高天良山=たかてら(1015m)
岐阜県 | 2013.05.05 | 単独 | マイカー | 二等三角点 | |||||||||
コース | 火打峠(13.40)---林道終点--- 高天良山(14.50-15.00)---林道終点(15.30)---火打峠(16.00) |
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【岐阜百山】 本日3つ目の山。
下呂市国道41号線から、カーナビセットで火打峠までは迷うことなく到着。広い峠には、自然石に火打峠と彫られた碑が立っている。ここが高天良林道の始点、ゲートで封鎖されているが、高天良山へのアプローチとなる。入口には「高天良三角点神社跡約2800m1時間30分」という看板がある。 林道脇に『歩道入口』の表示が見える。林道をそのまま終点まで行く手もあるようだが、小さな沢の入口にある3つ目の歩道入口表示で山道へ入る。道と言うより藪の急斜面。ずり落ちそうな土を踏ん張り、灌木にブラ下がるようにして登ると、水平な登山道へ出た。あとは薄い踏跡を追っていくと、林道終点の広い空き地となる。奥に見えるのが 高天良山だろう。空き地へ降りることなくそのまま上を目がけて登って行く。灌木を縫うように、ほとんど藪漕ぎというありさま。杉の幹に塗られた白ペンキが目印。 藪を抜け出すと、あとは比較的歩きやすい明瞭な道型を追えるようになった。ときおり目につくシャクナゲの花が美しい。 勾配が急になる。息を切らせて一気に登りきると高天良山の山頂、小広く刈り払われてはいるが、特段の展望もなく素っ気ない山頂だった。二等三角点を確認、権現宮跡1000mという表示、それと木の幹に「高天良山」と手書きされた名刺大の札がぶら下がっている。岐阜百山と謳うにしてはやや冷たい扱いだ 山頂中央に居場所を間違えたように咲いた一株のごく小さな紫花は何という名前だろうか。それがやけに目に焼き付いた。 本日3座目の登頂を果たした満足感で、登って来たルートをそのまま火打峠まで忠実に下った。 下山後は道の駅加子母でマイカーをホテル代わりに一夜を過ごした。
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