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奥丸山(2440m)
岐阜県 | 2013.08.27 | 単独 | マイカー | 三等三角点 |
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コース | 新穂高温泉駐車場(5.40)---わさび平(6.45)---登山口(7.05)---稜線分岐(8.50-9.00)---2355mピーク(9.35-9.40)---奥丸山(10.00-10.40)---稜線分岐(11.20-11.25)---登山口(12.40-12-50)---わさび平---新穂高温泉駐車場(14.00) | ||||||||||
目下、登山の目標は日本の山2000座登頂の達成。残りは84座。
初日は奥丸山、新穂高温泉駐車場に車を止めて出発。猛暑が一段落して肌寒いほど、残念ながら周囲の山々は霧の中、展望は望めそうもない。駐車場から山頂までの高低差は約14000m余、老化した脚にはちょっと不安もある。 わさび平から双六岳方面分岐までは、これまでに何回も歩いたなじみの車道(ただし一般車は入れない)。 登山口には「奥丸山入口稜線まで1960m」の道標がある。山で「m」の距離表示があっても、実際にはほとんど役に立たないし、目途にもならない。気合を入れなおして、ここから高低差約1000mの登りに取りつく。ブナやダケカンバの樹林が気持ちいい。やや急な登りをわずかで、次は電光型な折り返し、そして平坦な巻き道がしばらくつづく。整備されていて歩きやすい。 下丸沢を渡り、さらに小さい沢を二つほど渡るといよいよ本格的な登りが始まる。
一服して山頂へ向かう。しばらくはなだらかな稜線も、再び勾配がきつくなってきた。 いったん小さなコルへと下る。あたりはお花畑、ミヤマアキノキリンソウ、ニッコウキスゲ、オヤマリンドウ、タカネニガナ、クモマニガナ、イブキボウフウなどの花か見える。 コルからひと頑張りすると奥丸山山頂。駐車場から所要4時間20分だった。 さて展望は、しばらく西方の抜戸岳から弓折岳方面が見えていたが、間もなくガスに隠れてしまった。代わりに東方のガスが奇跡のように晴れてきた。西穂からジャンダルム。滝谷の険しい岩壁、北穂-大キレット-南岳、そして槍ケ岳の姿も現れた。
山頂を後にして往路を戻る。足場の悪い道は、下りも結構気を使わされて疲労を強めた。 **************************************** ●北アルプス2500m以上のピークは全部登りたいと思っていたが、いくつか残ってしまったまま、奥丸山は2500には少し足りないが、登るつもりでいた山だった。 ●ついでに、翌日は中崎山へ登る予定にしていた。現地へ行けば様子がわかるだろうと思い、奥丸山を下山後観光案内センターなどで登山口情報などを尋ねたが、廃道同然で登山は無理といわれてしまい、残念ながらあきらめて帰ることにした。 |