sumi-Cノート <excerpt> [二人の首相の共同記者会見、会見の場所はどこ?1] 4月13日にストックホルムでアンデション首相とマリン首相が共同記者会見を開いた。 … 続き

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(58) Today's note 2022年5月~8月

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[モニュメントバレーとBGM] '22.8.8
[白い鳩] '22.7.15
[両国、NATO加盟実現へ] '22.6.29
[刹那のオオミズアオ] '22.6.5
[二人の首相の共同記者会見、会見の場所はどこ?3] '22.5.31
[二人の首相の共同記者会見、会見の場所はどこ?2] '22.5.25
[二人の首相の共同記者会見、会見の場所はどこ?1] '22.5.24
[フィンランディア] '22.5.16

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[モニュメントバレーとBGM] '22.8.8

最近、気がつくと、毎日見てしまっている you tube があった。モニュメントバレーの道路を走っている動画だ。車内から車の前方を録画し続けている動画である。飽きないのだ。… 走る電車の先頭に陣取って、線路を見続ける。とくべつ「乗り鉄」の人でなくても、前からつぎつぎと迫ってくる景色とレールを見るのは飽きないものがあるだろう。この、走る車の前方を撮りつづける動画も同じ感覚なのである。

動画のBGMがまたよいのだ。このBGMがなかったら、この動画にこれぼど惹きつけられることはなかったと思う。

取り上げた動画と音楽に、とくに共感を求めるものではないが、… 自分の関心事として記録しておくことにする。

この you tube の標題は『【アメリカ旅行】モニュメントバレー 2021年春訪問 Monument Valley 』である。投稿者は Voyage to the world 。そして、音楽は、何という曲なのか、調べるのに苦労したが、 Arms of Gold - Tape Machines feat. Mia Pfirrman である。


[白い鳩] '22.7.15

7月8日のことだ。我がやの家の屋根に白い鳩がとまって羽を休めていた。久しぶりに白い鳩を見たかもしれない。




鳩の羽の模様のことを思い出した。白い鳩はハク、あと、ニビキだとかクロゴマだとかクリだとかいた、たしか。

写真の鳩は野生化している意味のドバトだろうか? 手紙を入れる筒状のカプセルが足に付いていないところをみると、伝書鳩でないことはわかる。よく見ると、脚環(あしわ)が付いている。ドバトではない。… レース鳩だろうか? どことなく筋肉の付き方がアスリートっぽい。

しばらく留まっていたが、鳩独特の羽音を一瞬立てたかと思うと、北へ飛んで行ってしまった。



[両国、NATO加盟実現へ] '22.6.29

良いニュースが入ってきた。フィンランドとスウェーデンがNATOへ加盟申請をしていたのだが、トルコが、トルコと言うよりエルドアン大統領が反対していた。それがどうやら加盟支持、容認へ変わったようである。

29日からマドリードでNATO首脳会議が開かれる。それに先立ってニーニスト大統領、アンデション首相、エルドアン大統領、それにNATOのストルテンベルグ事務総長が会談していた。

ぼくは、スウェーデンは以前から、フィンランドはロシアがウクライナへ侵攻してからだが、どちらの国にも関心があったのである。専制主義国家からより強固に守られるようになったので、よかったのだ。

ちなみに、今回のNATO首脳会議には、日本、オーストラリア、韓国、ニュージーランドの首脳も招待されている。



[刹那のオオミズアオ] '22.6.5

ああっ、誰だ、食っちゃったのは!?


少なくとも1時間前までは生きていたのだ。
… 自然は過酷だ。
油断も隙もあったものではない。

5月27日の午前中は嵐だった。

午後になると天気は回復してきたので庭の掃除をした。落ち葉だけではなく、枝もだいぶ落ちていたからである。

庭の片隅に大きな欅の木がある。そこは暇ができたとき掃除すればよかったのだが、仕事ができなかったので、そこもすることにした。

上記の、大きな欅の木から落ちた葉っぱと小枝を熊手を使って掃いていると、小枝に絡まって白いものが熊手の中で転がったのだった。やけに目に眩しい白色だった。掃く作業をやめて、その白いものが何なのか、確かめることにした。すると、なんと、羽化したばかりのオオミズアオだったのだ。… 蛾や蝶は、さなぎから羽化したばかりは、まだ羽(翅)は縮こまっている。その羽に体液を送って伸ばしていき、そして完成させるのである。… このオオミズアオは羽の展開途中の個体だったのである。… おそらく欅の木から落下してしまったのだ。

