sumi-Cノート <excerpt> 大谷翔平は全米で大人気のようだ。しかし、本当にそうなのだろうか? … 続き
(65)今週の出来事 2024年 9月~12月
[ロストボールを買う] '24.12.23
[アサド政権崩壊] '24.12.22
[「世界制覇」ロスアンゼルスタイムス] '24.12.19
[ブロムシュテット 97歳] '24.12.18
[高崎線に乗る] '24.12.1
[大谷翔平の人気について4] '24.10.11
[大谷翔平の人気について3] '24.10.9
[大谷翔平の人気について2] '24.10.8
[大谷翔平の人気について1] '24.10.7
[コメが不足する] '24.9.28
※※※※※※※※※※※※※※※
[ロストボールを買う] '24.12.23
先日、ゴルフショップでロストボールを買った。コロナ下ではコースに出るのを控えていたのだが、そろそろ再開しようと考えている。
コロナ下でも庭でアプローチの練習はできた。狭いが20ヤードぐらい土の部分がある。これまで使っていたボールだが、カラスに持っていかれてしまったり、ディンプルが無くなってしまっていたりした。それで、ロストボールといえども高価だったが手に入れたのである。たくさんのボールは要らない、6個入れを買って来た。
透明なケースを外から見ると、ひとつのボールが目に入った。凝ったイラストが印刷されているのである。ケースから取り出してみると文字も書かれていて、JAPAN
WOMEN'S OPEN と書かれてあった。イラストの下には、= OHTONE C.C.2024 = とあった。
( おお、今年のだ!) ひとりごちたのである。
JAPAN WOMEN'S
OPEN
= OHTONE C.C.2024 =
今回手に入れたロストボール、もしかするとコースで使えるかもしれない。ロストボールは一見きれいでも経年劣化が心配される。このロストボールは新しそうである。…
日本女子オープンの記念ボール、このボールは大会当日にも販売されただろうが、協賛企業が早めから多くの数を必要としたに違いない。それでも出回ったのは最近だろう。新しそうである。
JAPAN WOMEN'S OPEN 日本女子オープンゴルフ選手権。ボールに書いてあるとおり、大利根カントリークラブ 西コース(茨城県) /
6,845Yards Par72 で行われた。 9月26日~9月29日。
武田理央プロが -10 で優勝していた。最終日の武田理央プロのウエアーは覚えていた。この日仕事だったが、断片的にテレビ中継を視られたのだ。
[アサド政権崩壊] '24.12.22
12月9日未明あたりからメディアはアサド政権が崩壊したことを伝え始めた。
ぼくは権威主義国家や独裁者が好きではないので、アサド政権が崩壊したことはうれしかったのだが、しかし、突然だったので驚いてしまったのだ。たしか先月の下旬に反体制派が北部のアレッポに攻撃を仕掛けた、とかのニュースを聞いたばかりだったのである。
崩れはじめるとあっけのないものである。
それにしても、シリアにも国軍=政府軍がいたはずである。いったい何をしていたのだろうか? せめてダマスカスぐらいは抵抗しないと、
シリアはロシアやイランに軍事援助をしてもらっていたのだが、… 日本の国防を考えるとき、やはり、国防を他国に頼っていてはいけない、ということの教訓になりそうである。支援していた国が自国のことで精いっぱいになると、かまってもらえなくなってしう。そこには義理も人情もない。
話は変わるが、… ロシアと、プーチン大統領、ウクライナを侵略したためにフィンランドやスウェーデンをNATOに加盟させてしまったが、こんどはシリアに居られなくなるかもしれない。いいことがなさそうな感じである。
バッシャール・アサドについては以前このCノートに書いた気がするが、まったく記憶ちがいをしていたようである。以前の書き込みではバッシャールは現在のセルビア辺りの国で銀行員として働いたことがある、と書いたような気がするのである。いま Wikipedia を見てみると、まったく違っていた。バッシャールは自国内で医学を勉強していた。眼科である。それで軍医も経験したことがある。2年ばかりロンドンで大学院生をしていたという。大統領候補の兄が事故で亡くなると、すぐにイギリスから帰還を求められた。
ともかく、2年間ではあるが西側で生活をしたことがある。それに、彼が軍人や政治家になる前は、つまり若かったときは、けっこう大人しく好人物だったようである。昔のぼくの記憶も、それは同じだった。まあ、国政に関与し始めたときも、体制内部の腐敗一掃などと、よい信念を持っていたようである。
