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 毛無山(1650m)・小毛無山=(1450mm 

長野県 2013.07.01 単独 マイカー 毛無山 二等三角点
コース 巣鷹湖(6.10)---車道(6.25)---ゴンドラやまびこ駅(6.40)---小毛無山(6.50-6.55)---毛無山(7.25-7.30)---ゴンドラやまびこ駅---巣鷹湖(8.25)

『毛無山』という山は全国で27座あるという(ウィキペディアより)。『毛無森』まで含めると31座となる。

標高が一番高い毛無山は本栖湖の南方にあり、1945.5m。22年前に登ったことがある。日本300名山の一座でもある。

 

小毛無山山頂の展望台

今回登った毛無山は野沢温泉村のスキー場となっていて、標高は二番目に高い1650m。登山コースはいくつかあるようだが、巣鷹湖から山頂を目指した。

バンガロー村の中を通り抜け、ほとんど勾配のない樹林帯を進むと舗装道へ出る。車道と並行する『お花畑コース』を行く。冬はスキーゲレンデになる斜面だ。

湖から30分ほどでゴンドラの終点“やまびこ駅“に着く。目の上に展望台が立っているのが見える。一投足で立派な展望台、標高1450mの小毛無山々頂でもある。あいにくの曇り空で展望はない。展望盤があるが読めない。

 

二等三角点のある毛無山へは、わずかに下ったあと、冬はゲレンデになる斜面を緩やかに登山道がつけられている。マイヅルソウが一面に咲いている、タニウツギの花もちらほら見える。ゲレンデとゲレンデの境界は立派なブナ林、昔は全山ブナで覆われていたのかもしれない。スキー場の開発で無残に伐採されていったのだろう。

 

毛無山山頂には石祠と三角点標石が並んでいる。堅固な建物は東電の施設、その屋上が展望台となっている。スキーで何回来たことがあるが、雪に覆われている風景とはまったく異なって記憶と重ならない。スキーシーズンはブナ以外の灌木などはすべて雪の下、雪原にブナだけがある風景が強く印象に残っている。


毛無山山頂の石祠と二等三角点

屋上へ上がってみたが曇りで展望はない。展望案内板を見ると名山がずらりと並んでいる。ちなみにそれをすべて書いてみると            


御嶽山 乗鞍岳 奥穂高岳 槍ケ岳 野口五郎岳 蓮華岳 爺ケ岳 鹿島槍ケ岳 斑尾山 戸隠山 唐松岳 黒姫山 高妻山 乙妻山 白馬岳 地蔵山 雪倉岳 朝日岳 赤倉山 妙高山 焼山 火打山 容雅山 不動山 大毛無山 栗立山 重倉山 仏ケ尾山 籠町南波山 青田南葉山 鍋倉山 谷川岳 苗場山 赤倉山 大岩山 鳥甲山 白砂山 笠法師山 烏帽子岳 岩菅山 駒ケ岳 中の岳 兎岳 丹後山 越後沢岳 割引岳 巻機山 米子頭山 柄沢山 朝日岳 雁ケ峰 日陰山

 赤字は登ったことのある山

 

何と52座の山名が並んでいた。このうち登頂したことのある山を数えると39座、登る山はまだ限りなくあるということだ。

山岳展望をこの目で確認できなかったのは残念だが、長居をする意味もないのでまっすぐゴンドラ駅へ下り、あとは同じコースを巣鷹湖へと戻った。

 
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