今回のウオーキングは「創立3周年」を記念して、根岸森林公園を散策後、三渓園の「鶴翔閣」にて、
  「小野妙恭尼氏」による講演会並びに懇親会と成りました。

三渓園・・・港町横浜で出会う「本物の和」。
 ここは生糸貿易で富を築いた実業家の原 三渓の邸宅があったところ。
   彼ははるばる京都や鎌倉などから由緒ある建物を移築し、明治39年(1906)年から一般に公開
   した。本牧海岸に沿った山や谷などの美しい自然をそのまま活かした庭園は、18ヘクタール(約
   53000坪)という広大なもの。
 園内は外苑、内苑に別れ、重要文化財建造物を含む17棟の古建築物が四季折々の自然の景観
   の中にたくみに配置されています。
鶴翔閣・・・鶴の飛翔を思わせる優雅な集いの殿堂。
 原 三渓(富太郎)が家族との住まいとして自ら建てたもので、明治42年に竣工、その延床面積は
   約950u(約290坪)にもおよぶ広大な規摸を誇ります。
   横山大観など三渓と交流のあった多くの文化人らが出入りした場所として知られています。
 現在は「利用できる横浜市有形文化財」として、茶会など日本的文化活動の場はもとより、国内外
   の賓客接遇や会議、パーティーなどの会場にまで対応できます。

    
根岸森林公園・・・西洋競馬発祥の地
 1867年(慶応3)日本で始めて洋式
   競馬場が開催された根岸競馬場の
   跡地。
   1942年(昭和17年)のレースを最後
   に廃止され、米軍のゴルフ場となって
   いた。
 1977年(昭和52)公園としてオープン
   した。
   広大な起伏のある芝生の斜面内に
   は芝生広場や桜山あり、林など、散
   策やジョギングに最適。
   旧競馬場の施設は一等観客席が残
   っている。

ポニーセンター
 公園に隣接する根岸競馬記念公苑・馬の
   博物館・ポニーセンターのゲート。
   園内には当時活躍した馬の像が各所に置
   かれています。
 ポニーセンターでは、サラブレッド・日本在
   来馬・ポニーを初め、様々な品種の馬と直
   接触れ合うことで馬により親しんでいただ
   けるほかその飼養管理の様子をご覧いた
   だけます。
左右の像は幻乃馬
「トキノミノル」

馬の博物館
 馬と人との交流によって生まれた様々
   な文物を常設展示で自然史・歴史・
   民族・美術工芸・競馬等の幅広い分
   野にわたって紹介している。
 儀装馬車4号(坐馭式2頭曳)
   明治41年製作・・・これと同型式
   の馬車は宮内庁において主に信任
   状棒呈式の際の、外国大公使送迎
   用として現在も使用されている。