バッシャールがよい信念を持つ人物から、国民に対して化学兵器を使うにいたるまで、どのようなことがあったのか、関心を持つところではある。時間があったら調べてみよう。
バッシャール・アル=アサド 1965年生まれ 現在59歳 35歳で大統領に就任。
[「世界制覇」ロスアンゼルスタイムス] '24.12.19
You Tube を見ていると、「サムライスポーツTV」という投稿者が Los Angeles Times の記事を翻訳して投稿していた。ぼくの気に入った文章表現だったので、アップさせてもらいことにした。
Los Angeles Times の記事は米国時間10月30日、ドジャースが世界制覇を決めた日のものだろう。
==============
Los Angeles Times
静かで重苦しいブロンクスが、突然、歓喜の青に染まり、叫び声が響き、歴史に刻まれる歓喜のダンスが繰り広げられた。 ドジャースがやったのだ。本当にやったのだ。 由緒あるニューヨーク・ヤンキースはダグアウトで動けず立ち尽くし、彼らのオーラは剝ぎ取られ、その本質まで痛々しく打ち砕かれ、縞模様が一筋ずつ崩れていった。
ドジャースがやったのだ。本当にやったのだ。 かつて窒息寸前だったチームが剣を飲み込み、崩れやすいチームが炎を吐き、野球界で最も歯がゆいほどの強豪チームが、忘れ去られていたであろう10月の夜に、今や永遠に語り継がれる瞬間として苛立ちと挫折の歴史を打ち破ったのだ。
==============
「ブロンクス」という言葉が出てくるが、ブロンクスは、ニューヨーク市の最北端にある「区」の名前である。ヤンキー・スタジアムがここにある。 ヤンキースの愛称でもある。
[ブロムシュテット 97歳] '24.12.18
ヘルベルト・ブロムシュテット。 以前N響としょっちゅう共演していたので誰もが知っているだろうが、ぼくはブロムシュテットの指揮にはあまり関心がなかったのである。
ところがである。最近になって、おそろしく久しぶりに、彼の指揮する演奏を聴いたのだった。
テレビのチャンネルを回している途中で彼の指揮する演奏が画面に出て来たのだが、その先へチャンネルを回す手が止まってしまったのである。
むっ、何かある! ぼくの感性に引っかかるものがあった。
途中からだったがそのまま聴いてしまった。演奏している曲はブルックナーだった。交響曲第9番。オーケストラはバンベルク交響楽団 会場はオーストリアにある聖フローリアン修道院。ちなみにバンベルク交響楽団はドイツバイエルン州バンベルクが本拠地。
久しぶりのブルックナーだったせいもあるが、感動的なものだった。指揮者が高齢だからといってスローテンポなどにはなっていなかった。
音はテレビのスピーカーからのものだったが、しかし、… それでも良い音は、長年同じスピーカーを聴きつづけているので、その比較で違いは分るのである。聖フローリアン修道院という会場と、オーケストラの音がよっぽど良かったのである。 10月20日深夜の話。
[高崎線に乗る] '24.12.1
10月10日のことだ。群馬の高崎に用事があったので行ってきた。移動手段は電車だった。ぼくにとっては小旅行のようなものだった。なにしろ2時間以上も電車に乗ってしまったのである。本を持っていくのを忘れたので、急いで駅近くのコンビニで日経新聞を買った。
大宮駅から高崎線に乗った。高崎線だけで1時間半乗ることになった。その高崎線の車両だが、ぼくが普段使っている電車とはだいぶ違っていた。だから、つい写真を撮ってしまったのだ。
電車のドアーには、
むかし東北で乗った電車と同じ
装置がついていた。なつかしかった。
[大谷翔平の人気について4] '24.10.11
そういえばテレビ局に注文をつけたいことがあった。
大谷翔平がホームランを打つと、翔平はダイヤモンドを一周してダグアウトに帰るわけだが、ダグアウトの中でもコーチや選手にハイタッチを求められ祝福を受ける。… そのベンチの様子をテレビ局が追っているわけだが、… そのとき次打者のフリーマン選手がホームランを打ったことがあったのだ。
ぼくはダメだと思った。ゲームが進行している場合は、ダグアウトなど映している場合ではない。絶対、試合=ゲームを追うべきだと。… 野球が面白くなくなった瞬間だった。
野球のゲームに、打者とバッテリーの駆け引きに、興味を示せないテレビ局は、野球衰退の手助けをしているようなものである。… 現代のテレビだったら、ダグアウトと打者とバッテリーのシーン、2画面表示ぐらいできそうなものなのだが、