さあ、熊手で傷をつけてしまったか? 不安はあったが、小枝にしがみついているので、その枝もと拾い上げて、近くに適当な台のあるのを見つけて、その台に枝を固定して羽を完成できるようにしてやったのである。

… どうやら正常に羽を展開できそうである。飛翔できる! よかった。


なにも嵐のときに羽化を始めなくてもよさそうである。… その疑問を解くに唯一考えられることは、蟻である。蟻は夜も仕事をするが、雨の日だけは休日になるのである。… 羽化の最中に蟻に狙われることがなくなる。


この写真を撮ってから1時間は経っていなかったと思う。
そろそろ飛べる状態になっただろうと、見に行ったのである。
すでに枝に姿はなくて、近くの地面を見ると、 …
最初にアップした写真のように、
無残な姿になっていたのだ。

ただ、自らの白い輝きを理解していなかったのか、この蛾は明るいうちに羽化を始めてしまった。今度は鳥に狙われてしまうことになる。… おそらく、木から落下しなくて羽化できたとしても、この蛾の命は短かっただろう。


今回は初めての経験だったので、単純に羽化を補助したのだが、… 次回、同じことが起きたら、こんどは隔離した場所で羽化を助けてやることにしよう。そして夜になってから放つことにする。



[二人の首相の共同記者会見、会見の場所はどこ?3] '22.5.31

ストックホルムにおいてアンデション首相とマリン首相が共同記者会見を開いた。その会見場所はどこなのか?

わかった。

ヴィラ・ボニエという会議場の庭だった。名称さえわかればこっちのものである。あとは Google map で検索すればよい。… ただ、カタカナ、つまり日本語入力での検索ではだめだった。「Villa Bonnier」で検索するようだった。

さて、その場所はというと、… ストックホルム市庁舎なりストックホルム中央駅から海岸沿いの道に出て、東へ進む、ずっと海岸沿いを進むとユールゴールデン島へ架かる橋が見えてくる。「ユールゴードスブロン」という橋である。ちなみに「ブロン」は橋の意味のようだ。いかんせんスウェーデン語なのである。
ユールゴードスブロン橋を見ながら、渡らないでそのまま東へ進む。そうしたら、韓国大使館(大韓民国大使館)を探さなくてはならない。会議場はほぼその隣だからである。

会議場の南側に道路がある。そこをストリートビューで見てみた。記者会見の映像とは視点が違うので、少し特定するのに時間がかかってしまったが、突き止めることができたのである。

手入れのされている低めの生垣が道路に沿ってあるのを見つけることができた。ストリートビューを回転させると、… 湖沼のようなものが見える、と先に書いたが、それが実際に、木々のあいだから見えた。それは「ユールゴードスブルンスヴィケン」と呼ばれる湾だった。「ビケン」は「湾」の意味である。ちなみに英語で湾はガルフだが、いかんせんスウェーデン語なのである。

… ストックホルムのすぐ西には巨大な湖、メーラル(メラーレン)湖がある。そこは淡水だという。だからこの辺りは、水だか海水だか、… 汽水域まではわからないが、湾、入江ということなので海水だろう。

そのユールゴードスブルンスヴィケンの対岸はユールゴールデン島である。この島にはABBA博物館がある。他にヴァーサ号博物館があったり、水族館があったり動物園があったり、けっこう観光ができそうだし、市民も休日を楽しく過ごせそうな島である。


4月13日にストックホルムでアンデション首相とマリン首相が共同記者会見を開いた件、これですべて納得することができたのだ。



[二人の首相の共同記者会見、会見の場所はどこ?2] '22.5.25

… 調べてみた。

新聞にはこの会見のニュースは4月15日付けのに載っていたが、… 見てみたが、場所の情報は書いていなかった。
ネットで検索してみた。かなり多くのサイトを見てみたが、やはり載っていなかった。

みんな会見の場所には関心がないのだろうか? 関心があるのはぼくだけなのだろうか? それとも、説明の必要がないような有名な場所だったのだろうか? 知らなかったのはぼくだけだった、とか?

