sumi-Cノート <excerpt> [クリスマスローズ] 近所の花卉(かき)農家から、つまり、草花を栽培している農家から草花をいただいた。 … 続き
(61)今週の出来事 2023年 5月~8月
↑ 新しい書き込みが一番上になります。
[プリゴジン暗殺される] '23.8.25
[ウクライナ侵攻、一時期を少し切り取ってみる2] '23.8.10
[アンリ・マティス展2] '23.8.6
[アンリ・マティス展1] '23.8.5
[新財布・細かい心の動き2] '23.8.4
[新財布・細かい心の動き1] '23.8.3
[スウェーデンNATO加盟のニュース] '23.7.13
[ニイニゼミ2023] '23.7.12
[広島サミット2023] '23.6.13
[エルニーニョ発生] '23.6.10
[反転攻勢] '23.5.28
[フェザーツメキリ3] '23.5.22
[クリスマスローズ] '23.5.19
[フェザーツメキリ2] '23.5.15
[フェザーツメキリ1] '23.5.14
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵
[プリゴジン暗殺される] '23.8.25
直近の書き込み、[ウクライナ侵攻、一時期を少し切り取ってみる2] の 6/23 で、プリゴジンのことに少し触れておいたが、… 仕方ない、暗殺されたとなると、再び書くようである。
プリゴジンの乱が6/23 、ジェット機の墜落が8/23 。
プリゴジンはプーチンの暗部を知り尽くしている。厄介だが、最高権力者のプーチンはプリゴジンをいつも隣の席に座らせておくしかない。 しかし、… 軍事作戦の表に出て来て、しかも、表向きはショイグ、ゲラシモフだが、プーチンにあからさまに不満をぶつけてきた。こうなると、もはや排除しないわけにはいかない。
6/23 以降、早い段階でプーチンはプリゴジンの暗殺を決断をしたに違いない。
暗殺は良いが、… 「ぼくに危害を加えたら、自動的に全部バレちゃう仕掛けになってるよ!」と、プリゴジンはプーチンから自らを守るために爆弾を作っておかなかったのだろうか? クレムリンが暗殺を実行するには、プリゴジンが爆弾を持っているのか、いないのか、確認をとらなければならない。持っているのなら、爆弾の起爆装置を解除するようである。… できたのだろうか?
[ウクライナ侵攻、一時期を少し切り取ってみる2] '23.8.10
ウクライナ軍の反抗について、忘れないうちに、走り書きになるがメモしておこう。
5/3 5月3日未明、モスクワ中心部にあるクレムリンがドローン(無人機)攻撃を受けた。クレムリン旧元老院のドーム屋根に2機のドローンが襲来した。
5/4 5月24日、ロシア通信は、ウクライナ軍のワレリー・ザルジニー総司令官がウクライナ南部ヘルソン周辺で負傷し、任務継続が困難な状況になったと報じた。ウクライナは否定した。
5/19 G7広島サミットで大統領に同行していたカービー戦略広報調整官は19日、F-16戦闘機など米国製の新型戦闘機を他国がウクライナに提供するのを、アメリカが容認すると述べたという。
5/22 5月22日、この戦争のイメージには無かった展開があった。元からロシア領だったところに、ウクライナの方から軍隊が侵入したというのだ。つまり、ロシアが軍事侵攻された。ウクライナと接するベルゴロド州でのことだが、侵攻した軍隊は、どうやら2つの義勇軍だった。「自由ロシア軍」と「ロシア義勇軍」である。ニュースを聞く限りロシアは簡単に軍隊の侵入を許してしまった。 ロシア人とベラルーシ人などで構成されているという。