[大谷翔平の人気について3] '24.10.9
前回は東洋人である大谷翔平が、米国で大人気のことを書いたが、今回は、大谷翔平のパーソナルな部分に触れようと思う。
大谷翔平、彼は少年のような顔だちをしている。そして人格者だ。「人格者の少年」みたいな感じである。米国の女性は、活躍もだが、彼の仕草などにも魅了されているに違いない。
大谷翔平は無敵である。敵がいるとしたら、それは彼の中にいるだろう。その敵のひとつは「孤独」である。… 既婚者になったが、これはひどく良かったことである。
監督やコーチが意見したとしても、翔平が意見を受け入れなかったら、監督やコーチは意見をすぐに引っ込めてしまうに違いない。
稼ぐ金額は巨額である。誰に管理を任せるにしても、誰も信用できないだろう。翔平の周りには金目当ての輩(やから)がひっきりなしに集まって来るだろう。
大谷翔平は運命的、宿命的に孤独である。彼には生まれつき孤独に耐える素質がありそうだが、
これから先、翔平は長期のスランプに陥るかも知れない。そんなとき、( 筋肉増強剤を使いたい )こんな誘惑に駆られるかもしれない。
マタイの福音書 4章8~10節 だ。
次に悪魔は、非常に高い山の頂上にイエスを連れて行きました。そして、世界の国々とその繁栄ぶりとを見せ、「さあ、ひざまずいて、この私をあがめなさい。そうすれば、これを全部あなたに差し上げましょう」とそそのかしました。
「立ち去れ、サタン!『神である主だけを礼拝し、主にだけ従え』と聖書に書いてあるではないか。」イエスは悪魔を一喝しました。
大谷翔平には、人知れず、上記のようなシーンが起こるのではないか、と思っている。 彼は大丈夫だろうが、
[大谷翔平の人気について2] '24.10.8
大谷翔平選手の米国での人気の実態を知りたいところだが、それはのちの有力な情報を待つとして、ここでは、客観的である大谷選手の成績等で話を進めていくことにする。
「50-50」などは、… 「40-40」でも史上6人目の偉業というのだから、「50-50」は、前人未到のことである。それを目撃できたのだから、大谷ファンでも、ファンでなくても、幸運なことである。歴史の目撃者になれた、ということである。次世代に語り継ぐことができる。
打率やホームランに比べると、盗塁(SB=Stolen Base)は、一般人にはかっこいいプレーではあるが、レコードとしては、それほど注目をされるプレーでは無かったように思う。大谷選手は
SBの記録を作ることで、 一般人に野球のおもしろさの範囲を広げることに成功してしまった。… 大谷選手の野球への貢献だ。
もし、大谷翔平がほんとうに全米で大人気になっているのならば、それは二つの面で素晴らしいことだと思うのである。
ひとつの面は大谷翔平がモンゴロイド、東洋人だということである。案外、東洋人のスーパースターはこれまで出現していなかったような気がするのである。… 米国の野球ファンにとってはイチロー、松井秀樹はスーパースターだが、
バスケやアメフトでは、黒人にスーパースターが多く存在している。バスケやアメフトのことはあまり詳しくはないが、バスケでは、マイケル・ジョーダン、マジック・ジョンソン、コービー・ブライアント。アメフトでは、ジム・ブラウン、ジョー・モンタナ(白人)、ジェリー・ライスと、彼らは競技種目を超えたスーパースターである。
もうひとつの面は、アメリカ人の許容量、許容力の大きさであ。魅力のあるスポーツ選手には、人種を超えて憧れを持つことができる。 まして、大谷翔平はアメリカ人ではなく日本人である。
ドジャー・スタジアムで大谷翔平がホームランを打つと、白人、黒人、エスパニッシュ、もちろん東洋人、みんな歓喜する。… トランプ前大統領もそうか?白人の中には白人至上主義のようなものがあるが、スポーツの世界では実力至上主義が支配しているようである。… もちろん人種差別を無くす努力はあったが、米国のすばらしさである。
[大谷翔平の人気について1] '24.10.7
貧乏な彼の部屋は散らかり放題なので、決して他人に見せられるものではなかった。
彼の部屋に小さな机がある。そこに親の形見であるローレックスの腕時計を置いた。
それを写真に撮ってsnsにUPした。
写真によって切り取られた範囲は机の上のみである。
するとその腕時計の写真は、品(ひん)のある、高級感のある作品になった。それはまるでハイソサイティーの人物が投稿したような作品になった。… 切り取りの効果である。
大谷翔平は全米で大人気のようだ。しかし、本当にそうなのだろうか?
