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 淡路島の一等三角点    釜口山    竜宝寺山    諭鶴羽山  

釜口山(475m)  
兵庫県 2012.10.20 快晴 単独 マイカー *** 諭鶴羽山 一等三角点
コース 月の山観音から往復50分
淡路島には一等三角点が三つある。所用で四国へ行った折にその三つを登ってきた。



長野市からマイカーを駆って明石大橋を渡り淡路島へ入る。 東浦ICを出て東海岸沿いを南下する。巨大な観音像が見えてきたあたりで右折、集落から林道へと進むがちょっとわかりにくい。一カ所だけ『月ノ山観音』の小さな道標があった。

狭い林道を月ノ山観音へと上って行く。 月ノ山観音には広い駐車場があり、木立に覆われるようにして古びた社殿ひっそりと建っている。
妻を車に残して山頂へと向かう。国地院地図には釜口山の名前はなく、三角点と標高のみが載っている。三角点名は釜口山となっていて、その南にある妙見山の方が50メートルほど高く、そちらが主人格という感じだ。

駐車場からさらに延びている林道を、三角点ピークを見過ごさないように気をつけながら進む。右手の谷側は密生した竹林、左の山側は照葉樹の低木林。 やがて赤布が目につく。たぶん三角点への印と思われる。林道から道とも見えないような踏跡を拾って登ると、間もなく雑木の中の三角点に到達できた。展望は皆無、私製の山名プレートがある。

三角点を確認してさて下山。 うっかりして下山方向を記憶にとどめずに藪を分けて三角点へ進んでしまった。さて、どっちの方角へ下ればいいのか? 三角点のすく近くに天測点があるが、登ってくるときには気づかなかった。薄い踏跡も見えない。 あとは感に頼るだけ。どっちにしても林道からそれほど入ってはいない。 行ったり来たりすることもなく、簡単に林道へ出ることができた。赤布のあったところから数十メートルほど先に進んだあたりだった。

釜口山一等三角点

 
   

竜宝寺山(254m)


兵庫馬 2012.10.20 晴れ 単独 マイカー *** 竜宝寺山 一等三角点
コース 所要時間は20分程度
津名一宮ICを出て、あとはカーナビ任せで竜宝寺へと向かう。

寺院の駐車場へ車を止めと三角点へ。 造設して間がないような長い石段を昇って奥ノ院へ。中ほどでいったん終わった先に再び同じくらいの石段がつづく。

石段は合わせて300段以上はあったと思う。 奥ノ院の左手から藪の中へ進入。 トゲの木が多く、気をつけていても腕はひっかき傷だらけ。

うっかりすると見過ごしてしまいそうな藪の中に三角点があった。奥ノ院から数分もからなかった。 山名表示もなく、三角点標石があるだけだった。

ふとで風呂に入ると、脚の太ももにまで無数のひっかき傷ができていた。


竜宝寺山一等三角点
     
諭鶴羽山(608m)

兵庫馬 2012.10.25 晴れ 単独 マイカー *** 湯鶴羽山 一等三角点
コース 登り50分  下り35分
諭鶴羽山々頂 諭鶴羽山一等三角点

西淡三原ICを出て諭鶴羽ダムへ向かう。登山口へのアプローチはわかりやすい。ダムまでの道も立派な舗装道路。

諭鶴羽ダムに車を止めて、ダム堰堤上を対岸に渡ると登山口がある。

最初だけやや急な感じもするが、あとは勾配もほど良い感じで歩きいい。近畿自然歩道の標柱があり、整備も行き届いている。 石仏や小社、丁目石などもあって古道という感じだ。要所には道標もあって遊歩気分でも歩くことがでかる。

電波中継鉄塔を過ぎる一投足で諭鶴羽山の山頂、急ぎ足で約50分だった。

まず三角点を確認する。立派な山頂表示の標柱、石祠が二基、展望台もある。眼下には紀伊水道が広がり四国も望めた。 このままさらに進めば諭鶴羽神社があるよだ。

一等三角点に満足して引き返した。 帰りは半ばジョギングの感じで駆け下った。


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