6/6 ウクライナ軍は6月6日、ドニプロ川にある水力発電所のカホフカダムがロシアによって破壊されたと発表した。
下流域では広域が水に浸かることになる。また、川の上流にはザポリージャ原発がって、そのダムから冷却水を取り入れている。それが出来なくなる。 多くの地雷が流されたとも。
6/7 カホフカダムの破壊とほぼ同時のことだが、6月7日、ウクライナが反転攻勢を始めたというニュースが流れた。これはいわゆる形成作戦だったようである。
具体的な場所は南部ザポリージャ州、攻勢軸は主に3つほど。ヴェリカノヴォシルカ、オリヒウ(オレホボ)、カムヤンスク。
(いよいよ始まったか!)と思ったが、すぐに残念な情報が入ってきた。レオパルト2複数両が撃破されてしまった。6月8日にロシア国防省が公開したという映像もある。
撃破の情報、レオパルト2A6・2A4 3両、ブラッドレー歩兵戦車 11台、装甲車 AMX-10RC 2台 (6月9日)
6/16 6月16日、ロシア通信はウクライナ軍の情報機関トップ、ブダノフ国防省情報総局長が5月にロシア軍のミサイル攻撃で重傷を負い、ドイツの病院に搬送されたと報じた。5月29日のこと、ウクライナの首都キーウの中心部に近い情報総局本部で会議中にミサイル攻撃を受け、がれきの中から救出された。ヘリコプターでポーランドに運ばれ、それからドイツに移送されたという。
6/23 プリゴジンの反乱についてはあまり興味がないので、文字数を使わないで書きたい。 6月23日、プリゴジンはロシア軍部に不満を訴え、武装蜂起を宣言した。ワグネルは、25日にはモスクワまで200キロの地点まで進軍していたが、突如、モスクワへの進軍を取りやめた。… ベラルーシのルカシェンコが出てくる。
7/1 7月1日、ゲラシモフ参謀総長が南部ザポリージャ州を視察に訪れたという。珍しい。そして、ゲラシモフに戦況を報告したのが、アレクサンドル・ロマンチュク大将だという。ロマンチュク大将、この人物は記憶しておいてよさそうである。
ロシア連邦軍連合軍士官学校元学長で、現代ロシアの防御ドクトリンを考案した人物だという。6月ごろザポリージャ州の司令官になった。「分散防御作戦」などの戦術論があり、彼が防御陣地の構成や対戦車地雷など指導したのではないか、言われている。… もし、ウクライナの反攻にブレーキがかかってしまったら、ロマンチュクのせいである可能性が高い。
この情報は、TBS 報道1930 8月1日(火)からのもので、元陸自東部方面総監 磯部晃一氏が出演していた。
7/4 7月4日、ゼレンスキー大統領は、ザポリージャ原発で複数の発電施設の屋根に「爆発物らしきもの」を確認したと述べた。
7/7 米政府は7月7日、ウクライナへクラスター爆弾の供与を決定した。すると、早くも13日にはウクライナ軍が受け取ったというのである。… これはスピーディーだった。
7/8 7月8日、欧米のマスコミがウクライナが本格的な反転攻勢を開始したと伝えた。
その後、華々しい成果は報告されないでいる。
以前から危惧はしていたのだが、… ロシア軍は航空戦力を温存している。もう一つは、ウクライナ軍が攻め込むエリアに、ロシア軍はとんでもない量の地雷を撒いている。
ハルキュウからの東部反攻では、2022年9月6日から約1カ月で広大な領地を奪還した。今回はそういう訳にはいかない。
航空戦力に関しては、やはり攻撃ヘリKa52が気になるところである。
