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長野市郊外
観音山(593m)・葛山
=かつら(812m)・頼朝山(644m) 

長野 2010.12.17 単独  マイカー 地図 若槻 観音山 四等三角点   
往生寺駐車場所(10.20)---観音山三角点(10.45)---葛山(11.25)---頼朝山(12.00)---観音山(12.30)---駐車場所(12.40)
 


























師走の好日、長野市郊外、善光寺背後にある里山を歩いてきた。

善光寺から往生寺地籍へ上っていく。七曲・戸隠方面への分岐に数台の駐車スペースがあるので、ここに車をとめる。
南西に向かって3、4分歩くと往生寺の看板が立っている。急な車道を上って突き当りが往生寺。
石段を上がると拝観料300円を納めるように書いてある。さらに急な石段を上ると社殿があり、眼下に長野市の市街地が俯瞰できる。

社殿の脇に“遊歩道”の表示がある。その細道を少し上ると小社、その先は道型が消えてしまう。構わず斜面を登っていくとすぐに四等三角点の観音山。三角点のすぐ先が小さなピークでベンチなどもある。
(社殿脇の遊歩道に入らず、社殿奥にある墓地の中を行くと、正しいルートがあり、観音山へ通じていることが帰りにわかった)

観音山からは明瞭なハイキングコースとなる。
頼朝山方面への分岐で地図にはない良い道が葛山へと延びている。杉、落葉樹、カラマツなどの緩やかで歩きいい道だ。最後に短い急登を二つ登りきると、頼朝山分岐標識の先が葛山山頂である。
葛山山頂、背後の山は飯縄山
越後上杉軍の重要な基地・山城であったというような縁起の書かれた看板が立っている。
純白の鹿島槍ケ岳などの頂稜のほか、斑尾山、飯縄山、志賀、そして遥か遠くには蓼科の山頂部が望見できた。

さて帰りはどのようなルートにするか・・・持参した地図が見つからない。途中で落としてしまったらしい。頼朝山へ立ち寄るにはどのくらいの時間がかかるか計れない。
山頂直下の頼朝山への分岐はそのまま通過、来た道を下っていく。

もう一度地図を探してみる。ポケットの奥にあった。登りの途中で最初に頼朝山への分岐標識のあったところまで下り、そこから頼朝山を往復することにした。地図にも載っている頼朝山直下からのルートを下ればあっと言う間だったろう。
分岐から15分ほどで頼朝山へ到着。由来書きによると別名「八幡山」ともいい、頼朝公寄進の山というようなことが書かれている。

分岐まで戻り観音山へと戻る。観音山からは西国三十三観音道と坂東三十三観音道の2本がある。何体もの観音像の並ぶ坂東道をとって下ると、往生寺はすぐだった。