ラパラのニューバルサクランク!

〜 発売当初から、クランク愛好家の注目モデルに!! 〜



Dives-to ダイブ(ス) トゥ
DT-207cm 2-3/4"25g 7/8oz DT-167cm 2-3/4"22g 3/4oz
DT-147cm 2-3/4"22g 3/4oz DT-106cm 2-1/2"17g 5/8oz
DT-65cm 2"12g 3/8oz DT-45cm 2"9g 5/16oz
COLOR   BB , BBH , BRU , BG , BGL , BGSD('21) , BOS , BSD , CTB , DCW , DEL , FT , GFR('04) , GTR , HM , HSD , LBL , MGRA , MULE , P , PNGN , PRT , RCW , RTA , S , SD , SMSH 【いくつかは廃版】

《Ike's Custom Ink DT (Dives-To) Series マイケル・アイコネリー カスタムカラー
   BRU , CRSD(Caribbean Shad) , DMN(Demon) , DSSD(Disco Shad) , MGRA('21) , MULE(Mule) , OLSL(Old School) , PNGN(Penguin) , RTA('21) , ('21)
  【オリジナルと重なっているものもあるが詳細は不明】

Dives-to Sure Set【廃版】 ダイブ(ス) トゥ シュアセット【廃版】
DTMSS-207cm 2-3/4"25g 7/8oz DTSS-167cm 2-3/4"22g 3/4oz
DTSS-147cm 2-3/4"22g 3/4oz DTSS-106cm 2-1/2"17g 5/8oz
DTSS-65cm 2"12g DTSS-45cm 2"9g
COLOR   B('08) , BOS('06) , CPS('06) , CW('06) , G('06) , GFC('08) , GFR('08) , PGS('06) , YP('08)

2002年冬に登場した、アメリカのバスプロ デビッド・フリッツ氏の協力により誕生したラパラの新しいクランクベイトです。
ラトリンファットラップとリストラップが消えてしまい、クランク大好きな私としては非常に悲しい思いをしていましたが、今度はラトリンバルサクランクとは、全く最近の新製品には驚かされっぱなしです。
とにかく急潜行し、目的の泳層を広く探れるよう設計されているそうですが、それでもバルサ製ラパラ独特のスイミングアクションは損なっていないのだそうです。
(箱書きより)
まずは見た目のご紹介を・・・
ぱっと見、その形状とカラーリングからリストラップの改良型ではないか?という感じがしました。が、リストラップよりもよりボディの高さがあるし、DT−10にしろDT−16にしろ、とてもボディシルエットが大きいですね。
そのボディラインにも特徴があり、SHAD RAPなどに代表されるラパラ特有の「エラの後ろでくびれたデザイン」がとても強調されており、横から見るとスリムになっているボディ中央より後ろの部分が、上から見るとぷっくりふくれています
ディープクランク特有の大きなリップを持って持ち上げてみると、意外と重量があることを感じます。
DT−16とボディ部分の長さが同じRFR−7とを比べてみると、RFR−7が18gなのに対し、DT−16は22gもあります。
これがロングキャスト性能の秘密かな?
リップはとにかく横幅があって、その割に長さが短くてDT−16のリップはただの丸にすら感じられます。
ただし、最近のラパラ主流のラインアイ金具になっていて、リップにオメガ(Ω)型のワイヤが埋め込まれているだけでボディまで貫通していませんので、橋脚などにがんがんぶつけているとリップが簡単に折れてしまいそうです。>キャストの下手な私の場合(^^;)
また、このDTシリーズの売りでもあるラトルは、筒型のラトラーを横置きで配置しているのか、左右へ振ってみるとカタカタという、このサイズのラパラにしては割と高めの音がしますが、上下前後へ振ってもほとんど音がしません。
きっとボディが大きくウォブリングする用になっていて、それに併せてラトルがなるように設計されているのでしょう。
また、筒型であれば丸形に比べて体積も小さいでしょうから、バルサボディの浮力を少しでも損なわずにすむ工夫なのでしょうね。
なお、モデル名称の数字はボディサイズではなく「何フィート潜るか」で書かれています。数字×30cmなので DT4なら1.2m、DT16なら4.8mって感じですね。

2004年には小さいサイズのDT−6、DT−4('05?)も登場しましたが、こちらの二つはボディ長5cmのかわいいクランクになっています。
実際は5ミリほどの差がありますが、その差で重量は12g、9gと3gの差があり、リップも全く形状が違っていて潜行深度も50cmくらい差があります。
シャロー向きでなかなか都合がよいですね(^^)。

なお、2005年後期には2006年モデルとして前後フックにSureSetFookを採用したDTSSシリーズがオリジナルカラーで出ています。
こちらはフッキング性能が格段に向上しているだけでなく、ウィードを切ってリトリーブするのにも大変向いていて、なかなか良い感じです。
2008年10月には、ボディサイズはDTSS16と同じながら、同ウェイトでリップ形状等の違うDTSS14と、リップを大型化+金属ウェイトを埋め込んだDTMSS20が登場しました。

アメリカでは定番化しており、ラパラ契約プロの Michael "Ike" Iaconelli がカスタムした Ike's Custom Ink DT (Dives-To) Series が Bass Pro Shops 等で発売されています。

しかし、生産は徐々に縮小され日本ではDT4のみとなっていましたが、2017年1月DT14、DT16も一時復活、その後DT20以外はカタログ上復活しました。
(DTSSシリーズは消えた模様)

カラーチャート・・・?(^^;)
BB (DT10)BG (DT10)
HM (DT10)P (DT10)
PRT (DT10)SD (DT10)
CW (DTSS6)G (DTSS4)
YP (DT10)