アナナス科チランジア属の植物を総称してエアープランツと呼んでいます。
  温帯から熱帯にかけて分布している高度に発達した《究極の着生植物》です。
  現在約400種が確認されており、まだまだ新しい仲間が発見されています。

      管理の方法     
1)飾り方&植え方
  コルクの樹皮や流木等に針金や木工用ボンドで根の中心をふさがないようにして付けます。   
  鉢に植える場合は、コルク粒、軽石などみずはけと通気性のよい素材で植える。
  基本的には土は不要ですので、飾り方は自由な発想でする。
2)置き場所
  明るく風通しの良いところが最適です。
  室内に飾るときは、出来れば週2〜3時間陽に当てる。           
  屋外では、真夏の直射日光は避けて、半日陰に置く。
  最低成長温度は5℃です。霜が下りる前に室内に取り込む。
3)水やり&肥料
  空気中の湿度が60%の風が流れていれば、水やりは必要なし。
  室内で60%以下なら、葉がぬれる程度に霧吹きを週に2〜3回夕
  方から夜にやる。
  (昼間に気孔をとじ夜開きます)
  屋外では梅雨の時期を除いて自然の夜露や雨水に任せて殆ど水
  やりは必要なし。
  春と秋の成長期に観葉植物用の液肥を与えています。
4)開花&繁殖
  種類によって異なりますが、2〜3年のサイクルで開花します。
  花が終わると子株が出てくるので、そのまま大株に育てる。親株は自然消滅する。

プラキカウルスM
生育地域 やや湿地
1998年7月花が咲き終わった状態で購入、暫くすると子株3株出てくる。
子株が出てきた状態。
比較的育てやすく紫色のきれいな花を咲かせる。
1999年8月ー1株に花が咲く
2001年9月ー2株  〃
2003年9月ー2株  〃
2006年子株2株となってしまった
 

プッチー
生育地域 やや湿地
1998年7月花が咲き終わった状態で購入、暫くすると子株が4株出て来た。
2003年8月子株に花が咲く。
葉の色がダークブラウン・グリーンの混ざった色で、奇妙な斑点があるのが特徴です。
2004年7月もう一つの子株に花が咲く。子株が9株にもなる。
花穂は幾つかに分かれ、その先に明るい紫色の筒状の花をつけます
2006年8月枯れてしまいました。

セルリアーナ
生育地域 乾燥地
1998年7月花が咲き終わった状態で購入、暫くすると子株3株
出て来た。
つぼみ状態
成長は遅い種類で子株から親株になるのに、時には2〜3年を要します。
2001年8月ー1株に花が咲く。
2004年7月ー1株に  〃
2005年8月ー1株に  〃
2006年8月ー子株2株となる。  

イオナンタイオナンタ
生育地域 乾燥地
2001年5月花が咲き終わった状態で購入、暫くすると子株が2株出て来た。
「イオナンタ」の由来はすみれ色の花という意味、花もきれいで、
イチ押しの人気品種。
子株2株も大分大きくなり、葉も
少し色ずいてきた。
花が咲くのが楽しみ!
2006年8月枯れてしまいました。

ユンケア
生育地域 やや乾燥地
1998年7月花が咲き終わった状態で購入、暫くすると子株3株
出て来た。
2001年8月花が咲き!
花はロイヤルパープルで開花時期に葉の色がきれいな紅色を帯びてきます。
2004年7月子株5株成長中!
「ユンケア」の意味は愉快な。。。
成長は遅く、25〜60cmに育つ。
親株に成るのに3年以上要する。
2006年8月枯れてしまいました。

アルベルテェアナ
 
生育地域 やや乾燥地
2001年5月コルクに付けられた状態で購入、5ミリ〜5センチ位の株が50株程!
2004年7月コルクより外す。
葉肉は厚く乾燥には強いが、乾かしすぎには注意。、
株は最大で8センチと小さい品種だが、大きな花をつけ、
「エアープランツの宝石」と呼ばれ
貴重種です。
花が咲くのが楽しみ!
2006年成長中!