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稲村山=いなむら(953m)
群馬県 2011.05.06 単独  マイカー 地図 南軽井沢 稲村山   三等三角点   
赤坂橋(8.50)---稲村山(9.30-9.35)---赤坂橋(10.05)
稲村山山頂
裏妙義の西方に稲村山という標高953メートルの低山がある。
下仁田の群馬百名山『御堂山』を登った帰り道、新しい山を一つ稼いでいこうと思って立ち寄ってみた。
アプローチがわかりにくい。
群馬県側から碓氷バイパスを軽井沢方面へ上がっていく。上信自動車道の高架下を過ぎて3キロ(?)ほど走り、右手の道へ右折する。バイパスの下をくぐるようにして狭い道を下って行くと集落があらわれ、Y字分岐となる。このY字を右折するのだが、鋭角過ぎて右折は不能、少し先まで走ってからUターンしてくることになる。
国地院地図の赤坂という地名をめざすと、古びた“赤坂橋”があり、その手前に車2台分の空き地がある。大木の幹に稲村山という看板がある。

ゲートで閉ざされた林道へ入って3分ほど進み左へ分岐した道をとる。白い道標らしいものがあるが字は消えていて何が書いてあるか不明。分岐から数メートル入ったところに稲村山の標識がある。
さらに数分、まぶしいような新緑の中を進むと再び分岐、ここも左を選択して登って行くと、。尾根上の平坦地に着く。右は高岩・八風平、右が稲村山の表示がある。
稲村山への急な登りにとりつく。踏ん張りの利きにくいようなざれたところもあるが道は明瞭、こんな山でも結構登る人があるのだと感心しながら上をめざす。
ヤシオツツジが春の山に彩を添えている。尾根が徐々に岩っぽくなってくると山頂の近いことがわかる。
40分で山頂着。庭木のような赤松の根元に三等三角点と石祠がある。展望を邪魔する樹木もなく、条件の良いピークだ。
位置的には谷急山をはじめ、裏妙義が一望できる立地ではあるが、もやがかかって遠望はない。谷急山など裏妙義の奥に、さらに目を凝らすと表妙義の鋸歯峰がかすかに望めた。