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 八石山=はちこくさん(514m 

新潟県 2013.05.14 単独 マイカー 二等三角点
コース  沢コース登山口(13.40)---峰コース・沢コース分岐(13.55)---峰コースを登る---八石山(14.25-14.30)---沢コース巣を下る---(15.20)

早朝から角田山、弥彦山・多宝山、桝形山と登り、次はこの八石山(はちこく)

八石山山頂

291を小国町から柏﨑方面へ向かう。北条駅を過ぎて少し走ってから左折して踏切を渡る。すぐに左手に八石山への道標が目についた。道標に導かれて左折、横断幕が「ようこそ八石山へ」と歓迎してくれる。曲がり角の道標に「車庫に案内図があります」と書き添えている。車を止めて案内図をいただく。

しばらく進むと広い駐車場、ほぼ満車状態。ここに登山口があったが、まだ奥に駐車スペースがあるようだ。なおも車を進めると3台か4台分ほどの駐車スペースがあったが、止まっているのは1台のみ。この時間では下山して帰った後だろう。
ここから登山開始。10分ほど歩くと沢コースと峰コースに分かれる。とりあえず峰コースを登って行く。気温が上がって暑い。汗が流れる。道標、登山道の手入れ等文句ない。地元の方々のこの山に対する想い入れが伝わってくる。急坂にはロープが取り付けられて至れりつくせりだ。随所に休憩ベンチも設けられている。今回訪れるまでこの山の存在を知らなかったが、地元では人気の高い山なのだろう。登山道の踏み固められた様子からも、ハイカーの多さがうかがい知れる。 

山頂までの高低差は400mほどだろうか、50分余で山頂へ達した。10人ほどのおばさんたちが賑やかに憩っている。まずは2等三角点を確認。立派な山小屋もあって誰でも利用できるようだ。
残念ながら空は霞んで展望はない。わずかに刈羽黒姫山がぼんやりとした山影を見せているだけ。
展望案内板には刈羽黒姫山、妙高山、黒姫山,火打山、焼山、米山、鉾ケ岳の名前が並んでいる。いずれも登ったことのある懐かしい山々だ。
山頂に居合わせた人としばらく談笑。目の前に谷を挟んで対面するピークが、国地院地図では『八石山』と記されている518mのピークだ。本当はこのピークも登りたかった。三角点のあるこのピークより4メートル高い。早朝から歩いて脚の疲労も感じる。100mの高低差を下って登り、帰りもまた同様に100m下って100メール登り返すのはつらい。諦めて下山することにした。

下山は沢コースをとった。これが正解。たくさんの花々に出会うことができた。イカリソウ、シラネアオイ、イワカガミ、ホウチャクソウ、エンレイソウ、キクザキイチゲ、マムシグサのほか、オオバキスミレやニリンソウの群落。足を止めてはカメラに収め、見とれてつい時間を食ってしまった。 

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今日一日で角田山、弥彦山・多宝山、桝形山、八石山と低山ながら5つのピークを踏み、積算高低差は1500mほど、疲れだが充実した一日となった。

 
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