sumi-Cノート <excerpt> 宝飯? 宝飯って何だろう? 宝の飯(たからのめし)。… うまいものに違いない! … 続き

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(9) 今週の出来事 2006年 5月~ 8月

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[ほおずき] '05.8.27
[20気圧防水] '05.8.20
[立ち食いそば] '05.8.12
[デジカメの反省] '05.7.30
[うちなーんちゅ] '05.7.22
[シュノーケリング] '05.7.16
[宝飯] '05.7.9
[歯磨き粉2] '05.6.30
[握手] '05.6.25
[シートベルト] '05.6.18
[軽トラ] '05.6.11
[最後の質問] '05.5.31
[管理機] '05.5.21
[歯磨き粉] '05.5.14

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[ほおずき] '05.8.27

8月の13日から16日までお盆だったが、… 正確には盂蘭盆という。

お盆には祭壇、つまり盆棚を作って先祖を祭る。その盆棚の最上部に茅(チガヤ)をよった草縄をはり、そこにほおずきの実を複数個ぶら下げる。

さて君に質問です。ほおずきを漢字で書けますか?


ほおづきは漢字で、「鬼灯」、「鬼燈」と書く。

子供の頃から、盆棚の飾りつけはけっこう幻想的だと思っていたのだが、ほおずきもその必須アイテムになっていた。

それにしても、ほおずきを「鬼灯」、「鬼燈」と書くとは、きつい漢字にショックを受けてしまったのである。

ちなみに、ほおずきには別の漢字もある。



[20気圧防水] '05.8.20

腕時計の話しだ。

このあいだの沖縄旅行のとき、シュノーケリングをしたのだが、そのとき、Gショックを腕に着けたまま泳いだ。

Gショックは20気圧防水だった。ぼくの知識では水深10mで1気圧上がる。だから水圧で壊れることはない。安心して時計をしたまま素潜りを楽しんだのである。つまり20気圧だと200mまで潜れることになるから。

しかし、シュノーケリングを一緒にやった友達から、「20気圧防水では数メートルしか潜れないよ! 」という驚きのアドバイスをもらってしまった。


暇な時間が出来たので、腕時計の防水のことを調べてみたのだが、友達の言うことが本当だった。

防水が20気圧と謳(うた)ってあっても、生活防水の範疇(はんちゅう)だった。浅い水深のところでも、腕で水を掻いたりしただけで、腕時計に水圧が掛かってしまう。そういうことらしい。

Gショックの説明書にも20気圧防水はスキンダイビング(素潜り)まで可となっていた。
ともかく沖縄では偶然セーフな使い方をしたことになるが。

ちなみに、200mの水深で使えるのは、「潜水用防水」の処置がされているものだそうだ。

つまりダイバーウォッチだが、日常腕に装着していれば、ちょっとしたステイタスになるのかもしれない。ただし、電池交換はメーカーに出すようで厄介だそうである。お金も掛かる。



[立ち食いそば] '05.8.12

夕方、用事が済んで、ぼく一人西武池袋駅の構内にいた。

あまりにも腹が減ったので、立ち食いそばを食べることにした。

掻き揚げ付きの掛けうどんの食券を買った。

地元に帰ると、つづいて8時から会議があり、それに間に合わなくてはならない。
ぼくは猫舌なのだが、急いで注文したものを喰った。冷水で口の中を冷やしながら。

空腹のときの立ち食いそば(うどん)って、なんてうまいのだろうか!

