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『岐阜100山』の4座を登る
十ニケ岳 | 国見山 | 大雨見山 | 猪臥山 |
十ニケ岳(1327m) | |||||||||
岐阜県 | 2012.09.05 | 単独 | マイカー | * | 三角点なし | ||||
最初のゲート前(5.35)---2番目のゲート(5.50)---登山口(6.00---十ニケ岳(5.20-5.35)---最初のゲート前(7.05) | |||||||||
十ニケ岳は岐阜100山であるとともに、日本の山1000にも入っている。 道標にしたがって林道へ入る。オフロード車とはちがって、未舗装には弱いマイカー。それでもアクシデントもなく山中へと入って行く。ニ又に分かれるところで一方が進入禁止、登山口方面への左の道は進入可能のようだが、安全策を優先してここから歩くことにした。 つま先上がりの林道を30分近くでまたゲート、閉まってはいないが通行不可のようだ。さらに10分で登山口となる。 ブナなどの気持ちいい林の中を登って行くと木の鳥居が見えてきた。鳥居をくぐった先の階段を上り詰めると山頂。休憩舎や展望櫓がある。道標がこの先に北アルプス展望台のあることを示していたので足を延ばした。 展望案内板には穂高から、黒部五郎岳など3000m級の山々が示されているが、灌木が茂っていて展望はほとんどなし。 休憩舎のピークへ戻る。ここの展望盤には加賀白山や位山など西方の山が示されいたが、淡く霞んで、しかとは確認することができなかった。 |
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国見山(1318m) | |||||||||
岐阜県 | 2012.09.05 | 単独 | マイカー | *** | 三等三角点 | ||||
駒鼻峠(7.55)---国見山(8.20)---駒鼻峠(8.40) | |||||||||
十ニケ岳を下山して次の国見山へ向かう。中呂瀬で県道407号線から別れてロッセ高原方面へカーナビ頼りに北上していく。間もなく峠となる。ここが駒鼻峠、国見山まで高低差100数十メートル。 路肩の広がった草地に車を止めて出発。ところが峠から山頂へ向かう道がわからない。峠から山頂方向は一面笹の海のように見える。目を凝らすようにして窺がうと、『国見山』という道標が見える。数歩笹を踏分けて進むと紛れもない踏跡、やれやれ。 あとはブナなどの樹林の中を登って行くと30分弱で山頂だった。 シダ類の繁茂した中に国見山の標柱と三等三角点。北ルプス方面は薄く霞んで見分けがつかない。三角点だけ確認して、すぐに峠まで戻った。 次の予定は大雨見山。 |
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大雨見山(1336m) | |||||||||
岐阜県 | 2012.09.05 | 単独 | マイカー | *** | 一等三角点 | ||||
ゲート手前広場(10.20)---天文台(11.00)---大雨見山(11.30)---天文台(11.45)---ゲート(12.30) | |||||||||
十ニケ岳、国見山につづき本日3座目の大雨見山へ。 天文台への林道は専用道路、関係者以外は通行不可の表示がある。ゲートがないのでそのまま林道を上がって行く。するとゲート手前に関係者以外の車はここでUターンしてくださいという看板が立っている。ゲートは開いていたが、これ以無視して進むのはためらわれたのでゲート手前の広場に駐車する。 草刈りをしているおじさんに話しかけると、どうやら声をかければ進入できた感じだ。 40分余で京大天文台へ到着。天文台敷地の左側外縁を進むと、奥に「歩道入口」の標柱がある。一投足で山頂と思って明瞭な歩道へ足を踏み入れた。 明瞭な平坦道をしばら直進すると、踏跡が怪しくなってきた。足元の踏跡らしきものを探しながら笹などの藪を分けるが、ぷつんと途切れてしまう。そのうちに自分の位置、方向まで怪しくなってきた。見通しのない藪の中で迷ったら大変。とりあえず戻ることにしたが来た時の踏跡がなかなか見つからない。あっちこっち探してようやくはっきりした踏跡に出た。 諦めて天文台へ戻って行くと、西側へ分岐する薄い踏跡が目につく。これは地図とも合致する。勇躍その踏跡を追う。灌木に次々と赤いテープがつけられている。境界標石も短い間隔で続いている。 まだ時間がある。このあと本日4座目の猪臥山へと向かった。 |
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猪臥山(1519m) | |||||||||
岐阜県 | 2012.09.05 | 単独 | マイカー | *** | 二等三角点 | ||||
小鳥峠(13.50)---猪臥山(15.00)---小鳥峠(15.45) | |||||||||
大雨見山をあとに、本日4座目の猪臥山へと向かう。 国道41号線から市道90号線へ入り、さらに分岐した林道で小鳥峠を目ざす。林道の道幅は狭いが舗装されているので問題なく峠へ着く。 峠から猪臥林道が分岐しているが、このミニバンで果たして無事通行できるかどうか。悪路で途中Uターンも出来なかったら一大事。このような不安を抱くときは、以前のオフロード車『テラノ』、次の『ハイラックスサーフ』というタフな車が懐かしい。 少し思案したが、歩いてもそう長い道のりではなさそう、車を残して歩くこととした。 未舗装ではあるが、車体の腹を擦りそうなひどいところはない。それに上るにしたがって逆に路面状況がよくなってきた。残念、失敗した・・・。しかしこのくらいは歩かなくちゃ。 けっこう急勾配の上りを1時間余、山頂直下の駐車場到着。駐車場はよく整備されてかなりの広さがある。 駐車場から山頂までは一投足、『山の神』と彫られた石柱と神社があり、その目の前が猪臥山の山頂だった。 刈り払われた山頂には標柱と二等三角点標石、それと展望案内盤があって剣岳から黒部五郎・鷲羽・水晶、穂高・焼岳・霞沢岳など北アの連嶺、位山・川上岳・鷲ケ岳・大日ケ岳・白山・猿ガ馬場山・大笠山など日本300名山の山々の名前が並び、懐かしい名峰のオンパレード。 ただ、霞んでぼんやりとしか見えなかったのが残念だった。 猪臥山を後にして、明日予定の高屹山へと向かう。高屹山登山口への林道途中、車内泊をしたが、未明から降りだした雨は強くなる一方。あらためて出直すことにして帰宅を決定した。 |
十ニケ岳 | 国見山 | 大雨見山 | 猪臥山 |