿いているGパンの股下サイズは、うろ覚えだが知っていた。76センチだった。

店員さんは手早く測ってくれて、『 72センチですね 』といった。

?????  ぼくは一瞬間、目の前が真っ白になった。… Gパンと作業ズボン、股下のサイズが違いすぎる! ぼくの足が短くなってしまったのか?

どのように考えればよいのか、判断が付かなかったが、しかし、この店に来た目的を中断することもなかったので、72センチで頼むことにした。


帰宅すると早速、現在使っている同じ作業ズボンの股下を測ってみた。すると、もっと大変だった。なんと 70センチなのである。こんどはハンガーにつるってあるGパンを測ってみた。記憶に間違いなかった。76センチだった。

ぼくは、ようやく冷静になってきた。

ズボンの股下サイズはズボンによって変わるのだ、ということを理解したのである。

この作業ズボンの股下は 70センチが正解だった。すると、先ほど作業着専門店で注文した裾上げのサイズは誤っていることになる。2センチ長く注文してしまっていたのだ。2センチ長いと、かかとで裾を踏んづけてしまう。すぐに電話して変更してもらった。仕上がりが後日で助かったのだ。… 解決した。ぼくの足が縮んでしまったわけではなかったのだ、よかった。


もう少し時間が経過すると、股下サイズの違いについてわかってきた。… それはズボンの股上(またがみ)の長さの差だった。対象のズボンを同じ条件で、たとえばズボンにベルトを巻いて、そのベルトを腰骨の上の部分に引っかけるようにして穿いたとしたら、股上の長い短いでズボンの股下の長さが変わってくる、というわけなのである。




[足が短くなってしまった!?1] '22.1.26

先日のことだ。長く使っていた作業ズボンが擦り切れてきたので、作業着専門店へ買いに行った。現在穿いているズボンと同じ品を求めるだけなので、迷ったりすることはなく、気楽な買い物だった。


品を手に取り店員さんの前にいきズボンの裾上げを頼んだのである。すると、コロナ禍なので、自分で裾上げの位置を決めてくれと言われてしまった。

店員さんに、ひとりでやることに不安を感じると訴えてみたのだが、やはりダメだった。無言で裾を止めるクリップを渡されてしまった。

渡されたのは待ち針ではなくクリップだったが、やはり理想は、店員さんが膝を床に付けるようにして裾を待ち針で止めてくれる。これが本来の美しい光景だと思えるのである。

… さて、よわった! どう考えても裾上げの位置を適切に決められるとは思えないのである。フィッティング室に入ってセルフでそれを行うと、

ぼくは普段、上から目線の態度をとったことはないが、このセルフでの裾上げ作業は、かなりの上から目線になってしまうのである。たとえばズボンを穿いて、フィッティング室を出て、距離をとりフィッティング室の姿見を見たとしても、かなり上からの鋭角度で裾を見なくてはならない。


… ズボンの裾が床からどのくらい間ていればよいか、その理想的な隙間を決定するのには、作業をする者の目の位置を床とほぼ同じ高さにしなくてはならない。これは鉄則である。


一応ズボンを穿くなり、裾をまくりクリップを使って適当と思われる位置で止めた。続いて、それが正しいか確かめるために身体を屈曲して目線を床に近づけたのである。理想的な目線を得るためには胸と太ももがくっ付くぐらい前屈しなくてはならない。これは苦痛を伴った。フィッティング室は狭いし、… 苦痛を伴わないで出来る人といったら、毎日酢を飲んでいる人とか、毎日天橋立を股のあいだから覗いている人とか、体操の選手、新体操の選手ぐらいだろう。

せっかくの、身体を極限まで屈曲して裾上げ位置を確認する試みだったが、失敗に終わってしまった! なぜか? 上体を曲げていくに従って、それに連動して裾がずり上がってしまうのである。止めたクリップの位置は上昇していき、くるぶしが現れ、すね毛まで見えてきた。… 身体を曲げると臀部に張りが生じる。ズボンもその張りと同じ動きをしてしまうのである。



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