ここでアクシデントが起きた。

麺を口の中に吸い込んだとき、麺が暴れたのである。麺に絡んでいた汁(つゆ)が飛び散ってしまった。
ぼくはたまたま白いTシャツを着ていた。「しまった」と思った。

ところが、ここからがすごいのだ。Tシャツに汁の色がついていないのである。

うどんの汁が、透明に近かったのだ。… 関東では濃い口醤油の色が一般的なはずだ。はじめて、この店の汁が関西風になっていることに気がついたのである。

そこで思ったのだ。もしかすると、

サラリーマンが白いワイシャツで食べたとき、汁がはねても目立たないように、汁の色に配慮がなされているかも知れいと。



[デジカメの反省] '05.7.30

三たび沖縄の話しだ。

今回の旅行にデジカメを持って行ったのだが、今思うと、肝腎なものを撮影していなかったことに気づく。

初日ホテルに着いたとき、少し休んだあと、ホテルの前にある浜辺に出て、散歩してみたのである。ひとりで。

ぼくの関心は、遠くの景色などよりも、砂浜の砂にあった。砂はどんな粒子で出来ているのだろうか? ということだ。
やはりはじめて見るものだった。江ノ島あたりの砂とはぜんぜん違う。珊瑚(サンゴ)が砕けたものだ。桜色や、表現は悪いが白い骨のような色で構成されていた。

帰りの日、那覇空港に行くまでに少し時間があったので、首里城に回ってきた。このときもぼくの関心は、権力を誇示するその建築物よりも、ただ「朱」の色に関心があった。

上に書いた、ぼくが記憶にとどめておきたかった肝腎なものを撮影していなかったのである。

このことは、普段からデジカメを持っていて、面白いと思ったときにはすでにシャッターを切っている。そんな感じになるまで訓練をしておかないとダメなのかもしれない。


'05.7.13 首里城城壁



[うちなーんちゅ] '05.7.22

再び沖縄旅行の話しだ。

夕方、ソーキそばの店で、子供達をホテルに帰したあと、前回登場したシュノーケリングを教えてくれた同級生と、本膳の前に泡盛を、泡盛の古酒(クースー)を賞味していた。

店にいた観光客に、「地元の方ですか?」と、なぜか地元の人間に間違えられてしまった。

ぼくなどは日焼けしているが、いかにもナチュラル日焼けだし、それに、ぼくの仲間の、泡盛の飲み方とくつろぎ方などは、旅行客には見えなかったのだろう。

ちなみに、沖縄の人のことを「うちなーんちゅ」と言うらしい。



[シュノーケリング] '05.7月16日

初めて沖縄に行って来た。名護市の海岸沿いのホテルに宿泊した。それからも一つ、初めてシュノーケルとフィンを持って行った。

一緒に行った同級生がスキューバダイビングをやれるので、教われたからよかったものの、今回ぼくは、シュノーケリングについて、何の予備知識も無く、ただ道具を用意しただけだった。思った通り、素もぐりといっても、細かい技術をたくさん覚えるようだったのだ。

最初同級生が、ホテルにあったプールで、丁寧に教えてくれたのだが、例えば水中メガネ。一度顔に当てて、メガネの中の空気を鼻で吸って、真空になるか確かめて、それからバンドを頭にかけた。

シュノーケルの使い方は難しかった。海中から浮上してきて、後頭部が海面に出たときには、シュノーケルの中の水をきれいに排出するのだが、それにはいきよいよく息を吐かなければならない。問題はそれからだ、波などで、吐き終わったあとに、筒先から海水が再び入ってきてしまうことがあるのだ。すでに肺の空気は全部出し切ってしまっているし、そのようなときは、どうしようもなかった。思わずパニックになってしまい、プワッ!とシュノーケルのマウスの部分を口から外すしかなかったのだ。

肝腎の魚や珊瑚だが、魚は小さいのしか見ることはできなかった。珊瑚は見られなかった。黒い岩の根を見ただけだ。3日目あたりにダイビングスポットに行きたかったが、波が出てきてしまったのだ。家に帰ったときには、台風5号が石垣島にあったので、その影響かもしれなかった。しかし今回は十分楽しめた。それに次回の目的が明確になったのだ。


