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高遠山=たかとお(1221m) 

長野県 2011.06.22 単独 マイカー 地図 信濃松代(長野) 三角点なし
コース 地蔵峠(5.05)−−−ニ又分岐(5.20)−−−折り返し(5.37)−−−笹斜面へ取りつく(5.40)−−−高遠山(6.20-6.25)−−−地蔵峠(7.15)
高遠山山頂

登山道なし、笹藪の山。

長野市松代と上田市(旧真田町)を結ぶ長野真田線(R35号)の最高地点である地蔵峠へ。

峠の長野市寄りにトイレ完備の立派な駐車場がある。ここに車をとめて出発する。

今は営業していない“地蔵峠食堂”の脇から林道へ入る。平坦に近い林道を西へ向かって15分ほど進むと二又分岐、左の林道をとる。

このあたりから高遠山への取付によさそうなところを探しながら進む。ネットで調べると目じるしの赤テープがあるらしい。

2、3台駐車可能な場所を通過、さらに先へと進む。今度は4、5台駐車できそうな大きめの広場がある。このあたりで山頂への登りに取りつかないと高遠山を通り過ぎてしまう感じだが、念のためにさらに先の様子を確かめるべく足を進める。

分岐から20分近く歩いたところで来過ぎていることを確信、戻りながら取付に良さそうなところを探す。結局目じるしらしいものは見つからず、前記の4、5台駐車可能な広場より少し地蔵峠に寄った地点(分岐から数百メートル)で笹の斜面へ取りついた。

灌木はほとんど無く、腰から胸丈ほどの笹漕ぎをしながら山頂と思われる方向へ登って行く。すぐに小さなピークに着く。地図を確認すると高遠山1221mピークの北北東の小ピークらしい。

小ピークから木の間越に見える南方の高みが目指す高遠山と見当をつける。

笹藪の中をいったんコルへと下る。そのコルには真田側からの林道が近接している。工事中の林道かもしれない。

コルで、南の方向をコンパスで確認した上、笹藪の急な斜面を歩き良さそうなところを拾って登っていく。獣道だろうか、何となく道らしい感じがあったりする。

笹の背丈が低くなり、密度も薄くなってきて山頂に近いことを実感。帰りに下山方向を誤らないために赤布を3つほどつけた。

南北に長い山頂は木立と笹、展望はほとんどなし。樹間から東方に見えているのは保基谷岳か大松山あたりだろうか。かろうじて“高遠山”と判読できるプレートが樹幹に結び付けられていた。

下山は登ったルートをなぞるように、ほぼ正確に林道まで降りることができた。登るときにはまったく気づかなかったが、何か所か黄色テープがつけられていた。

地蔵峠の駐車場から北方を眺めると、頚城三山や高妻山、戸隠連峰が望めたのは儲けものだった。

 
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