hkk-1003  

大屋山おおや(1081m) 

群馬県 2010.01.15 単独  マイカー 地図 十国峠 三等三角点
蓼沼登山口(8.20)---清水道標(8.40)---大屋山(9.05-9.10)---明神宮---蓼沼(9.40)
大屋山々頂


昨日、黒滝山、富士浅間山の2座を登ったあと、藤岡市のビジネスホテルへ投宿。これまでだと真冬どんなに寒くてもマイカーをホテル代わりにして寝ていたが、この年になるとそんな無理もそろそろ卒業ということである。

下仁田からR45、93号と走り、大屋山への道標に導かれて右折、1.3キロ先のマルゲン酒店のある二又を左に進む。あとは大屋山登山口への道標にしたがって山仲の集落を過ぎ、日陰は圧雪凍結した坂道を注意しながら上がって行くと、右手上に一軒家の見えたところで、カープミラーに“大屋山登口”のプレートかかっていた。

路肩に駐車して出発する。天気は冬晴れの快晴、気温は低いが良い登山日和だ。一軒家へ上がっていく坂道から無人の軒先を通り、家の裏側から回りこむようにして登山道へ入る。
冬枯れたカヤトの中を、何とか識別できる踏みわけをたどって抜けた先は涸れ沢、その沢を登ってもいいし、沢の左岸の踏跡を行ってもすぐに山腹への道へ入っていく。要所には道標が完備されていて地図なしでも心配はない。

せっかくの快晴だが、薄くらい針葉樹の人工林は、陽の光も届かずい

霜柱

かにも寒々しい。踏んだ足元に霜柱がざくざくと音を立てて崩れる。小さな尾根に登りつくと『清水有ります』という道標が立っている。
さらに薄暗い人工林の中を登っていくとはっきりしとした尾根へ出た。尾根を右手に少したどるとようやく陰気な人工林を抜け出て明るい雑木樹林となる。心地よい開放感が広がる。足取りも軽く、気持ちよい尾根道を登っていくと、小さなコルを渡り山頂に達した。たった40分の軽い行程だった。
ネコの額ほどの小さな山頂には三等三角点、西には長野・群馬県境の山々が長々とその山影を連ねていた。

帰りも同じ道を下り、明神宮と蓼沼に立ち寄る。立ち寄ると行ってもわずか2分ほどの距離だった。未加工の木を組み合わせた鳥居、その先に明神宮の石祠、そして四阿の建つ蓼沼は水も涸れて薄く雪が積もっていた。

下山後、三ツ岩岳へと移動する。