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飯綱高原 大頭山(1094m)

長野 2013.09.29 単独 マイカー 四等三角点
コース 一の鳥居駐車場から往復1時間20(三角点探しの10分余を含む)

飯綱高原周辺の国地院地図を見ていて、まだ登っていない大頭山と笠山が目にとまった。大頭山の方は簡単に登れそうだ。早朝ウォーキングの代わりに登ることにする。

飯綱高原大座法師池を過ぎて戸隠方面へ向かう。長野CCを左に見て少し先が飯縄山一の鳥居登山口、その先で左に一本の林道らしい分かれがあるが、その次の左へ延びる細い舗装道が大頭山への最短コースになりそうだ。国地院地図には山頂への歩道は記されていない。

一の鳥居飯縄山登山口の駐車場に車をとめてスタート。
目途をつけておいた車道へ入る。どこから山頂を目指すか探りながら舗装道を進む。
地図から推測すると、この道からは大頭山が丘陵のように見えるはずだ。ところが落葉樹が繁って山頂方面が見通せない。よくよく見るとこんもりと盛り上がった姿が見えるような気もする。
地図上で、道が右へふくらむようにカーブした先で樹林の中へ踏み込むことにした。この山なら下山でルートを間違ったとしても、とんでもないところへ降りてしまう懸念はない。それでも月初の黒湯山での失敗に懲りて、赤布を何カ所かつけて行く。とにくか高い方へ登って行けば間違いなく山頂には着ける。
藪は薄くそれほど苦にならない。山頂の一角らしい広い平坦地へは、車道から20分もかからずに到達。広すぎて三角点を探すのが大変。下山の方角を見失わないようにして一番高そうなところから、右へ左へと探し始める。白杭でも立っていればと期待しながら探すが見つからない。地形図をよくよく見直すと、三角点は山頂の南側だ。一帯の雑木を分けて舐めるように探す。苔が生え、汚れた標石が見つかった。10分以上探したと思う。この山には山名表示板はないだろう、そう思ってボール紙に書いて持参。三角点の場所にピンでとめて写真だけ撮る。

下山は赤布を頼りに迷うことなく林道へ下り、駐車場へと戻った。駐車場には、好天にも恵まれて飯縄山登山者の車がたくさん止まっていた
日課にしている早朝ウォーキング程度のハイキング、汗もかかなかった。

   
 三角点  赤松や雑木が繁る山頂

 
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