7/13 7月13日、ウクライナ南部でロシア軍を指揮していたイワン・ポポフ少将は、軍上層部に前線の惨状を伝えたところ解任されてしまった。
ポポフ氏は「ウクライナ軍は前線で、私たちの部隊を破ることができなかった。ところが、私たちの上層部が私たちを背後から襲い、最も厳しく大変なタイミングで、軍の首を激しく一刀両断した【BBCから】」と述べたという。… プリゴジンの軍上層部への批判と似ている。
7/26 7月26日、ウクライナ軍はザポリージャ州西部で大規模な反転攻勢を開始したと米国戦争研究所が指摘した。オリヒウ南部でロシアの防衛陣地を突破したという。ウクライナ軍は欧米諸国から訓練を受けた数千人規模の部隊を新たに投入した。ロボティネ村周辺で激しい戦闘が続いているという。
8/11 ウクライナ政府は11日、徴兵を逃れたい希望者から賄賂を受け取り、国外脱出を支援していたとして、国内各地の徴兵担当者を解任した。 【2023年8月12日
BBC から】 ← 8/17に書き込む。
8/20 8月20日、オランダとデンマークは、ウクライナにF16戦闘機の供与を決定したことを明らかにした。この日ゼレンスキー大統領はオランダとデンマークを訪問して、ルッテン首相、フレデリクセン首相と会っている。 ←
8/25に書き込む。
8/22 8月22日、ロシアの一部メディアは、セルゲイ・スロビキン氏について、ロシア空軍の総司令官及びウクライナ軍事作戦の副司令官のポストを解任されたと報じた。 ←
8/25に書き込む。
[アンリ・マティス展2] '23.8.6
補足だが、マティスの展示会場の中で探していた作品があった。ピンクヌード (Large Reclining Nude = ラージ リクライニング ヌード)である。無かった。… あとで調べてみると、ボルティモアの美術館所蔵のものだった。… ぼくがお金持ちになったなら、この作品を見ることのみを目的に、ボルティモアに行ってみることにしよう。… 目標、10年後、? ぼくの歳は幾つになるんだ?
[アンリ・マティス展] '23.8.5
ふ、ふ、ふ、 ついに肉眼で確認できた、アンリ・マティスの絵を。
2012年にマティスが来ていた。新国立美術館でエルミタージュ美術館展をやっていて、1点だったかもしれないが、マティスが来ていたのだ。「赤い部屋」というやつ。… そのときセザンヌ展を同時にやっていて、ぼくはそちらを見に行ったのである。マティスの展示があるエルミタージュの方を続けて見てしまうと、きっと消化不良を起こすに違いないと思った。ひどく残念だったが諦めたのだった。
マティスを見てみたいと思ってから11年経って、ようやく見ることができたのである。 フランスのポンピドゥー美術館のものだ。
「赤の大きな室内」と名前が付けられた有名な絵があるが、どのくらいの大きさのもので、実際に見るとどのような赤が使われているのか?など確認できたのである。… よかったのだ。
展示されている作品のカタログを買ったのだが、見てみると、色は同じなのだが、ぜんぜん実際と違っていた。本物は輝いている。「絵の具が光っている」という訳ではないのだが、… 絵は実際に見るしかないのである。
ちなみに、観(み)に行ったのは 7月11日(火)だ。学校が夏休みになる前を選んでだ。
マティスの絵をこのCノートに貼り付けるわけにはいかないので、せめて、展示会場になっている東京都美術館の外観をUPしておくことにする。
↑上の三枚の写真は、マチスを見に行った
当日のものではない。展示室が休室のときに
撮影したものである。 …
開室していて、こんながらがらなはずはない!
