hkk-12.14   

明巌山=めいげん・みょうげん・めいがん(1127m)

長野県 2012.12.03 単独 マイカー
コース 駒込集落の上---明巌山---駒込集落上
明巌山山頂

佐久地方西部、群馬県との県境近くにある里山。 

佐久から国道44号線(浅科下仁田線)東へ進む。人家が背途切れたあと、再び次の集落が見えてはきたところで左折、細い道を山側へと入っていく。民家の間を抜けた先で畑の脇に車を止める。 

左手に見えるのが明巌山へとつづく尾根らしい。
道標はおろか、登山道らしいものも見当たない。背丈の枯れススキを分け、笹竹を縫って少し進むと沢に出る。渡りよさそうなところを選んで対岸へ。あとは獣道らしい跡をたどって尾根へと登っていく。
ちょっとした岩場に突き当たるが、ここは左手の雑木のあるところから難なく通過する。 

ひと登りすると尾根上に立つ。指呼の距離の岩峰越しに蓼科、八ケ岳連峰が望める。あの岩峰が目指すピーク?いや違うような気がする。岩峰を背にするようにして尾根を東にとって進む。
尾根を外さないように辿っていく。境界杭が道しるべの代わりをしている。小さなピークに立つ。三角点は見当たらない。 

さらに少し先にもピークらしいものが見える。少し下って登り返す。両側の切れ落ちた狭い岩場を通過して登り着いたピークに三角点があった。

大きな松の木の根元には苔むし、時代を感じさせる石祠が一基ある。
山名標識はないが明巌山で間違いないだろう。樹木に囲まれているのと、雲が下りてきたのとで展望はない。これでひとまず里山を一つ消化、来た道を外さないようにして下山した。往復1時間20分の行程だった。

 
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