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野尻湖畔の山3座

長範山(767m) 神山(764m) 伊勢見山(756m)

長野 2013.09.21 単独 マイカー 長範山  三等三角点
神 山  二等三角点
伊勢見山 四等三角点
コース 長範山 往復1時間35分    ◆神山 往復30分   ◆伊勢見山 往復1時間
 

ネットで国土地理院の地図を開き、野尻湖を見る。湖周には知らなかった低山か3座ある。早朝ウォーキング代わりに登るには手ごろの里山。

早朝5時に自宅を出て野尻湖へ向かう。

 長範山767m)・・・三等三角点

長範山三等三角点

“ちょうはん“と読むらしい。

地図には登山道が記されているが、わからなかった。

マイカーを湖畔遊覧船乗り場の駐車場へとめて出発。地図を見ると野尻トンネル付近から登山道が記されている。ところがその道が皆目わからない。

北へ向かって、尾根伝いに北上していけば簡単だろう。濃い藪ではないが、やはり藪は歩きにくい。先日の道迷いを反省、赤布をつけていく。地図で読んだ感じより結構歩く。

樹林のなかは見通しがきかない。まっすぐ北へ向かっているつもりでも、ずれている可能性もある。もう山頂についても良いころと思ったとき、なだらかなピークに着いた。山頂にちがいないと三角点を探す。広い山頂で三角点を探すのは大変。樹間を透かして見るが、この先にはピークらしいものは見えない。

山頂に立ったことにして引き返す。登りのルートと少しずれて下山している感じがしたが、降り立ったところは野尻トンネル。ぴったりだった。

マイカーに戻り、地図を再確認。林道らしい道が長範山直下まで延びている。念のため林道から様子を見ることにする。

野尻トンネル北口を出た先、少し走ると右手に舗装された林道がある。この林道をしばらく進む。やがてカーナビに長範山が映ってきた。路肩に駐車。、カーナビで見た長範山方向目指して右手の藪斜面へ入る。どこが最高点か見極めが難しいのっぺりとした平坦部に藪が広がる。ここがいちばん高そう・・・感を働かせて探すと当たりだ。白杭が見える。その根元、汚れた石のようなものが見える。土を掘ってみると三角点標石。マイカーから10分くらいだっただろうか。最初に歩いたピークとは違っていた。それは一つ南寄りのピークだったらしい。

まずはこれで一座終了。


 

神山754m)・・・二等三角点

神山二等三角点

 車でも三角点の前まで行ける。

車でも三角点の前まで行ける。

野尻湖の北端から見ると真西に位置している。

車で三角点の真ん前まで行って、これで登ったというわけにはいかない。車は野尻湖畔『湖楽園キャンプ場』に停める。

水明台、松風台の道標の立つ急な舗装道を上って行く。広い車道と出会った先で左手の未舗装道へ入る、舗装道を行っても同じところへ出る。ログハウス別荘の点在するところを通り過ぎる。いちばん高そうな地点には白い大きな建物がある。

どこを探したら三角点があるのか見当がつかない。折よく居合わせた役所の職員らしい人に尋ねる。白い建物の敷地隅に、石垣で少し高く盛ったところにケータイ電話会社の中継アンテナがあり、その根元に二等三角点があった。まさかこんなところに・・・という感じだった。


 

伊勢見山756m)・・・四等三角点

伊勢見山山頂の石祠

野尻湖の真東、上信越自動車道のすぐそばの山。地形図には大久保集落からの登山道が記されているがわからなかった。畑仕事のお婆さんに聞いてみたがダメ。 

野尻湖南部の大久保集落(大久保池のところ)から南へ向かって少し走ると上信越自動車道がある。適当な空き地に駐車。高速道に沿って、北側の細い道を東方へ少し進み、歩き良さそうな斜面から山へ取りつく。

山頂までの高低差は数十メートル、道さえあれば散歩程度の山。尾根に向かって進もうとしたが尾根が広すぎてよくわからない。歩き良さそいなところを選んで、緩い斜面を登って行くと林道へ出た。この林道は大久保集落の方から来ている感じだ。

 

大久保集落から見たとき、アンテナ鉄塔らしいものが二つ見えていた。多分奥の方が伊勢見山山頂あたりと目星をつけてきた。林道を進むとKDDIのアンテナ塔、手前に見えたものだろう。さらに進むと草の道がある。それをたどり、もう一つのアンテナ塔(docomo)の付近から藪状の中を突き進むと平坦な山頂らしい広い空間。四等三角点があるばだが、藪や笹に覆われた広い範囲を探すのは大変だ。刈り払われたところに苔の生えた石祠が一基、多分ここが山頂だろう。三角点を確認できないまま山頂をあとにした。

 
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