大谷翔平が全米で人気になっている、と「見せかける」ために、日本のメディアが、上記の、だいぶ的外れな例だが、「切り取り効果」を使っているのではないか?
と、まずは疑がってみたくなったのである。
ぼくが見た映像では、
デコピンを抱っこしている大谷のボブルヘッドを入場者がもらえるという、8月28日の「翔平&デコピンDay」があったが、早い時間から人と車が大渋滞を起こしていた。
数日後だったろうか? マックス・マンシーDayをやっていてボブルヘッドを配っていた。試合前の球場外の様子は報道されなかった。だから人気の度合いを比較できなかったのである。
大谷が 49、50、51号ホームランを打ったマイアミ・マーリンズ 戦(ドジャースがビジター)があったが、… マイアミといえばフロリダのほうである、かなり遠い。ところが、49、50、51号を打ったときなどは、ドジャー・タジアムか?と勘違いしていまいそうなスタンディングオベーションと歓声だった。
マイアミのローンデポ・パークで観戦したドジャースファンは、ドジャースのファンであって、大谷ファンばかりではないはずである。つまり、正確には大谷人気を測れないのである。
[コメが不足する] '24.9.28
8月のことだが、コメ不足がニュースになっていた。
実際にスーパーマーケットにはコメが無かったようである。入荷されてもすぐに売れてしまったのだろう。
吉村知事は政府備蓄米を放出するように求めていた。
テレビ局は子供を持つ女性にインタビューしていた。子供を持つ女性は、9月になって子供を幼稚園に通わせるのに、コメが無いと弁当がつくれなくなる、と訴えていた。
ぼくはテレビ局が取り上げるコメ不足に関する報道を見ていて、何か違和感を感じたのだった。
日本のコメ不足をニュースにしているが、… そんなことよりも、地球に目を向けるべきだとぼくは思ったのである。
地球全体で気象異変が起こってしまったら、… 地球上の穀物の生産が激減してしまったら、…
筆頭は「麦」だろう。もし、地球全体で気象異変が起こり麦の生産が激減してしまったら、各国は、わずかになってしまった麦を輸出するはずがない。穀物の保護主義を正当性を持って実行するだろう。
そんなとき、日本はどうすればよいのだろか? … やはり備蓄米が必要になってくると思うのである。
国力の小さい貧しい国では飢餓が起こりはじめるだろう。そんな状態になると、日本人は「ああ、家畜に回す古いコメが余っていてよかった。私たち人間が食べられる」こんな会話をすることになる。
最悪、もし地球が宇宙から見て火星の色みたいになってしまったら、食料は尽きて、国力の小さい貧しい国では、カニバリズムなどという用語が使われ始めるかも知れない。… それは避けなければならない。
上記のような危機に備えるために備蓄米はあるのだと思う。
「9月になって子供を幼稚園に通わせるのに、コメが無いと弁当がつくれなくなる」このような不満を取り上げる吉村知事やテレビ局は何を考えているのだろうか? ただの大衆迎合のような気がするのである。