ただ、美術館全体が休館ではなくて、
レストランか何かは営業しているようである。
(第4月曜日に撮影)少し人が写っている。
[新財布・細かい心の動き2] '23.8.4
値札タグやブランドラインのタグを取ってあったので、後日みてみた。
この新しい財布は、日本の製造メーカーが「マリ・クレール(marie claire)」というブランドのライセンスを取得して商品化したものだった。マリ・クレールはフランスのブランドだった。…
なるほど、と思った。… 色のついた糸を使ってのワンポイントの飾りは、国旗そのものだったのである。
ちなみに、この財布、外も中も牛革である。製造国は日本ではなくインドだった。
[新財布・細かい心の動き1] '23.8.3
標題どおりのことだ。 使っていた財布がダメになってしまったので、新しいのを手に入れた。これまで使っていた財布は、あまり使い勝手が良くなかった。大手スーパーマーケットで買ったものだが、
こんどのは西友で買った。以前西友で買ったやつが使いやすかったので、わざわざ西友へ出向いてみたのである。やはりヒットするのがあった。税込み2,770円の品。
さて、Cノートに取り上げた理由だが、
この新しい財布、機能的には必要なさそうなのだが、ワンポイントの飾りがついていた。財布の端に染めた糸が縫い付けてあるのである。青、白、赤の三色だ。… たとえば青一色の巾は青糸を三本使って出していた。あとは写真を見てもらうのがいい。
その色の並びを見て、… あれ!? この色の並びは、もしやロシア国旗の並びではないか!? と心配になってきてしまった。
ぼくは、隣国を侵略、蹂躙しているロシアとプーチンを許せないのである。もしロシア国旗の並びなら即座に処分するしかないと思った。
国旗を調べてみると、違っていた。このトリコロールはフランスのものだった。 よかった。
[スウェーデンNATO加盟のニュース] '23.7.13
7月11日のことだ。テレビを見ていると、スウェーデンがNATOへ加盟することに障害がなくなった、というニュースが入ってきた。… よかった。
トルコが反対していた。『トルコはスウェーデンに亡命したクルド人武装勢力らの身柄引き渡しなどを求め、加盟に難色を示していた。スウェーデンでイスラム教の聖典コーランに火をつけるデモが行われたことにも反発していた。【読売新聞オンライン】』
ところがここへきて(7月10日)、エルドアン大統領は、スウェーデンがNATOに加盟することを、その手続きを進めることに同意した、というのである。なお、ハンガリーは今月、加盟を容認する意向を示していたという。
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7月11日は、リトアニアのビリニュスで北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議が開かれた。ビリニュスにはエルドラン大統領も来ているし、スウェーデンのクリステション首相も来ている。日本の首相も参加している。もちろんゼレンスキー大統領も出席する。
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7月12日、報道1930というTBSの番組で、司会者の松原耕二氏がポーランド制服組トップの言だというものを読み上げていたのが印象に残った。 もちろん、この日の番組は、NATO首脳会議の内容がテーマになっている。
ポーランド制服組トップというのは、アンジェイチャク参謀総長で、番組がインタビューしたものだ。
『山本五十六大将の言葉を覚えています。戦争は軍艦の数などだけではなく経済力です。経済状況が変わればすべてが変わる』
アンジェイチャク氏は上記のようなコメントをした。… この言葉は、ロシアのウクライナ侵略の、終焉がいつになるか、重要な判断材料になりそうである。
[ニイニゼミ2023] '23.7.12
ニイニゼミの抜け殻
この写真を撮ったのは7月3日月曜日である。ぼくの家の庭でだ。ニイニイゼミが穴から出て来て羽化し成虫になる。その時期のピークが3日の週とその前の週だったようである。
先日などは、 雨風を防ぐために軽トラックを入れておくパイプハウスがあるのだが、その入口のシート部分に這い上がって羽化を始めてしまっていた。…
