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  天狗岩=てんぐ(1234m) 

群馬 2010.10.29 単独  マイカー 地図 十国峠 三角点 なし

登山口(10.20)---四阿分岐(10.50)---天狗岩(11.05-11.20ょ---四阿---登山口
12.00)
天狗岩頂上

ぐんま百名山  群馬県上野村

所用で群馬県へ出かけた。ついでに小さな山を一つ登ろうとネットで探してみた。ぐんま百名山というのがあり、その中に上野村の天狗岩というのが見つかった。ピクニック気分の山らしい。

高速下仁田ICを出て254号線から45線へ入り、磐戸橋を渡ってそのまま45線を進む。湯の沢トンネルを抜けたらすぐに左折。国民宿舎やまびこ荘を通り過ぎて山の中へ入っていくと、前方に岩山が見えてくる。天狗岩らしい。
天狗岩登山口表示のすぐ先に広い駐車場がある。立派なコース略図やトイレもある。

持ち物はカメラだけ、早速出発する。
杉林の中、小沢に沿って登っていく。露出した巨岩を目にして、この山が険阻な岩山であることが知れる。
鉄製の橋を2回渡り、小沢の左岸をたどると30分ほどで四阿風の小屋がある。休憩舎かもしれないが、荒れていて中に入りたいような小屋ではない。

天狗岩西方の岩峰
ここでコースは左右に分かれる。右手ニリンソウ群生地の方を選ぶ。沢から離れてカラマツ林の斜面を登っていくと、間もなく尾根上に立つ。左に進みやや急になってきた階段状の道を、紅葉の落ち葉を踏んでひと登りすると天狗岩の表示のある山頂だ。
足下に深く切れ落ちている様子から、ここが岩頭ということがわかるが、立った感じはそそり立つ岩のピークという実感はない。
周囲の紅葉に目を注ぎ、遠景の山々を眺める。浅間山、鼻曲山、浅間隠山、妙義、榛名、そして武尊山やさらに遠くに見えるのは巻機山などの越後山脈だろうか。

下山はニリンソウ群生コースではない方をと思い、ルートを探したが判然としない。天狗岩の山頂付近を行ったりきたりしてみたが、あるのはニリンソウコースの道標だけ、それらしい踏跡も確認できない。
結局同じ道を戻ることにした。四阿の建つ分岐まで下り、念のためもう一方のコースがどうなっているのか、しばらく登ってみた。しっかりした道だ。山頂へ続いていることはまちがいない。探し方が悪かったのだろう。岩窟のようなところまでいってみて、そこから分岐まで引き返した。

やまびこ荘で風呂に入るつもりだったが、金曜日は3時からということで入浴かなわず。