特にネットにUPされているニュースに関しては、どのサイトも、コピペではないだろうか?と疑いたくなるほど同じ画像と記述だった。画像の入手は限られるとしても、文章はフリーハンドで書けるはずである。文章まで同じとは、… ネットニュースの記者には誰でもなれそうな感じを受けたのである。


… 会見場所が特定できない!

要人を招き入れるに適したエリアは限られているだろう。ストックホルムだったら、国会議事堂やストックホルム王宮のあるガムラスタンという島とか、ストックホルム市庁舎や中央駅のあるストックホルムの中心部あたり、その辺からそれほど遠くない所。

会見場所の背景から特定できないかと、Google map のストリートビューを使って少しやってみたが、だめだった。… 会見場所のうしろに湖沼のようなものがあるので、それを頼りに探そうと思ったが、… ストックホルムの周りには水が多すぎた。よかったら地図でストックホルムの街を俯瞰して見てもらいたい。


仕方がないので、本もとにアクセスしてみた。スウェーデン大使館のホームページである。大使館のホームページの中にあるリンクをたどっていったら、ようやく場所の記述にたどり着いたのだ。特定できるまでに一晩中かかってしまった。



[二人の首相の共同記者会見、会見の場所はどこ?1] '22.5.24

(57) todays note [ウクライナ侵攻メモ10] '22.4.25 で少し触れたのだが、4月13日にスウェーデンのストックホルムで、スウェーデンのアンデション首相とフィンランドのマリン首相が共同記者会見を開いた。フィンランドがNATO加盟へ向けて検討をしているという表明だった。その会見はぼくの印象に残った、と書いたのである。

ぼくにとって印象に残ったのは、会見内容だけではなかった。会見がなされた場所も印象に残ったのである。… スウェーデン政府のよい演出に思えたのだ。

会見の場所は屋外だった。… ぜひ youtubeで確認してもらいたい。… 足元は芝生になっていて、そこに丸いテーブルが二つ少し離して置いてある。もちろんテーブルの上にはマイクがある。そこに二人の首相が立ったわけである。会見者のすぐうしろには手入れのされている低めの生垣がある。そのうしろは敷地の外になるのだろう、ジョギングしている市民の姿が、木々のあいだから見えた。そのまた奥には湖沼のようなものが見える。湖沼の対岸も見える。対岸は木々に覆われていた。

この、屋外で会見を行うという設定は、視聴者にセキュリティー上の緊張感を見せない、逆に安心感を与えるよい演出だと思ったのだ。その効果か、4月といってもまだ冬服を着た二人の女性の会見者がいくぶんかっこよく見えたのである。

さて、いったいここは、この会見場所はスウェーデンの何処だろうか? 当然知りたくなったのである。… 調べてみたのだ。


youtube については、『4月13日 アンデション首相 マリン首相』、『フィンランド首相「NATO加盟について数週間以内に判断」』、この辺で検索すれば出て来ると思う。



[フィンランディア] '22.5.16

ふと気がつくと、フィンランディアを聴いていた。もちろんジャン・シベリウス作曲のものである。演奏時間は短いし、気分は高揚させてくれるし、魅力的な作品なのである。… 残念ながら、パソコンからの音なので音は悪い。

… 案外、最近になって、ぼくと同じように多くの人がこの曲を聴いているかもしれない。

そうこうしていると、フィンランドがNATO加盟を正式に申請したというニュースが入ってきた、2022年5月15日。まあ、必然の成り行きということだろう。… 軍事、政治の専門家からすれば、フィンランドのNATO加盟のチャンスは今しかない、ということだが、そのとおりである。

スウェーデンも同調して、同時に加盟申請するだろう、というニュースも入ってきている。



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