軽トラックに乗って出かけて、夜の8時ごろ帰って来ると、羽化が完了して羽を乾かしている状態になっていた。ハウスの入口に下げてあるシートをはぐことが出来なかったのである。さすがにニイニゼミの羽がまだ透明な状態では、触ることができなかった。結局一晩、軽トラックを庭に置く羽目になってしまった。
羽化が行われる地上からの高さだが、写真のは1メートルほどの高さで行われている。 しかし、多くの個体が地上から20センチ程度のところで行われるのである。建物のブロックの基礎部分とかだ。…
雷雨とかがあったら、雨粒がはねてひとたまりもないような場所である。… 大丈夫なのだろうか?… そのことを理解するのは後日にしよう。
もうひとつ感想を書いておこう。 ぼくには耳鳴りの症状がある。その症状は、ニイニイゼミの鳴き声とごく近い。だから、ニイニイゼミがあまり鳴いていないように感じてしまうのだ。おそらく膨大な数のニイニイゼミが鳴いているはずである。ニイニゼミ、セミの鳴き声としてはおとなしい。騒がしくなく、情緒によって夏を感じさせてくれる。 …
ぼくの耳鳴り、少し残念なのだ。
[広島サミット2023] '23.6.13
ぼくにとって広島サミットは、けっこう刺激的だった。ロシアがウクライナを侵略している中で、ヨーロッパが来た! という感じだった。
(広島サミット2023年5月19日~5月21日)
イタリア ジョルジャ・メローニ首相、カナダ ジャスティン・トルドー首相、フランス エマニュエル・マクロン大統領、英国 リシ・スナク首相、ドイツ オラフ・ショルツ首相、EUシャルル・ミシェル欧州理事会議長、EUウァズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長。米国はジョセフ・R・バイデン大統領が出席している。
招待国というのがあって、オーストラリア アンソニー・ノーマン・アルバニージー首相、ブラジル ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領、コモロ(アフリカ連合(AU)議長国) アザリ・アスマニ大統領、クック諸島(太平洋諸島フォーラム(PIF)議長国)マーク・ブラウン首相、インド(G20議長国) ナレンドラ・ダモダルダス・モディ首相 、インドネシア(ASEAN議長国) ジョコ・ウィドド(通称ジョコウィ)、韓国 尹 錫悦(ユン・ソンニョル)大統領、ベトナム ファム・ミン・チン首相が来ている。
招待国際機関もある。国連 アントニオ・マヌエル・デ・オリヴェイラ・グテーレス事務総長(ポルトガル)、国際エネルギー機関(IEA) ファティ・ビロル事務局長、国際通貨基金(IMF) クリスタリナ・ゲオルギエヴァ専務理事、経済協力開発機構(OECD) マティアス・コーマン事務総長、世界銀行 デイビッド・マルパス総裁、世界保健機関(WHO) ンゴジ・オコンジョ・イウェアラ事務局長、世界貿易機関(WTO) テドロス・アダノム・ゲブレイェソス(オンライン参加) 事務局長が来ている。
そしてゲスト国、ウクライナ ウォロディミル・ゼレンスキー大統領。
議題の内容はメディアが記録しているので、ここでは扱わない。
サミット初日の19日、その夕方、首脳たちは宇品島(うじなじま)にあるグランドプリンスホテル広島から宮島へ向かったわけである。各国の首脳をひとめ見たい観光客や市民は、ホテルから宮島へ向かうのに山陽本線を使うのではないか、あるいは一般国道2号線を使うのではないか、などど考えてスマホを持って構える計画を立てていたようだが、…
もちろん、ぼくも知らなかったが、瀬戸内海汽船&JRによって就航した『SEA SPICA(シースピカ)』での移動になったのである。シースピカ船内の様子が画像としてアップロードされていたが、なんともよい雰囲気になっていた。まあ、スナク、マクロン、トルドーなど若いし役者なので、自ら演出もできるのである。それに、メローニ、フォン・デア・ライエンといった女性も加わっているので、ますますよくなっている。 写真は瀬戸内海汽船のホームページや乗りものニュース「「えっ、シースピカ!?」
G7サミット首脳陣を乗せた“船”の正体 予想外のサプライズ移動に選ばれたワケ」 などに出ている。