'05.7.12 すみし、はじめて
沖縄(本島)を訪問する。
上の写真は、宿泊したホテルの、
隣の、高級リゾートホテルの
プライベートビーチから撮影したもの。



[宝飯] '05.7月9日

ぼくの住んでいる地域では、小中学校のグランドや体育館を住民に提供してくれる、学校開放という事業がある。

学校開放の運営のことで臨時に会議を開くことになった。ぼくはそのことを数人の人に連絡するようだった。そこで携帯を使ってメールを打ち始めたのである。


作業を始めたばかりのことだが、「学校開放」と打ったつもりが、間違って「がっこうかいほい」と打ってしまったのである。そしてそのまま変換してしまった。

学校会宝飯 …? 

「宝飯」という漢字に目が止まってしまって、ぼくは、すぐにはクリアを押すことができなかった。 宝飯? 宝飯って何だろう? 宝の飯(たからのめし)。… うまいものに違いない!

ぼくの携帯は「おつかれさまです」と打つと「御つかれさまです」になってしまって、「お疲れ様です」とは決して変換してくれない。
そのくらい使い勝手の悪い携帯にもかかわらず、宝飯という語句に迷わず変換したということは、ぼくが未(いま)だ知らない、しかしよぽど有名な食べ物に違いないと思ったのである。

会議の連絡のメールはそっちのけで、今度はパソコンに向かって、「宝飯」を検索してしまったのである。

「宝飯」に興味がある人は、解答はしないので、自分で調べてもらいたい。



[歯磨き粉2] '05.6月30日

おもしろい。少し前の書き込みで、歯磨き粉のチューブの話しをしたが、

少したってから、深夜のテレビCMで、まったく同じ、些細な出来事をモチーフにした作品が流れていたのである。

木村拓也が出演していた。眠かったので何のCMかはわからなかったが、同じ視点だったので、それに、ほぼ同じ時期だったので驚いてしまったのである。

ぼくは実際に経験したことだし、CMのアイディアを出した作家さんも、放映するずいぶん前からのアイディアだったろうし、… そういう偶然もあるのだな、と思ったのである。



[握手] '05.6月25日

同級生どうし連絡を取り合って、高校時代の恩師の墓参りをした。3回忌だった。

先生の眠る墓は、深々と緑に囲まれた丘陵地にある。あとで聞いたのだが、その霊園には尾崎豊の墓もあるらしい。

先生は、子供のときにやった予防注射によって、肝炎ウイルスに感染してしまったのである。それが寿命を縮めてしまった。

先生に最後に会ったのは、前々回のクラス会のときだった。

そのクラス会が閉会して宴会場を引き上げるときのこと、数人が先生と握手を始めたのだった。ぼくもその後ろにいたので、ついつられて先生に握手を求めてしまったのである。
 
すると先生が握手をしながらぼくに言ったのだ。
「やだなおまえと握手するのは」と。
「たしかにそうですね」
ぼくも同意した。

先生とぼくは、意味なく握手などしないタイプだったのである。 … 最後の別れでもあるまいし … と、二人して、手が触れる程度の、握力を使わない握手をしたのだった。先生もぼくも苦笑しながら別れることになったのだ。



[シートベルト] '05.6月18日

ゴルフコンペがあって、ぼくが車を出した。

ゴルフ場からの帰り道、関越自動車道の藤岡インターから東京方面、つまり上り斜線に乗ろうとしていたときのことである。

ふと気がつくと、ライトブルーの服を着た人たちが複数で立っていた。高速隊のシートベルトの取締りだった。

別に止められることはなかったのだが、助手席に座っていた後輩がぼくに抗議をしてきたのである。
「さっきぼくの方を見たでしょ」
「いや別に」
ぼくはそう答えたのだが、確かに後輩がシートベルトをしているかどうか気になって、確かめてしまったのだ。ちらりと。