21日の午前中。ホテルの待合室だろうか、小さい丸っぽいテーブルがあり、ゼレンスキー大統領を囲むようにして首脳たちが集まっている。背後の窓からは明るい光がさしている。そのような映像がUPされている。
【you tube】TBS NEWS DIG 「各国首脳らと“近い距離で”ゼレンスキー大統領“電撃来日”」に記録されているが、『これは、ゼレンスキー大統領がSNSに投稿した映像です。イギリスのスナク首相ら首脳と近い距離で話し合っています』とナレーションが入っている。 いい絵である。
グランドプリンスホテル広島の23階、「スカイラウンジ トップ オブ ヒロシマ」で、スナク首相とメローニ首相が、海の見えるところに座ってツーショットの写真を撮っていた。スナク首相のSNS(18日金)から、というのだが、せめてウクライナが勝利するまでは、欧州の首脳同士仲良くしてほしいと思ったのである。 【you tube】 TBS NEWS DIG 「首脳たちのあの撮影ポイントはここだ」G7広島サミット この辺で検索すると出てくる。
一応、ゼレンスキー大統領の似顔絵だ。
大統領は普段ははっきりとした
二重(ふたえ)まぶたなのだが、
今回は多くキツイ表情をしていて、
まぶたがあたかも
一重(ひとえ)のようになっていた。
[エルニーニョ発生] '23.6.10
気象庁は 9日、エルニーニョ現象が南米のペルー沖で4月ごろに発生したとの観測を発表した。【日本農業新聞6/10】
エルニーニョ発生の見出しの下に、「冷夏は回避か」の小見出しが付いていた。太平洋西部沖にラニーニャ現象の影響が残っている、からだそうである。
[反転攻勢] '23.5.28
BSフジ プライムニュース 5月25日の放送のことである。出演者は岩田清文氏(元陸上幕僚長 元陸将)、武藤茂樹(元航空総隊司令官 元空将)だった。
岩田氏が解説するには、ザポリージャ州北方の防衛線から少し離れたところ、その北にドニプロペトロウシク州があるが、州の境界をまたぐようにして6つの旅団が集結しているというのである。もう少し位置を説明すると、そこはちょうどドニプロ川が南北に垂直に流れているところの東側である。
6つの旅団は新しくつくられたようで、新編旅団と呼ばれているそうだ。 岩田氏によれば、大部隊集結の事実は、どこから反攻を始めるのかは、すでに決断がされているという。メリトポリへ向けて南下だと。
さて、この書き込みの目的だが、… その前に、命を懸けて戦っている兵士たちのことを考えると、あまり興味本位でものを書くべきではないことは承知している。だが、ぼくの国の防衛のことでもあるので、軍事の素人が「戦術」について少し考えるのを許してもらいたいのである。
さて、この書き込みの目的だが、… この放送では出て来なかったと思うが、「諸兵科連合」という用語がある。西側の基本戦術のことで、それは、最先端の電子機器、通信機器を用いてすべての兵士と武器を無駄なく有機的に動かすというシステムのことだそうである。… 話によると、古典的な戦い方をするソビエトなりロシアなりと戦闘をするときの概念としてつくられたという。 ウクライナ軍はこの諸兵科連合部隊を編成していると考えられる。
この「システム」が現実の戦闘において、どれほどの効果を発揮するのか? ひどく興味があるのである。
案外、ロシア軍は蜘蛛の子を散らすように逃げて行ってしまうかもしれない。ただ、ロシア軍が航空機を使って、捨て身の攻撃をしてきたら、ウクライナの目的は制限されてしまうかもしれない。
すでに形成作戦は始まっているというが、本格的なウクライナ軍の反転攻勢の前に、上記のことを書き込んでおきたくなった。
[フェザーツメキリ3] '23.5.22
先に書いた[フェザーツメキリ]は2回で終わりにするつもりだった。ところが、3回を書くようになってしまった。
先日のこと、作業場に行くと縁台の上に小さな箱が置いてあった。その中には錆びた釘だとかネジだとかが入っていた。どこかの引き出しの中でも掃除したのだろう、家族がぼくに処分を頼む意味で、縁台の上にあるトレイの中に置いておいたのだ。
ぼくはその小さな箱を見るなり、中に釘が入っていたこともあるが、釘付けになってしまった。
なんと、爪切りが入っているではないか!
ぼくの記憶にない爪切りだった。… そんなことよりも、… ぼくが「爪切り」に関心を持っていたことを家族には伝えていない。つまり、ごく小規模だが、間違いなく”奇跡”がおこったのである。… [フェザーツメキリ2]をUPしたのが5月15日、この緑の爪切りが出現したのが5月16日。
緑の基調で、
凝ったきれいな装飾が施されている。
あきらかにフェザー社のものではない。
ホタテ貝だろうか、貝のマークと
Kai SPECIALの文字が刻まれている。
爪切りのサイドに
切った爪を中に一時溜めておく装置が
この爪切りにはついていない。
古い製品なのは、すぐにわかる。
調べてみると、
貝印株式会社の製品だった。
黄色と赤色の他に
緑色が加わるとは思わなかった。
[フェザーツメキリ1]、[2]を書くとき、書き込みの内容をあまりいい加減にしてもいけないので、少しフェザー社のことを調べてみたのだが、その中に「貝印」という刃物の会社が出て来ていた。
秩序だって調べられず、正確性は欠くが、どうやら「貝印(株)」と「フェザー安全剃刀(株)」は同じ起業家がつくっていた。創業者の遠藤斉治朗、そして同じ名前で2代目遠藤斉治朗という人がいる。貝印もフェザーも2代目のときあたりに出来たようである。 創業者のほうは1908年(明治41年)から岐阜県関市で創業していた。
… ちなみに、岐阜県関市は、Wikipediaによれば、『刃物の生産で知られ、「世界三大刃物産地」の一つとされる。』だそうである。知らなかった。… また、貝印、フェザー両社の歴史の中で合資会社を設立しているが、その中には江戸時代末期に創業した刃物問屋もあったそうである。 岐阜県ゆかりの武将といえば、斎藤道三、織田信長、明智光秀などいる。武器になる刃物の販売が盛んであってもおかしくないだろう。良質な鉄がないと生産地としは発展しそうにないが、その辺は、時間があったら調べてみよう。
ともかく、貝印とフェザーは兄弟関係だった。
… そういえば、この緑色の爪切り、子供のころ使っていたかもしれない。記憶に無いのだが、黄色いフェザーのツメキリは、そうすると、購入したのは二十歳を過ぎてからだったかもしれない。先の書き込みでは十代から使っていたと書いたが、
[クリスマスローズ] '23.5.19
近所の花卉(かき)農家から、つまり、草花を栽培している農家から草花をいただいた。
「クリスマスローズ」という名前の植物だった。… 初めて聞く名前だったし、初めて見た。
ぼくの、聞いたことはあるがよく知らない植物に「キンポウゲ」がある。その「属」だそうだ。ヘレボルス属ともいう。多年草、常緑で日陰でもよく育つ。開花期は1月から4月ごろ。
どうやら品種改良が進んでいて、数多くの品種があるようだ。種類の知識の入り口としては、シングル、ダブルがある。これはシングルの花弁と八重の、つまりダブルの花弁があるという。
名前のとおり、冬に花を咲かせるようである。いただいたのは3月だと思った。写真は4月1日に撮った。そろそろ時期が過ぎるので記録しておかないと、と思ったのだ。
ひどく控えめな植物である。
花は下を向いてしまっている。だから、
指を使って上を向かせないと
おしべやめしべがある花の表は
見られなかった。
かなり地味な印象の草花である。
つまり癒し系の植物だ。
膨大な情報を処理しながら
生きている現代人には、
この癒し系はヒットするにちがいない。
[フェザーツメキリ2] '23.5.15
前回、フェザーツメキリを40年は使っている、と書いたが、
必然的に、いったい、新商品として販売を開始したのはいつからだろうか?と、興味を持ったのである。
普通企業は、社のヒストリーに加えて製品のヒストリーもホームページにUPしているのだが、フェザー社はそこまで詳しくやっていなかった。そこで、本社は大阪なのだが、電話してみたのである。販売を開始した年を教えてほしいと、
昭和30年ごろから販売されはじめた、ということだった。1995年。58年前。
なぜ販売開始年が「ころ」と曖昧なのか? ぼくが疑問を持っていることを察してくれたみたいで、話してくれた。聞くと話はかなり複雑だった。