後輩からしてみれば、そんなに信用が無いのか!ちゃんと常識はわきまえている。ということである。

う~む。一瞥(いちべつ)だけで信頼関係に支障が出てしまうとは。後席にすわっている2人は、そのやり取りが受けたようで、ゲラゲラ笑っていたが、

追記 ※もちろん高速道路だけでなく一般道でも、シートベルトの着用は全席義務になっている。



[最後の質問2]

前々回、「あなたは誰ですか?」という質問をした。ところが、質問した本人が、そのことをよく考えたことはなかった。

ぼくは、とりあえず、その質問には、自分の名前を言うことにしている。



[軽トラ] ’05.5月11日

ぼくのうちには仕事で使う軽トラックがある。略して軽トラだが、その軽トラが、最近元気が良くて困っているのだ。エンジンの話しではない。ウォッシャー液のことである。

先日のこと、仕事で軽トラに乗っていると、やけにフロントガラスが汚い。そこで、ウォッシャー液を掛けて、ワイパーでふき取って、きれいにしようと考えたのだ。

さっそくウォッシャー液のボタンを押した。ところが出ない。いや、出た! 出たには出たのだが勢いがよすぎて、フロンとガラスを飛び越えて、なんと、屋根にひっかかってしまったのだ。???

今度はボタンを軽く押すように意識して、もう一度トライしてみた。やはりフロントガラスには掛からない。屋根どころか、それを飛び越えて、荷台にまで飛んでいってしまった。???

しかたない、今度は逆療法である。ボタンを思いっきり強く押してみた。ノズルの目詰まりが取れるかも知れないからだ。

失敗だった。ぼくが乗っている軽トラの後ろを乗用車が走っていたのだが、良い天気だというのに、ワイパーを動かしていた。

追記。 後続車がワイパーを動かした話は、実は、ぼくの創作だ。ついイメージが膨らんでしまったのだ。



[最後の質問] '05.5月31日

君にシリーズで質問をしてきた。

最初の質問は、「あなたにとって、大切なものは何ですか?」だった。

次の質問は、「あなたにとって、愛とは何ですか?」だった。

そして、その次の質問は、「あなたにとって、生きるとはどういうことですか?」だった。

さて、これが最後の質問です。「あなたは誰ですか?」



[管理機] '05.5月21日

農業の話しをするのは初めてかもしれない。

播種(はしゅ)作業、つまり種まきのことだが、現在では、播種ユニットつきの管理機(耕運機)があるので、自動でタネを蒔(ま)くことができる。

先日、畑で、野菜の播種作業をやったときのことである。それはあまりにも暑い日だった。

喉(のど)が渇いたし、ちょうど3時になったので、休憩をとり冷たいものを飲むことにしたのである。缶入りのジュースを一気に飲み干した。うまかったのだ。

休憩が終わってから、再び作業を開始したのだが、どうも管理機の調子が良くない。急に悪くなったのだ。ついにエンスト寸前にまでいってしまった。

エンジンを止めて調べてみたのである。… 原因はすぐに分かった。なんのことはない、ガス欠だった。

そのとき思ったのだ。ぼくはなんと薄情な人間なのだろうかと。人間だけが喉を潤して、機械の喉の乾きにはまったく気がつかなかったのである。



[歯磨き粉] '05.5月14日

ある朝のこと。

ぼくは、寝ぼけまなこの状態で、歯を磨こうと洗面所の鏡の前に立った。

歯ブラシに歯磨き粉を付けようとしたときのことだ。パスッという音がしたかと思うと、手に持っているチューブから歯磨き粉が飛んだのである。

目標の歯ブラシを掠(かす)めて、どのような放物線を描いたかは見えなかったが、鏡の下の方に着弾したのだった。ぼくは一瞬固まった。

チューブの内容物が残り少なくなって、その代わりに空気が入ってしまったためだ。

企業は、商品の使い勝手の良さを追求するのが使命なはずだが、まだ歯磨き粉(ペースト状の)のチューブに関しては、問題を残したままのようである。



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