元、この爪切りは富山の方の製造所がつくっていたらしい。それを「OME」みたいな、と電話の先で説明してくれたが、富山の製造所を子会社のようにしたのだろう、フェザー社が羽のマークを付けて売り出したのである。… フェザー社が扱う前に富山の製造所が同じ爪切りをつくって販売していた可能性はある。
「フェザー安全剃刀株式会社」に社名を変更したのが1953年という。ということは、その前に名前があったということだ。日本安全剃刀工業株式会社だそうだ。どうやらちょうど戦時中でフェザーという外来語は使えなかったらしい。… そういうわけだ。
また、1932年(昭和7年)が創業で、そのときの名前が関安全剃刃製造合資会社。(←「関」は岐阜県の関)
唐突にフェザー商事という社名を出す。日本安全剃刀工業株式会社のときかフェザー安全剃刀株式会社のときかはわからないが、とにかく分離独立していたが、独立前は「フェザー商事」の同じ経営体の中にあったようである。… ネットではちゃんと調べられない。
調べても、何年のことかはわからなかったが、フェザー商事が倒産してしまったそうである。そして、フェザー商事がフェザーの登録商標を持っていた。そこでフェザー安全剃刀株式会社は苦労したようである。
つまり、戦後しばらくの時期の製品のヒストリーをホームページに書き込んでおくことは、なかなかスマートにはいかなかったのかもしれない。
ちなみに、まだ、爪は切っていない。
[フェザーツメキリ1] '23.5.14
爪切りの話だ。愛用している爪切りがある。フェザー社の爪切り。
いつから使っているのか、記憶にない。記憶をたどると、ぼくが十代のころからだ。だから40年とか経っている。使い勝手がよいのだ。
しかし、さすがに長年使っていると切れ味が悪くなってきた。それに、ぼくも加齢によって爪質がもろくなってきている。だから、余計、爪を切ったあとの仕上がりが、あまりよくない。
10年ぐらい前だったろうか、近所の薬局で今風の爪切りを買ってみたことがある。… 何か違和感がある。爪切りの刃を爪にあてたところで使うのを中断してしまった。なぜか使う気になれなかった。 再び、フェザー社の爪切りを使い始めてしまった。
このフェザーの爪切りは、切った爪を周囲にまき散らさないように爪切りの内部に一時溜めておく仕組みがあった。その溜めた爪を外に捨てるのに、爪切り側面の金属製部品がスライドして空間できて、それを可能にした。そのような構造になっているのだが、金属の摩耗によって、うまくスライドしなくなっていた。… 金属が摩耗してしまったり、切れ味が悪くなってしまったり、もう限界が来ているのは明らかだった。
てっきりこの昔の製品は、現在は廃番になって存在しないだろうと考えていたのである。… 次期爪切りをどうしようかと、途方に暮れていたのだ。
インターネット。ぼくにとって、一番役に立った例と言ってもよいかもしれない。ネットで調べてみると、フェザーの爪切り、同じものが、いまだに販売されていたのである。『フェザーツメキリ』と爪切りはカタカナで表示されていて、同じものが販売されていたのだ。
実店舗でフェザーツメキリを置いてある店を調べてみたが、近所には無かった。そこで、仕方なくネット通販で購入したのだった。
もう製造されていないだろう、と思っていたものが手に入った。 … 奇跡に思えたのだ。
↑ 下が新しいツメキリ。
少し改良が加えられているのが
見てとれる。
↑ 上が古いツメキリ。
古いツメキリは底部が艶消しになっていて
指紋が付きにくくなっている。
新しい方はその処理がされていない。
下が新しいツメキリ。
新旧どちらも FEATHER
MADE IN JAPAN と刻まれている。
半世紀近く使えるていること自体が証明しているが、製品としては傑作である。
フェザーという製造会社、外国籍だと思っていた。米国のシックだとかドイツのゾーリンゲン(都市の名前)のように。ところが、調べてみるとフェザーは日本の会社だった。
調べてみると、この会社、創業が 1932年(昭和7年)だった。太平洋戦争の終戦が1945年だから、戦前からある企業である。
「フェザー安全剃刀株式会社」。日本企業の「生き行く道」を示しているように思える。薄利多売は他国に任せて、日本は高品質、高寿命のものを生産するべきである。もちろん、購入後のサポートもしっかりしたものを提供すべき。 … フェザーツメキリは思ったより安かった、800円。
ちなみに、まだ、爪は切っていない。